かあちゃん

かあちゃん

990円 (税込)

4pt

同僚を巻き添えに、自らも交通事故で死んだ父の罪を背負い、生涯自分に、笑うことも、幸せになることも禁じたおふくろ。いじめの傍観者だった日々の焦りと苦しみを、うまく伝えられない僕。精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。著者が初めて描く「母と子」の物語。

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かあちゃん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に読んだ本だけど、まぁ泣ける泣ける…。

    自分が「かあちゃん」の立場なのもあるかもしれないけど、子どもたちが自分なりに、やってしまったことに対してきちんと向き合う姿がよかった。

    この作家さんはけっこうお年で、他作品では価値観が古くてちょっと…と思う時もあるけど、この本に関してはいじめとい

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    思春期のアンバランスな心情。立場が変わると受け止め方も変化して、見え方も変わること。人をゆるすということ。伝えることの重さ。・・・などいろいろ考えた。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    重松清の本気の長編に◎!
    加害者で繋いでいく短編形式で、感動的な長編を構築した名作!
    いじめや事故の加害者が、全て悪と切ってすてることなく、それぞれに背景があり、悩み苦しみもがく姿を描く。それぞれの章で毎回、涙腺が崩壊した。
    彼ら彼女らは、本心を見つめることができず、偽りの態度で、言葉で繕う。大人は

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    後悔している人や悩んでいる人が一歩前へ踏み出す勇気につながる物語だと感じた。誰か支えてくる人味方になってくれる人が一人でもいたならば違う結果になっていたのかもしれない。だから、味方になる支えになる大切さを学べた感動的な物語。

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    いじめの加害者被害者、傍観者、先生、彼らは母と、どう関わり、どのように償うのか。
    お母さん思い出した。こんな素敵な作品があるのか

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    ドラマを見てるみたいな小説だった。それぞれに言い分があってそれぞれにお母さんがいる。※いじめっ子のお母さんだけはあんまり頼れない感じ。

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    喫茶でコーヒーを待つ間に読み始め 序盤から涙が溢れてすぐに本を閉じました
    家でゆっくり涙しながら読み終えました
    中学生の多感な年齢の子供は親を避けるし どう接したらいいのかわからなくなる
    子供は子供で友達関係で悩みも出てくる
    そんな感情が絡み合い解けていく
    そんな感じでした 
     

    0
    2024年08月10日

    Posted by ブクログ

    かあちゃんを軸にした、赦すこと/赦されることの短編8作。そしてイジメをテーマにした作品でもある。説教臭くもなくご都合主義でもない、まっすぐ心に届く。こういう作品を教科書に載せてほしい。

    0
    2023年06月19日

    Posted by ブクログ

    最近重松清さんの本にハマっているのですが、この本にはいじめられている方も、いじめている方も最終的には苦しくなってしまうのだな、と思いました。親が失望してしまうのも、わかる気がします。でも、それでも優しくしてあげる事が大切なのではないかと思います。
    私が親になったら、子供に優しくしようと感じさせました

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    『精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。』(紹介文より)
    母親の立場で読んでいたり、子供の立場で読んでいたりしていた。
    自分自身の母親と重なってしまう部分もあって、泣かされました…。
    子どもたちの心理描写はさすがです。

    0
    2023年06月06日

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