重松清のレビュー一覧

  • 流星ワゴン

    匿名

    購入済み

    この本に出会えて良かった。
    例えば、ワゴンに乗る事は出来ない本当の日々の中で、今は、様々なあの日を思い起こす事ができる。後悔ばかりではないと笑える。失敗も愛せる。何より、一瞬先の未来のために、何を選択すべきかを(例え後悔しても)考える事が出来る。だからこの本は未来へ進む本なのだと思う。

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    2014年12月10日
  • 峠うどん物語 下

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    連作短編集だが時系列に話が進み、ひとつの長編ともいけるかもしれない。
    どの話もテーマは「死」である。自分の死ではなく、他人の死をどう感じ、どう考えるのかという内容だ。通りいっぺんの話ではなく、とても重くて深い内容だが、それでも読者を疲れさせないのが筆力だろうか。最終話のアメイジング・グレースは秀逸。

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    2014年11月29日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    いつも通りドラマは見ないので今回も活字版を貫いてますが・・・
    大介という人物が、父として中間管理職としてそして一人の男として経てきた人生の中で思う様々な心の動きが結構沁みてきます。
    周りのキャラも個性的で後半期待です。

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    2014年11月29日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    青田赤道と冨田・北口の南河内大学とは様子が違います。
     重松さんには「流星ワゴン」でやられて以来、ずっとやられっぱなしです。青田赤道と冨田・北口の南河内大学とは様子が違いますが、あすなろ大学の弱小応援団を率いる45才サラリーマンの苦節に涙を誘われずにはいられません。これ映像にしたらおもしろいだろうな〜と思って知り合いに話すとなんともう「剛力アヤメさん」でドラマになったそうではないですか。調べてみるとあまり評判が良くないようで…確かに、このストーリーについてこれるのはちょっと古い世代なのかもしれません。
     それにしてもエンドの応援風景、リーダーと学生たちの掛け合いの様子など、ワタシの大学生時代を

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    2015年03月18日
  • 峠うどん物語 下

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    温かいおうどんをかきこんで、よく噛んで、おだし啜って、ふーってため息つく感じ。

    そんな、素朴な素敵さのある本でした。

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    2014年11月21日
  • 峠うどん物語 下

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    主人公のよっちゃんとその両親と祖父母の家族がそれぞれいいキャラクターでほのぼのとした感じを醸し出しながらも祖父母のひと言二言が実に良く、そうそうと納得させられること多し。
    重松ファンとしては期待を裏切らない話に大満足。
    しかしまあいつもながらこういう人間模様を描いたら凄いと感心しきりです。

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    2014年11月17日
  • 峠うどん物語 上

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    市営斎場が前に建ってしまったうどん屋さん。お客さんの殆どは参列者……それも亡くなった人とは近くもなく遠くもない微妙な距離の。中学二年生の淑子ちゃんの感じることや祖父母の応対に共感を抱く。おしゃべりも沈黙もその時々の意味がある。

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    2014年11月03日
  • 見張り塔から ずっと

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    三編ともフィクションだが、何処かにありそうな話ばかり。つい自分だったらと置き換えて読んでしまった。
    確かに暗く重い三編だが、人の心理を突くいい話だった。

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    2014年09月10日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    後半、涙が止まりませんでした。
    藤巻団長のメッセージ、「誰かに応援され、誰かを応援できる」人生は素晴らしい。最初は「バカバカしいこと、無意味なことを一生懸命にやるって、なんか感動するなぁ」程度に思っていたけど、応援は、深いですね。究極の応援は「祈り」ですね。とても、尊いものだと感じました。
    応援団のありかたや、体質に批判的な意見があるのも事実で、そのあたりも作中にはしっかり組み込まれていて、単なる応援団賛美でないところも良かったです。

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    2014年08月16日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    テレビドラマを見て、原作を読みました。応援団あるある満載。
    愛すべき登場人物たちと、いつまでも一緒にいたくなる作品です。下巻が楽しみ。

    ドラマも原作のイメージ通りで素晴らしい出来映えだと思います!

