重松清のレビュー一覧

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    コーヒーとカヌレ

    休日にこじんまりしたカフェでこの本を読んでいて、
    隣の席で5歳くらいの子供がカヌレを食べていて、そのお母さんがコーヒーを飲んでいる。

    隣の席の会話もうっすら聞こえながら本を読む

    隣の親子が店を出る時に、女性の店員に
    バイバイ といってとてもホッコリした



    好きな場面
    サンタグランパにて、ママが死んだことが悲しくてないた。証拠だってあるんだよ。
    クッソ泣いた

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    2026年02月15日
  • 青い鳥

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    たいせつなことだけを喋る国語教師の村内先生と、問題を抱えた中学生のお話。
    村内先生が、国語教師らしからぬ吃音の持ち主なのに、村内先生が国語教師なのは、なるべくしてなったんだなと、読み終える頃には、ジンとしていた。
    中学生あるあるな悩みや問題を抱える子、複雑な環境下の子、様々な考え方があって、様々な人がいて、様々なやり方で、みんな1人が嫌なんだよね。あの頃って、なぜだか世界が全部敵みたいに感じることがあって、そんなことを思ってるのは自分だけに感じてしまう。そんな時にそばにいてくれる大人の大切さ、大切な言葉をくれる存在の大切さ。
    重松清の描く少年少女たちは、重たい背景を抱えていることも多いけど、ど

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    2026年02月14日
  • 星のかけら

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    生きるって、なんか、すごい
    この一言が今の自分と重なって心に残っている。
    大学生活を送り、就職活動をする中で、私は「やりたいこと」や「自分の未来」「生きること」について考えるよう求められてきた。大学生活では、高校生の頃に比べて「これをやりなさい」と指示されることが少なくなり、その分、自由な時間が増えた。その時間を友達と遊んだり、スマホをいじったりして過ごしていても、どこか満たされないし、暇を感じることがあった。そんなとき、「自分は何をやりたいのだろう」と考えるようになった。

    就職活動では、さらにわかりやすく「やりたいことは何か」を問われる。これまで生きてきて、私は少しでも興味を持てないことは

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    2026年02月12日
  • きよしこ

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    昭和の時代を生きた小学生時代がフラッシュバックするような、ほっこり系短編集。

    言葉に出来ない心の痛みというか、まるで冷蔵庫に足の指をぶつけた時の、いやこれは違う。

    今の小学生が読んでも情操教育的に良いかもしれない(文章も難しく無い)

    なんだか定期的に開きたくなる短編ばかりでした。

    小学生の力では、どうにもならない環境下での切ない話。

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    2026年02月07日
  • とんび

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    ガチの名作!堂々の星5
    葛藤であったり、気持ちが揺れ動く描写が妙にリアルで、読み進めるたびに泣けてくる。

    不器用で熱意があって粗暴なんだけど、涙脆いヤスさん。昭和という時代のど真ん中にして、男手一つで周囲の支えもありながら、息子のアキラを育て上げていく大作。
     
     男手一つの大変さ。たくさんの葛藤と悩みを抱えて、先行する気持ちが昂る。その度に息子との間に壁が立ちはだかる。
     不器用すぎるヤスさん。心ではわかっているのに、素直になれず逆のことをつい口走ってしまう。そんなヤスさんの気持ちが痛いほど伝わってくる。だからこそ、どうしようもなく辛い…。

     親一人子一人、親の温もりを知らないヤスさんは

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    2026年02月05日
  • ステップ

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    重松さんの作品を初めて読んだ。
    ドラマで観た『とんび』のイメージが強かったけど、とっても読みやすくてびっくりした。もっと早く手に取ればよかった。
    使われている言葉も、話の内容も、かなり万人受けするものだと思う。読む人によって思いを寄せる人物が異なってくるはず。
    根っからの悪者は出てこないけど、言葉って人によって受け取り方が違う。相手の境遇次第では無意識に相手を傷つけてしまう。自分も気をつけなければいけないな。

