重松清のレビュー一覧

  • せんせい。

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    先生と生徒の関係はすごく羨ましい。
    学生時代に戻りたくなった。

    もっと学生時代に本を読んだり、いろんな経験していたらと思うけど、それはそれで良かったと思える。

    青春は過去を振り返ることで、味わい感じることができるのかもしれない。

    先生は他の大人と違い特別だが、特別な人間ではない。
    お互い言葉では表さないことの方が多いけど、
    信頼し合える関係性はとても良いなと思えた。

    映画の泣くな赤鬼も悪くなかった!

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    2023年08月17日
  • ひこばえ(下)

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    久々の重松清さんの作品

    上下巻で読み応えもあり、ゆっくりと時間が流れていくような展開がまた良かった。
    父親と息子の関係を描いていますが、既に父親は亡くなっている。
    思い出は自分勝手でイイ。私の父親も亡くなっていますがやっぱりなんだかんだと良い思い出となっているとおもいます。
    読みながら改めて自分の父を思い出す事も出来て良かったと思いました。
    お墓問題はこれからの時代、変化していくんだろうなと感じさせられました。繋げて行くのは、面倒なことで迷惑では無いとも思いたい。

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    2023年06月17日
  • ひこばえ(上)

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    久しぶりに読む重松清さんの作品。その上下巻の上。
    ひこばえっていう言葉の意味も初めて知りました。

    自分より少し世代が上の主人公の親子の物語。
    少しずつ見えてくる父の姿。
    様々な人々との出会い。

    下巻ではどんな物語が、と期待を感じながら読み終えました。

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    2023年06月14日
  • 疾走(上)

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    シュウジの家族の転落っぷりが悲し過ぎる。エリとシュウジには幸せになって欲しい、下巻が楽しみ。
    一つ共感できるのは、シュウジの疾走。私も走るの好き、走りながら、あーだこーだ考えるけど、走り終わりの爽快感は堪らない。

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    2023年06月13日
  • ひこばえ(上)

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    ネタバレ

    「くちぶえ番長」に続く重松清作品。またまた職場のパートさん(もうすぐ60歳)が、「私たちの年代の方が合うかも。」と貸してくれた。どれどれ。

    しっとり穏やかに、懐かしさ、哀しさ、寂しさ、辛さ、優しさ、色んな感情が胸を打つ。物語設定自体もそうなんだけれど、重松清さんの文章が、そうさせている気がする。重松清さんの文章は、礼儀正しく、柔らかい。そんなイメージ。

    主人公は長谷川洋一郎、55歳。洋一郎には小学2年生で生き別れた父親がいて、長い時を経てその父親が亡くなったとの知らせが入る―。

    洋一郎の幼い頃の父との思い出は、昭和のその時代を直接知らない私でも、懐かしさに胸がいっぱいになる。なんでだろう

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    2023年06月14日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    長い話でもなく、一気に読めた。
    描かれている子どもたちの様子は、自分の小学生時代にも身に覚えのあるもので。
    子どもたちがそれぞれに勇気を出すところは感動したし、健太の勇気には涙が出た。
    子どもにもいつかオススメしたい一冊。

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    2023年06月11日
  • 希望の地図2018

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    ネタバレ

    自分の年齢を考えると、日本初と言っても良い事業にチャレンジするのは、この後もないでしょうし、震災で失ったものが大きかった分これ以上失うものもないだろうと 気仙沼地域エネルギー開発株式会社高橋正樹
    阿部憲子泰浩兄弟 阿部長商店 ホテル観洋
    南三陸キラキラ丼 語り部バス

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    2023年06月06日
  • ひこばえ(上)

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    ひこばえ
    という単語を初めて知りました。

    重松清さんの作品はいつも(私の勝手な期待を)裏切らない。重くまじめに向かい合い、人って...と考えさせられる。

    ほんと好き(*^^*)

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    2023年06月01日
  • カシオペアの丘で(下)

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    ラストは穏やかな気持ちで読めた。
    読んだ人はきっと星を眺めたくなるはず。
    見るならもちろん満点の星空!

