重松清のレビュー一覧

  • カシオペアの丘で(上)

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    悪く言えばメロドラマです。クドクドと長いとも、お涙頂戴の物語とも、出来すぎの奇麗事とも言われるかもしれません。
    でも私は好きです。
    読み始めたときは、むしろ先に書いた欠点の方が目に付きました。なんだか上滑りします。しかも説教口調も有って、鼻に付く感じでした。しかし読み進めるうちに気にならなくなりました。
    最後の頃には、どうも重松さん自身が奇麗事を承知で、それでも書き込んで行ってるのではないかと思い始めました。何だか一生懸命な感じが伝わって来るのです。
    重松さん渾身の一作と言う気がします。

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    2016年07月31日
  • エイジ

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    自分と周りの人と、何が違うんだろう?って。
    まさに思春期って話です。
    色んな事が吹っ切れたようなラストがすごく好きです。

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    2010年06月04日
  • 見張り塔から ずっと

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    重松氏は、重いテーマを「どこにでもある大問題」として描くのが大変に上手い作家さんだと思います。
    だから、「うっぜー鬱小説」とか、「あるある日常小説」とか、そう思って自分から切り離すことができない。
    感じるのは、一般常識としての痛みでなく、自分の中に確実に存在する痛み。かつて経験したことのある痛み、もしくは予期不安のような痛み。
    彼は、かようにして、読み手に大きなストレスを与える、迷惑極まりない作家さんです。

    本作は特に、後味のあまりよろしくない作品が詰まっているので(「カラス」「扉を開けて」「陽だまりの猫」収録)、重松作品初挑戦のかたは、『ビタミンF』か、少なくとも『ナイフ』辺りから読み始め

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    2011年04月11日
  • うちのパパが言うことには

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    身近な話題からのエッセイ集。「みんなはじめて」から...思春期の男の子が「生まれてはじめて中学生やってるんだ!」 父親は「生まれてはじめて父親やってるんだ!」... そうだ!そうなんだ!って大きく頷いてしまった。なんとなく楽になった自分がいた。

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    2009年10月30日
  • 口笛吹いて

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    この人は、おじさんを書かせたら日本一なんじゃないかと思う。


    んで、少年少女を書かせたら、ほんわかするおじさんと子供の交流を書かせたら、もしかして世界一かも。



    おとうさんに、いつかおとうさんになる人に、そうしておとうさんの娘だった、息子だったあなたのために。
    珠玉の逸品。


    重松作品の中では流星ワゴンの次に、好きかも。

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    2009年10月04日
  • リビング

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    題材は家族が多い。
    身近な話題なので読みやすかった。

    内容は覚えていない。
    思い出せない。
    でも、読んでいるときが楽しい。
    中断すると、続きが読みたくて読みたくてたまらない。
    1話読み終わると、次の話が読みたくなる。
    集中できるし、のめりこめる。
    こういう本に出会ったの久しぶり。
    不思議。
    190

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    2009年10月04日
  • エイジ

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    思春期は危うい。だけど怖いほど冷静だったり、一生懸命生きていたり。
    ひとつのテーマを伝えようというのが全面に出てて、読んでて飽きることがない。
    わたしは最後らへんの、電話で友達に自分の想いを伝えるところが全てを纏めていて感動しました。

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    2009年10月04日
  • リビング

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    家族や夫婦をモチーフにした短編集。この人の本はは続けて読むと食傷気味に陥るけど、たまに読むと素直に優しい気持ちになる。

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    2009年10月04日
  • オヤジの細道

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    夕刊フジに連載されていたものを単行本化したもの。
    2〜3ページの短編集になってて、中には思わずプッと噴出しそうになるものも。
    電車の中でおっちゃんたちは、こんな楽しいものを読んでるんだね。

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    2009年10月04日
  • エイジ

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    思春期は危うい。だけど怖いほど冷静だったり、一生懸命生きていたり。
    ひとつのテーマを伝えようというのが全面に出てて、読んでて飽きることがない。
    わたしは最後らへんの、電話で友達に自分の想いを伝えるところが全てを纏めていて感動しました。

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    2009年10月04日
  • 口笛吹いて

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    この本は、題名の1編を含む、全5編からなる短編集です。

    重松清さんの作品は、僕が読んだほとんどが、家族、親子、学校・・・と誰にでもある身近なことを題材としていて、現代社会の問題、親子の問題、人の心の問題などを考えさせられてしまいます。しかし、これが難しいかと言えば、全然難しくなく読みやすいんです!ほんとうにスラスラ読める文体になっています。

