小学五年生

小学五年生

小説・文芸
569円 (税込)

2pt

収録された17話の主人公は、いずれも小学五年生の少年。転校先で友達作りにしくじった子、男女のカラダの違いを意識しはじめる子、父親を亡くした寂しさで心が折れそうな子、親の離婚で幼いながら母親を支えていく子…。それぞれが直面している現実を、その小さな体で精一杯受けとめ、自分で考えながら成長していく。多感な時期の少年特有の感じ方、かけがえのない一瞬を、重松清ならではの温かいまなざしで切りとった。健気さに胸が熱くなる、愛おしい短篇集!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    小学五年生
  • タイトルID
    :
    111189
  • ページ数
    :
    284ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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小学五年生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    小学5年生の子どもがいるので手にしてみた。
    5年生ならではの葛藤や恋へのときめきなど、自分自身も昔を思い出してこういう感情になったことがあったな、自分はどうだったかな。と思い返しながら読んでいた。小5の息子もこんな経験をしているのかな?と微笑ましくもあり心がだんだんと成長していることを感じることができ、何とも言えない感情になった。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    ・小学五年生の男子視点で小五男子の気持ちがわかったし、共感できるところもあった。
    (主は女 )
    ・短編集で一つの話が簡単に読め、色々なジャンルなあったので飽きなかった。
    ・イラストもたまにありその作品に更にのめり込む事ができる。
    ・重松清の本はほんとうに最高!
    (ぜひ読んでみてね❣)
    ・とても良い作品だった。

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    いろんな5年生が登場する、短編集。
    当然ながらその数だけ、いろんな境遇や性格もある。大人への階段を登りつつある年頃ならではの悩み、楽しさ。いろんな角度から楽しめました!

    0
    2022年06月16日

    Posted by ブクログ

    小学五年生にしか出せない輝きって、たしかにあるよね

    完全な子供でいられる最後の期間っていう感じがする

    0
    2026年06月11日

    Posted by ブクログ

    自分の小5の頃を思い出したり、子供の事を考えたりして「あー確かに」ってふむふむと思いながら読むことができました

    1番ケンタのたそがれが印象に残りました

    0
    2026年06月03日

    Posted by ブクログ

    ■サマリー
    ・少しだけいろんなことが分かるようになってきた年頃
    ・17個のショートストーリー
    ・懐かしい子どものころを思い出す

    ■所感
    息子が今年、小学五年生になる。
    そういえば最近、少しだけ考え方が大人びたところがあるように感じることがある。
    とはいえ、全体的にはまだまだ後先考えない子どもである。
    11歳という微妙な年頃を生きる子どもでも、大人でもないような小学五年生が出てくる本小説は、少し時代が昔の設定ではあるものの、あの懐かしい自分の子どものころを思い出させてくれる物語集である。
    私が好きなのは「おとうと」と「プラネタリウム」である。
    前者は、視力の弱い弟を持つお兄ちゃんが主人公である。どこかそっけないのだが、本当はとても弟思いの心の優しいお兄ちゃんである。後者は、主人公の少年が、夏休みの理科のイベントに参加するところから始まる。友達と一緒に参加するはずが、友達がバックレたので一人で参加することに。そこで同じ誕生日の女の子と知り合うことで、なんだか気になる存在に…。
    思春期を思い起こさせるような内容は懐かしい気持ちにさせてくれる。
    遠い遠い小学五年生だった自分を思い出しつつ、これから小学五年生になる私の息子を思いながら読んでみた。

    0
    2026年03月27日

    Posted by ブクログ

     小学五年生の『少年』の視点で見た様々な出来事を追体験できる短編集です。

     主人公は小学五年生の『少年』。途中で名前が判明することもあれば、記載がないこともあるけれど、『少年』たちは彼らなりのルールと感性と感情と行動をもって、その一瞬一瞬を生きている。全十七編の短編は、一作一作は短いものの、どれも濃厚に『少年』の姿を描き出す。時に驚くほど鋭く世界を捉えたかと思えば、くだらないことに悩み、自分ではどうしようもない大人の事情で振り回され、自分の気持ちを持て余す――小学四年生までのような子どもではなく、中学生や高校生やそのもっと先のような大人でもない、等身大の『小学五年生』の彼らが見る世界を、垣間見ることのできる作品集となっている。

     男の人は、どこか子供っぽいところがある時がある、と感じることもあるけれど、この『小学五年生』を読むと、その根底が何なのか少し想像がつく気がしました。支離滅裂なこともあるけれど、一生懸命なその姿が愛しいです。
     作中で、喧嘩したり文句を言いたかったりした時に、「ばーか!」「死ね、ばーかばーか」くらいしか語彙がないのがなんとも『らしい』感じがします。やたらと言い訳がましくなったり、理屈をこねようとしてみたり、無理矢理自分を納得させようとしてみたり、どの作品も彼らの素直な心情を書き表していて、作者の方はよくこの頃の少年のことをここまで鮮明に書けるものだと感心してしまいました。
     何も知らずに無邪気でいられる『子ども』では、もういられない。けれど、格好いい『大人』にはまだなれない。そんな狭間の、極々微妙なお年頃の少年たち。彼らの日々は、大人が思うよりもずっと複雑で、繊細な彩りに満ちているのだろうと感じました。