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    2014年08月16日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    いやー、泣きましたね。読みながらぼろぼろ涙が出ました。読み終えた後の、爽やかさがとても心地良かった。

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    2014年08月13日
  • ブランケット・キャッツ

    購入済み

    切ないね

    人生は切ないね。
    登場人物達の人生がレンタル猫によって輪郭をはっきりさせられ
    それを読者も主人公達も見せられる。
    うん。俺もがんばらなきゃと切ない気分の中で感じました。

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    2014年07月31日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    男気満載でした。
    でも、女子だって負けていません!
    男も女も、応援したいし、して欲しい。
    そんな一途な想いが直球で届きました。

    笑って泣いて、重松節炸裂です!

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    2014年07月24日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    出身校の応援団が廃部になりそうで、奥の手を使った社長!
    部下を社会人枠で受験させ、応援団に入部させる。
    まあ、なんともワンマンです。
    それでも、頑張る課長・大介。

    待望の入部希望者も入りますが、これまた一癖も二癖もあるメンツ!
    どうなることでしょう……

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    2014年07月24日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    読後感が最高に気持ちいい。自分以外の誰かを応援するということは、自らの意識も高めることに繋がると思う。そして応援できる者は、違う誰かからも応援される。人の繋がりって本当に素晴らしい。それを教えてくれる物語だ。
    テレビドラマも原作のイメージを壊さずいい感じである。笑えて泣けて、勇気ももらって。ちょっと気になるのは、このレビューに山下正人さんがいること。本当にあの山下さんなんですか?

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    2014年07月24日
  • 季節風 秋

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    冬から始まった季節風シリーズの最後の一冊。
    秋はとっても地味。でも優しい。秋だなあ。

    「とりあえずビール」

    の台詞ひとつに色々考えます。

    最後まで良い短編集でした。
    毎年、季節毎に読もうっと。

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    2014年07月23日
  • あすなろ三三七拍子(下)

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    いろいろな問題があって、それぞれにすっきりした決着はつかないんだけれど、どれも未来を感じさせる。
    ラストもそんな終わり方で、描かれていない続きを想像するのが楽しいです。

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    2014年07月23日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    OB軍団の応援が熱い!

    原先生や沙耶の理屈は確かにその通りなんだけど、下らないと一蹴してすむ話でもないんですよね。

    そんな沙耶達や大介がどのように共存していくのかが楽しみ。

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    2014年07月20日
  • あすなろ三三七拍子(上)

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    リストラ候補の中年サラリーマンが、廃部寸前の大学応援団に出向!って設定が現実にはあり得ないんだけど、いちいち何故か泣けてくるオヤジ小説。
    「組織とは」とか「男とは」とか、会社内で言い出したら絶対若手には嫌われる。だからゆえに、重松小説は中年サラリーマンにはストレス解消の清涼剤のような作品だ。「学ランの襟が高いのは、うつむかないようにするためだ」って、スゴい名言だ。

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    2014年07月20日
  • カカシの夏休み

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    重松氏お得意の学校もの3編。学級崩壊、不登校、いじめなどにくわえ、個人的な問題であったり家庭的な問題をそれぞれ全く重ならずに使っているところが、この作家の実に器用なところである。そして全ての作で共通して、自分の力だけではどうにもならない、不可抗力の中で主人公も読者も押し流されていく辛さは見事としか言いようが無い。人生は辛い。辛いなりに楽しく生きていけるという、そういう割り切り方の出来る人には向いているが、そこまでの理解が及ばない場合、単純に理不尽なストーリーにしかならないであろう。そういった意味で大人向けである。
    なお、本作を紹介するにあたり、苦し紛れに「一般小説」というジャンルを作成したが、

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    2014年05月20日