    僕は、この短編集の中では特に、リストラされ小さな子会社に通うようになった父親とその高校生の息子の話、「かたつむりの失踪」が心に残りました。

    この本、おすすめです。

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    2017年01月09日
  • エイジ

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    文庫で読み直ししました。newspaper版もあわせると3度目のエイジ。何度読んでもいろんなこと考えさせられます。
    少年犯罪があれこれマスコミにとりあげる今の世の中…本当に苦しんでいる子どもたちの心に迫る小説です。

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    2009年10月04日
  • エイジ

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    14歳の少年の日常に非日常の出来事が加わった。今の時代、キレるとはどういうことなのか。1つの事件をきっかけにエイジは色々と考える。エイジの日常の家族の暖かさに涙が出た。

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    2013年02月04日
  • リビング

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    <モッちん最後の一日>がいい。
    以前女性誌に掲載されていた時読んだのだが、ここで出会えるとは、ちょっとカンゲキ!

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    2009年10月04日
  • 疾走(上)

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    重松清さん著作で、今まで私が読んだ本はみな、人間の良心が温かく切なく描かれた作品ばかりだった。こんな身も蓋も無い暗い話もあるのだと。。。。
    でも闇の部分も語られるからこそ、温かい小説の方は、説得力のある作品になるのかもしれない。

    文章が特徴的。
    シュウジを「おまえ」と呼ぶ人物は誰だろう。
    生まれた家が違っていたら、子どもらしい子ども時代を経て思い切り青春を味わってたであろうシュウジ。子ども時代の環境って本当に大切。
    田舎の狭い世界での噂話。ウザい。
    シュウジに「走る」というライフワークがあってよかった。走ることで人生好転するわけではないが気晴らしには、なる。
    上巻の最後で、東京行きを決意した

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    2026年06月21日
  • 定年ゴジラ

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    老後の過ごし方関係の本をいくつか読んだが、重松清さんの作品は格段の読み応えであった。サラリーマン心理、家族との関係、地域コミュニティとの関わりなどリアリティ満載。執筆当時は重松さんは30代だったが、何ら違和感はなく、徹底取材したことが感じられた。

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    2026年06月20日
  • 青い鳥

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    ひとりぼっちが二人いれば、それはもう、ひとりぼっちじゃないんじゃないか、って、先生は思うんだよなあ。

    村内先生は国語の非常勤講師で、吃音持ちだ。うまく喋れないのに、公立私立関係なくさまざまな学校で孤独を抱えている子どもたちのそばにいてくれる。

    私は小中高時代ひとりぼっちでいることが多い子どもではなかったけど、周りからの見え方を気にしていた方だ。いつも中心的な女の子の机に休み時間は集まったり、他のクラスの仲良しな子のところに行っていた。一人で行動していると、自他共に「一人でいるな」と認識した・されていた気がしたし、友達がいて当たり前だと思っていた。

    これを読んで思ったのが、学生時代って学校

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    2026年06月15日
  • かあちゃん

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    短編集だけど全ての物語が繋がってて、まだちゃんと自分の中で腑に落ちきれてない部分はあるかもしれないけどそれぞれの人生の真の言葉というか、心がちゃんと動いた言葉や行動を見れてよかった。
    中学生のころ、自分は部活動のこととか恋とかそうゆうことでよく悩んでいたけど、それはまだ幸せな悩みで、家族のことや誰かを傷つけてしまったこと、色んな悩みを抱えてる人も多いと思う。
    悩みの深さが深いほど、考え悩む時間は増えるし一筋縄ではいかないと思うけど、それは向き合った分だけ自分も成長するし、言い方は悪いかもしれないけど人生の糧になると思う。
    それを感じれてよかったなと思う。

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    2026年06月12日
  • 小学五年生

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    小学五年生にしか出せない輝きって、たしかにあるよね

    完全な子供でいられる最後の期間っていう感じがする

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    2026年06月11日
  • せんせい。

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    全部で6章あるそれぞれ別のせんせいのお話です。
    大人になったら学生の頃の先生と会う事は殆どないと思いますがこの本を読んだら学生の頃の記憶が蘇って懐かしい気持ちになりました。
    小学生の時にクラスの担任で優しかった先生、中学生の時に部活の顧問で自分の事を特に気にかけてくれていた先生、高校生の時に授業が面白かった先生を読んでいたら思い出してしまいました。
    6章の話で特に印象に残ったのは「ドロップスは神さまの涙」です。
    虐められている子の気持ちが痛いほど分かりやすく繊細に書かれているので大人よりも今の小学生、中学生に読んでもらいたい内容でした。



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    2026年06月07日