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先生、あのときは、すみませんでした──。授業そっちのけで夢を追いかけた先生。一人の生徒を好きになれなかった先生。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった先生。そして、そんな彼らに反発した生徒たち。けれど、オトナになればきっとわかる、あのとき、先生が教えてくれたこと。ほろ苦さとともに深く胸に染みいる、教師と生徒をめぐる六つの物語。『気をつけ、礼。』改題。
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「泣くな赤鬼」
2019年6月14日公開 出演:堤真一、柳楽優弥、川栄李奈
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Posted by ブクログ
泣ける短編集。 先生も人間で、年はとるし、経験と共に見える景色も変わってくる。責任感もあれば諦めることもあるだろう。でも教え子を思う気持ちは熱いものがあるのだ。同窓会で久しぶりに会った先生方が言っていた。教え子の成長が何よりもの喜びだ、ずっと応援している。あなたたちはこれからが花盛り。 「にんじん」...続きを読むが一番印象に残った。
重松清は、すごい、やっぱり胸をグッと掴んでくる。 『流星ワゴン』を読んだのは何歳の時だったかな。涙が次から次に溢れてきて、切なくて寂しくて、だけどどこか希望を感じて心が潤うのを感じた。 あんな気持ちにはもうなれないと諦めていたのに! 初っ端の話から、泣けた…。 「ロックは始めることで、ロールは続け...続きを読むることよ。ロックは文句をたれることで、ロールは自分のたれた文句に責任とることよ。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうことなんよ。」 ー続けること、生き抜くこと。それがロックンロール。なのかな。 「センセ、ボクはロールしよりますか。キープ•オン•ローリングしよりますか。止まってしもうとっても、もういっぺん動きだしたら!まだ間に合いますか。」 「センセ、オトナにはなして先生がおらんのでしょう。先生なしで生きていかんといけんのをオトナいうんでしょうか。」 大人になると何かに臆病になり、平たく穏やかに日々を過ごす。 そこで見つける幸せももちろんあるし、特段、何かを諦めたというわけでもない。 それでも時々、自分はこうだ!と叫びたい衝動が湧いてくる。誰かに嫌われることや、体力が底をつくことを恐れずに、全力で、時を忘れて、挑みたくなる。
教師ではないが、「先生」と呼ばれていた頃に買った本。あとがきを読んで、私は学校や教師とうまくやっていけない子どもたちを愛おしいと思っていたのだったなと思い出した。
それぞれの先生の短編集でした。 個人的には泣くな、赤鬼が自身の野球部時代と重なって凄く良かったです 今まで関わった一人一人の先生達を思い出しながら読ませて頂きました
重松清らしい短編集。いい先生、悪い先生、色々な先生がいて生徒との関係で切なかったり、感動したりできる。ただ、体罰が普通にあるので、昭和の話なのかな。
学校という場でイメージする先生とは少し違う、そんな先生たちが主人公です。普通イメージする先生は「頼りになる」「いろいろ教えてくれる」「こわい」「うるさい」という所でしょうか。人によって思い出があると思います。 しかし、この物語に出てくる先生はみんな普通とはいえません。人間らしさがよくみえます。 理由...続きを読むなく人を嫌うとか、夢を追いかけ続けるとか、もっともっと、先生という存在ではなく人間として先生を見たいと思える作品です。 特にこの作品の中でも「にんじん」は人間らしさと先生らしさの真ん中で苦しみ続ける姿がとてもつらく、やり場のない苦しみってどうすればいいのか、考えさせられました。
多くの生徒から見た「良い先生」が、誰にとっても「良い先生」である、とは限らない。 逆に、普段はつまらなさそうな先生が子供のようにはしゃいでいたり、厳しい先生が実は一番生徒の気持ちを理解していたり。 そんな、違った角度から先生を見た時、人間味があって、とても面白かった。 自分たちに当時見えていた先生は...続きを読む、「完璧な大人」だったが、実際は学びと試行錯誤の連続で、大人と子供に大差はないのかもしれないと感じた。 むしろ、大人の中の「新人」と「ベテラン」にこそ、子供と大人以上の大きな差を感じた。
知人に勧められて手に取った1冊。 著者の作品を初めて読みましたがとても読みやすかったです。 個人的には『泣くな赤鬼』が1番好きなお話しでした。 他の作品も読んでみたいと思います。
泣ける。 先生の人間くさい感情が、大人になった今読むと、あー、先生も完璧じゃないんだなと安心できる。 学生が読むと、また別の感情になると思う。 学生時代、もっと先生に心を開いて話をすれば良かったなとも思うし、それはあの頃には無理な事だとも思う。 短編集なのだが、3回は泣いた。それも、結構な流涙。先...続きを読む生の後悔に、自分の後悔を重ねて泣けたのかはわからないけど、泣いて、スッキリする。
私は現在、小学校の先生になるために大学の教育学部で教職課程をとりつつ、ボランティアやアルバイトで小中高校生と関わっている。 その中で感じるのは、 「教師の仕事は勉強を教えることだけでは無い」 ということだ。 子供たちが生きていくために大切なことを悟らせる、子供たちと一緒に人間として成長していく。 ...続きを読むこれができる教師に私はなりたい。
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