重松清のレビュー一覧

  • また次の春へ

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    東日本大震災にまつわる短編集。いったいどれだけの人が日常の幸せを奪われたのだろう。ツライ。どの作品も考えさせられることばかりで被災者と被災者を思いやる人の考え方の違いに驚いた。あの日を忘れず巡ってくる春が希望の光に満ちていますように。

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    2025年05月15日
  • きよしこ

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    つい転校回数を比べてしまった
    (小学校では負けたけどトータルでは同点(勝ち負けではない))

    きよしこの成長が泣けてしまった

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    2025年05月13日
  • 定年ゴジラ

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    ネタバレ

    重松清さんの24年前の作品を読みました。タイトルまま。東京郊外のニュータウンで定年を迎えた4人のおじさんを軸に、さまざまなストーリーが描かれています。とはいっても、おじさん達だけの内容ではありません。それぞれの家族とのやり取りが丁寧に描かれていて、パートナーや子どもとのコミュニケーションについて考えさせたり、共感するシーンも多いです。特に、主人公である山崎さんと奥さん、2人の娘さんとのやり取りは心に響きました。4人のうちの1人、野村さんの破天荒なキャラも大好き。ふうまん、雪かきのシーンも印象的でした。

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    2025年05月12日
  • とんび

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    言葉と態度が逆に出てしまう気持ち分かるなと思う。
    そんな不器用なヤスさんを支える周りは本当に優しい。
    健ちゃんを一番に大切にするって言葉は感動した。

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    2025年05月09日
  • その日のまえに

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    ネタバレ

    いつか誰にも必ず訪れる「その日」
    自分が余命宣告された場合、妻がされた場合。
    それぞれ考えながら読んだ。
    一日一日を大切に生きなければと思った。

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    2025年05月08日
  • せんせい。

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    これまでに出会った先生達を思い浮かべながら読み進める中で、せんせいも一人の人間で、私たちと接しながら日々成長してくれたのかな、と感じた。

    白髪のニールとにんじんが印象的だった。特ににんじんは、日常生活の中ではなかなか触れることができないだろう先生の、聖職者とは思えない人間の醜さを感じられて、人生で忘れられない一作になると思う。

    久しぶりの重松清作品だったが、老若男女楽しめる作品だと感じた。子どもの頃から変わらず思っているが、どうしてこの人は大人であるにも関わらず子どもの感情をここまで的確に描くことができるのだろうか。年を重ねるごとに子どもの頃の気持ちを忘れてしまっているような悲しさを時々感

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    2025年05月01日
  • 流星ワゴン

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    感動よりも残酷が強い。
    分岐点で何か変わろうとしても、現実は変わらない。ワゴンは過去をたどるだけ。
    そういう意味では、リアリティがあり、自分の生き方・考え方、親、妻、子どもとの接し方も改めて考えるようになりました。

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    2025年05月01日
  • 定年ゴジラ

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    定年を迎えたニュータウンで暮らすおっちゃんの日常を描いた小説。自分も数十年後にはこんな感じになるのかと思いながら読んだ。
    まぁまぁ面白い。男性の方が読んでいて共感できて面白いかもしれない

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    2025年05月01日
  • かあちゃん

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    事故で夫を亡くしただけでも、幼子を育てている専業主婦であった「かあちゃん」にとっては苦しい出来事であっただろうに、同情していた同僚の死までも背負い込んで、笑顔で過ごさないように生きる。
    そんなことが出来る母親、いや、人間がいるのだろうか。
    まず、事故の経緯も片方がゼロはありえないと言うのには納得がいかないし、少なからず自分達も被害者なんだと思ってしまうだろう。
    しかし、同じように幼子を抱える同僚の家族を思い、ひたすら償いながら生きている。

    その姿は息子であるヒロシをはじめ、いじめに苦しむ中学生、いじめる側にまわってしまった子供達、立派な母の影に苦しむ新人教師、仕事と育児の狭間でやらせない思い

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    2025年04月22日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    久しぶりに小説を読もうと思い、十数年前に読みふけったいた重松清さんの小説を読んだ。重松さんの本は現実に落とす影をそのまま書いている、少し重たい話が多い印象だったが、この話はラストにかけてカラッと明るく解決していく。とても読みやすく、「やっぱり小説って面白い」と思い直した。

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    2025年04月19日
  • その日のまえに

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    作中にある
    蝉は地上に出てきた時を成虫というのではなく死装束と言えるのでは
    というくだりに最近考えている
    自分は上手く死ねるのかという感覚にぴったり合い身につまされました
    人生100年時代にあるとはいえ誰でも死にます
    その日を迎えるために歩いているとも言えます
    若くして亡くなる方の無念さ喪失感はそれとは異なり
    何故あなたが 何故自分がという恐怖が伝わり
    時として本を閉じて そしてまた開いてを繰り返し了読しました
    優しい文体に救われ
    今日もまた最後の日に近くなることを思いました

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    2025年04月14日
  • 木曜日の子ども

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    面白かったぁ。
    晴彦には何かある、何か変だとずっと思いながら読んでいくんだけど、なかなか本質がわからない。
    後半、ついに第二の事件が起こり、そこからは怒涛の展開。一気読みだった。

    これはこの先いい方向に進むのか?希望の見えるラストのようだが、いやいや絶対うまくいかないでしょうと思ってしまった。

    それにしても、みんなカプセルを水なしで飲めるのすごいな。のどに貼り付かないの?

