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わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる――。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない……。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。
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Posted by ブクログ
志望校の過去問に出てきたから…という理由で読み始めたら、どっぷり沼に浸かってました。 重松清さんの本が好きだなぁと思わされた話!
★一緒にいなくても寂しくないのが友達なんじゃないの。 ★俯いてから空を見上げると自然と笑顔になれる。 学校生活での恵美のまわりの友達について、俯瞰したところから書いた小説。一人一人にフォーカスした短編連続小説だった。 1番好きな物語は堀田ちゃん。すごく共感できたから。戦争より平和が好きだからどこの...続きを読む味方にもつかない。八方美人のようにいっぱい友達がいる。でも本当の友達は?そんな悩みが重なった。友達がいない訳じゃないけどだれにでもいい顔をしてしまう。私は恵美みたいなさっぱりした考え方と由香ちゃんみたいなほんわかした雰囲気を持った人になりたい。
大好きな本。小学生の時から中学生にかけて4回くらい読んでる。ほんとうの、大切にすべき友だちとは何かを教えてくれた気がする。
これも涙なくして読めなかった。 それぞれの短編の中で、それぞれの「きみ」の心の奥を見抜いて、端的だけど刺さる言葉を発する恵美さんが、瀬尾まいこさんの「あと少し、もう少し」に登場する先生を思い出した。 --- でもさ、青だけの空って、のっぺらぼうじゃん。空の顔つきって雲で決まるんだよ。お日さまだっ...続きを読むてギラギラして、うっとうしいときもあるじゃん。雲は雨も降らせるし、日差しもさえぎるし、けっこうクセモノだから。 邪魔じゃないよ、雲は。 がんばれ、雲。 私は「みんな」って嫌いだから。「みんな」が「みんな」でいるうちは、友だちじゃない、絶対に。 --- 「みんな」という人はいないんだよな。 重松さんは、難しい言葉は全く使わないが、だからこそ大切なメッセージが多くの人に伝わるんだろうな。 どこまでも優しい。
小学生の頃に1度読み、凄い共感、感動したので中学になり再び読みました。 色んなきみのお話で共感できるようなお話もあったり、 友達ってなんだろうと改めて実感、、 この本を読んでまた本にハマり始めました 1番好きな本です 何度も読み返したい、、
誰の視点で書かれてるんだろうとずっと謎だったけど最後でちゃんと描かれていたのでスッキリ。少し前に読んだので忘れてしまったが、物語が繋がっていく感じが好き。感動した。
確かにこれは名作だ どこまでも優しい語りが特徴 びっくりするようなことが書いてあるのに、その文体で感情移入しすぎることなく、第三者の視点として読み進めることができる あなたにとって、友だちってなんですか? 今の子達にもきっと刺さる でもきっと、大人が読んでも良い
短編連作集。10編の短編の主人公は夫々だけど、10編を語っている人が誰なのか最後まで分からない。なぜこれを書いたのか、何を意図しているのか、誰に読んでほしいのか、゛グランドフィナーレ゛の第10章に書かれている。みんなって何?、友だちって何?学校生活面倒だなとか考えて、立ち止まったり、元気がなくなるこ...続きを読むともあると思う。そんな子にも、子どもを支援さる大人にもぜひ。子ども時代の行動が自分でも分からず言語化できなかったことも思い出しました。よかったです。
すごく感動した。 小学生の頃、中学受験の対策で解いた国語の小説問題がこの本で、泣きながら問題を解いたのを思い出して改めて読んでみた。 由香ちゃんと恵美ちゃんの二人を通した様々な友達の物語。 友達の温かさを感じる一冊だった。
【2025年85冊目】 ある雨の日に、恵美は交通事故に遭ってしまった。一生松葉杖を手放せない身体になり、人生のあり方ががらりと変わってしまう。ゆったりと歩くしかなくなった恵美は、腎臓の病を抱えた同じクラスである由香との距離を縮めていく――少年少女の心の機微とさまざな「ともだち」のカタチを描く一作。 ...続きを読む 危なかった、電車の中じゃなかったらバチバチに泣いてるところでした。ぐっと唇を噛み締めて耐えました。涙は滲んでいた。 作者が登場人物の一人であるというちょっと変わった文体でありながらも、違和感を覚えさせることなく読ませてくる文章力に脱帽でした。だんだんと物語が進むにつれて「これはきみの物語だ」って書いてあるのを見るだけで、なんかぐっと来るようになってしまい、パブロフの犬になるところでした。 恵美が最初は子どもだったのに、事故に遭って、友達ができてからなんとまあ、達観したことというか。ぐさりと刺さる一言が、言われた登場人物の胸を貫いて何度か私にも突き刺さりました。 子どもから大人まで広く読んで欲しいなと思う一冊でした。夏休みの課題図書とかにして欲しい。
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