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    2023年05月31日
  • 峠うどん物語 上

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    重松清さんの初作品がこれでした!何ですかねぇ ほんとにホッとする物語でした
    無性に普通だけど頑固オヤジさんが作ってくれるうどんが食べたくなります

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    2023年05月16日
  • めだか、太平洋を往け

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    定年となった元小学校教師のアンミツ(安藤美津子)先生と、彼女の孫翔也を中心に物語が展開する。
    アンミツ先生の息子夫婦が事故に遭い、血の繋がりがない(息子の奥さんは再婚で翔也は連れ子)天涯孤独となった不登校の翔也と一緒に暮らすことになる。
    そんな状況の中、アンミツ先生はかつての教え子たちに現在どうしているかと思い、手紙を出す。
    しかし、すぐに返事が来たのは、ガキ大将だったヒデヨシと、当時の印象が薄かったクックの二人だけ。
    ヒデヨシは末期癌、キックは東日本大震災の被災地でボランティア。
    彼らと再会する一方、翔也が通うはずの小学校を訪ねると、かつての教え子だったテンコさんが先生に。彼女は、「正しさ」

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    2023年05月12日
  • アゲイン 28年目の甲子園

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    映画の脚本のノベライズ。マスターズ甲子園を舞台としたお話。
    かつて夢破れた高校球児が、それぞれに抱える家庭の悩みと向き合いながらも、甲子園を目指す。映画ありきなので、ストーリーの展開は早く、非常に読みやすく、最後はとても爽やかな気持ちで読み終えた。
    映画も観たい。

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    2023年05月10日
  • 峠うどん物語 上

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    重松さんの作品が好きなので背表紙もレビューも見ずに手に取ってみました。なかなかスポットがあたることが少ない場所で綴られる物語りに心暖まるとともに人と人との繋がりをあらためて考えさせられる作品だと思います。

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    2023年05月06日
  • かあちゃん

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    お母ちゃんはいつの時代も子供の、そして家族の一番の柱である。すまないがお父さんはいつの時代もキャッシュディスペンサーw
    不遇の事故で主人とその会社の同僚を亡くし、被害者と加害者の両方を背負う羽目となったかあちゃんの何十年にわたる償いはその家族と家族の周囲を救うことになる。その救われた家族にもそれぞれのお母ちゃんが家庭と子育てに奮闘する様を読んでいると、ああ、自分の母親にももっと感謝してもって孝行しなきゃって思う。気が付いたら親への孝行なんてあっという間に間に合わなくなる。
    この書でもいじめ問題が全般に渡って影響するわけだけど、作者はすごく大切なメッセージを残している。簡単な言葉だけどそれを維持

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    2023年05月06日
  • ひこばえ(下)

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    やっと下巻になり、物語が動いていく。ドラマ仕立てで、少し無理な展開も多いように思うが、ホテルでの母親、姉とのやり取りは、つい涙した。父親に劇的な過去があるわけではなかったし、結局伝聞でしか話が進まなかったなので、本当のところはわからないが、そういう作りでよかったのだと思う。

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    2023年05月04日
  • ひこばえ(下)

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    朧げな父との記憶を辿り、父を知る人たちからの話を聞き、少しずつ少しずつ父との距離が縮んでいく。
    「人は亡くなってからでも会える」のことばがとてもしっくり来た内容だった。

    「思い出は身勝手なものに決まってるじゃないか。だったら楽しい思い出だけ作っちゃいなさい。」
    それでいいのかも。
    それが良いのかも。

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    2023年04月29日
  • ひこばえ(上)

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    序章 こいのぼりと太陽の塔/
    臨月/旧友の時計/父、帰る/和泉台ハイツ205号室/
    息子、祖父になる/カロリーヌおじいちゃん/
    父の最後の夢/ノブさん/トラブルメーカー/
    迷って、惑って

    洋一郎が小学校2年生の時にいなくなった父。48年ぶりに連絡を受けた父の「今」は……
    父を嫌う姉の思い、父に関わった人のいろいろな思い、そして父の思いを考えていく洋一郎は何を思うのか。

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    2023年04月20日
  • 疾走(下)

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    重松作品こんな最後は初めてかもしれない
    これで良いのか
    と、思ってしまった
    家庭崩壊、もっと酷い現実もあるかもしれない
    最後まで不幸だった主人公
    主人公自身はそうは思っていなかったかもしれないが
    そういう人生を歩んでいる人は、世の中に数多くいるかもしれない
    作者はそのことをあらためて読者だけではなく、多くの人に知らしめたいと思ったのだろうか

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    2023年04月04日
  • ゼツメツ少年

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    家族の愛と絆を、とても儚い形で表現した作品でした。最後は涙なくして読めませんでした。電車内で誤魔化しながら読んでいて、コンタクトが外れてしまい大変でした。この作品が誰かを救ってくれるといいなあ。

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    2023年03月29日
  • 星のかけら

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    これは中学生のうちに読みたかった!
    友情と愛情を武器に現実と向き合い、一回り大きくなる少年の姿に勇気づけられる。読書感想文にもぜひ!

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    2023年03月27日