【感想・ネタバレ】小学五年生のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年03月15日

小学5年生の「少年」17編のショートストーリー集

担任が今でいう問題教師だったせいで、俺の小学5~6年ってあまり良い思い出はないのだけど、そうだったよな、俺も5年生の時ってこんなだったよなぁ…と思わせる17人の「少年」の姿。

女の子を今までと違った目で見初めてしまう。正義の味方が気になりつつ、ア...続きを読むイドルってのも意識しだす。なんとなく分かっていたつもりの勉強が分数の掛け算割り算あたりでつまづきだす。シモの毛が生えだす…

思春期に少年から大人に変わる…とするなら、少年最終章ともいえる小学校高学年。子供という立ち位置の足場が揺るぎだす微妙な時期。「少年」たちはその微妙な立ち位置で何を考え、どう行動していくのか。読み進めると甘酸っぱくて切なくて微笑ましくて、たまらなくなる。

「バスに乗って」と「すねぼんさん」がとても良い。特に「バスに乗って」は朗読してみたい、上手な声優さんの朗読を聴いてみたいと思った。泣くぞ絶対泣くぞ

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Posted by ブクログ 2013年04月27日

ところどころ号泣。
短編集っていうのが良かった。すばらしい。あったかい。
重松清さん初めて読んだけど、こんな感じなんだ!他も読みたい!ってとても興味湧いた。すごく好き、だし、すごく共感する。私の中にもまだ小学五年生は存在するみたいだ。というか、年齢を重ねるごとに子どもになっていく気がする。情けなくて...続きを読む、すこし誇らしい。

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Posted by ブクログ 2020年05月22日

「少年は、小学五年生だった。」と扉にある。文字通り、17人の小学5年生の男子が主人公が主役の短編集。17話とも季節も環境もそれぞれ。転校、家族の入院、家族の死、性の目覚めなどの状況下の少年の気持ちが描かれる。思春期一歩手前のあの時期の戸惑いが微笑ましいと捉える人もいるかも知れないが、私は、少年たちが...続きを読むいじらしくむしろ切ない気持ちになった。
訳もなく寂しい時があり、居場所が欲しいのは大人も、子どもも同じ。

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Posted by ブクログ 2020年03月17日

人生で 大事なものは、
みんな、この季節に あった。

小学五年生―
“おともだち”が“男子”と“女子”へと分かれ、
“コドモ”が“少年”へと変わる、そんな季節。

少年たちはその季節をそれぞれに受け止めながら過ごしていく。

転校や離婚、身近な人物の死で“別れ”を知る少年もいれば、
男子を置いてき...続きを読むぼりで成長していく女子を
なぜか意識する自分に戸惑う少年もいる。
また、別の少年は自分が抱く確かな淡い恋心に気付き―。

あなたの記憶にいる小学五年生は、どんな季節を過ごしましたか?



文章中、筆者はそれぞれの作品に登場する主人公の少年達を
名前ではなく“少年”とだけ呼ぶ。
この世代を“少年”と定義する筆者の意識が伺える。
また、田舎の漁師の息子から
うぜー死ねーが口癖の中学受験生達までが文章に登場し、
どんな読者も親しみを覚えることができると感じた。ただ、少年主観の文章で難しい言葉が多々出てくるのに違和感があったのは気になるところ。

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Posted by ブクログ 2020年02月03日

思春期ってこんな気持ちだったよなと昔を思い出した。周りの目が気になったり、言いたい事が言えなかったり、多感な時期。懐かしい気持ちが蘇る作品。

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Posted by ブクログ 2019年06月15日

重松清が描く少年とオトン、オカンの話はオイラの大好物だ。どの短編を読んでもニッと笑みがこぼれるし少し涙が出そうになる。「上手い!」って評価はしたくない。なんか文章のテクニックを褒めているみたいだし、それにオイラがキュンとしているのもなんか癪に障る。
ガキの頃、「勉強しなさい」「早く寝なさい」「歯を磨...続きを読むきなさい」とかいろんなことを両親から言われて育てられた。言いつけを守らないくせにやらないとなんか後ろめたい気持ちがした。言いつけを守れば親が安心したり喜んだりすることはわかっていたのだ。大人になるにつれてそんなことをいちいち言ってくる人はあまりいない。うるさいのは嫁くらいだ。でもあの頃の切ないような後ろめたさは感じなくなってるかな。嫌な大人になっているかも。
そう言えば小学生の頃は夏休みが楽しみでしかたなかった。オイラは大人になっても夏季休暇が大好きだ。「夏」の「休み」はなんだか楽しいことが起きそうでワクワクしてしまう。真っ黒な子どもたちを見ると幸せな気持ちになる。いつまでも夏に恋するこの気持ちのままでいたい。

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Posted by ブクログ 2019年02月04日

何故この作者はこうも人間、特に子供の心情を描くことに長けているのでしょうか。まるで自分の「小学5年生」が蘇るようです。友との別れ、家族の死、異性を気にする気持ちなどを内面まで突っ込んで書いた作品です。なんだか懐かしくなりました。

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Posted by ブクログ 2018年11月06日

ふーん、小学生男子ってこんな感じなんだぁと思って読みました。
著者の作品を読む度に「重松清」さんのイメージが、お父さんになったり、小学生になったり、中学生になったり…。どうも、ランドセルを背負ったおじさん(著者近景)が頭から離れないんです。

