重松清のレビュー一覧
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ネタバレ◯登場人物
・恵美
・ブン
・モト
・由香 など…
◯あらすじ
恵美は小学生のころ、自分の傘にたくさんの人
が入ってきて、結局肩は濡れてしまい、前にい
る病気でよく学校をやすむ由香(当時は恵美
と友達ではない)になぜか入れてもらおうと思
い、少し道路に出ると、車が来て、足を骨折。
恵美はそれからは松葉杖生活になり、その時傘
に入ってきた人たちを責め、”みんな“を信じな
くなる。たまたま話す機会があったが、由香は
何もできないし、泣き虫だし。恵美は由香にあ
きれたが、時間がたち、自分の過ちを振り返
る。それからは由香とだんだん仲良くなってい
った -
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アラフォーで家庭のある男性たちの短編集。
男の人の思考ってこうなんだろうなぁってちょっとイラつく。現状に不満はないけど満足ではなくて、「ワンチャン」みたいなことを考えがち。家庭に何かあると仕事に打ち込んで現実から目を逸らす。
自分の通ってきた道だからなのか、『セッちゃん』が印象深い。親からこう思われている、こう思ってほしいという気持ちがあると、自分の辛さや苦しいことを言えない。言うと親が傷つくのがわかるから。
でも、きっと親は色んなことを知っていて、知らないフリをしてくれていたのかもしれないと思った。
理想の親子像は人それぞれ違うと思うけど、正解なんてないし、失敗をたくさんして「家族」になる -
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ネタバレ「食」関連の本ならきっといちばんに思いつくであろう本
高校の時に読んだ(はず)
巻末見てみると刊行は2016年やったから高1.2あたりか
読んでるだけで美味しそうな本で、それがいちばん印象に残ってたんやけど、ふと思い立って今回読み直してみたら、ヒューマンドラマでもあったな、、
アラフィフの親父たち3人それぞれの姿を料理を通じて書いてて、大人になった今読むとリアルやなあって高校生の時よりも実感してんけど、あとがきの重松清さんの解説を読んでてより納得。
この本を書いてる時がちょうど40代。自分の40~50歳を重ねて書いてたみたい。
オヤジくささ?が至るところにあって、不器用やけど、でも人生の経 -
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ネタバレ自分にもいつか来るであろう定年後の生活。
山崎さんたちのような環境ではなく、また少し前の(昭和的な)お父さん世代の話だけど、共感することが数多くあった。
特に山崎さんの家族を思う優しさに心が温まる。
第一章、「幸せとは胸を張って語るのではなく苦笑いとともに唇からこぼれ落ちるものなのだ」となぜか今知った。
第二章、転びかけた奥さんの手を握り、歩き出してからも手を離さなかった優しさ。
第七章、「本当に大切な、かけがえのないものは、フィルムのコマとコマの間に息をひそめている。それがわかっているから、笑みは少しずつ深くなる。」
最終章、万里が「おじゃましまーす」と家に来たとき、「ただいま」と言えと…実 -
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日曜劇場『流星ワゴン』を小学生の時に見て、原作の小説は確か中学生の頃に読んだ。今回の小説の再読で、大学生のうちに同じ『流星ワゴン』という題材で、ドラマも小説も再び触れることができた。
はっきりとドラマの方が好きだ。小説の方は、主人公永田の「いい人なんだけど肝心なところで気づけない奴」がわかる自語りで、そのなよなよした筆致が読んでいて少々鼻につくような、つかないような感じだ。この作品ははっきりとドラマによって昇華されたと言っていい。そのための原作として読む分には面白かった。
重松清は、自分の思春期の読書記録の中ではかなり印象的な作家だ。彼の扱う主題は大体おっさんか思春期の小中学生で、当時は「