【感想・ネタバレ】めだか、太平洋を往けのレビュー

あらすじ

小学校教師を引退した夜、息子夫婦を事故で失ったアンミツ先生。遺された血縁のない孫・翔也との生活に戸惑うなか、かつての教え子たちへこんな手紙を送る。〈先生はみんなに「太平洋を泳ぐめだかになりなさい」と言いました。でも、ほんとうに正しかったのでしょうか〉。返事をくれた二人を翔也と共に訪ねると――。じんわり胸が温まる感動長篇。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分の考える「正しい」ことが、他の人の「正しい」とは限らないということを感じた。
他人に言われることを全部正解だと思わずに、自分の道を進んでいきたいと思えた。

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2025年11月28日

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心が温まるいい話だった。
教育って、学校って、家族って、そして幸せってなんだろうと考えさせられました。

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2025年10月19日

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通勤電車で読んじゃダメな本。めっちゃ、泣いてしまう、私の好きな重松清さんらしい本。今回も不器用に生きる登場人物それぞれに、愛着持ってあっという間に完読。

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2025年06月07日

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涙なしでは読めない。東日本大震災、正しさ、ずるさ、生きること全てが詰まった濃厚で豊かな読書時間になりました。正しさは正しい。だがそれだけでは生きづらい。答えはいつも同じではなく、その日、その時、その状態を考慮して考えて出す。定年退職直後に息子夫婦を事故で亡くし孫と暮らすことになったアンミツ先生が、かつて息子や生徒に掛けていた言葉は20年先、30年先の彼らの人生を創りあげていた。感動!

※人間、困っているうちは老け込まない。なんとか解決しなければと頭をフル回転させアクションを起こす。そういった行動は細胞を活性化して免疫力を高める。

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2025年06月06日

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最後の章はずっと涙を流していました。
いろんな尺度があるけれど、みんな精一杯に過ごしていて
願わくばみんなが幸せでありますようにという
先生の思いがありありと最後まで伝わってきました。
その幸せもいろんな在り方があるからこそ
こんなにも最後に刺激されるのだと思います。

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2025年02月11日

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特に教育関係を仕事にしてる人は読んで欲しいなと思うものだった。個と集団、人生における幸せ、不条理、それぞれの正義や正しさ、難しいけど、その場面ごとに問いかけてくれるような本だった。

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2025年02月08日

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重松清は、忘れそうになった頃に読みたくなる。そしていつも裏切られない。なにか大切なことを思い出させてくれて、許されて楽になって、そして何かを始めたい気持ちにさせてくれる。

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2024年11月30日

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重松清ワールド全開です!
物語を読み進んでいくと自分が教わった先生に想いを巡らせたりしました。それと、私は40代ですが、若い頃に言っていたことが若かったなぁとか、じゃあ今の自分はどう?とか考えさせられました。世代毎で抱える様々な悩みや葛藤が見事に描き切られていて共感しかない作品でした♪

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2023年09月30日

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小学校の担任の先生を思い出しました。私達のことを、アンミツ先生のように幸せ願って見守って下さってたんだなと、改めてそのことに気付かされました。

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2023年09月13日

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小学校教員を引退してすぐ、アンミツ先生は、血縁関係のない子のおばあさんに。息子と義理の娘が不慮の事故で亡くなり、思いがけない事態に。孫になる翔也は、学校に馴染めず不登校になっていた。「みんな」に馴染めないのは、父親譲りで、おばあちゃん譲りでもあったのだ。(血は繋がっていないけれど)

ヒデヨシ、テンコ先生など、個性的な人物が、東北被災地の復興途上から人生について考えていく長編。

教員は一読の価値あり。

500ページ以上あったが、半日で読んでしまった!

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2023年03月04日

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ネタバレ

「楽しい場所」を見つけるまで、ずっと待ち続ける父親になりたい。たとえ世界中のおとなが「早くしなさい」と、きみをせきたてても、僕だけは「ゆっくりでいいぞ」と言ってやる。

物語後半。「お父さん」から息子の翔也くんに宛てた手紙。「みんな」と一緒がうまくできなくて、学校に行くことができなくなってしまった息子への優しい気持ちが溢れてて。読んでてたまらなくなってしまいました。

大好きな重松清の本。ここ最近学校に行きたがらない小5の娘を持つ親として、大切なことをたくさん教えてもらったような気がします。ありがとうございました。


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2023年02月11日

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長編小説でもあり、ストーリー自体が重たいものでもあったので読むのに結構な時間が経ってしまいました。が、読んでよかったと心から思っています。
正しさもとっても大事だけど、幸せかどうかのほうがよっぽど大事、というフレーズが沁みました。
他人に好かれていないことを自覚しながらもそれを貫こうとしてしまうテンコさんのキャラクターにすごく共感し、ヒデヨシの男らしさにはかっこよさを感じました。
またいつか読み直したい作品です。

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2023年01月15日

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ここに登場する教師は正しさを示し導く教師ではなく、失敗し、惑い、自信もなく、清くもなく、それでも人としてしっかり悩む人々だし、それを慕う教え子もそうだ。震災の爪痕に向き合う中で、それぞれが大切なことを大切にしようと再び歩み出す素敵なお話でした。

