重松清のレビュー一覧

  • 星のかけら

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    星のかけら繋がりで、福耳のあの歌がなぜか思い浮かんできた

    前に進めるなら、何を頼りにしたっていいじゃない

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    2023年07月14日
  • 送り火

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    目次
    ・フジミ荘奇譚
    ・ハードラック・ウーマン
    ・かげぜん
    ・漂流記
    ・よーそろ
    ・シド・ヴィシャスから遠く離れて
    ・送り火
    ・家路
    ・もういくつ寝ると

    どれも「死」や「別れ」を内包した短編が9篇。
    重松清は上手いから、負の気配が本当にしんどい。

    そして、作中の問題は解決しないまま終わるのがまた不穏。
    ママ友の人間関係は、小学生のいじめは、古い団地でひとり暮らしを続けたがる母は、夫の無自覚の上っ面の優しさに心が冷えていく妻は…。

    それでも時は過ぎていく…ということなのかもしれないけれど、どうしても幼い子どもの死やいじめに苦しむ姿は、読んでいて苦しすぎる。

    ママ友の話も辛かったなあ。

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    2023年07月07日
  • きよしこ

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    「きよしこ」
    吃音の少年が青年から大人の入口まで成長していく様子を描いた作品

    物語は淡々と日常を等身大のままに、飾らずストレートに描写している。

    タイトルにもなっている「きよしこ」
    でも作中、きよしこは殆ど現れない…
    それはきよしこがいなくても、少しずつ自分で考えて、自分の気持ちと向き合って、人とどう関わるかを模索出来るようになったから…

    「抱きついたり手をつないだりしてれば、伝えることはできるんだ。それが、君のほんとうに伝えたいことだったら…伝わるよ、きっと」

    「ひとりぼっちのひとなんて、世の中に誰もいない。抱きつきたい相手や手をつなぎたい相手はどこかに必ずいるし、抱きしめてくれるひ

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    2023年06月20日
  • ひこばえ(下)

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    ネタバレ

    上巻があと少しで終わるというところで、これまで拍子抜けするくらい大家の川端さんなどから評判が良かった父の本当の姿が見えてきだす・・・
    自分史を作るために父親が知り合ったフリーライターの真知子が、生前の父親の交流関係を調べていくにつれ、たくさんの人が父を、父の死を煙たがっていることがわかってくる。結局は、金にだらしがなかったということか・・・。そんな父を恥ずかしく思いながらも、関わりを断つことができない洋一郎。
    そんなこともあってか、洋一郎は、施設長として働いている介護施設入居者の迷惑人、後藤さんを無下にできないでいる。

    その後藤さん。どんな人でどんなことがあったんだろうと思っていたのだけれど

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    2023年06月20日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    江崎は著者の重松清さんではと読後に思ったのは私だけだろうか
    「オズの魔法使い」映画は見たけど、主題歌しか覚えていなかった
    多くの名言があったのだと教えられた
    私も飛んだことがない
    物語は実話に基づいて書かれたとのこと
    正義はいつでも味方であるとは思えない

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    2023年06月19日
  • ひこばえ(下)

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    久々の重松清さんの作品

    上下巻で読み応えもあり、ゆっくりと時間が流れていくような展開がまた良かった。
    父親と息子の関係を描いていますが、既に父親は亡くなっている。
    思い出は自分勝手でイイ。私の父親も亡くなっていますがやっぱりなんだかんだと良い思い出となっているとおもいます。
    読みながら改めて自分の父を思い出す事も出来て良かったと思いました。
    お墓問題はこれからの時代、変化していくんだろうなと感じさせられました。繋げて行くのは、面倒なことで迷惑では無いとも思いたい。

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    2023年06月17日
  • ひこばえ(上)

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    久しぶりに読む重松清さんの作品。その上下巻の上。
    ひこばえっていう言葉の意味も初めて知りました。

    自分より少し世代が上の主人公の親子の物語。
    少しずつ見えてくる父の姿。
    様々な人々との出会い。

    下巻ではどんな物語が、と期待を感じながら読み終えました。

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    2023年06月14日
  • 疾走(上)

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    シュウジの家族の転落っぷりが悲し過ぎる。エリとシュウジには幸せになって欲しい、下巻が楽しみ。
    一つ共感できるのは、シュウジの疾走。私も走るの好き、走りながら、あーだこーだ考えるけど、走り終わりの爽快感は堪らない。

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    2023年06月13日
  • ひこばえ(上)

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    ネタバレ

    「くちぶえ番長」に続く重松清作品。またまた職場のパートさん(もうすぐ60歳)が、「私たちの年代の方が合うかも。」と貸してくれた。どれどれ。

    しっとり穏やかに、懐かしさ、哀しさ、寂しさ、辛さ、優しさ、色んな感情が胸を打つ。物語設定自体もそうなんだけれど、重松清さんの文章が、そうさせている気がする。重松清さんの文章は、礼儀正しく、柔らかい。そんなイメージ。