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Posted by ブクログ 2017年06月11日

小学校五年生の頃、周りの世界は狭かった。少年の周りで起こることの真実が何なのかよくわからなかった。そんな頃の世界を描いた短編集。
家族、友達、学校、転校、初恋・・・。
子供だからこその感覚に、あぁ、わかる、わかる、とついうなずいてしまいそうな話が17編。

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Posted by ブクログ 2016年09月29日

タイトルに惹かれて手に取った本

「人生で大事なものはみんなこの季節にあった」の帯
一番、心に残ったのは「バスに乗って」


男子の気持ちは分からないけど(笑)
たしかに、このくらいの歳の頃
半分オトナで、しっかりとコドモだったことを思い出しました

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Posted by ブクログ 2016年09月22日

春夏秋冬の情景にあわせてつづられる、小5の男女のお話17本。どの話も、特にコレといった起伏はないのだが、何だか自分が10歳だった頃を思い出して、胸の真ん中あたりがムズムズする。

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Posted by ブクログ 2016年01月03日

重松作品はあまり読んでいない。
「きよしこ」以来かも。

本作は小学五年生の少年を主人公にした短編集。
引っ越しして、しばらくたってみると、あんなに仲が良かった友達がちょっと遠い存在になってしまう。
寂しさと、新しい生活や関係を少しずつ受け入れていく気持ちのないまぜになったもの。
そんな心の機微が書...続きを読むかれている。
幼くて、まだ無力で、でももういろんなことを洞察する力を持っている。
小学五年生って、そんな年ごろだったっけね。

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Posted by ブクログ 2015年09月21日

息子が5年生の間に絶対読みたかった本。
間に合って良かった。
私は女だから私の小5の思い出とはやっぱりちょっと違う。
息子の頭の中はホントにこんな感じなのかなぁ。
好きな子はいるのかなぁ。
ますます息子のことが知りたくなった。

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Posted by ブクログ 2015年06月10日

多感な時期である小学五年生の少年たちの笑顔と涙の物語。ショートストーリー17篇。
自分はこの年頃の時、何をして何を考えていたのだろう。大人の今から見れば、なんてくだらないことを面白がり、悩んでいたと思うが、当時は精一杯背伸びをして大人の入口を探していたのだろう。
はっきりと思い出すことはないが、この...続きを読む作品の少年たちは私自身だ。ちょっと恥ずかしい気持ちにもなる、かつて小五だった男たちすべての物語である。

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Posted by ブクログ 2013年10月06日

どの断面も小学生たちへの愛おしさ、懐かしさ、ややこそばゆさ…を、めいっぱいに感じさせてくれる秀作。
個人的に小学生時代転校を経験していたもので、なおさらしみじみと感じるものがありました。

相変わらずの短編巧者ぶり。
楽しませていただきました。

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Posted by ブクログ 2013年08月04日

もう40年くらい昔の話じゃけど、ワシも思おとったわって云いたくなるような話が一杯。ほうなんよ、あの頃の男の子は複雑なんよねえ~

まあ、その頃の同級生との同窓会が最近復活して嬉しいものです。転校して行ったやつは無理じゃなあ・・・

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Posted by ブクログ 2012年11月05日

今ははるか昔、確かにすごしたはずの小学5年生の時。
そんな昔を思い起こさせてくれる17の物語は、どれも
読んだあとにさわやかな印象を残して終わる。
確かに小学5年生にじめじめしたのは似合わない。
読めば、小学5年生の自分に向き合うことができるかも。

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Posted by ブクログ 2012年03月26日

あまり物語の本質が理解できないのは、自分がまだ大人じゃないからかな。もう少ししたら再読しようかなと思う。

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Posted by ブクログ 2012年10月31日

購入者:清水(2010.11.13)
自分の小5の時を、思い出そうとしましたが、特に何も・・・サッカーをしていたことぐらいです。この時期、男子・女子と派閥的なものがあったような・・・
ちょっと、昔を思い出すことができました。
貸出:村田(2010.11.17)返却:(2010.12.13)
感受性豊...続きを読むな小学五年生、色々な経験をして素敵な大人になっていくのか考えるとジーンときました。
返却:Shin(2011.3.16)
息子が小学校5年生。6年になる前に読みました。
自分の当時を思い起こして、いくつか共感できる部分がありました。
「わかるわかる」って感じです。
息子もそんな多感な年ごろだと思うと、不思議な気持ちになりました。
超短編集なので、読みやすいです。
貸出:本浦(2011.9.23)
貸出:仲村(2011.11.25)返却(2011.11.29)
短編集で読みやすく、どれも心が温まる話でした。
心が病んでいる人にはおススメです。
貸出:細見(2011.12.12)返却(2011.12.15)
おもしろいという本ではないですが、すごくなごみます。子供の頃の自分を思い出したり、懐かしい感じになれていい本でした。

梅村(2012.10.30)
じんわりした短編集。自分の小学五年生だった時を思い出し、もう昔なんだと変に切なくなりました。

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Posted by ブクログ 2016年08月05日

色々なものが詰まっています。壊れたり繋がったりする友情、大人への反発と成長への戸惑い、淡い異性への憧れ。。。。
五年生と言うのは、自我に目覚める頃。その戸惑いの瞬間を見事に捉えた作品集です。
どこか懐かしくノスタルジック。日々の仕事に追われる私のような世代に、優しさとわずかな苦笑でもってあの頃を振り...続きを読む返らせる本でした。

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