季節風 春

季節風 春

607円 (税込)

3pt

古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子どもが生まれたばかりの共働きの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの春篇。別れと出会いに胸震わせる、春の物語12篇を収録。

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季節風 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 季節風 冬
    565円 (税込)
    出産のために離れて暮らす母親のことを想う5歳の女の子の素敵なクリスマスを描いた「サンタ・エクスプレス」ほか、<ひとの“想い”を信じていなければ小説は書けない気がする>という著者が、普通の人々の小さくて大きな世界を季節ごとに描き出す短篇集「季節風」シリーズの冬篇。寒い季節を暖かくしてくれる、冬の物語12篇を収録。
  • 季節風 春
    607円 (税込)
    古いひな人形が、記憶の中の春とともに、母の面影を思い起こさせる「めぐりびな」、子どもが生まれたばかりの共働きの若い夫婦が直面した葛藤と、その後の日々を鮮やかに描き出した「ツバメ記念日」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの春篇。別れと出会いに胸震わせる、春の物語12篇を収録。
  • 季節風 夏
    691円 (税込)
    転校が決まった“相棒”と自転車で海へ向かう少年たちの冒険「僕たちのミシシッピ・リバー」、野球部最後の試合でラストバッターになった輝夫と、引退後も練習に出続ける控え選手だった渡瀬、2人の夏「終わりの後の始まりの前に」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの夏篇。まぶしい季節に大切な人を想う、夏の物語12篇を収録。
  • 季節風 秋
    649円 (税込)
    同窓会で久しぶりに再会した中年5人が始めた秘密基地の集まりに、1人が息子を連れてきたいと言い出した……「秘密基地に午後七時」、男の子と、離婚する両親との最後の外食を描いた「少しだけ欠けた月」など、美しい四季と移りゆくひとの心をテーマにした短篇集「季節風」シリーズの秋篇。ひと恋しい季節にそっと寄り添うような、秋の物語12篇を収録。

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季節風 春 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相変わらず高いクオリティ。やっぱり春といえば出会いと別れに三寒四温な気温。これが人生というものなのかぁ。どれも名作揃いだった。

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    季節風シリーズを順番に読んでいます。
    私のお気に入りは「めぐりびな」です。
    子供の頃の感覚的な感情を理由をつけて説明しようとする妻に対して、夫が
    それは後出しジャンケンのようなものだから、
    わからないものはわからないままでいい、
    と励ますシーンが好きで、なるほどそうだなと励まされました。

    0
    2022年10月20日

    Posted by ブクログ

    桜前線を追いかける旅に出ると会社の先輩に話したらおすすめされ旅行前に購入し読みました。

    どの話もとても良かった。3月から梅雨のはじまりまでの春のお話。人によって好きなお話は変わると思います。短篇集のためとても読みやすくいので本が苦手な人におすすめ、自分にとっての春のかたちを探すきっかけに読んでみて

    0
    2022年06月08日

    Posted by ブクログ

    春夏秋冬に合わせて出された短編集の「春」。
    ひな人形やツバメ、柏餅にさくら‥と春らしいキーワードがそれぞれのストーリーの中核として生きていて、読み終わったあとは温かい気持ちになった。
    1本目を飾る「めぐりびな」、ラストの「ツバメ記念日」は産まれたばかりの子どもがいる自分にはとても感情移入ができたし、

    0
    2020年05月09日

    Posted by ブクログ

    重松清の「季節風」シリーズ・春バージョン。


    季節を待って読んでよかった。
    どのお話もしんどいけれど、一歩前に踏み出したくなる。
    地方出身東京住まいの方は心攫われること間違いなしです。

    「めぐりびな」より

    —寒の戻りに三寒四温、季節が変わるのはちょっとずつで、そのちょっとずつのペース

    0
    2015年01月13日

    Posted by ブクログ

    いや、困った本です。
    私の読書時間はほとんどは通勤電車の中なのですが、この本を読んでいて涙腺に猛烈な刺激を受けまして。。。。
    来たのは真ん中頃の短編「せいくらべ」。
    弟想いの主人公(小学5年生の女子)が健気なんだ。それを見守る隣家の若奥さんも暖かいし。
    ベタだとか青臭いとかの批判もありそうですが、や

    0
    2016年07月31日

    Posted by ブクログ

     季節風シリーズの「春」
     別れの春、旅立ちの春。不安や希望に胸を膨らませながらそれぞれの春を迎える人を描いた短編集。

     都会に旅立つ息子へのメッセージをポンカンに記してそっとカバンへ忍ばせる両親、
    その両親の最期の旅立ちへ向けて同じようにポンカンへメッセージを残す息子を描いた「拝復、ポンカンにて

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    普段はミステリーばかり読んでいる私には新鮮な作品でした。
    家族のエピソードには自分も親を大切にしないといけないな…とほんのり心が痛くなりました。

    1番好きだったのは【せいくらべ】でした。
    自分も長女なので、子どもなのに大人みたいに気を遣うお姉ちゃんの気持ちは私もよく分かったし、だからこそ隣のお姉さ

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    短編集なので、通勤時間に読みやすいなと思って読み始めましたが、、、涙涙で、電車で読むには向いてません。
    この作家さんの本は他にも読みましたが、主人公の気持ちや感じ方、考え方が私自身の気持ちと重なり合う部分が多く、感情移入してしまいます。
    この短編集では『目には青葉』という物語が私のお気に入りです。主

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    今の季節にぴったりのこの本、近所に住む友人が貸してくれた。どの短編もいいけれど私のお気に入りはツバメ記念日。涙出た。

    0
    2023年03月26日

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