重松清のレビュー一覧

  • ポニーテール

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    2023/2/3

    ステップファミリーで家族になった、小4のフミと小6のマキ。
    フミのお父さんとマキのお母さん。

    最高。
    重松清さんの作品読みたいな、ていうときってこういう読んだら心がまっさらになるものを求めてる。わたしは。

    心の機微を描くのが本当に上手で、小学四年生の女の子が主人公でも、感情移入できる。
    少し情けないけれど優しいお父さんにも感情移入できる。


    あとがきを含め、わたしが今読みたい本だったな。

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    2023年02月03日
  • ステップ

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    ネタバレ

    すごく良かった。なんかもう、ずっと泣いてた。

    なあ朋子、パパの抱っこはホネホネしてて痛いんだってさ
    あんちたたちのママは、しんだらいなくなっちゃうの?
    朋子が僕に残してくれた中で最も大切なものは悲しみだったのかもしれない

    心揺さぶられる言葉やセリフがあちこちにあって、泣きすぎてひいひい言ってる私を、子供たちが不思議そうな顔で見ていた。

    原先生の言葉の端々に引っかかってしまうところや、お母さんは家にいますと言った美紀の言葉を嘘と言われた時の感情の動き方がすごくリアルで、同じ立場ならきっと私もこう思うだろう、そしてそれを口には出せないだろう、と思った。

    こういう話でありがちな、性描写や生理

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    2024年11月19日
  • ナイフ

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    中学生時代塾の先生に読めといわれて借りたけど当時面白さが分からなくてほとんど読まずに返してしまった。それから10年程経ち偶然古本屋で見つけ偶然題名を思えていて購入した。
    いじめって不思議なもので1人をターゲットにすることで他の人は団結しているように錯覚してしまう。ただのゲームだからいつ何が発端で自分がターゲットになりうるか分からない。大人になっても胸糞悪く共感してしまう不思議な一冊。

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    2023年01月25日
  • 疾走(下)

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    初めてこの本を読んだときの衝撃は忘れられない。”死にたい”の重みが違うと感じた。私にとってこの本は、辛い現実を生きていくための精神安定剤のような役割を果たしている。

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    2023年01月20日
  • めだか、太平洋を往け

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    長編小説でもあり、ストーリー自体が重たいものでもあったので読むのに結構な時間が経ってしまいました。が、読んでよかったと心から思っています。
    正しさもとっても大事だけど、幸せかどうかのほうがよっぽど大事、というフレーズが沁みました。
    他人に好かれていないことを自覚しながらもそれを貫こうとしてしまうテンコさんのキャラクターにすごく共感し、ヒデヨシの男らしさにはかっこよさを感じました。
    またいつか読み直したい作品です。

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    2023年01月15日
  • トワイライト

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    安定の重松さん。この方に40前後のおじさん?の郷愁描かせたら、右に出る人いないんじゃ?
    今回は小学生の時に埋めたタイムカプセルに同級生が集う。そこに残されていたものは。当時の担任の先生がいれていた宿題とは。
    一気読み必至です!

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    2022年12月23日
  • ナイフ

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    ヤダこれもうステキ大好き。

    な感じの、大人向けのこども話。まぁ現役のガキやら子どものいない大人やらには伝わるまいよ、この気持ち。要するに酸いも甘いも噛み分ける大人が子どもに対して持つ感傷やら苦痛やらやるせなさやら何やかんやと思う気持ちをすべてぶつけるような、要するにマスターベーションに他ならないのであって、そういうセンチメンタルに夢見がちなオッサンこそが読むべきではないか。オッサンのはそういうのが必要なわけですよ。分かってチョンマゲ。

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    2022年12月13日
  • 小学五年生

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    ネタバレ

    様々な小学5年生の微妙な心の揺れ動きを描いた17編を集めた短編集である。
    印象に残ったのは、「カンダさん」である。

    「少年」は、隣の家に住む「久美子ねえちゃん」と姉弟のように育った。表題にある「カンダさん」というのは、その「久美子ねえちゃん」と婚約したものの、双方の両親の反対で結婚に至らなかった男の名前である。
    「少年」にとって「カンダさん」は、「歳の離れたお兄さん」のような存在となり、一緒に雪合戦をし、プラモデルを作った。小学5年生だった少年にとって、「カンダさん」が手伝ってくれたプラモデルの出来は、「魔法か手品のようにきれい」であった。しかし、お姉さんとの結婚が破談となり、2年経ったとき

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    2022年12月03日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    東日本大震災があってから11年の歳月が過ぎた。ほとんど自分の記憶にはなくなっていた。この本に出会わなければ。
    最初と最後の写真が効果的で、私が知らなかった被災地復興の姿を知ることができた。復興に携わった、今も携わっている人の思いを忘れてはいけない。強く強く心に刻んだ。

    夢と希望の違いが語られる場面、深いなあと思った。

    夢  無意識のうちに持つもの

    希望 厳しい状況の中で、苦しみながらも持つもの

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    2022年11月20日
  • かあちゃん

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    ・色んなかあちゃんがいるなぁ。一人一人、人としてより『かあちゃん』として物語が構成されると、なんかグッとくるのは何なんだろう。『かあちゃん』は偉大って事?

    ・いじめがテーマの話が多いけど、こういうの教科書で取り上げれば良いのにっていつも思う。もう取り上げられているのかな??海外では、“いじめる側”が精神病院で診て貰えるって聞いて、もっともだと思った。この話だって、“いじめる側”に精神が参ってる事描写されてるもんね。しかしながら、いじめがテーマになると、『かあちゃん』がガクンッと弱くなる。気がする。

    ・一番グッときたのは『こたつ』かな。

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    2022年10月29日
  • 季節風 秋

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    やっぱりいいや、重松さん。
    40代だからこそ、響くのかな。どこか寂しさを感じる季節、悲哀を感じる季節。いや、眩い夏を乗り越えた成熟した季節だからこそ、今だからこそ、また原点回帰が求められるのかな?と思わせてくれた作品。でも、抜群の安定感でいつもどおりほっこりさせてもらえました。

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    2022年10月26日
  • 季節風 春

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    季節風シリーズを順番に読んでいます。
    私のお気に入りは「めぐりびな」です。
    子供の頃の感覚的な感情を理由をつけて説明しようとする妻に対して、夫が
    それは後出しジャンケンのようなものだから、
    わからないものはわからないままでいい、
    と励ますシーンが好きで、なるほどそうだなと励まされました。

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    2022年10月20日
  • 季節風 夏

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    季節風シリーズを順番に読んでいます。
    この中では、「魔法使いの絵の具」が好きです。
    自然の中での遊び方を大人になっても覚えているところが羨ましいというのと、
    状況や性格が違う相手に対して、蔑んでしまったり逆に劣等感を感じてしまう心理描写が刺さったというのが理由です。

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    2022年10月18日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    2022.10.16
    ノンフィクションと言われても納得いく
    このリアリティーさ。

    死にたいわけじゃないけど死んだっていい。

    世界ってなに、命ってなに、親子ってなに
    きっとだれもが考えたことのあること。
    それでも答えの出ないこと。
    答えが出ない不安をいつも紛らせている。

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    2024年10月16日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    ところどころにキヨシローが、RCサクセションが登場して、それがきっかけになって話がぐっと進んだり、止まったり、戻ったり。

    キヨシローが亡くなったのをきっかけに、アカネがショットガン.ホーンズのメンバー4人に会う。各々、解散してから今までのなんやかんや、現在のなんやかんや…
    そうだよね、いい事ばかりじゃ、いやいや上手いこといかない事の方が多かったよね。

    それでも各々の未来に向かって生きていく。

    じっくり読めたけど、ほんの一昼夜の話。こういう進みの遅い話もいいものだ。

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    2022年09月30日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    ずっと積読状態だった作品。
    少し考えさせられるというか、深く作品に浸りたい?という思いから、久々に重松さんの作品を手に取りました。

    同じ団地に住む小学6年生のノブとハム子、そして、小学4年生のオサムの家族の話。
    子どもの「どうにもならないことって、ある。けっこうたくさんある。」ということが、本当に良く描かれていて、切なくなるときがあった。
    読みながら「辛いよね~」と登場する子どもに共感したり同情したりすることが多かったけれど、10年、20年後、彼らが幸せに笑っていたら良いな~と、物語なのに思いました。

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    2022年09月26日
  • 送り火

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    短編小説集、どれも素晴らしい。気取った文章ではないのに、引きずり込まれてしまう。これが一流作家さんの力なんだろうなぁ。ほんのり怖くてあったかい物語、かぁ。

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    2022年09月20日
  • 定年ゴジラ

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    定年を迎え、第二の人生を歩み出す…なんて華々しいものではなくて、もっと現実的な定年後の生活の短編連作。
    家族のために、職場まで近いとは言い難い郊外にマイホームを構え一生懸命頑張ってきたお父さん4人。定年まで頑張ってきた達成感と仕事を離れた一抹の寂しさと、これからの不安と、各々の夫婦、家族の問題やら…日々色んな事があるけど、定年ゴジラは今日も頑張って生きている。
    定年は大きな節目だけど、そんな事で何かが全く変わってしまう訳じゃないですよ。と言われた気分になった。

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    2022年09月19日
  • カカシの夏休み

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    若者ではない、「大人」になった主人公の生き様、わかる、いろんな苦悩が。
    3編からなる短編が、いずれも面白かった。
    重松さん、すごい!

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    2022年09月14日
  • 季節風 秋

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    1年間かけて少しずつ『季節風』シリーズを読んでいます。
    私のお気に入りは「おばあちゃんのギンナン」です。
    「何か話さないと!」と思わずに、沈黙が心地よい関係、すごく良いなと思います。

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    2022年09月13日