重松清のレビュー一覧

  • カモナマイハウス

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    空き家の数だけそれぞれの家族の歴史が沢山詰まっている。昨今、空き家の増える中
    この空き家問題は今後大きな社会問題にもなる事だと思う。
    物語に登場する個性的な女性陣からも学びがあり年齢を重ねれば重ねる程、人生をいかにシンプルに楽しむ事の大事さに気づいた作品でした。
    『出会った人は皆んな何かを教えてくれる先生』年齢に関係なく出会いも大事にしたいものです。

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    2024年04月23日
  • みんなのうた

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    都会生まれの都会育ちで地元から離れて暮らした事のない自分には過疎化の進む田舎の生活は感覚として理解し難いものがあったが、人の優しさ、家族の温かさは心に沁みた。
    とくに『エラジンさん』の話しは良かった。ほんとうのエラジンさんとはどんな人なのか、地位や学歴、収入じゃないよね〜

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    2024年04月20日
  • カモナマイハウス

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    久しぶりの重松清さんの小説。空き家問題、介護、夢に向かって励む30過ぎの息子など現代社会を反映している。みちるさんのことを盛り立てるセブンの教養の深さに驚いた。

    私も実家の空き家問題に直面しているので、切実。子供が大変な思いをしないように私の代でスッキリさせようと思っている!

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    2024年04月20日
  • みぞれ

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    短編集で読みやすい。日常の何気ないできごとの中に深い物語が存在する。とても心に染みる作品ばかりである。

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    2024年04月13日
  • あの歌がきこえる

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    どストライク!音楽もしきたりも人間たちも空気も雰囲気もすべて私が過ごした青春時代と同じだった。育った場所が違うだけで、体験したことも目標も瓜二つ。まるで各年代の自分のアルバムを見ているよう。涙が溢れるような感動こそなかったが、大きな共感を覚えた。ありがとう!重松清さん。

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    2024年03月29日
  • せんせい。

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    誰もが、一番身近な大人を“せんせい”と呼んだ日々を過ごしてきた。
    そのなかには、イヤだなと思ったり、
    当時は好きになれなかったりした人もいたけれど
    その時代はかけがえのないもので、
    楽しかったと思えることもたくさんある。

    そして、
    何よりしんどかったときも
    楽しかったときも、
    あの時代を過ごしてきたから
    今こうして過ごしているんだなとも思います。

    なつかしい気持ちになりました。

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    2024年03月26日
  • せんせい。

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    先生と生徒を描く7話の、短編集。白髪のニールはギターを通じてロールし続ける先生の話。これが泣けた。その他も先が気になり読み進めたくなるものばかり。少しイマイチなものもあったが。

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    2024年03月24日
  • みぞれ

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    短編集。
    ラストのタイトルにもなっている『みぞれ』と、ラス前の『ひとしずく』が良かった。特に、ひとしずくが良かった。
    重松さんは、子どもの話もとってもいいんだけど、中年男性の話もとってもいい。

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    2024年03月23日
  • 小学五年生

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    葉桜
    色々動くが何も肝心なことは動かない。小さい時はそうだった。適切な動き方がわからないし、動ける範囲にも限界があった。

    おとうと
    …別にたいしたことないよ、もっときれいなの、いっぱいあるよ…オレ、知ってるから、今度アッくんに見せてやるから…

    友だちの友だち
    この設定なら、中編くらいで楽しめたかも。短編すぎて浸りきれない。死は重い

    カンダさん
    子どもから見えにくい大人の恋愛。カンダをカタカナにしてるとこに現れている。けど、破談の理由が赤裸々でそのムードが壊れた。中学生になって、次の彼氏にははまらなくて、カンダさんにも興醒めして、というのは思春期らしい。

    雨宿り
    ただでさえ短いのに場面が

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    2024年03月29日
  • あの歌がきこえる

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    本州の西の端の小さな街で生まれ育ったシュウ、コウジ、ヤスオは1980年ごろに中学生となる。親の離婚、交換日記、高校への進学や、大人の女性に憧れ、ギターで流行歌からちょっとズレた歌を歌い、様々なイベントを当時の流行していた歌とともに思い出していく連作。

    重松清というと重くるしくて理不尽な不幸の連続というイメージが有り、これを含め何冊も買って寝かしていたが、この作品はそういう雰囲気ではなかった。

    コウジのように親が離婚してしまうわけでもなく、ヤスオのように思い切り弾けるわけでもなく、馬場くんのように引っ込み思案でもない平凡なシュウは、作者のいち部を反映したものなのだろう。

    しかしそこは重松清

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    2024年03月19日
  • くちぶえ番長

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    小学4年生のツヨシのクラスにやって来た転校生。一輪車とくちぶえが上手なチョンマゲ頭の女の子、マコトは転校初日に「わたし、この学校の番長になる!」と宣言。マコトとの出会いで、ツヨシと周りのみんなが少しずつ変わっていく物語

