ひこばえ(下)
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ひこばえ(下)

850円 (税込)

4pt

父は、どんな父親になりたかったのだろうか? 父の知人たちから拾い集めた記憶と、自身の内から甦る記憶──。父の足跡を巡る旅は、自分自身のこれまでの、そして、これからの人生と向きあう旅でもあった。やがて、洋一郎は、ある決断を下す。

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ひこばえ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ひこばえ(上)
    850円 (税込)
    小学校2年生の時に別れたきりの父が亡くなった。報せを受けた長谷川洋一郎は、48年間の空白を胸に、父の人生に向き合おうとする。父は、死の直前に「自分史」を書こうと思い立っていたらしい。なぜ? そして、誰に読ませたかったのか。
  • ひこばえ(下)
    850円 (税込)
    父は、どんな父親になりたかったのだろうか? 父の知人たちから拾い集めた記憶と、自身の内から甦る記憶──。父の足跡を巡る旅は、自分自身のこれまでの、そして、これからの人生と向きあう旅でもあった。やがて、洋一郎は、ある決断を下す。

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ひこばえ(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私もご先祖様のひこばえなんだと考えると、とてもとても遠いようで、でもなんだか誇らしくもなるなぁと思った。
    ただただ‘家族’というわけではない。深く深く、強い強いつなかりを持っていて、絶対に切り離せなくて、そして優しくてあったかいもの。
    不器用な人もいるし、余裕を持っている人もいて、何度も失敗をする人

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    過去は変えられないし、また出会える奇跡もない。父、子、孫、へと人の歴史は続いていく。読み終わった時涙がこぼれた

    0
    2025年01月16日

    Posted by ブクログ

    やっぱりすごい人やできる人はいても完璧ではない。ずるい面や弱い面も当然ある。
    そんなとこも引き継がれるのが喜ばしくもあるし、許せないのかもしれない。
    でもひこばえがあるのは羨ましく思える。血筋だけが全てではないが、長年培った大事なものが未来へつながるのは、老い先の短い者の僅かな楽しみであり希望なんだ

    0
    2025年01月09日

    Posted by ブクログ

    自分が今の年齢になって読んだからこそ、親に対する洋一郎の感情に共感できたのだろう。

    20代の頃にこの作品があって、もし読んでいたとしたら、どんな感情になっていたのかな…。

    親に対する感情は、自分自身も年齢を重ねるごとに、その弱さとか不完全さを受け入れ、赦し、だんだん変化していく気がする。

    登場

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    上巻で登場したいろいろな人物や出来事がとても綺麗に収まり、最後はとても前向きになれるような終わり方。
    じんわりと心が温かくなるお話でした。

    洋一郎の母の言葉、「思い出を勝ち負けで分けたら、いけん。」「ええ悪いで分けても、いけん」「嫌な思い出があっても、そっちの方がぎょうさんあっても、ええことも悪い

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    父親としての自分、夫としての自分、息子としての自分、家族の中での自分だけでも、たくさんの自分がいる。
    意識して使い分けているわけではなくても、たしかにある。
    やっぱり重松さんの作品は、ジーンとしたり、思い巡られせたり、はっとさせられたり、心が動きます。

    0
    2023年06月17日

    Posted by ブクログ

    息子の息子/父親失格/青春の街で/帰郷/再会/
    スキャンダル/わたしは今日まで/親父と息子/
    終章 きらきら星

    父を知る人から聞く話は、自分の中にあった記憶を呼び起こしていく。放っておくこともできた父という名の他人をおぼろげながらも父として形作った時、息子の心にあったのは一体何だったのだろう

    0
    2023年04月20日

    Posted by ブクログ

    父・石井信也の晩年を知る人たちから、明らかになる父・石井信也。

    『自分史』を作ろうとしていた父・石井信也。

    カレンダーに残る、母、姉、洋一郎の誕生日…何を想っていたのか…

    父は何を残したかったのか…

    父の遺骨を故郷に持ち帰り、母に合わせようとする洋一郎。母は…

    やはり、ひとにはひとの想いが

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    この『ひこばえ』は帯を読んだだけで心が惹かれた。『ひこばえ』というのは樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 太い幹に対して、孫に見立てて「ひこばえ」という。

    父親と息子、そしてその息子の様々な物語。『流星ワゴン』『とんび』に続く、父と息子を描く3部作の完結編?なのかな。

    主人公は還暦前。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    感想
    下巻の前半でやっと「ひこばえ」の意味が分かった。萌芽的な意味合いだったのね。

    老後のことや死後も子供の迷惑をかけないなど色々なことを考えた。気楽に生きたいw

    行きつく先は散骨しかないよなぁ。


    あらすじ
    父親の49日法要に参加し、自分史の編集を相談していた人の聞き込みにより、父親が本当に

    0
    2024年10月11日

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