重松清のレビュー一覧
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村内先生のような先生に出会えた生徒は幸せだろうな。
自分の人には見せにくい部分をオープンにして人と付き合っていく、彼の場合は仕事にしている。
とても簡単にできることではない。
どんなに強い気持ちが必要なことか。
けどそれをオープンにすることで周りの見方が変わってこれからの社会で受け入れてもらえる環境を作ることに貢献している。
なんて素晴らしいんだろう。
本当に尊敬します。
色んな人がいるんだよってことを存在自体で教えてくれている。
生きにくさを感じてる子どもたちには早いうちからこの作品に出会ってほしい。
周りと違ったり、違う部分を寄せて目立たないようにしなくてはという生きにくい社会を変えたいな -
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ネタバレ小学6年生の男の子が主人公、ユウキの話。
学校でも塾でもいじめられて、それを親に隠したいプライドはあるのに戦う勇気はない。
読んでいるとあまりにうじうじしていて、イライラする。彼をかばう女の子の友だち、エリカの気持ちがよくわかる。
最後はうまくまとまるが、もう一声がんばって欲しい。
この物語に出てくる子どもたちの名前はすべて、カタカナで表記されている。唯一亡くなった少女だけが、新聞記事などで漢字表記される。
彼女ですら、思い出を語られる際はカタカナになる。そこには声に出して語りかけることのできる存在、生きているということを表しているように感じた。 -
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「青い鳥」を先に読んでから、こちらを読みましたが、その順番で正解だったのかもしれない。
冒頭の少年へ宛てた手紙の部分からも伝わるように、「ただ、そばにいる」ということは、重松清という人にとって、とても大切なことなんだと思う。
そして最後の「それがほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」という、「青い鳥」の村内先生が大切にしていた言葉。
あたたかく、そっと背中を押してくれるような、大好きな言葉です。
このメッセージを世界のどこかにいる誰かが受け取って、大事にそばに置いているといいな。
この本は、その誰かにとって、村内先生のような存在になっているんだろうな。 -
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ネタバレ2024/09/17予約 5
『さみしくて明るい人、元気でさみしい人が好きだ‥‥そのさみしさを描きたい』
難しい。
『送り火のあとで』が一番好き。逆縁の娘の精霊棚に、きゅうりの馬、なすの牛を飾る。おばあちゃんはお盆を娘の夫、孫ふたりと新しいお母さんの住む家で過ごし、『来年からは田舎でおじいちゃんと一緒にお盆の迎え火をする』と言う。複雑な状況を少ない文字数で表すのは流石だと何度か読み返した。新しいお母さんは優しそうな人で安心するけど、亡くなったお母さんの事を覚えてる上の孫は、送り火の日、出かけてしまう、なすびの牛も消えて。切ない。さみしくて明るい〜は、このお姉ちゃんを思った。
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ネタバレ読んでいて辛かった。
それはイジメの描写が生々しかったという理由だけではなく、自分の小学生、中学生の頃の行動を思い出させられたからだ。あの頃、自分の周りではイジメはなかったと思っていた。イジメは暴力を振るわれる、あからさまな仲間外れをするといった行動だけだと考えていたからだ。ただ、数十年が経過した今考えてみるとイジメがなかったと断言できず、
さらに自分がそのイジメに加担していなかったとも断言できない。あの頃はふざけて行っていたイタズラやいじりと思っていた言動もイジメであったのではないかと考えさせられた。
短編の中の1つ、キャッチボール日和での一節
"反省と後悔の違いが初めてわかった -
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ネタバレ吃音の国語教師、村内先生が人には打ち明けられない悩みを抱える中学生たちに寄り添い、大切なことに気づかせるハッピーエンド短編集。村内先生は、「自分は上手く話すことは出来ない代わりに、大切なことだけを一所懸命しゃべります。」と言う。その言葉通り、孤独な生徒たちにそっと寄り添い、様々な苦悩に希望を与える。いじめ関連4章、打ち明けられない悩み系4章で構成されている。前者はいじめ発生後に学校が用意した偽善的な学級目標や学校目標、いじめ告発box..etcいずれもどこか表面的で胡散臭く、むしろ歪な友情を作り出してしまう中、村内先生と接することでそれらに違和感を覚え始めるいじめ加害者の心理変容が興味深い。後
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「とんび」も好きだったがこちらも素晴らしい内容だった。
やはり家族を描かせたら重松清。
とんびと同じく、妻を亡くしたシングルファザーの話だけど、こちらは子供が女の子。
女の子を男で一つで育て上げるというのは想像を絶するものがあると思う。
主人公の亡き妻への愛、残された子供への主人公以外の親戚たちからの愛。
子供だけではなく、主人公もまた亡き妻の家族から愛されている。
そして、義父も自らの姿で孫への命の尊さを教えていく。
こうして自分も様々な人に育ててもらったのかなとしみじみと感じた。
亡き妻の小学生時代の話を同窓会の時に同級生から聞かせてもらうエピソードには泣いた。
確かに、自分の親も妻も知 -
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感想
下巻の前半でやっと「ひこばえ」の意味が分かった。萌芽的な意味合いだったのね。
老後のことや死後も子供の迷惑をかけないなど色々なことを考えた。気楽に生きたいw
行きつく先は散骨しかないよなぁ。
あらすじ
父親の49日法要に参加し、自分史の編集を相談していた人の聞き込みにより、父親が本当にお金にだらし無い人だったことが分かる。
施設で厄介扱いされている後藤さんの堕落と転落人生の話を聞いて自分の父親とダブる思いになる。
洋一郎は、父親が50代に一緒に暮らしていた女性に会い、遺骨を母のいるところへ連れていく決意をする。
母親は遺骨のことを聞かされ、会う決心をする。遺骨の前で母親と姉 -
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感想
老後も自分の生活や入る墓、誰が面倒見るのかとか色々あるんだなぁ。
ちゃんと遺言を残して、残された人に迷惑かけないようにしないとなぁ、なんて思ったりする。
あらすじ
長谷川洋一郎は、小学生の時に父親が出て行った。本人はあまり気にしていなかったが、姉は実父に強い憤りを感じ、自分が母親を支えていくという強いが強い。
自分も55歳になり、孫が出来る段になって、老後のことを考え始める。姉は、母親が再婚した相手方の子供に強い不満を抱いている。
ある日、姉から出て行った父親が東京で亡くなったので、洋一郎に家財の処分などを任せたいと言われ、40年以上会っていなかった父親とお骨で再会することにな
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