    純粋で傷付きやすくて、少しずつ成長している段階の小学4年生の世界・・・
    小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも優しくて強くて思いやりがあって、とびきりキュートだった。特に得意な一輪車で珍しく転んだ場面は、とっても可愛くて微笑ましかった。

    私にとってのマコトは、クラスメイトではなく実の姉だったんだと思う。2歳違いの姉は私にとって最強女子で、いつも妹を守ってくれて、強く

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    2024年03月19日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    目に映る表面的な光景と目に映らないもの。
    絶望と悲しみを抱えたまま、生きる人々の感情。
    被災後の当時の様子が伝わってくる。

    福島への旅の道中に、能登半島地震後のタイミングに読めて良かった。
    この本を読み、3.11を福島で過ごし、以前より少しだけ被災地の方の気持ちに寄り添えた気がする。

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    2024年03月14日
  • なきむし姫

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    いかにも重松作品。
    子どもたちの無邪気さと鋭さ、親であるオトナたちも決して完璧な人間じゃなく、子どもの成長とともに成長していく。
    同級生だった親たちの子どもの頃の話やブンのクラスの話には、「ああ、こういうやつ居たな」と懐かしくなる。

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    2024年03月02日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    少し長めだけどテンポ感も良くてすぐに読めた。
    今まで読んできた重松清作品とは一味違う作風だったかな、と思う。だけど好きで読みやすいのは変わらない。
    後半、ウエダサマ、聖者、神、等が出てきたところからすごいわかりづらくなったので星4にした。
    (私の理解力の問題かもしれない)

    上田と高木は世界を終わらせたかった、全人類を滅亡させることはできないけど周りの人間を殺すことで自分から見える世界が一変することに気が付きそれを実行した。それと同時に、なぜクラスメートを無差別に殺したのか、〝分からない”状態にすることで周囲の人(特に大人達)を怖がらせ、一部の人間から崇拝されるようになった。彼らは自分の命を人

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    2024年02月27日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

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    確かにカッコいい人だ。だいたいカッコいい人は物事を測る軸を持っている。しかもその軸は色々な経験に基づいて出来上がってきたもので、誰かに教えてもらったり、影響を受けただけのものではない。影響は受けても最後は自分で考えて自分なりの回答を出す。それが間違っていると判ればすぐにそれを改める。そうやって積み上げ、築き上げてきたものが滲み出てくる人、というのはカッコいいはずだ。
    日露戦争の終わりとともにこの国の本当の教育は終わった、と鶴見先生は仰るがそれから100年以上経った現代もまだ落下を続けている。そう考えると自分の子供達には好きな勉強をしてもらいたいと思う。教養は身につけてもらいたいと思うが、残念な

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    2024年02月23日
  • 小学五年生

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    17人の小学五年生の少年を主人公にした短編集。転校やいじめ、親の離婚、病気、死別など様々な出来事と絡めながら、この年頃にありがちな肥大していく自意識や揺れ動く感情がそれぞれ繊細に表現されている。お気に入りは転校の複雑な心理を描いた「葉桜」「友だちの友だち」、仄かな異性への意識の目覚めが微笑ましい「プラネタリウム」、無愛想なバスの運転手との交流が心地よい「バスに乗って」、いじめを扱いながら読後感が爽やかな「ライギョ」。自分が五年生の頃はどんなだったかなと思い出しながら読むのもまた楽しい良作です

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    2024年02月18日
  • 見張り塔から ずっと

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    解説者曰く、ゴーストライター重松清が表舞台に出て来た。ミステリーだ。面白い!切り口が興味を引く。みどり&あたいの関係も新鮮。
    ハッピーエンドなおのろけ3編

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    2024年02月16日
  • カモナマイハウス

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    自分のことを言われた気がした?
    「邪魔で迷惑・ 動く不燃ゴミ」
    「あ、すみません、火葬できるから燃えますっ」

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    2024年02月08日
  • 小学五年生

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    2024.02.07
    こういうことを40歳過ぎに書けることを尊敬します。やはり、一廉の作家は自分の中に引き出しを持っていて、それを巧みに引きだすことができるのですね。それが今の1番の感想です。53歳のいま。

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    2024年02月07日
  • 木曜日の子ども

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    恐ろしい犯罪を犯してしまう子どもも、親からしたら「うちの子が一体どうして」と思うことがほとんどかもしれない。
    幼少期の辛い記憶は大きくなってから幸せな体験で覆ってやることはできるのだろうか。
    もし、自分の子どもだったら支えて包み込んでやれるだろうか。
    読んでいる途中で恐ろしい気持ちになったが、最後まで読み終えた。
    心地よい読後感に包まれることはなかったが、親としての覚悟を持っているか試されたような気持ちになった。

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    2024年02月04日