重松清のレビュー一覧

  • きよしこ

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    こんなに心にしみるお話に出会えたのは久しぶりだ。
    何度でも読みたいと思える、数少ない大切な本。
    きよしと出会った人たち。
    一つ一つのお話が心に残る。
    切なくて暖かい。

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    2024年11月21日
  • ゼツメツ少年

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    小学生の時、読書感想文を書く際に読んだ本で、あの時全部読まずに感想書いた本。何故か、思い出して手に取ってみました。

    この物語を高く評価した人は、恐らく登場人物と同じ位の歳に同じ境遇、もしくは違う立場で後悔をしている人達なんじゃないかな…。だから、今そういう状況の渦中にいる子供たち、また学生時代を終えた大人たちには1度手に取って貰いたい本。

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    2024年11月22日
  • きよしこ

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    誰しもが、誰かに伝えたいことを抱えている。色々な理由で話せなかったりすることもある。「一人」のときもあるけど「独り」じゃない、「ひとりぼっち」じゃない。誰かがきっと、わかってくれる。そう思えた。

    少年が少年であった頃のお話たちは、どれも別れや悲しさを帯びている。しかし、それこそが少年を強くさせているのではないのだろうか。

    生きづらさや恥ずかしい思いなんていう簡単な意味付けを、僕はこの小説にはしない。自分の悩みや苦悩は、他の誰でもない自分のものであることを作者は絶対に知っているから。
    だから、作者は「そばにいる」ことだけを望む。一人で乗り越えようとする人たちを包み込み、温めるように。

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    2024年11月20日
  • 送り火

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    久しぶりの重松清に気分上々!今回は重松清の短編集!全部、家族や夫婦、親子などの人間関係がテーマとなっています。やっぱり、重松清は切ないのにどこかあたたかい。久しぶりに読むとそう実感した。定期的に重松清は読みたくなってしまいます!
     皆さんも重松清の短編集はおすすめです!

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    2024年11月04日
  • 赤ヘル1975

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    広島という地にも思い入れがあるし、カープファンでもある私。
    プロローグで語られる赤ヘル誕生当時のファン、とりわけ子どもたちの心情とはこんな感じだったのかと知る。
    広島のつらい歴史も語られ、カープが初優勝した年は、まだそういう空気感だったのか、と知る。
    タイトルでもある1975年の広島は、まだこんな雰囲気だったのかと知る。

    過日、広島の学校で行われている平和教育のテキストの内容が変わったことが全国ニュースになった。平和公園の資料館はリニューアルし、焼けただれた人を表した人形が展示されなくなったと聞く。
    物語の中で、庄三さんがちぎり絵に取り組むシーンに胸が締め付けられる。こういうことを、戦後生まれの私たちはどうやって後世に伝えていけばいいのだろうか。

    手に取るのにちょっと勇気が必要な本の厚みと、ただ戦争の辛い歴史を語るものでもなく、ただカープの初優勝の歴史を語るものでもない、ノンフィクションに近いフィクション。
    途中、随分長く積んでしまって再びページを開くのに時間がかかったけれど、最後まで読んで良かった。
    著者によるあとがきもまた沁みる。今のカープを、今の広島を、今の世界を、きっとどこかで生きているであろうマナブ、ヤス、ユキオたちは、どう思っているのだろう。

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    2024年10月22日
  • カカシの夏休み

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    ふるさと、小学校時代の幼馴染みはいいものですね。
    人生を重ねて変わるもの、人生を重ねても変わらないものがあるんですね。

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    2024年10月12日
  • 疾走(上)

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    シュウジの家族が壊れていく。少年シュウジの心の葛藤。そして、大人への成長。想い人ユリにふたたび出会うだろうか?

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    2024年10月08日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    芦田愛菜さんの推薦本からピックアップ。分かりやすいハッピーエンドではありませんが、どうにもならない事情の中で、葛藤しながらもまっすぐ生きている子供たちの姿、登場する人物の優しさに感動しました。自分も一人っ子を育てている立場なので、大人が思っている以上に子供は子供の立場で色々考えているのかな?と想像が膨らみます。

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    2024年10月05日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    不幸にも生を奪われた子供たち。星になって望むものは極楽浄土じゃなく希望。こいのぼりに乗ったり、銀河鉄道に乗ったり、希望は多種多様。それがすごく分かるから切なく泣けてくる。同時に「こんな希望はどうだろう?」って読みながら妄想できるのも本書の醍醐味かも。

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    2024年09月23日
  • 流星ワゴン

    QM

    購入済み

    どこにでもいそうな家族の描写が上手すぎると思う。妻の不倫、息子の暴力、リストラ等決して明るい感じでも仲良し家族でもないのに、主人公の死に際になって、不運すぎる事故で亡くなった親子の運転する不思議な車に乗せられ、やり直しはきかないけど自分の人生で分かれ目になったポイントを1つ1つ振り返っていき、最後はまたサイテーな現実に向き変えることができた。生きる希望を与えてくれる。

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    2024年09月18日
  • ゼツメツ少年

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    物語の面白さ、想像力、希望
    色々と思うことはあった、いじめの話は少し学生時代の苦い記憶思い出してしまったが、それだけではなくてなぜ物語を読みたくなるのか考えさせられた。ただ幸せな物語だけを読みたいわけではないと気付かされた。