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    2025年04月13日
  • 送り火

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     すこし不思議な話を含む、家族のことを考えさせられる短編集です。

     一つ一つの独立した九つの掌編から成る、短編集です。とある私鉄沿線で暮らす、生きる人たちの、様々な人生観や家族観に触れることのできるお話で構成されています。時々少しそわっとする、気付くと怖い要素が含まれるものもありますが、それ以上に家族の想い、家族への想いを感じさせられる話が多く収録されているように思います。

    ・フジミ荘奇譚
    ・ハードラック・ウーマン
    ・かげぜん
    ・漂流記
    ・よーそろ
    ・シド・ヴィシャスから遠く離れて
    ・送り火
    ・家路
    ・もういくつ寝ると

     収録作品の中でも、『よーそろ』、『送り火』、『もういくつ寝ると』が

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    2025年04月12日
  • 疾走(下)

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    地獄すぎる。吐き気がとまらん。本当に凄い作品。

    毎日何の澱みもなく幸せに暮らせていることに感謝しなくてはならない。。

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    2025年04月11日
  • 疾走(下)

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    ネタバレ

    つらい展開ばかりだったけど読むことを止められない、そんな物語。
    救いなしを好む私でも読んでいる最中、どうかシュウジは救われてくれ…と。
    自分は孤独で孤立、人とつながりたい…と願っていた少年。ひとりで駆け抜けていってしまったけどちゃんと人とつながっていたと思う。

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    2025年04月10日
  • その日のまえに

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    泣ける。グッとくる。

    ベタなストーリーだが、それがまた良い。

    30代男性、子持ちには、読んでいてちょっと辛い。
    読んで損はない。
    人生は思うようにはいかない。それを教えてくれる。

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    2025年04月07日
  • とんび

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    テレビドラマになったらしいが、見ていない。

    ドラマはわからないが、本書は面白い。

    子を持つ身としては、何度も泣けるポイントがある。

    ヤスさんのキャラクターも良い。

    家族とは良いものだと思わせる良作。

    星は4.7とする。

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    2025年04月07日
  • とんび

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    不器用だけど優しい父親の感動ストーリー。
    お子さんがいる方(特にお父さん)には刺さる本だと思います。もちろん高校生の私でも十分感動できました。自分の思っていることを素直に言えなかったり、逆に本心ではないこと、子供を傷つけてしまうことを言ってしまったり。主人公のやすさんはそういった不器用な父親です。しかし、子供を思う気持ちや日常の幸せをしっかり感じることができる心の豊かさも持っています。
    やすさんの心情がじっくり書かれているので、今まで理解できなかった私の父の気持ちが少し分かったような気がしました。
    夜の海辺の、寂しいは寒しいから来ているというくだりが1番好きです。
    色々なお父さんがいますが、ど

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    2025年04月07日
  • トワイライト

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    ネタバレ

    数十年ぶりにタイムカプセルを開封するべく集まった団地の元小学生たち。かつてはのび太やジャイアンとあだ名で呼び合った仲だが、大人になりどこかよそよそしく、それぞれに問題を抱えている状況がリアル。
    作中で、登場する恩師で尚且つ殺人犯の白石先生の「あなたたちはいま、幸せですか?」という一言が重く突き刺さる。子供の時は無邪気に振る舞っていたが、大人になると昔の自分を演じる感じの描写が妙にリアルで何とも言えない気持ちにされた。
    太陽の塔の世代ではないから若干のズレを感じたが、読み進むにつれてじわじわと面白さの増す一冊。

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    2025年04月07日
  • ビタミンF

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    仕事がバタバタでなかなか読書ができていなかった。。リハビリ的に読んだ積読の一冊。サラリーマンで家庭をもつ中年男性のオムニバス。おそらく当時の一般的な中年男性として描かれているが、この一般的という感覚も昭和・平成の匂いが強いような気がする。今のご時世怒られてしまうかもしれない。

    どの話もノンフィクションでも十分ありえるけど、実際発生したら家庭レベルでは重い話。そして、どれも解決せず、劇的に物事は解決しないそこもまたリアル。でも気持ちは前を向けるようななんか好転しそうな予感で終わる。
    父親にあたる主人公は、自分の着地点が見えてきたように感じ、これまでの生き方・判断にもやもやしている人たち。自分の

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    2025年04月20日