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2022年08月11日

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[正しさ]は最適解ではないし、正しさを振りかざすことは、正義ではない。むしろ、時には残酷な結果となる。
[みんな]ってなんだろう。みんなから外れてしまう子たちの居場所は?
人にはいろいろな種類の優しさがある。
色々考えさせられる。

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2022年03月12日

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アンミツ先生の教師としてのプライド
翔也くんの寂しい気持ち
テンコさんの正義感
健夫さんの不器用な優しさ

一人ひとりに自分を重ねて涙した
私は大きな人になりたい

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2024年08月15日

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定年退職をしたアンミツ先生が主人公なのですが、前半は些細なことに腹を立てたり、嫌味を言ったりしていて、読んでいてストレスを感じていました。「老害」って言葉が頭の中を横切る。そんな感じでした。
ただ、翔也との関係性が深まり、彼が人間として成長するにつれ、アンミツ先生は優しく、深く、涙もろくなっていく。物語もズンズンと面白くなる。
一冊を通して、深い感動があり、子育て世代の私としては深い学びがある。そんな小説でした。
ありがとうございました。

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2024年05月24日

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めだかという存在は小さくて、少し離れてしまえば皆同じだと思っていましたが
人間も同じようなものかもと思いました。
その人にとってはどうしようも無いほど大きい悩み、悲しみ、楽しさも俯瞰して見てしまえばちっぽけなもので、
ひとまず「生きてさえいれば良い」のかもなと。

アンミツ先生と翔也がお互いに少しずつ関係を築いていく姿がとてもほっこりとします。
不登校の翔也が「ガイジン」と言われるなか、自分なりに居場所を見つけて成長していくのがかっこよかった。

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2023年12月30日

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この作者には毎度泣かされます。文字は霞むし、マスクの縁はびちゃびちゃになるわで人前で読むのはちょっと厳しい。作者は泣きのツボをよく心得ていらっしゃる。
人生は苦難の連続、修行の場というけれど、今の人生は一回こっきりだから、楽しく生きてくださいね。自分に正直になって心を楽にするといいのよ。自分の生きる場所が見えてくるから。それとね楽しく生きるには人を知るための学びが必要なんですよ。理屈だけじゃダメ。どんな人生もかならず誰かと関わりを持って成り立ちます。なぜなら人生は高く広く深いものだから一人では受容しきれない、先生そう思うのよ。分かり合える相手を得たら是非分かち合ってくださいね。きっと楽しいわよ。幸せな人生ってそういうものじゃないかしら。そしてその相手と幸せを紡いでくださいね。私は先生からそうご教授いただきました。
生きるをテーマにした心温まる作品でした。
5匹のめだか逹は何を伝えるものだったのでしょうか。考えると眠れなくなります。

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2023年09月01日

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定年退職した元小学校の教師が血の繋がりのない孫や大人になった教え子との関わりを通して、正しさと幸せについて考えさせてくれる心温まる物語。

心に残った言葉
・正しさはとても大切なことでも、幸せの方がもっと大切でもっと尊い。学校とは子供達に正しい人生を歩ませるために設けられた教育の場ではなく、子どもたちに幸せな人生を送ってほしいからこそ、そのために必要な知識や知恵や正しさを教える場ではないか?

・どっちが正しいのか先生には何もわからないけど.....でも先生はテンコさんの味方だから。どんな時でも、何があっても、ずっとずうっと味方だからね。
・だって、あなたはわたしの教え子なんだから。先生は教え子の味方。ずっと味方。

・生きてりゃ誰だってどこかで誰かに迷惑をかけるかけちゃうんだ。そういうものなんだよ、人間ってのは。遠慮なく迷惑かけてくれよ。

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2023年07月26日

Posted by ブクログ

定年となった元小学校教師のアンミツ(安藤美津子)先生と、彼女の孫翔也を中心に物語が展開する。
アンミツ先生の息子夫婦が事故に遭い、血の繋がりがない(息子の奥さんは再婚で翔也は連れ子)天涯孤独となった不登校の翔也と一緒に暮らすことになる。
そんな状況の中、アンミツ先生はかつての教え子たちに現在どうしているかと思い、手紙を出す。
しかし、すぐに返事が来たのは、ガキ大将だったヒデヨシと、当時の印象が薄かったクックの二人だけ。
ヒデヨシは末期癌、キックは東日本大震災の被災地でボランティア。
彼らと再会する一方、翔也が通うはずの小学校を訪ねると、かつての教え子だったテンコさんが先生に。彼女は、「正しさ」に固執し、「全員一致」を強制し、周りの人びとと軋轢を。
それぞれが抱える問題に、アンミツ先生はどのように対処するか。
題名は、かつて教え子たちにアンミツ先生が語った「メダカの人生」から。
アンミツ先生の息子健夫が生前パソコンに残した、翔也への語りかけには、涙腺が刺激されずにはいられない。
余命わずかなヒデヨシの生きることへの必死さや、自分のことよりも他人への思いやりを優先するキックのやさしさ。
物語がまだ終わらずに、このまま読み続けたいと思える小説。

