重松清のレビュー一覧

  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    被災地で復興に向けて前を向いて活動している人達。

    一番心をつかまれたのは、津波で壊滅的な被害を受けた水族館。

    「動物たちの死体をきちんと片づけるのが仕事」と頑張り続けた飼育員の方の話でした。

    色々と考えさせられる作品でした。

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    2017年04月09日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    不登校になってしまった中学生光司がライターの田村と一緒に被災地を巡る、小説仕立てのドキュメンタリーといった趣。重松さんが実際に被災地に取材に行かれているだけあって、被災者の生の声が胸を打つ。津波によって風景が変わった町、風景は変わらないのに住めなくなった町、そこには同じ悲しみがあり、希望がある。その希望が絶望に変わることもあるだろうけど、希望がなくなってしまうと、きっと生きる気力まで奪われてしまうだろう。未だに再建の目途が立たない被災者の方に、どうか希望を捨てないでと、祈りにも似た気持ちになりました。

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    2017年04月03日
  • 赤ヘル1975

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    重松さんのお話大好きだけど、カープと興味無いしなぁ、、、と避けていた本。カープのお話というより、広島の原爆後のお話だった。読んでよかったな、と思った。
    いつも父親の仕事がうまくいかず、転校ばかりしているマナブと、広島で野球大好きで男気溢れるヤス、ヤスの友達で優しくこれまた野球大好きなユキオの友情がとってもよかった。ヤスは曲がったことが大嫌いな暑くてめんどうなやつなんだけど、とにかくユキオが大人でかわいいし、ユキオというクッション材のお陰でヤスとマナブもなんやかんやで仲良くなってるしいいトリオだなぁー。
    転校してもずっと仲良しでいたらいいのにな。

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    2017年03月20日
  • かっぽん屋

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    昭和時代の、若干イカ臭く、でも等身大の少年たちが躍動する青春物語集。


    「思春期あるある」と言おうか、なんと言おうか・・。

    昭和から平成へ変わったその日を、始業式後の6年生の教室で過ごした(はず)自分よりは少々年上である登場人物たち・・・そのどれもに、多かれ少なかれの共感が抱けた。

    ★3つ、7ポイント。
    2009年?2010年?頃。

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    2017年02月13日
  • ファミレス 上

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    「恋妻家宮本」の原作ということで読んでみたが、ほとんど違う話だねえ・・・ でも、逆にそう云うことなので、後半に興味が続く

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    2017年02月04日
  • ゼツメツ少年

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    「僕たちをゼツメツさせないでください」。悲痛なメッセージが小説家のセンセイに届いた。この言葉が意味することは何か。想像力の奇跡を問う長編小説。
    重松さんが一貫して私たちに訴える生きることの大切さ。いじめや差別の無意味さは誰も分かっているはずなのに、何故なくすことができないのだろうか。こんなことで命を失うのは、本当にやりきれない。

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    2017年02月02日
  • 口笛吹いて

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    人生の何かに「負け」た人達を描く短編集。

    読むほどに切なくなるおハナシたちなのだが、何故か読むのをやめたくない…。

    決して、いや、全く、、、、最後にナニか救いがあるわけでもなんでもないのに、でもなんとなくじんわりと、前向きになれる、そんな作品たち。

    「カタツムリ失踪」のお父さん、格好良いでしょ。

    「春になれば」は、テレビドラマにでもできそう。

    ★3つ、7ポイント。
    2017.01.30.図。

    ※重松清が好んで描く主人公たちが、いつのまにか同世代になっていた。間もなく追い抜いてしまうくらいに。。。

    自分じゃまだまだ若いつもりなのだけれど、世間一般から見たらやっぱり“中年”の域に入っ

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    2017年01月31日
  • 季節風 春

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    時期的にはまだ早いが、出会いと別れの季節「春」をテーマにした『季節風 春』は、四季シリーズの一冊。
    多様で多彩な小話集に、小説家のたくましい創造力そして想像力に、畏敬の念を改めて抱いてしまう。
    第一話『めぐりびな』で涙の誘惑に勝てず、最終話『ツバメ記念日』でもまたもその誘惑に負けてしまった(老化現象ー笑ー)。
    『さくら地蔵』に描かれているようなトラック運転手ばかりなら、交通事故もきっと減ることだろう。
    『島小僧』には、地方の疲弊化に思いを致し、『球春』『目には青葉』では、男のしち面倒くささに何とも言えない共感を感じた。

