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同僚を巻き添えに、自らも交通事故で死んだ父の罪を背負い、生涯自分に、笑うことも、幸せになることも禁じたおふくろ。いじめの傍観者だった日々の焦りと苦しみを、うまく伝えられない僕。精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。著者が初めて描く「母と子」の物語。
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Posted by ブクログ
喫茶でコーヒーを待つ間に読み始め 序盤から涙が溢れてすぐに本を閉じました 家でゆっくり涙しながら読み終えました 中学生の多感な年齢の子供は親を避けるし どう接したらいいのかわからなくなる 子供は子供で友達関係で悩みも出てくる そんな感情が絡み合い解けていく そんな感じでした
かあちゃんを軸にした、赦すこと/赦されることの短編8作。そしてイジメをテーマにした作品でもある。説教臭くもなくご都合主義でもない、まっすぐ心に届く。こういう作品を教科書に載せてほしい。
最近重松清さんの本にハマっているのですが、この本にはいじめられている方も、いじめている方も最終的には苦しくなってしまうのだな、と思いました。親が失望してしまうのも、わかる気がします。でも、それでも優しくしてあげる事が大切なのではないかと思います。 私が親になったら、子供に優しくしようと感じさせました...続きを読む。 重松清さんの本はいろいろな大切なことを教えてくれました。
『精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。』(紹介文より) 母親の立場で読んでいたり、子供の立場で読んでいたりしていた。 自分自身の母親と重なってしまう部分もあって、泣かされました…。 子どもたちの心理描写はさすがです。
作者の重松清さんのあとがき曰く「ゆるす/ゆるされる」という人間関係を描いた3部作の1つだそうです。 全8章で様々な母子関係が登場します。 全編でメインとなる「かあちゃん」が瀬戸内方面の方言だった為、どことなく懐かしく感情移入してしまいました。 「産まれてきた瞬間に一番そばにいてくれる人は、どんな...続きを読む人間の場合も母親なのだ… その深い記憶を忘れずにいるかぎり、ひとは、どんなに寂しい毎日を送っていてもひとりぼっちではないのかもしれない。」 長編小説ですが、人生の大半を償いに欠けた「かあちゃん」と、その生き方に影響を受けた人々の、時に逞しく、時に切なく、そして温かい人間模様が心に響きました。 本作を読みながら亡き母を偲び、何度も涙が出ました。次の里帰りの時に、私の知らない若かりし頃の母の話を、父に聞いてみようと思います。
・色んなかあちゃんがいるなぁ。一人一人、人としてより『かあちゃん』として物語が構成されると、なんかグッとくるのは何なんだろう。『かあちゃん』は偉大って事? ・いじめがテーマの話が多いけど、こういうの教科書で取り上げれば良いのにっていつも思う。もう取り上げられているのかな??海外では、“いじめる側”...続きを読むが精神病院で診て貰えるって聞いて、もっともだと思った。この話だって、“いじめる側”に精神が参ってる事描写されてるもんね。しかしながら、いじめがテーマになると、『かあちゃん』がガクンッと弱くなる。気がする。 ・一番グッときたのは『こたつ』かな。
母親にかさねてしまった。 強烈なインパクトのあ一冊。 1人目の、旦那の起こした事故の償いのため 楽しむことを一切やめていきた母親。 それは母子家庭で貧しいが故に、 節約生活をしながら育ててくれたうちの母に重なり涙が溢れた。 おかあさん、ありがとう。日常で忘れかけている感謝の気持ちを思い出させてくれる...続きを読む。
重松は心の葛藤を描く天才。 いじめ、お母さんとの関わり、人がつながっていくって物語が自分とシンクロして、入り込めた。 こんな綺麗な小説どうしたら作れるんだろうか。 すごすぎる。
様々な事情を抱えた家庭の「母と子」の物語。 私は、「お母さんって凄いんだな」ではなく、「子供って凄いな」って思った。 家庭、学校、友人関係、など子供はあらゆる場で様々なストレスを抱えながら生きていると思う。 大人は「何かあったら相談しなさい」と言うけれど、結局自分で解決しなきゃ前には進めないし何でも...続きを読む人任せにしていたら、根本は解決できない。 多分、子供って偉大なんだろうな。
母と子を描いた物語。 夫の起こした事故の罪を背負い続ける母、虐められ自殺を図った子の母と虐めた子の母。 母にも色々あり、母と子の関係もそれぞれだ。 私にも私の母との関係がある。 そんな関係を見直す、見つめ直すことのできる優しくなれる一冊。
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