重松清のレビュー一覧
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ともだちを巡る短編集。
舞台は小学校~中学校。ある姉弟を中心にその周囲にいた人々の学校生活を描きながら、ともだちとはを問うていく。
社会人になると一人一人は基本的に独立し、家族でもない限り深く立ち入ることもほとんどなくなる。
そうなると学生時代に人生の最重要とも思われていた、ともだちに関することも考えることも少なくなる。
そんな社会人になってから随分と時間が経ってから読んだので、懐かしい気持ちがありながら、自分とは関係のない世界として読んだ。
が、これが学生時代や新社会人くらいの時に読んだのであれば深く考えさせてくれる良書であったことであろう。
思春期に悩む若人にオススメ。
皮肉のように聞 -
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ネタバレ具体的な展開は書かずに心理的にゾワゾワさせるお話かと思ってたら、しっかりウエダサマ登場してきて意外であった
犯罪者たちのキャラクターがかなり腹たったけど匂わせだけでぼんやり進めるよりもまあ潔くて良かったのかも
主人公の心境に読み手がのめり込めるような重松さんの文章は読みやすくて好き
「小説でも映画でも、結局のところ、僕たちは不安な状態を楽しんでるんじゃないんですか?現実の不安には耐えきれないから、代わりにつくりごとの世界で、つくりごとの不安を味わってるんじやないんですか?」
悲劇的な小説や映画を観たがる心理を解説された気がする -
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「不器用な父親」を書いてみたいとのこと。
まさに、ヤスさんは不器用なお父さんでした。
↓
以下ネタバレです
愛情は1番大切なものだが、愛情だけでは子育てはできない。
最初から最後までを通して、アキラはどれだけの我慢を強いられたのだろうと、切なくなった。周囲の人の支えがなければ、この親子は成立しなかったであろう。
周囲の人が良すぎる。
母の死因について、「お父さんの身代わりになって死んだ」とウソをついたヤスさん。もちろんヤスさんの気持ちは理解できるものの、「ずっと嘘をついたままでいいのだろうか?」と思っていた。しかし、海雲和尚の死後にアキラに届けられた一通の手紙には真実が。「アキラの命守る -
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一番好きな作家さん 重松清さんの「ファミレス」。
家族についての物語。
ファミレス、、
ファミリーレストランであり、ファミリーレス、、、
主人公は中学教師の料理好きな男性。
その料理仲間の二人。
料理の先生。
中学生の教え子。
それぞれの家族が個性的。
子供が巣立って夫婦二人(しかも奥さんは本の中に離婚届を忍ばせている)。
お互いバツイチ同士で、連れ子と暮らす夫婦。
子供はいないけれどおしゃれに暮らし、その後は別居が続く夫婦。
不倫の末、事故にあい、子供たちを祖母に任せて入院中の母。
美味しそうな料理とともに、それぞれの人生が絡み合います。
重松氏が40後半 -
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もともと友達の多かった恵美ちゃんは、ある時事故で足に不自由を抱えることになり、大きく人生が変わっていく。そんな恵美ちゃんと彼女を取り囲む人のお話。それぞれの視点から十人十色の視点が斬り込まれている。
読んでいく中で、少し胸の痛くなる場面が多かった。それは感動というより、生々しいものを見てしまった時のようなグルグルとしたもの。人の成長を感じるとともに、過去の自分の経験を思い出させ、少し苦しくなった。でも、登場人物の1人1人に優しいところが書かれていた。決して、悪者にはさせていなかった。
きっと、人間ってそうなんだろう。全てが悪な人間はいない。どこかで必ず自分を見つめている。ズキズキしながらも -
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ある日イジメを苦にして自死を選んだ同級生。その同級生から遺書のなかで「親友」と名指しされていた主人公と、その周辺の人物をめぐる小説。最初に思ったのは、コレはフィクションであるが、現実でもあるということ。じっさい、「文庫版のためのあとがき」では、現実に取材したできごとである旨が語られている。イジメによる自死は時折耳にするが、その場合、遺書に名前が登場するとまではいかなくても、かならず苦しむ同級生や遺族が存在するのだ。わたしはふだんそういうことに眼を向けてこなかったとハッとさせられた。自死はたんに1人が死んで終わりという問題ではない。本書のタイトルにもなっているとおり、一生「十字架」を背負っていか
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