重松清のレビュー一覧

  • 季節風 春

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    今の季節にぴったりのこの本、近所に住む友人が貸してくれた。どの短編もいいけれど私のお気に入りはツバメ記念日。涙出た。

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    2023年03月26日
  • かあちゃん

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    母にはいつでも正直にいたい。そして、感謝と思いやりをもって接していきたい。私は学生時代にイジメは受けなかったが、生きづらい生活をしていた。
    もっと正直に生きても良いと思う

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    2023年03月21日
  • ひこばえ(上)

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    小学2年の時に家を出た父が亡くなった、と知らせを受けた、長谷川洋一郎。

    48年間、音信不通だった父・石井信也の晩年の生活が見えてくる。

    自分史を書こうとしていた父・石井信也。
    何のために…
    誰のために…

    48年、しかも子供の頃の記憶もほとんどない。
    家族を捨てた父親。
    父がいなくなってからの苦労。
    特に母親の苦労を考えると、『父親だろ』って、言われても…
    他人に何がわかるって、もんだろう。

    洋一郎の姉や石井信也の兄弟の対応が当たり前だろう。

    洋一郎は父・石井信也の存在をどう捉えていくのか…

    これからどうなっていくのか。

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    2023年03月11日
  • 木曜日の子ども

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    重松清さんの本は何冊か読んだことがあるけど、ヒューマンドラマみたいなのが多くてこういうミステリーみたいなのは初めて読んだと思う。少し奇妙で不気味さがあって次が読みたくなる。木曜日の子供の歌があることを改めて知って展開に最後までドキドキした。新鮮でなかなか面白いと思った。

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    2023年02月25日
  • 木曜日の子ども

    重松さんの作品を読むと元気をもらうことも多く読んできた。いじめや過去の親との確執などをテーマにした作品も多く、中学受験にもよく出題されるようだ。
    こんなサスベンス的な作品を書くんだと驚き。
    学校給食での大量殺人から7年、新たな殺人が起こる。日常生活の中に不気味さガンダム潜み、全体的に面白かった。ただ最後にの展開は、ちょっと物足りないかな。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年02月21日
  • 疾走(下)

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    救われない人物には救われないなりの救いがあるのだと感じた物語だった。シュウジは孤独でただ一人のまま終わったが、一人を背負われた人々に僅かな希望を残すことができた。一人のままで一人では無くなったのだなと感じた。

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    2023年02月19日
  • ルビィ

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    ネタバレ

    久しぶりの重松作品。
    どうしようもない人達がほんのちょっとだけ救われる、というのがよくある展開だけど、今回の作品はより救われる側の話が多かった気がする。

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    2023年02月07日
  • めだか、太平洋を往け

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    後半で知らないうちに涙目が止まらなくなった。
    重松さんの小説、少年、先生、被災地、というキーワードだけでもう泣ける要素は揃っている。
    この本を読んで教師という職業の大変さとそれを上回る素晴らしさを世の中に知ってもらえれば、多少なりとも今の学校をとりまく問題解決のヒントになるのではないかと思った。
    教師という職業はいつまでも憧れであってほしい。

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    2023年02月02日
  • ナイフ

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    「いじめ」がテーマの短編4編と「家族」がテーマの短編1編が収録された小説。
    「ナイフ」「キャッチボール日和」のいじめ描写が特に読んでて辛かったが、最後まで読み切ってよかったと思う。些細なことでいじめは行われる、加害者は軽い気持ちなのかもしれないが、いじめられる側だけではなく、その家族も辛い思いをすることを忘れてはいけない。
    作中に荒木大輔や長嶋茂雄の引退の話が出てるのが、一昔前、二昔前の作品って感じだが、いじめの根本はいつの時代も変わらないんだなと実感。是非多くの学生、教師の方に読んでもらいたい作品。
    立場の弱い人にフォーカスする重松清さんの作風がやっぱ好き。

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    2023年01月30日
  • 旧友再会

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    旧友にもそれぞれの人生あり、久しぶりに会った友に懐かしくもあり会えなかった時間のそれぞれの時間に近寄れない距離も感じたり、同じ時代を生きたあの頃のの仲間だから分かる感情もありそんな事を考えながら読みました。

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    2023年01月14日
  • 疾走(上)