    主人公は長谷川洋一郎、55歳。洋一郎には小学2年生で生き別れた父親がいて、長い時を経てその父親が亡くなったとの知らせが入る―。

    洋一郎の幼い頃の父との思い出は、昭和のその時代を直接知らない私でも、懐かしさに胸がいっぱいになる。なんでだろう

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    2023年06月14日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    長い話でもなく、一気に読めた。
    描かれている子どもたちの様子は、自分の小学生時代にも身に覚えのあるもので。
    子どもたちがそれぞれに勇気を出すところは感動したし、健太の勇気には涙が出た。
    子どもにもいつかオススメしたい一冊。

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    2023年06月11日
  • 希望の地図2018

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    ネタバレ

    自分の年齢を考えると、日本初と言っても良い事業にチャレンジするのは、この後もないでしょうし、震災で失ったものが大きかった分これ以上失うものもないだろうと 気仙沼地域エネルギー開発株式会社高橋正樹
    阿部憲子泰浩兄弟 阿部長商店 ホテル観洋
    南三陸キラキラ丼 語り部バス

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    2023年06月06日
  • ひこばえ(上)

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    ひこばえ
    という単語を初めて知りました。

    重松清さんの作品はいつも(私の勝手な期待を)裏切らない。重くまじめに向かい合い、人って...と考えさせられる。

    ほんと好き(*^^*)

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    2023年06月01日
  • カシオペアの丘で(下)

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    ラストは穏やかな気持ちで読めた。
    読んだ人はきっと星を眺めたくなるはず。
    見るならもちろん満点の星空!

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    2023年05月31日
  • 峠うどん物語 上

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    重松清さんの初作品がこれでした!何ですかねぇ ほんとにホッとする物語でした
    無性に普通だけど頑固オヤジさんが作ってくれるうどんが食べたくなります

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    2023年05月16日
  • めだか、太平洋を往け

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    定年となった元小学校教師のアンミツ(安藤美津子)先生と、彼女の孫翔也を中心に物語が展開する。
    アンミツ先生の息子夫婦が事故に遭い、血の繋がりがない(息子の奥さんは再婚で翔也は連れ子)天涯孤独となった不登校の翔也と一緒に暮らすことになる。
    そんな状況の中、アンミツ先生はかつての教え子たちに現在どうしているかと思い、手紙を出す。
    しかし、すぐに返事が来たのは、ガキ大将だったヒデヨシと、当時の印象が薄かったクックの二人だけ。
    ヒデヨシは末期癌、キックは東日本大震災の被災地でボランティア。
    彼らと再会する一方、翔也が通うはずの小学校を訪ねると、かつての教え子だったテンコさんが先生に。彼女は、「正しさ」

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    2023年05月12日
  • きみの友だち

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    ネタバレ

    「友だち」をテーマに色んな人間関係が描かれる連作短編集。こんな子いるよね!って感じの子が、身近に誰でも1人はいるのではないでしょうか⁇ クラスの他の子達から浮いていようとも、お互いが分かり合っていて2人の世界を作り上げているかのような恵美ちゃんと由香ちゃんの関係こそが、本当の「友だち」と言えるのだと思います。ライバルであり、親友でもあるブンとモトの関係には憧れますね〜。

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    2025年12月21日
  • アゲイン 28年目の甲子園

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    映画の脚本のノベライズ。マスターズ甲子園を舞台としたお話。
    かつて夢破れた高校球児が、それぞれに抱える家庭の悩みと向き合いながらも、甲子園を目指す。映画ありきなので、ストーリーの展開は早く、非常に読みやすく、最後はとても爽やかな気持ちで読み終えた。
    映画も観たい。

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    2023年05月10日
  • 峠うどん物語 上

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    重松さんの作品が好きなので背表紙もレビューも見ずに手に取ってみました。なかなかスポットがあたることが少ない場所で綴られる物語りに心暖まるとともに人と人との繋がりをあらためて考えさせられる作品だと思います。

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    2023年05月06日
  • かあちゃん

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    お母ちゃんはいつの時代も子供の、そして家族の一番の柱である。すまないがお父さんはいつの時代もキャッシュディスペンサーw
    不遇の事故で主人とその会社の同僚を亡くし、被害者と加害者の両方を背負う羽目となったかあちゃんの何十年にわたる償いはその家族と家族の周囲を救うことになる。その救われた家族にもそれぞれのお母ちゃんが家庭と子育てに奮闘する様を読んでいると、ああ、自分の母親にももっと感謝してもって孝行しなきゃって思う。気が付いたら親への孝行なんてあっという間に間に合わなくなる。
    この書でもいじめ問題が全般に渡って影響するわけだけど、作者はすごく大切なメッセージを残している。簡単な言葉だけどそれを維持

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    2023年05月06日
  • ひこばえ(下)

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    やっと下巻になり、物語が動いていく。ドラマ仕立てで、少し無理な展開も多いように思うが、ホテルでの母親、姉とのやり取りは、つい涙した。父親に劇的な過去があるわけではなかったし、結局伝聞でしか話が進まなかったなので、本当のところはわからないが、そういう作りでよかったのだと思う。

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    2023年05月04日