重松清のレビュー一覧

  • かぞえきれない星の、その次の星

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    コロナ禍に書かれた作品たち。最後の作品に出てくるおじさんが届けてくれた、さみしさの中に優しさのある作品たち。

    言葉にならない感情を、お話の中でたくさん届けてくださる重松さんに感謝です。

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    2024年11月10日
  • ひこばえ(下)

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    上下巻を通して、主人公もだが姉も父親を受け入れることができたのがすごく感動。
    ホテルテ一家揃ってのシーンが一番好きだった…。

    キャラクターは個性が豊かすぎてお腹がいっぱいです(?)

    重松先生、ありがとうございました!

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    2024年11月07日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    2024/09/17予約 5
    『さみしくて明るい人、元気でさみしい人が好きだ‥‥そのさみしさを描きたい』
    難しい。
    『送り火のあとで』が一番好き。逆縁の娘の精霊棚に、きゅうりの馬、なすの牛を飾る。おばあちゃんはお盆を娘の夫、孫ふたりと新しいお母さんの住む家で過ごし、『来年からは田舎でおじいちゃんと一緒にお盆の迎え火をする』と言う。複雑な状況を少ない文字数で表すのは流石だと何度か読み返した。新しいお母さんは優しそうな人で安心するけど、亡くなったお母さんの事を覚えてる上の孫は、送り火の日、出かけてしまう、なすびの牛も消えて。切ない。さみしくて明るい〜は、このお姉ちゃんを思った。

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    2024年11月05日
  • 送り火

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    ある架空の私鉄路線を舞台にした9つの話。
    ホラーじみた話、生きる事へのささやかな讃歌、思い出のリフレイン、通勤地獄の意味、死後の幸せ。
    とても深く、味わい深い作品が並ぶ。
    「よーそろ」「送り火」「家路」「もういくつ寝ると」の4作は、励まされ、家、家族について考えさせてもらった。
    線路は続くよどこまでも。しかし、最終点は必ずある。そんな人の一生を繋いでいった連作の傑作。

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    2024年11月03日
  • 定年ゴジラ

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    なんだか心に沁みました。
    世代的にも年代的にもちょっと前の頃のお話にはなるんだけど、、、自分にもいずれそういうことが起こるのかなぁとか、親の世代はそういう気持ちだったのかなぁとか。切なくなる場面もありましたが、でも最後には元気が出てくる1冊でした。

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    2024年11月03日
  • 星のかけら

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    生きていることに感謝して大切に日々を過ごそうと思わせてくれた。
    毎日忙しく生きていると忘れてしまうけれど生きていられることは素晴らしいことだ
    そして自分の中の何かを変えれば明日はきっと今までと違う日々にしてくれる

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    2024年11月02日
  • ナイフ

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    読んでいて辛かった。
    それはイジメの描写が生々しかったという理由だけではなく、自分の小学生、中学生の頃の行動を思い出させられたからだ。あの頃、自分の周りではイジメはなかったと思っていた。イジメは暴力を振るわれる、あからさまな仲間外れをするといった行動だけだと考えていたからだ。ただ、数十年が経過した今考えてみるとイジメがなかったと断言できず、
    さらに自分がそのイジメに加担していなかったとも断言できない。あの頃はふざけて行っていたイタズラやいじりと思っていた言動もイジメであったのではないかと考えさせられた。

    短編の中の1つ、キャッチボール日和での一節
    "反省と後悔の違いが初めてわかった

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    2024年10月31日
  • 青い鳥

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    吃音の国語教師、村内先生が人には打ち明けられない悩みを抱える中学生たちに寄り添い、大切なことに気づかせるハッピーエンド短編集。村内先生は、「自分は上手く話すことは出来ない代わりに、大切なことだけを一所懸命しゃべります。」と言う。その言葉通り、孤独な生徒たちにそっと寄り添い、様々な苦悩に希望を与える。いじめ関連4章、打ち明けられない悩み系4章で構成されている。前者はいじめ発生後に学校が用意した偽善的な学級目標や学校目標、いじめ告発box..etcいずれもどこか表面的で胡散臭く、むしろ歪な友情を作り出してしまう中、村内先生と接することでそれらに違和感を覚え始めるいじめ加害者の心理変容が興味深い。後

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    2025年08月24日
  • カシオペアの丘で(下)

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    テーマは許されるための物語でした
    何度も何度も泣けてくるシーンが続く、個人的には「東京」が過去と現在が交わり両方の想いがシンクロして心に刺さりまくり、滂沱の涙が…電車じゃなくて良かった

    その後はもう心が麻痺したみたいで、シュンが最後の瞬間まで頑張っているのを見守るって感じでした

    こんなに泣かせにくるのはずるいけど、泣けると気持ちがスッキリするので、心のデトックスになる様に思いました

    登場人物の中でゆうちゃんが一番好きになった、本当にいい奴ですね

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    2024年10月15日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    p.46
    はしゃいだ気持ちがそのまま残って、体を動かさずにはいられない。かけっこで、ゴールの線ぴったりのところでは止まれないのと同じだ。

    面白かったです。

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    2024年10月12日
  • ひこばえ(下)

