ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
夢やぶれて実家に戻ったレイコさんを待っていたのは、いつの間にかカラオケボックスの店長になっていた弟のタカツグで……。家族やふるさとの心の絆に、しぼんだ心が息を吹き返していく様子を描く感動長編!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
田舎から都会に行った者が田舎に戻った時の様子が表現されている。田舎特有の人間関係は鬱陶しさもあるが優しく。家族、特に祖父母の優しさやそれを感じ取るレイコさんの優しさ。とても心が温かくなる本でした。
家族や周りからの期待を背負って田舎から東京へ上京、東大受験を目指すも3浪してしまい、傷心して田舎に舞い戻ってきたレイコ。 しかし田舎のこの集落では、頭のいい子は都会に出て『偉人(えらじん)』になり、戻ってくると言われており、いたたまれない…。 現役で大学に受かろうが、浪人しようが、結局大学進学はや...続きを読むめようが、もう僕くらいの年齢になればそれはあまり関係無いことだが、若い頃はそんなわけにはいかない。3浪したコンプレックスに負けそうになる。だが消えてしまいたいのに、田舎の人たちはそれを許してはくれない。 他人のプライベートには立ち入らないのが都会の人の主義。しかしそれは他人に興味をなくしだんだん人間関係が希薄になる寂しさもある。 だが、故郷の人たちはその逆だ…どうした?何があった?と悪気なく心の領域に入ってくる…感情のコントロールが難しい 過疎化した田舎に住む家族や周りの人たちと触れ合ううちに、これからの自分を見つめ直すレイコ…。 レイコのこれからがどうなるかまでは書かれていないが、ふるさとで家族や仲間に囲まれて『心の洗濯』をし、これからまた歩みを始めていく…そんな前向きな終わり方でよかった。 『ふるさと』の存在。それを改めて問いかけるような小説でした。 僕は今住んでいる場所がふるさとであり、帰省する場所も無いので少し羨ましくもあるなあ…。
家族や地域、それぞれの関係性が希薄な時代だからこそ、深く考えるきっかけになり強く心に響いた。なんのために進学するのか、どう生きていくのか、家族や周りの人だけでなく自分自身に誠実に向き合うことの大切さを感じた。どんな選択をしても正解かどうかは何年も先に振り返って分かることで、自分自身で正解にしていくん...続きを読むだろうと思った。
三浪して東大受験に失敗した主人公レイ子さん。傷心帰省の途中にバツイチママと、再会。久しぶりの家族との日は煩わしいがそれぞれの立場で仕事があると気づいていく主人公。
都会生まれの都会育ちで地元から離れて暮らした事のない自分には過疎化の進む田舎の生活は感覚として理解し難いものがあったが、人の優しさ、家族の温かさは心に沁みた。 とくに『エラジンさん』の話しは良かった。ほんとうのエラジンさんとはどんな人なのか、地位や学歴、収入じゃないよね〜
ほのぼの レイ子さん、タカツグ、キミばあ、珠代さん イネちゃん、いいねぇ ウッドフィールズで、歌ってみたいなぁ
星3つか4つで迷うが、4つ。 婆ちゃんと弟はいいキャラなので、もう少し細かく描いてくれてもよかったか。
重松さんらしい内容。クライマックスには胸がぐっとくる。人それぞれになんらかの葛藤がある。人からヒントをもらい成長していく。2018.9.20
今回の作品は、頻繁に目頭が熱くなるものではなかったが、田舎ものとしては、「わかる、わかる、ん」というものだった。 『みんなで、みんなが、みんなとともに、みんなのために』 そういう世界があってもいいと思う。
決して悪くない。 しかし、期待を上回らない。 主人公が若者のレイコさんではなく、年寄りのキミ婆さんなら泣けたのかも知れない。 重松清の作品に安定感があるのは間違いない。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
みんなのうた
新刊情報をお知らせします。
重松清
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
流星ワゴン
この人たちについての14万字ちょっと
峠うどん物語 上
カシオペアの丘で(上)
哀愁的東京
青い鳥
赤ヘル1975
アゲイン 28年目の甲子園
「重松清」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲みんなのうた ページトップヘ