季節風 春

季節風 春

作者名 :
通常価格 607円 (552円+税)
紙の本 [参考] 693円 (税込)
獲得ポイント

3pt

【対応端末】

  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

【縦読み対応端末】

  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子どもが生まれたばかりの共働きの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの春篇。別れと出会いに胸震わせる、春の物語12篇を収録。

関連タグ:

季節風 春 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月02日

    相変わらず高いクオリティ。やっぱり春といえば出会いと別れに三寒四温な気温。これが人生というものなのかぁ。どれも名作揃いだった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月20日

    季節風シリーズを順番に読んでいます。
    私のお気に入りは「めぐりびな」です。
    子供の頃の感覚的な感情を理由をつけて説明しようとする妻に対して、夫が
    それは後出しジャンケンのようなものだから、
    わからないものはわからないままでいい、
    と励ますシーンが好きで、なるほどそうだなと励まされました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月08日

    桜前線を追いかける旅に出ると会社の先輩に話したらおすすめされ旅行前に購入し読みました。

    どの話もとても良かった。3月から梅雨のはじまりまでの春のお話。人によって好きなお話は変わると思います。短篇集のためとても読みやすくいので本が苦手な人におすすめ、自分にとっての春のかたちを探すきっかけに読んでみて...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年05月09日

    春夏秋冬に合わせて出された短編集の「春」。
    ひな人形やツバメ、柏餅にさくら‥と春らしいキーワードがそれぞれのストーリーの中核として生きていて、読み終わったあとは温かい気持ちになった。
    1本目を飾る「めぐりびな」、ラストの「ツバメ記念日」は産まれたばかりの子どもがいる自分にはとても感情移入ができたし、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月13日

    重松清の「季節風」シリーズ・春バージョン。


    季節を待って読んでよかった。
    どのお話もしんどいけれど、一歩前に踏み出したくなる。
    地方出身東京住まいの方は心攫われること間違いなしです。

    「めぐりびな」より

    —寒の戻りに三寒四温、季節が変わるのはちょっとずつで、そのちょっとずつのペース...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月04日

    やはり“春”にふさわしく、哀しいよりは心温まるお話で構成されている。
    いくつものお話が入っているので、ひとくくりにするのは適切ではないのかもしれないけれど・・・

    ふるさと、郷愁、懐古・・・?
    そんなイメージを抱く短編集。

    忘れたいような、忘れたくないような過去とか。
    面倒くさい、鬱陶しい、早く自...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月29日

    「春」をテーマにした短編集。
    家族が登場しする物語が多くて、ほっこりしたり、切なくなったりしました。

    私みたいな人が読むと、泣いてしまう話がたくさんです。
    通勤中ずっと泣いてたので、周りから見たらただの変な人に見えてたかもしれません。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月31日

    いや、困った本です。
    私の読書時間はほとんどは通勤電車の中なのですが、この本を読んでいて涙腺に猛烈な刺激を受けまして。。。。
    来たのは真ん中頃の短編「せいくらべ」。
    弟想いの主人公(小学5年生の女子)が健気なんだ。それを見守る隣家の若奥さんも暖かいし。
    ベタだとか青臭いとかの批判もありそうですが、や...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月26日

    今の季節にぴったりのこの本、近所に住む友人が貸してくれた。どの短編もいいけれど私のお気に入りはツバメ記念日。涙出た。

    0

    Posted by ブクログ 2022年11月20日

    2010年文庫発売。短編集です。何を読もうかなと思う時、読んでみるのは著者の作品。まず裏切られません。この作品も、そうでした。著者の登場人物たちは、市井の人ばかり自分と重ねる人が出てくるように思います。どの作品も泣きそうな気分になります。いつも思うのですが、どうして著者は子供の心で作品を書けるのかな...続きを読む

    0

季節風 のシリーズ作品 1~4巻配信中

※予約作品はカートに入りません

1~4件目 / 4件
  • 季節風 冬
    565円(税込)
    出産のために離れて暮らす母親のことを想う5歳の女の子の素敵なクリスマスを描いた「サンタ・エクスプレス」ほか、<ひとの“想い”を信じていなければ小説は書けない気がする>という著者が、普通の人々の小さくて大きな世界を季節ごとに描き出す短篇集「季節風」シリーズの冬篇。寒い季節を暖かくしてくれる、冬の物語12篇を収録。
  • 季節風 春
    607円(税込)
    古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子どもが生まれたばかりの共働きの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの春篇。別れと出会いに胸震わせる、春の物語12篇を収録。
  • 季節風 夏
    691円(税込)
    転校が決まった“相棒”と自転車で海へ向かう少年たちの冒険「僕たちのミシシッピ・リバー」、野球部最後の試合でラストバッターになった輝夫と、引退後も練習に出続ける控え選手だった渡瀬、2人の夏「終わりの後の始まりの前に」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの夏篇。まぶしい季節に大切な人を想う、夏の物語12篇を収録。
  • 季節風 秋
    649円(税込)
    同窓会で久しぶりに再会した中年5人が始めた秘密基地の集まりに、1人が息子を連れてきたいと言い出した……「秘密基地に午後七時」、男の子と、離婚する両親との最後の外食を描いた「少しだけ欠けた月」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの秋篇。ひと恋しい季節にそっと寄り添うような、秋の物語12篇を収録。

季節風 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング