無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
すこし不思議な話を含む、家族のことを考えさせられる短編集です。
一つ一つの独立した九つの掌編から成る、短編集です。とある私鉄沿線で暮らす、生きる人たちの、様々な人生観や家族観に触れることのできるお話で構成されています。時々少しそわっとする、気付くと怖い要素が含まれるものもありますが、それ以上に家族の想い、家族への想いを感じさせられる話が多く収録されているように思います。
・フジミ荘奇譚
・ハードラック・ウーマン
・かげぜん
・漂流記
・よーそろ
・シド・ヴィシャスから遠く離れて
・送り火
・家路
・もういくつ寝ると
収録作品の中でも、『よーそろ』、『送り火』、『もういくつ寝ると』がじんわりと響くお話でした。
自分の幸せは、どういうところにあるのか。そんなこともわからない自分が、どういうところに行くことができるのか、答えのないものを探し求める日々ですが、私も『ロンドン行き』の急行で途中下車しているつもりで、もっと遠くへ遠くへ進んでいきたいものです。
Posted by ブクログ
目次
・フジミ荘奇譚
・ハードラック・ウーマン
・かげぜん
・漂流記
・よーそろ
・シド・ヴィシャスから遠く離れて
・送り火
・家路
・もういくつ寝ると
どれも「死」や「別れ」を内包した短編が9篇。
重松清は上手いから、負の気配が本当にしんどい。
そして、作中の問題は解決しないまま終わるのがまた不穏。
ママ友の人間関係は、小学生のいじめは、古い団地でひとり暮らしを続けたがる母は、夫の無自覚の上っ面の優しさに心が冷えていく妻は…。
それでも時は過ぎていく…ということなのかもしれないけれど、どうしても幼い子どもの死やいじめに苦しむ姿は、読んでいて苦しすぎる。
ママ友の話も辛かったなあ。
子どもを近所の公園に連れていくだけなのに、どうしてこんなに心が削られていくのだろう。
私はそんな経験はなかったけれど、本当にこんな思いをしながら日々ひとりで子育てをしている母親がこんなにいるのなら、その歪みが子ども社会に影響しないわけがないよね。
夫が妻の窮状を察することをしないから、両親が揃っていながらワンオペ育児に追い詰められていく。
読後深呼吸が必須。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