     とても良い作品集でした。またふらりと読み返せるといいとも思います。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    小学5年生、という、まだまだ子どもだけれど大人への入口に足を踏み入れる年頃の少年たちが主人公の短編集。
    どの話も子ども時代を思い返して切なくなったり恥ずかしくなったり。
    我が子を思うと、こんなに繊細なことを考えたり感じているのか?感じてないよね!と思ってしまったけど、思い起こしてみれば自分もこのあたりから中学時代くらいは一番わかってる感があったかもしれない…

    母親としては、お母さんのお見舞いに行く少年の話が良かったな…バス運転士さんというちょっと怖く感じる大人との交流、気にかけつつもおせっかいすぎない運転士さんが良かった。

    まさに小学5年生、な娘にも読んでもらったけど、これは当事者世代が読むのはなかなか恥ずかしかっただろうなぁ。でも、他の人の心の機微を知るという良い体験になったのではないかと思う。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    葉桜
    色々動くが何も肝心なことは動かない。小さい時はそうだった。適切な動き方がわからないし、動ける範囲にも限界があった。

    おとうと
    …別にたいしたことないよ、もっときれいなの、いっぱいあるよ…オレ、知ってるから、今度アッくんに見せてやるから…

    友だちの友だち
    この設定なら、中編くらいで楽しめたかも。短編すぎて浸りきれない。死は重い

    カンダさん
    子どもから見えにくい大人の恋愛。カンダをカタカナにしてるとこに現れている。けど、破談の理由が赤裸々でそのムードが壊れた。中学生になって、次の彼氏にははまらなくて、カンダさんにも興醒めして、というのは思春期らしい。

    雨宿り
    ただでさえ短いのに場面が変わって忙しい。一個ずつ山場やオチがついてまとまる

    もこちん
    男子もバカだけど、ちょっとませた女子もまぁややこしい。あの全能感が男子にとっての黒歴史みたいに残るのだろうか。

    何小、フォーエバー
    気の毒。なんで最後いい感じに締まったのか謎。

    プラネタリウム
    こんな風にモヤモヤムラムラするのって男子だけなのかな。

    ケンタのたそがれ
    境遇には同情するが、問題行動ってこういう背景も大いにあるんだろうなぁ。母親を責められないが、子どもはこの境遇の苦しさから非行に走るんだなぁと感じられた。生活に満たされていたら、悪いことする暇がないんだな

    バスに乗って
    河野さんがなんか言ったら泣けてた。ありきたりだけどその方がよかったなぁ

    ライギョ
    ライギョは、釣れたんだろうか。障害は、まだ小学生の理解には及ばないところもある。障害よりもまず、人権意識を育てることが重要で最短。

    すねぼんさん
    シチュエーションがちょっと独特

    川湯にて
    これも独特。母の心情の深いところは子どもには見えない。でも浅いところは見えるのが切ない

    おこた
    独特

    正
    委員選出の設定がうまくて、コンプレックスや見栄が綺麗に浮かぶ。こんな設定に遭遇したことはないけどすごい共感できる。自分もこんな小癪な子どもだった

    どきどき
    チョコが内心ほしい気持ちと滑っていく時間がテンポよく進んでいく。バカだと思ってたあいつが貰えて自分は…この世の終わり、自分はこれからもずっと…ってなるよね男の子

    タオル
    人が死ぬ、生きていくってことを実感するのは、葬式じゃなくてもっと違うタイミングであればいいと思わされた。

    あとがきより
    少しキャラを引き気味にして、小学5年生の少年が佇んでいる風景を描きたかった。いつの時代でも、どこの町でも、小学5年生のいる風景は、決して薔薇色に光り輝く時ばかりではないにしても、それでもやはり、かけがえのない美しさを持っていてほしいと願っているし、持っているはずたと信じてもいる。

    5年生、もしくはそれ以降の男子は悩みがいっぱい。境遇はそれぞれでも、悩み葛藤する場面はどれも共感できるものばかり。子どもにも勧めたいけど、男子にしかわからないかもしれないし、なんだか女子にはこの胸の内を悟られたくない。そして実際の5年生はこの情景や心情をどう受け取るだろう。過ぎ去ったからこそ、美しく感じられるのかもしれない。

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    17人の小学五年生の少年を主人公にした短編集。転校やいじめ、親の離婚、病気、死別など様々な出来事と絡めながら、この年頃にありがちな肥大していく自意識や揺れ動く感情がそれぞれ繊細に表現されている。お気に入りは転校の複雑な心理を描いた「葉桜」「友だちの友だち」、仄かな異性への意識の目覚めが微笑ましい「プラネタリウム」、無愛想なバスの運転手との交流が心地よい「バスに乗って」、いじめを扱いながら読後感が爽やかな「ライギョ」。自分が五年生の頃はどんなだったかなと思い出しながら読むのもまた楽しい良作です

    0
    2024年02月18日

小学五年生 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    小学五年生
  • タイトルID
    :
    111189
  • ページ数
    :
    284ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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