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    走るのが好きな主人公の周りを取り囲む生々しく重い関係性が読んでて辛い。しかし、背景描写や「ことば」の描写が細かくどんどん引き込まれていく。この先がどうなるのかは微妙に読めないが、確実に悪い方に進むことだけは判る。下巻を早く読んでまとめて評価したいと思える。

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    2023年01月09日
  • ファミレス 下

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    いろいろな料理が食べられるファミレスってすごいとあらためて感じた。家族それぞれが好きなものを食べられる場所、、、行きたくなった。みんなで。

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    2023年01月05日
  • ビタミンBOOKS―さみしさに効く読書案内―(新潮文庫)

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    少しずつ読み進めました。
    さみしさに効く読書案内、心に栄養をくれる34の名作たち、重松清さんが何を読んだらよいのか教えてくれます。
    重松清さんの人柄、その本がどれだけ好きかが伝わってきます。 
    読み終えたらもう一度ページをめくって自分が気になった作品を読もうと思っています。
    こんなにワクワクする本の紹介は初めてですし、重松清さんの作品だけではなく人柄にも好感が持てました。

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    2023年01月02日
  • 空より高く

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    出てくるシュチュエーション(高校生、教師、ニュータウンなど)は重松清のよくある要素が多かったが、意地悪な人が全く出てこないため楽しくのんびり読み進めました。

    主人公ネタローと友だち2人も擦れてなくて可愛い。ムクちゃんも読み進めるにつれ好きになりました。

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    2022年12月17日
  • カカシの夏休み

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    努力は必ずしも報われない。この歳(アラフィフ)でよく実感できる言葉。人生半分以上終わっていても、この先も未来がある。若者の思う未来とは意味が違うかも知れないけど、そんなやるせなさを感じる短編集でした。
    重松さんの作品はそんな言い訳ができない、中年世代を代弁してくれているように思え胸に染みます。

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    2022年12月12日
  • 木曜日の子ども

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    全く感情移入できなかったが、カッコ悪い泥臭い真実の姿が本当の心に訴えかけるのかもしれないと思った。
    このような作品を書き上げる筆力はすごいと思う。

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    2022年12月11日
  • 季節風 冬

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    季節風4作品読み終わりました。
    冬はイベントが多いので、日常の中にある特別感や、イベントだからこそ生まれる感情の動きが散りばめられていました。
    この中でのお気に入りは、「火の用心」です。違う環境に進んだ友達同士の距離感の難しさに共感しました。仲良くしていたいだけなのに、触れてはいけないところがあるのではないか、何を話せば良いかわからないと、もどかしさがじわじわ伝わってきました。
    シリーズ通して、単純な季節ものではなく、一編ごとに時期が少しずつ進んでいく形式は、季節感をより繊細に感じられる体験でした。週に一つの短編というような読み方をしていたら、もっと沁みるものがあったのかもしれないです。

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    2022年12月09日
  • 星のかけら

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    ネタバレ

    ー死ぬとはどういう事かー
    一人の小学生の交通事故を通してすすむ物語だった。
    いじめられっ子の主人公。それを庇う幼馴染とその家族。いじめの主犯たち。そして交通事故で命を落とした本人とその母親。

    「星のかけら」を通して事故で命を落とした本人が伝えたかった事を伝えに来る、そして登場人物たちが未来に向かって歩き出す。という物語でした。

    前に進む事が大切だよ、と背中を押される気がしました。

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    2022年12月04日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    『お母さんを悲しませたら殺しますよ。』
    コロシマスヨ。とてもゾッとした。

    血縁関係があろうがなかろうが、親と子に信頼関係を結ぶことは非常に困難だ。
    全力で本音が言える人間関係なんてあるのか。
    私はないと思う。
    家庭や職場であったり恋人、友人その関係性によって差はあるが、100%で相対することはできない。

    他者の心境などわからない。

    だから、努力する。

    97年に起きた神戸連続児童殺傷事件を彷彿とさせる作品でした。

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    2022年11月30日
  • みんなのうた

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    ほのぼの

    レイ子さん、タカツグ、キミばあ、珠代さん

    イネちゃん、いいねぇ


    ウッドフィールズで、歌ってみたいなぁ

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    2022年11月22日