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Posted by ブクログ
重松清は、すごい、やっぱり胸をグッと掴んでくる。
『流星ワゴン』を読んだのは何歳の時だったかな。涙が次から次に溢れてきて、切なくて寂しくて、だけどどこか希望を感じて心が潤うのを感じた。
あんな気持ちにはもうなれないと諦めていたのに!
初っ端の話から、泣けた…。
「ロックは始めることで、ロールは続けることよ。ロックは文句をたれることで、ロールは自分のたれた文句に責任とることよ。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうことなんよ。」
ー続けること、生き抜くこと。それがロックンロール。なのかな。
「センセ、ボクはロールしよりますか。キープ•オン•ローリングしよりますか。止まってしもうとっても、もういっぺん動きだしたら!まだ間に合いますか。」
「センセ、オトナにはなして先生がおらんのでしょう。先生なしで生きていかんといけんのをオトナいうんでしょうか。」
大人になると何かに臆病になり、平たく穏やかに日々を過ごす。
そこで見つける幸せももちろんあるし、特段、何かを諦めたというわけでもない。
それでも時々、自分はこうだ!と叫びたい衝動が湧いてくる。誰かに嫌われることや、体力が底をつくことを恐れずに、全力で、時を忘れて、挑みたくなる。
Posted by ブクログ
学校という場でイメージする先生とは少し違う、そんな先生たちが主人公です。普通イメージする先生は「頼りになる」「いろいろ教えてくれる」「こわい」「うるさい」という所でしょうか。人によって思い出があると思います。
しかし、この物語に出てくる先生はみんな普通とはいえません。人間らしさがよくみえます。
理由なく人を嫌うとか、夢を追いかけ続けるとか、もっともっと、先生という存在ではなく人間として先生を見たいと思える作品です。
特にこの作品の中でも「にんじん」は人間らしさと先生らしさの真ん中で苦しみ続ける姿がとてもつらく、やり場のない苦しみってどうすればいいのか、考えさせられました。
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