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    2017年01月25日
  • 峠うどん物語 上

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    重松清らしい作品。だけどまだグッと来ない。年を重ねたせいか、いかにも泣くシチュエーションだからか。後編に期待。

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    2017年01月05日
  • ブランケット・キャッツ

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    しっぽのないブランケット•キャットを読んで、そうそう、この感じが重松清だって思い出した。おじさんなのになんでこんなに学童期の男の子の気持ちが分かるんだろう。私は男性でないし、いじめも経験した事がないから想像でしかないけれど、すごくリアルに感じられる。
    2016.12.30

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    2016年12月31日
  • ゼツメツ少年

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    ネタバレ

    どう捉えたらいいか、難しい。
    ゼツメツしないために家出した少年たち。
    きっと何かを見つけて希望に向かって最後はそれぞれ帰って行くのか、、、と結末を予想していたのに。。。そう来たか。
    切ない気持ちで終わってしまった。

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    2016年12月17日
  • 赤ヘル1975

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    広島の人たちの気持ちも分かる。
    東京のまなぶの気持ちも分かる。
    この細やかな心の動きが書ける重松清はすごい。

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    2016年12月03日
  • 哀愁的東京

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    読み始めからとても惹かれた。
    暗めのトーンや誰が救われているかも分からないような
    でもそれが人生や人間ってもんだなと思えるし、リアリティがあった。
    しかしながら死が多すぎて、逆にそれでフィクションだなと
    引き戻されてしまった。本末転倒な残念さでトーンダウン。

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    2016年11月27日
  • 見張り塔から ずっと

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    発展の望みを絶たれた郊外のニュータウン内のいじめ

    幼い子供を亡くした夫婦の元に現れた同じ名前の少年

    夫にも義母にもないがしろにされる若妻

    3組の追い詰められていく夫婦のお話し
    どれも救いがなく、怖いくらいにリアル

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    2016年11月18日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

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    2010年に発刊された鶴見俊輔と重松清の対談の文庫化。鶴見俊輔氏は2015年に亡くなったため、遺言を読むような気持ちで読んだ。
    日本について、日本人について100年のスパンで論じる鶴見氏の意見は説得力がある。
    日本人の線が細くなっている。それは日本人の思考が細くなっていることを示している。
    庶民からたたき上げたエリートが少ないのは、我々が描くエリート像がそうなっていないからだ。

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    2016年11月14日
  • 季節風 冬

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    著者の『季節風』シリーズの一冊。冬を舞台に、過ぎ去った過去の思い出、あるいは現在の家族にまつわる出来事を、一筆書のように描写した12の物語。
    いずれも読後感の心地よい作品。
    「サンタ・エクスプレス」の最後、シールのサンタが笑った、の個所は、いかにもクリスマスファンタジー。
    「ネコはコタツで」は、親の介護が問題となる世代には身近な話。
    「ごまめ」は、娘を持つ父親には、”あるある”と思わず声が出る話。

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    2016年11月04日
  • ファミレス 上

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    ほのぼのとした内容で読みやすいです。人物もたくさん出てきますが、どの主人公にも感情移入しやすいのはとてもすばらしいですね。
    個人的には、料理のことには「うーん、こういうことはしたくないなぁ・・」という思いを抱きながら読んでいる部分もあるのですが(笑)これも「食」を描く小説なのでそういうこともあるでしょう!

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    2016年11月03日
  • 赤ヘル1975

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    マナブの父親は、ダメな人間だ。ダメなポイントがずれている。ダメな父親のせいで、マナブの世界が壊れるのが怖くてなかなか読み進めない。
    やっと読み終わった。
    マナブが、強く生きていってくれる事を願うばかりです。

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    2016年11月24日
  • 赤ヘル1975

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    あの頃の広島カープを知ることができたという点で貴重な読書、そんなことあったんだとなるエピソード多い。物語としてはなんてことなく面白いものではない。

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    2016年10月16日
  • 娘に語るお父さんの歴史

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    1963年生まれのカズアキが、「テレビ」・「核家族」・「中流意識」など、自らが生きてきた昭和の様子を平成生まれの娘に語る。
    懐かしい出来事も語られていて、それなりに面白いところもあったが、これを小説として読むのには厳しいかなと。重松さんの自叙伝?エッセイ?

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    2016年10月12日