重松清のレビュー一覧

  • その日のまえに

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    ここまで泣いた作品は初めてです。
    本当にこれ以上泣きたくなくて続き読むのが辛かったです。

    お話自体は人の命の尊さとか儚さというか、一人一人の人生最後を描く短編集なのです。
    本人目線だったり家族目線だったり、自分にも両親がいて子供がいて、小説と同じような状況になったこともあり、涙がぼろぼろこぼれました。

    死にたくないなぁと思ったり、後悔ないように生きたいと思ったり...。
    あったかい物語って言っちゃうとまた違う気もするんですが、読後感はほくほくした気持ちになれます。

    とても読みやすいですしおすすめです。

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    2025年12月27日
  • とんび

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    重松清さん著「とんび」
    おそらく著者の作品の中で一番有名な作品だと思う。NHK、TBSでもドラマ化、映画化もされており国民的人気小説の一つなのだろう。

    今回初めて触れたこの「とんび」。
    一人息子アキラの出生からの成長を軸に描かれていく人情物語。本当に良い作品だった。
    父親ヤスの不器用で照れ屋で繊細での感じがとても人間っぽくっていろんなエピソードが凄く胸に響く。

    ヤス… 父親として男としてとても格好よかった。
    不器用さが格好よい
    照れ具合が格好よい
    繊細さが格好よい

    中盤、アキラの就職先でヤスが内緒で読ませてもらったアキラの就活中に会社に提出した作文。「嘘と真実」
    この件は作中で想像できる

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    2025年12月24日
  • 青い鳥

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    私も村内先生に会いたかった。虐待を受けてるって認めたら子供がひとりぼっちになっちゃうから虐待されていないと嘘をつく。うわー、まさにその通り。寂しい子のそばに寄り添ってくれる先生。吃音がある先生が話すからこそ大事なことが生徒に入っていく。私本当に村内先生に会っていたらもっと生きやすかったかもしれない。

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    2025年12月21日
  • その日のまえに

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    命を区切られた人とその周りの人たちの日々を描いた七編からなる連作短編集。

    泣き疲れてしまった…。

    “あとがき”を読んで、もともとは独立したお話を集めた短編集になるはずだったものを 重松さんが恩師の急逝をうけて全面的につくり直したことを知った。
    どうしても、そうしたかった。と…

    「生きること」と「死ぬこと」、「のこされること」と「歩きだすこと」を
    まっすぐに描いてみたかった。
    そう書かれていた。


    「生きること」「死ぬこと」「のこされること」「歩きだすこと」……

    私はいい歳をしてすぐに泣くけれど、まだ何もわかってないのかもしれない。
    いつか わかる時がくるんだろうか…。

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    2025年12月20日
  • また次の春へ

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    東日本大震災に関わる人々に
    焦点を当てた七つの短編集。

    悲しみとの向き合い方は人それぞれ。
    その悲しみを
    表現すること・伝えることの難しさ。
    複雑な心情と向き合う登場人物達の
    息遣いを感じながら読み進めました。

    重松清さんの著書は、導入から
    登場人物に心が移るのが良きかな。

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    2025年12月19日
  • きみの友だち

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    ごめんねが言いたいのになかなか言えなかったり、違う事を言ってしまったり、共感しながら読んだ。
    胸が痛くなる場面もあった。
    思春期特有の友達関係の変化がリアルで、友達とはなんだろうと考えるきっかけにもなる。 
    小中学生におすすめしたい。
    10代の時に読みたかったけど、大人になった今でも似たような事はあるし、今読めて良かった。

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    2025年12月18日
  • 卒業

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    死と向き合った、親と子の物語。
    それぞれの気持ちに寄り添う、とても良い物語でした。
    「まゆみのマーチ」「追伸」が印象深かったな。

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    2025年12月18日
  • みんなのうた

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    私も故郷から離れ、夢を諦めきれずにいる。
    それが正しいかどうか分からないが、後悔しない選択をしたい
    わすれがたきふるさと

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    2025年12月14日
  • 青い鳥

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    重松清にはずれなし!やっぱりおもしろい。
    最初の話と最後の話は涙がでた。
    村内先生は、大切なことしかしゃべらない。自分の娘も無口な方なので、よく考えると大切なことしかしゃべらないかも。耳をしっかり傾けようと思った。

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    2025年12月14日
  • きみの友だち

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    志望校の過去問に出てきたから…という理由で読み始めたら、どっぷり沼に浸かってました。
    重松清さんの本が好きだなぁと思わされた話!