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2023年05月12日

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後半で知らないうちに涙目が止まらなくなった。
重松さんの小説、少年、先生、被災地、というキーワードだけでもう泣ける要素は揃っている。
この本を読んで教師という職業の大変さとそれを上回る素晴らしさを世の中に知ってもらえれば、多少なりとも今の学校をとりまく問題解決のヒントになるのではないかと思った。
師という職業はいつまでも憧れであってほしい。

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2023年02月02日

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もっともっと言いたいことがありそうなほど、テーマがたくさん隠された一冊。テンコ先生のところ、なんかきつかったなぁ…。正論が正義なわけではないというのは、真面目な人間ほど理不尽な話だよね…。いろんな立場の人の気持ちが分かるようになると凝り固まっていた心も溶け始めていくのか、ほんわかした気持ちが伝わってきた。少しずつ少しずつ、明るい方へ向かうといいな。
みんなで太平洋をゆったり泳いでいこう。

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2022年10月12日

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あんみつ先生、ひでよし、キック、てんこ先生、翔也くん、それぞれ辛いことや後悔を抱えながら、それでも人生は続く、前向きに強く生きていく。その分、人に寄り添えることも沢山ある。やはり人と関わりながら生きていくというのは、いろいろあるけれど、豊かな人生に繋がるのだと思う。

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2022年08月18日

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アンミツ先生を取り巻く翔也、ヒデヨシ、キック、テンコ先生を含む、皆んなが悩み、悲しみ、葛藤を抱えながらも、小さい体で流れに逆らって突き進んでゆくメダカのように、世の中をたくましく生き抜いていく姿を描いた作品。

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2022年06月27日

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リタイヤしたばかりのベテランの小学校教師、安藤美津子先生ことアンミツ先生。
突然の事故で息子夫婦を亡くし、孫の翔也を引き取るところから始まる。翔也は奥さんの連れ子だったことから血の繋がりはない孫で。
きれいごとだけじゃないところが良かった。アンミツ先生も先生でありながらひとりの親で、完璧ではなくて、いっぱい悩んで迷って。
翔也との関係を軸に、その後の昔の教え子と関わりや、現状が描かれていく。
現実はつらく重く苦しくて。天涯孤独になってしまった翔也の境遇、末期がんに侵されたヒデヨシ、東日本大震災の津波の被災地で尽力するキック。
希望を持つにはあまりにつらく、それでも人生は続いていく。アンミツ先生のめだかのお話が少しずつ助けになってひとりひとりをそっと支えて。
このめだかのお話も、アンミツ先生自身が振り返って、きれいごとだったのではないかと悩むけど、読み終わった時、腑に落ちました。
みんながみんな悠々と太平洋を泳げるとは限らない。でもそれぞれの場所でそれぞれの泳ぎ方で、懸命に泳ぐめだかたちを応援したい。そんなアンミツ先生の気持ちが痛いほど伝わってきました。先生って素敵で、でも大変な仕事だなぁ。
生き抜くことと、死について描かれた心にじんわりくる一冊でした。
健夫が翔也に宛てて書き残した手紙の箇所が、あったかくて優しくて、でももう彼がいないことが悲しくて胸がいっぱいになりました。

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2022年06月14日

Posted by ブクログ

教師としての自分と母親としての自分。その矛盾を正してくれるお孫さんの存在が、じんわりと心に沁みてあったかい気持ちになりました。

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2022年05月05日

Posted by ブクログ

2022/3/25〜4/10

教師を目指している人に読んでほしい本。

小学校の時、担任の先生は僕らを常に正しい方向に導いてくださる存在で、わからないことなんかなくて、ある種別の人間だと思っていた。
実は先生もおんなじ人間で、先生なりの考えや悩みがあったんだな〜ってわかった。

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2022年04月10日

Posted by ブクログ

「正しさ」をふりかざす、それは大事だけど時には残酷な結果を突きつける。

私も実利主義だった時期があったのを思い出しました。結果が全てだけど、結果よりも過程から得られた積み重ねを人は褒めるべきだなぁと思いました。

元教師のアンミツ先生と、血の繋がらない孫と、元教え子のキック、ヒデヨシ、テンコさん、それぞれの異なる生き方を描いている作品です。共通点はアンミツ先生と関わりのある人達だということ。その共通点によって出会う機会を得て影響し合う姿は、学級の内側のようです。何歳になっても、教え子の味方よ!とハッキリ伝えて寄り添うアンミツ先生に愛情深さを感じずにはいられませんでした。

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2022年03月07日

Posted by ブクログ

今の学校の先生にはあまりいないのではないかと思わせるような
「先生」らしい考え方を持ったアンミツ先生

先生も先生の周りの人も幸せになればいいなと思わせる一冊

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

感想
群れから離れる。恐ろしく辛い道を行く。だけど面白い。広い世界は僕たちを待っている。たとえ小さな存在だとしても。世界を見るのは楽しい。

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2024年02月29日

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