    美紀の成長を節々に感じることができて、心に刺さる言葉も沢山あって、最後は泣きそうになった。
    誰にでもおすすめできるとても素敵な作品だった。
    健一を山田孝之が演じたと知ってしっくり来なか

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    2026年02月03日
  • 十字架

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    涙は出ないけど、心がギュッとなって考えさせられる話だった。
    いじめ、自殺について書かれている話だけど、主人公の気持ちも無くなったフジシュンの親御さんの気持ちもすごい理解できて、本当に苦しかった。

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    2026年02月03日
  • とんび

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    内容はもちろんですが、言葉の一節一節に胸を打たれる感覚でした。
    特に子を持つ親として読んでよかったと思います。

    子どもの悲しさを呑み込み、子どもの寂しさを呑み込む、海になれ。

    いつまでも忘れずにいたいです。

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    2026年01月31日
  • 十字架

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    かなりしんどい話
    気づくと泣いていた

    自分の子供のころを思い出して、
    自分のこどもの未来が不安になった
    なにがあっても幸せになってほしい

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    2026年01月25日
  • その日のまえに

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    誰にでもいつか訪れる「その日」。旅立つ者と遺される者、それぞれの心情が静かに、しかし確かに胸に突き刺さりました。

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    2026年01月24日
  • きみの友だち

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    友達とおすすめ本を交換して。
    この本を大好きな友達がおすすめしてくれたことも含めて胸が熱い。
    後半はもうずっとぽろぽろぽろぽろ...

    恵美ちゃんを中心とした短編連作。
    あーこんな子いたなとか、この子私かも...なんていうお話が見つかる。
    私が好きだったのは佐藤くんのお話かな。
    恵美ちゃんの言ってることはわかるような、わからないような。でも救われる気がする。
    「頑張れ、雲」うーん、いい。

    この本を読んで考えたのは、
    人間の面白みについて。
    恵美ちゃんの言うとおり、「みんな」の中にいると消えてしまう個性は、一対一で見つめたら皆んなそれぞれ。かなり面白いものだと年々感じる。
    (学生の時はそんなこ

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    2026年01月21日
  • 卒業

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    アパートの窓から見える一家団欒とした家庭を深掘りするみたいなそんな気持ちになった。

    『追伸』と『まゆみのマーチが』特に刺さった気がした。全員不器用すぎるってえ…全員の気持ちをなんとなくわかる読者としてはムズムズしてしまう。
    追伸、めっちゃムズムズした。子供のケンカのように、どっちも頑固でどちらも折れない。
    でも、折れない理由もそれぞれあるんだってこと、めっちゃムズムズする。
    感動作でした。

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    2026年01月20日
  • はるか、ブレーメン

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    タイトルのインパクトとジャケットの綺麗さに惹かれて購入しました!
    ブレーメンツアーズという旅行会社の走馬灯の絵師という奇想天外な職業について読み進めていく内に奥が深いなと感じて徐々に興味をそそられました。
    走馬灯について色々と考えさせられる内容で自分が生まれた時から今までの人生で起きた出来事を走馬灯の絵師に覗いて貰ったら色が付いているのはどんな思い出なのかなぁと想像しました。
    誰でも後悔している事はいくつかあると思いますがそれが人間らしさであり大切な事だなと思い、後悔すらしなかったら自分が間違った事をしてしまったという認識すらないというのは恐ろしい事だなと…
    主人公の遥香は幼い頃に母親に捨てら

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    2026年01月20日
  • きみの友だち

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    同僚に勧められて手に取った一冊。
    やさしい語り口と第三者視点の中で、登場人物たちの性格や苦悩が、無理なく、しかし確かに伝わってくる。

    この物語は、読む人の年代や、その人が「今どこに立っているか」によって、見え方や味わい方が変わる作品だと感じた。
    自分は、子どもとして学校で過ごした日々と、別の形で再び学校に戻ってきた立場の両方を重ねながら読むことができた。