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    感想
    下巻の前半でやっと「ひこばえ」の意味が分かった。萌芽的な意味合いだったのね。

    老後のことや死後も子供の迷惑をかけないなど色々なことを考えた。気楽に生きたいw

    行きつく先は散骨しかないよなぁ。


    あらすじ
    父親の49日法要に参加し、自分史の編集を相談していた人の聞き込みにより、父親が本当にお金にだらし無い人だったことが分かる。

    施設で厄介扱いされている後藤さんの堕落と転落人生の話を聞いて自分の父親とダブる思いになる。

    洋一郎は、父親が50代に一緒に暮らしていた女性に会い、遺骨を母のいるところへ連れていく決意をする。

    母親は遺骨のことを聞かされ、会う決心をする。遺骨の前で母親と姉

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    2024年10月11日
  • ひこばえ(上)

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    感想
    老後も自分の生活や入る墓、誰が面倒見るのかとか色々あるんだなぁ。

    ちゃんと遺言を残して、残された人に迷惑かけないようにしないとなぁ、なんて思ったりする。


    あらすじ
    長谷川洋一郎は、小学生の時に父親が出て行った。本人はあまり気にしていなかったが、姉は実父に強い憤りを感じ、自分が母親を支えていくという強いが強い。

    自分も55歳になり、孫が出来る段になって、老後のことを考え始める。姉は、母親が再婚した相手方の子供に強い不満を抱いている。

    ある日、姉から出て行った父親が東京で亡くなったので、洋一郎に家財の処分などを任せたいと言われ、40年以上会っていなかった父親とお骨で再会することにな

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    2024年10月11日
  • カシオペアの丘で(上)

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    重松さんの物語はヤバすぎます
    ガンの進行が止まらなく迫ってくる絶望や悲しみなど肉親が亡くなった時のことがフラッシュバックして、とても心にきます
    始まりからヤバすぎます、序章で子供たちのきらめく時代から一気に大人にワープして始まるところで呆気に取られました
    しかも、色々あったみたいであの頃の仲良し4人組はなくなってしまっていて
    あの頃思い描いていた夢とは全く違う?遊園地はできたから、一応夢は叶ったのかな?
    その場所で、人生の最後で再会するって嬉しいのか?悲しいのか?よくわからない気持ちになります
    しかも川原さんと真由ちゃんの思いまで絡まってきてぐちゃぐちゃなところで上巻が終わりました
    前半はシュ

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    2024年10月09日
  • 青い鳥

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    最後のお話が素晴らしい 吃音がある村内先生が主人公の物語。最後の、カッコウの卵、が最高に良く薄っすら涙が出る。
    人に寄り添う、ってものすごく難しいよね。その寂しさに気付いてくれて、受け入れてくれる人がいる、ってなんて大きな愛なんだろうね。

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    2026年03月14日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/
    送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/
    かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/
    こいのぼりのサイショの仕事/
    数えきれない星の、その次の星

    コロナ禍の時間に生まれた短い物語たち
    かなしさやさみしさの多かった時にも
    ほっとしたこと にっこりできたことがあったなぁと
    思い出せたことがうれしい

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    2024年09月23日
  • ファミレス 上

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    重松清さんの作品が大好きで色々読み進めている中でこの本とも出会いました。大人の男性の友情と家族についてのお話でした。年齢的にも重なるので読んでいて苦しくなる場面もあったり、苦手な人も出てきたりする作品でした。

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    2024年09月21日
  • かぞえきれない星の、その次の星

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    2021年に出版された本なのでコロナになった世界が描かれているのが少し新鮮だった。読み終わったら気分がスッキリして前向きになれる本。短編集なので隙間時間で読みやすい。

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    2024年09月18日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    今まで読んできた震災文学が誰かを失うという視点から書いたものだったのに対して、今回は震災後の[復興]をメインにしている小説だった。

    津波、原発事故、避難所生活
    2011年の私がテレビで見ていた生活が、より質量を伴って眼前に現れる
    絶望とは?希望とは?
    大自然の前の人間の余りの無力さ、それでも這いつくばって未来へ進んで行かなければならない残酷さ、震災の後のリアルな部分が描かれていた

    どんな困難が目の前に現れても諦めない人たちを見た中学生の少年は、自分を彼らに重ね、成長していく
    震災後、被災地とは何か、被災者とは何か、その定義を問われている気がした

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    2024年09月14日
  • せんせい。

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    せんせい。生徒がいなけれは決して成立しない仕事。生徒から学び、正しい完璧な教育法なんてないと知りながら謙虚でいるべき仕事。学生のためにと自己犠牲を払い続けることなく、自分の好きな生き方からも教えられることがある仕事。ここに書かれている全てのせんせい。は尊いです。

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    2024年09月11日
  • みぞれ

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    自分の日常でもありえそうな話がいくつかあって、それぞれの人物の感情の動きがわかった部分と、私はまだわからない部分とがあった。もう少し大人になったらわかるかもしれない。「ひとしずく」は朝読んでいたけれど、寝起きの頭でも腹立たしく感じた。きっとこの話はしばらく経っても憶えていると思う。

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    2024年09月10日