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    2024年09月18日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    重松清さんの作品を読みました。取り壊しが決まった昭和の団地を舞台に、重松さんらしい、時空を超えて子どもから大人まで、登場人物が自分たちの人生を振り返る。困難に立ち向かう姿を通じて、読者にさまざまな気づきをくれる一冊です。職人気質なおじいちゃんと子どもたちの距離が近づいていく。そしてこちらも重松さんらしい、いじめられていた子が立ち向かう。お話の世界をつくる人、とのフレーズあたりに、特に、ぐっときました。単行本はガリ版で刷られたイラストも掲載されているようなので、本屋さんに行ったら見てみたいと思います。#たんぽぽ団地のひみつ

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    2024年09月08日
  • せんせい。

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    私は現在、小学校の先生になるために大学の教育学部で教職課程をとりつつ、ボランティアやアルバイトで小中高校生と関わっている。
    その中で感じるのは、
    「教師の仕事は勉強を教えることだけでは無い」
    ということだ。

    子供たちが生きていくために大切なことを悟らせる、子供たちと一緒に人間として成長していく。
    これができる教師に私はなりたい。

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    2024年09月07日
  • きよしこ

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    この本を開いてよかった...

    吃音の「少年」はいつも一人ぼっちだった。
    心の中ではみんなと同じように話しているのに、声に出すと吃ってしまう。
    本当に伝えたいことは、はっきりと少年にはある。


    全ての物語において、その終わり方が本当に良かった。やるせ無さ、切なさで押し潰されるときもあるけれど、少年からおとなになるまでの大切な経験だとも思う。

    余韻が残る作品でした!

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    2024年08月28日
  • ニッポンの単身赴任

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    筆者の小説も良いが、本書のようなルポにも適正を感じる。
    単身赴任のサラリーマン、ニッポンのお父さんの奮闘努力を取材した作品。

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    2024年08月26日
  • 赤ヘル1975

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    ネタバレ

    1975年の奇跡の優勝を軸に展開する中学1年生の友情(+かすかな恋?)の物語。
    重松さんこの小説を書いてくれてありがとう。
    控えめな熱狂的カープファン(広島生まれ)だが知らないことをたくさん知れた。またカープのことを知らない人たちにカープの素晴らしさを教えてくれた。

    以下は心に残った場面の箇条書き。
    181ページ
    七月二十六日という日付を戦争と結びつけたことは、一度もなかった。(福山の空襲を受けた日付)
    281ページ
    「この帽子、お母さんにあげるから。それで、カープの帽子、かぶって帰る」(マナブ@東京が母との別れ際に)
    369ページ
    「広島の山本」は、やっぱり「浩二」の前に「一義」なんよ (広島出身の山本一義選手の元祖男気エピソード)
    489ページ
    この三連戦あたりから、家族の遺影を掲げてスタンドで観戦するひとが、目に見えて増えてきたのだという。(優勝争いの終盤のヤクルト戦)
    559ページ
    いまのファンではない。もっとこの国が貧しかった頃、広島の街にまだまだ戦争や原爆の傷痕が残っていた頃、なけなしのお金で買った入場券を握りしめて球場に通っていたひとたちだ。(優勝を決める試合中、カープと広島の人々の辛苦を回想)
    563ページ
    それでええんよ。それはほんまにええことなんよ、と嚙みしめる。「ほいじゃが、忘れたらいけん。忘れてしもうたらいけんのよ」(カントクさんがカープ弱小時代を顧みて。戦争のことでもありそう)
    592ページ
    「別に好きになってくれんでもええけど……ずうっと忘れんといて」(真理子がマナブとのお別れで。広島のことだけでなく自分のことでもある?)
    623ページ
    「わしゃあ、待っとる!マナブ!わしゃあ、ずーっと、待っとるけえの!」(ヤス@カープ宮崎キャンプ)

    以下その他メモ:
    マナブの父 勝征が結構謎な存在だけど、実はこの人も戦争に関する被害者である設定があるような気がするけど、どうだろう。
    あとがきを読んで、ベルリン3部作も読んでみたくなった。

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    2024年08月23日
  • 星のかけら

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    やっぱりこの人の言葉が好きなんだな〜
    まっすぐで優しくて大切なことを紡いで本にしてくれてる

    この本の場合はファンタジー要素もあるんだけど
    本当にあったらいいな、と思うような素敵なお話だった

    もっともっと沢山、大切なことを紡いでいく人で
    これからもあってほしい

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    2024年08月16日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    重松清さんの作品はどの作品も大好きです!
    この作品はコロナ禍の生活や身近な人を思い出す作品で読んでいて涙が溢れてきました。

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    2024年08月13日
  • かあちゃん

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    喫茶でコーヒーを待つ間に読み始め 序盤から涙が溢れてすぐに本を閉じました
    家でゆっくり涙しながら読み終えました
    中学生の多感な年齢の子供は親を避けるし どう接したらいいのかわからなくなる
    子供は子供で友達関係で悩みも出てくる
    そんな感情が絡み合い解けていく
    そんな感じでした 
     

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    2024年08月10日
  • くちぶえ番長

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    重松清さんの子供の頃のお話大好きです。誰にでもよくあるようなエピソードが、私にもあった子供の頃の色んな思い出を蘇らせてくれます。
    そして最後に、こんな単純なことで私は何を、クヨクヨしてたんだろーってなります。

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    2024年08月02日