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Posted by ブクログ 2024年04月27日
テーマは「ゆるす」こと「ゆるされる」こと。
友情、家族愛、背負ったもの、そして生と死。
本書は電車の中では読んではいけません。
そして下巻です。
故郷には帰らないと決めていたシュンは奥さんと息子とともに北都に戻ります。
そして、トシ、ミッチョと再会。
しかし、症状が悪化して入院を余儀なくされてしま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月20日
静かに読み終えたあとほっとした気持ちになった。北海道の昔の実際にあった事故をもとに書かれた話のようで、知らなかったので調べながら読んでいて、心が痛み、それぞれの気持ちがわかり複雑だった。だけど後悔しても前には進まなくてはならないし、伝えたいときに伝えないといつ死ぬかなんてわからないなと、改めて今ある...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
彼氏からこの本を貸してもらった。
上下に分かれてる上に1冊が分厚くて読む気持ちにならず、ずっとしまっておいた本。
読もうかな、と彼氏に話をした時、けどこれ癌の話なんだよね、と彼氏が戸惑った理由はちょうど私の母が癌の診断を受けた時だったから。
それからまた読まずにしまっておいた本を、読み始めたのは母が...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月12日
星の綺麗なカシオペアの丘
その綺麗な星と命は、一緒。
星も命も様々なものがあり、どれも輝いている。
そして、死んだ星や命もその後も輝き続けている。
生きることの希望を感じれた。。
昔からの、自分の内に秘めていたことも
更らに、輝ける未来の為に乗り越え解消していく
そんな姿に生きる力強さ、本気で...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月14日
人は死に直面した時、何を考え何を求め何を祈るのか。「憎しみ続けて生きるのは寂しい」「人は誰もが人を傷つけ、許されたいと願うもの」といった言葉が胸に突き刺さる。主人公やその祖父、家族、周りの幼馴染や知り合った人々にも、少しずつ変化が訪れる。それでも、遺された人たちは、日々の日常を生き続けなければならな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月08日
重松作品には、長編・短篇ともに「別れ」の情景を描いたものが多いが、そのほとんどは「遺される者」を主眼に据えたものだった。そんな中で本作は、「遺して逝く者」を主眼に据えている。死にゆく者が、人生の最後に何を果たし、何を残すのか。安易な奇跡やハンパな綺麗事でかたづけない、ただじっくりと真摯な目で人間の抱...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月24日
「許されたくても許されない人生と、絶対に許せないという気持ちを持ち続けて生きる人生のどっちが辛いか」。
難しい…
でも前者は自分に選択の権利がないのに対して、後者は許すか許せないか選べるんですよね。
トシは、自分の母親を寂しい人生だったと言いました。
それはシュンやクラセンを許せないまま亡くなっ...続きを読む
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