    「一緒にいなくても寂しくないのが友だち」という言葉が、静かに胸に残る。
    派手さはないが、読み終えたあとに温かい涙がこぼれる、そんな一冊だった。
    きっとこれからも何度も読むだろう。

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    2026年01月18日
  • とんび

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    重松清のとんびを読んだ。
    映画やドラマを先に観ているので、内容は大体わかっていたのだが改めて読んでみた。
    やっぱり面白い。
    不器用で純粋な父親と素直に育った息子、あきら
    周りの人々もいい感じだ。
    息子が中学の頃周りの親からどうやったらあんなに素直に育つの?と言われたことがあった。
    私も反抗期らしいものも無かった。

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    2026年01月06日
  • くちぶえ番長

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    読みやすかった。
    マコトがとても大人。少しずつだけど、ツヨシも変わっていってるのが良かった。
    小学生におすすめしたい。

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    2026年01月05日
  • その日のまえに

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    新年一冊目も大好きな重松清作品から。

    と言うか、気づいたら読み終わってしまって、何て美しく人の心情を表現するのだろうか、、、と思わされる尊くて、愛しくて、切なくて、、、誰もが持ち得るであろう後悔や不安や諦め、人生の尊さと喜びと感謝、本当にこの一冊に様々な感情を抱かせてもらった作品でした。

    私は同年代の人が多く出てくるこの作品に感情移入も止まらず、カフェで読みながら涙が止まらなくなりました。

    こういう優しくて温かい気づきをくれる重松作品に改めて感謝!!そして今年もいっぱい彼の作品を読みたい。

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    2026年01月05日
  • ステップ

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    ネタバレ

    始めの方で主人公である「健一」が亡き妻、朋子以外が娘の母になることなどあり得ないくらいのことを思っていたわりに、わりとあっさり何人かの女性に気を持ちかけていて、しかも健一の脳内朋子が「いいんじゃない?」と肯定してる描写で健一に対してなんだかなぁ…と白けてしまった。
    しかし、「我が家とは笑顔をつくるだけの場所ではない。(略)その涙を、ただ見つめてもらうだけでなく、そっとすくい取ってほしいと思うのは____それも生きている者の身勝手さにすぎないのだろうか」
    という文で健一への見方が変わった。
    そりゃあ死別してすぐは自分1人で…!と決意するだろう
    1人で育てる中でたくさんの苦労もあっただろう。
    その

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    2026年01月04日
  • はるか、ブレーメン

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    昔ブレーメンに住んでいたためか、本屋でふと目にした重松清x本書タイトルで、思わず手に取ってしまった一冊。
    人に触れることで、その人の過去を見ることができるという特殊能力により、人間の内面、それを通じた家族愛、葛藤を丁寧に描写している。
    ストーリー全体として急転直下な動きは無いものの、この後どうなってしまうんだろうか、とページを捲る手が止まらなくなるほど入り込める作品。
    電車内などの公共の場で本書を読むことは推奨しない。涙が溢れるのを堪える必要がある。
    最近の動画ストリーミングサービスは、地上波でないことを良いことに、過激な表現、ともするとどれもが同じように見える作品が多い印象。そんな現状に辟易

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    2026年01月03日
  • その日のまえに

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    少しずつ読み進めたいから、短編で独立しているようで繋がっている形式がとても読みやすかった。
    いつか来る「その日」
    昨日まで続いていた日、明日まで続くはずだった毎日を断ち切る死。
    死を迎える側や見送る側の立場で描写されるその日を読んで死について改めて考えさせられる。
    ありきたりな感想になってしまうけれど、読んだあとは日々を大切に生きようと素直に思えた。

    重い題材だけど、決して悲しいだけではなく、読んだ後に暖かさを感じられる素敵な作品。読んでよかった。

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    2026年01月02日