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    2025年12月03日
  • はるか、ブレーメン

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    久々の重松清さんの作品
    走馬灯の絵師たち?のお話。走馬灯とは死の直前に見るという自身の記憶。そもそも走馬灯とは影絵の細工が施された筒状の紙灯籠のこと。
    それを生前に内容を確認して作り直す事ができる人を走馬灯の絵師という、というのが本作品ての設定になっている。
    主人公のはるちゃん、その母親のふうちゃん 本当に親子かと思うくらい性格が違っているように感じた。はるちゃんもナンユウくんも優しくて良いなあと思った。
    同じ時間をともに過ごした家族でも、各個人によって思い出、なつかしく思うもの、そして記憶に残っているものは違う、確かにそう思う。でも、それはそれでイイ。個人の価値観なので。
    さて、自分の走馬灯

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    2025年12月02日
  • その日のまえに

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    死について考えました。私はまだ、近い親戚も友達も亡くしたことが無い。けれど、たまにぼんやりと、自分の死が、周りの死が怖くなる。そんなことを思うからこの本を読んでみた。正解だったんだと思う。

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    2025年12月01日
  • その日のまえに

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    プロローグ

    教室の廊下側の席に着くと、目線を窓側に向けた
    ガラス窓は半開きになっており、そこから
    爽やかな風が舞い込んでくる
    その風の出入口に彼女は座っている

    彼女の香りは僕まで届かない、なんとも近くて遠い
    そして、僕の想いも彼女には届かない

    彼女は、艶のある唇で鉛筆を挟みながら、
    いつも窓の外を眺めていた


    本章
    『その日のまえに』こういう本に出逢いたかった!
    感動の★5
    NSFMさんの本棚から
    あの冷静沈着にレビューを書かれるNSFMさんが
    生涯トップクラスの感動!
    屋外で読まないで!
    との文言で即断!!!

    6編の短編小説
    どれも共通しているのは、過去と現在そして死
    それぞれの家

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    2025年11月29日
  • ステップ

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    重松清の『ステップ』を読み、前に進み続けることの大切さを改めて感じた。主人公の健一は、突然妻を失い、幼い娘のみきを抱えてシングルファザーとして生きていく。彼が娘を抱っこしながらも、どうしても「仕事の延長」のように業務的になってしまう姿は、とてもリアルだった。生活のために働き続けなければならない一方で、みきが求めているのは、抱っこのぬくもりや、母親のような柔らかさだ。そのギャップを埋められないと理解しつつ、それでも必死に寄り添おうとする健一の姿には胸を打たれた。

     物語の中で、義理の父が健一に説教をする場面がある。「自分の娘が悲しんだことを他人事だと思うな。自分のことだと思え」という言葉は、読

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    2025年11月28日
  • めだか、太平洋を往け

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    自分の考える「正しい」ことが、他の人の「正しい」とは限らないということを感じた。
    他人に言われることを全部正解だと思わずに、自分の道を進んでいきたいと思えた。

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    2025年11月28日
  • ステップ

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    ホントにもう、重松清さんの本は電車で読んではいけないと思う。またしても涙と鼻水が止まらず…

    氏の講演会で隣に座った男子学生が、人気投票1位と予想していた作品だったので手に取った(その講演会での一位は本作ではなかったけど)。

    で、これを読みながら思った。

    人の内面、感情を描いた作品はたくさんある。
    その中でも、例えば三島由紀夫の金閣寺は、吃りの寺の跡取りというある意味特殊な主人公の屈折した感情の動きを、ここまで掘り下げるかというくらい深読みして、格調高い言葉を駆使して表現している、ある意味極北とも言える作品だと思う。ただ、「うん、こういう思い、わかるよ」と万人が感情移入できるモチーフ、表現

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    2025年11月26日
  • ひこばえ(下)

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    私もご先祖様のひこばえなんだと考えると、とてもとても遠いようで、でもなんだか誇らしくもなるなぁと思った。
    ただただ‘家族’というわけではない。深く深く、強い強いつなかりを持っていて、絶対に切り離せなくて、そして優しくてあったかいもの。
    不器用な人もいるし、余裕を持っている人もいて、何度も失敗をする人がいて、何事も優しく受け止めてくれる人がいる。

    迷惑と面倒は似ているようで全く違うんだと
    迷惑はかけてはならないけれど、面倒くらいはかけてもいいんじゃない。
    この言葉は大切にしようと思った。

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    2025年11月21日
  • かあちゃん

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    ずいぶん前に読んだ本だけど、まぁ泣ける泣ける…。

    自分が「かあちゃん」の立場なのもあるかもしれないけど、子どもたちが自分なりに、やってしまったことに対してきちんと向き合う姿がよかった。

    この作家さんはけっこうお年で、他作品では価値観が古くてちょっと…と思う時もあるけど、この本に関してはいじめという難しいテーマに鋭く切り込んだ傑作だと思う。

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    2025年11月20日
  • きみの友だち

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    ★一緒にいなくても寂しくないのが友達なんじゃないの。
    ★俯いてから空を見上げると自然と笑顔になれる。

    学校生活での恵美のまわりの友達について、俯瞰したところから書いた小説。一人一人にフォーカスした短編連続小説だった。
    1番好きな物語は堀田ちゃん。すごく共感できたから。戦争より平和が好きだからどこの味方にもつかない。八方美人のようにいっぱい友達がいる。でも本当の友達は?そんな悩みが重なった。友達がいない訳じゃないけどだれにでもいい顔をしてしまう。私は恵美みたいなさっぱりした考え方と由香ちゃんみたいなほんわかした雰囲気を持った人になりたい。

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    2025年11月18日
  • ステップ

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    いっぱい泣いた。

    残された人たちの日々。

    重松清さんの言葉が染み渡る。

    優しい言葉たち。

    久しぶりにこんなに泣いた。

    やっぱり重松清さんの言葉はいいんだよなあ。

    優しくて。でも現実的で。

    人を大切にしたいと、改めて思った。

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    2025年11月16日