小学五年生

小学五年生

569円 (税込)

2pt

収録された17話の主人公は、いずれも小学五年生の少年。転校先で友達作りにしくじった子、男女のカラダの違いを意識しはじめる子、父親を亡くした寂しさで心が折れそうな子、親の離婚で幼いながら母親を支えていく子…。それぞれが直面している現実を、その小さな体で精一杯受けとめ、自分で考えながら成長していく。多感な時期の少年特有の感じ方、かけがえのない一瞬を、重松清ならではの温かいまなざしで切りとった。健気さに胸が熱くなる、愛おしい短篇集!

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小学五年生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・小学五年生の男子視点で小五男子の気持ちがわかったし、共感できるところもあった。
    (主は女 )
    ・短編集で一つの話が簡単に読め、色々なジャンルなあったので飽きなかった。
    ・イラストもたまにありその作品に更にのめり込む事ができる。
    ・重松清の本はほんとうに最高!
    (ぜひ読んでみてね❣)
    ・とても良い作

    0
    2024年06月16日

    Posted by ブクログ

    いろんな5年生が登場する、短編集。
    当然ながらその数だけ、いろんな境遇や性格もある。大人への階段を登りつつある年頃ならではの悩み、楽しさ。いろんな角度から楽しめました!

    0
    2022年06月16日

    Posted by ブクログ

    小学5年生、という、まだまだ子どもだけれど大人への入口に足を踏み入れる年頃の少年たちが主人公の短編集。
    どの話も子ども時代を思い返して切なくなったり恥ずかしくなったり。
    我が子を思うと、こんなに繊細なことを考えたり感じているのか?感じてないよね!と思ってしまったけど、思い起こしてみれば自分もこのあた

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    葉桜
    色々動くが何も肝心なことは動かない。小さい時はそうだった。適切な動き方がわからないし、動ける範囲にも限界があった。

    おとうと
    …別にたいしたことないよ、もっときれいなの、いっぱいあるよ…オレ、知ってるから、今度アッくんに見せてやるから…

    友だちの友だち
    この設定なら、中編くらいで楽しめたか

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    17人の小学五年生の少年を主人公にした短編集。転校やいじめ、親の離婚、病気、死別など様々な出来事と絡めながら、この年頃にありがちな肥大していく自意識や揺れ動く感情がそれぞれ繊細に表現されている。お気に入りは転校の複雑な心理を描いた「葉桜」「友だちの友だち」、仄かな異性への意識の目覚めが微笑ましい「プ

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    2024.02.07
    こういうことを40歳過ぎに書けることを尊敬します。やはり、一廉の作家は自分の中に引き出しを持っていて、それを巧みに引きだすことができるのですね。それが今の1番の感想です。53歳のいま。

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    再読。小学五年生の男の子を主人公にした17話の短編集。あとがきに重松清さんが「どうやら僕の中には小学五年生の少年がいるようだ」と書いている通り、小学五年生の少年の揺れ動く微妙な心情が描かれていて、読み終えた後ほのぼのとした気持ちになった。また、かつて小学五年生だった時のことを思い出してなつかしい気持

    0
    2023年09月07日

    Posted by ブクログ

    懐かしさもあるが生々しい。

    重松さんは五年生当時のことを、日記をつけ、保存しているのかな。正確過ぎる。

    四年生では幼く、六年生では大人になりかけていて•••。

    そんな微細な感性を持つ、約50年前の五年生にスポットを当てている。

    好きな作品ではない。

    子どもとはいえ、僕も当時は当時で必死で毎

    0
    2022年09月25日

    Posted by ブクログ

    ポンキッキーズのエンディングソングだった、米米CLUBの“”Child's Days Memory”が流れてきそうな、重松清の小説。
    自分の小学五年生というと、善悪をはっきり区別できる良い担任に恵まれた時期だった。奇しくも自分の長男も今小学校五年生の年齢。
    この短編小説に出てくる小学五年生

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    短編ですがどの物語にも引き込まれます。もしかすると重松さんの自叙伝では?と感じるくらいに情景がうかび小学五年生の自分はどうだったかなあと思い返しながら頁をめくりました。なかでも、バスに乗って、すねぽんさんは泣けました。

    0
    2022年05月25日

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