重松清のレビュー一覧

  • ブランケット・キャッツ

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    サクサク読める一冊でした。7つの短編が収録されてますが、それぞれに出てくる登場人物の物語があって面白かったです。6つ目の猫を主観的に描いた編は個人的には少しフィクションが過ぎて違和感でした。

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    2026年03月02日
  • 星のかけら

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    ネタバレ

    「生きてるって、なんか、すごいー。」
    いじめにあっているユウキと天才のマサヤ、正直なエリカ、ユウキをいじめているヤノ、学校不登校のタカヒロ、そして交通事故で死んでしまったフミ。

    ヤノに立ち向かい、ヤノの"本当の気持ち"を探し出すユウキに私も心をうたれました。
    重松さんの本はとても読みやすいので子供でも読めます!
    (文字小さいな…と思ったけど30分ぐらいで半分    行きました。)

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    2026年02月28日
  • ファミレス 下

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    ネタバレ

    「食」関連の本ならきっといちばんに思いつくであろう本

    高校の時に読んだ(はず)
    巻末見てみると刊行は2016年やったから高1.2あたりか

    読んでるだけで美味しそうな本で、それがいちばん印象に残ってたんやけど、ふと思い立って今回読み直してみたら、ヒューマンドラマでもあったな、、
    アラフィフの親父たち3人それぞれの姿を料理を通じて書いてて、大人になった今読むとリアルやなあって高校生の時よりも実感してんけど、あとがきの重松清さんの解説を読んでてより納得。
    この本を書いてる時がちょうど40代。自分の40~50歳を重ねて書いてたみたい。
    オヤジくささ?が至るところにあって、不器用やけど、でも人生の経験が豊富やからこその土壇場の底力みたいなものもあって、それが面白かった

    ちょうど半分の年齢の自分が読むと、もっとこだわり捨てて上手くやれるんちゃうん?とか思うけど、自分もその歳になったら、同じようにガンコになってくんやろうか笑
    今自分のおとん見てても思うのと同じか。

    文章読むだけで食事とか料理の風景が浮かぶんは凄いなあ。ご馳走様でした

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    2026年02月28日
  • 定年ゴジラ

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    携帯も普及してない頃の話し
    でも、現代のおじさんにも共感できる事が多々ある、時代は変わっても…である(笑)

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    2026年02月27日
  • 木曜日の子ども

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    重松清さんの初読み
    悲しくて怖くて苦しくてハラハラしながら一気に読みすすめました。
    重松清さんのダークなお話の方がすきなので
    とても好きな一冊です。

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    2026年02月23日
  • ビタミンF

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    ひと昔前の、直木賞受賞短編集。

    だがいくら時代が変わろうと、アラフォー男の苦悩は仕事であり、家族の中の夫婦や親子であったり変わらないのだな、と。

    「セッちゃん」の娘の心情に心が痛くなりました。

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    2026年02月21日
  • その日のまえに

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    人は生まれてきたなら、かならず死が訪れる
    いろいろな死の形がある
    同級生の病気をきっかけにおぼろげながら死を意識した小学生の話から、余命宣告を受けた時、親の病気を知った時、大切な人を看取る時の様々な感情を落ち着いた描写で丁寧に語られて涙を誘う。表現がとても繊細で愛情に溢れている。

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    2026年02月20日
  • その日のまえに

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    ネタバレ

    一人ひとりの思い出。その時代の情景が思い浮かびました。短編なのに!ここで!という、つながりが余計に心に響きました。大切な人は急にいなくなる。わたしの父も夕方17時ごろまでは一緒に元気に食事をとってたわいもない話をしていて別れたはずなのに18時40分にはなくなっていました。今回この話を読んで残された家族の気持ちを深く考えさせられました。思い出すことは悪いことじゃないよ。優しく前を向かせてもらえる作品です

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    2026年02月13日
  • エイジ

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    重松清さんの前読んだ時ピンとこなかったけど、これ好きだった。

    まさしく自分のAgeの話だった。同世代が犯人だった神戸の事件はもちろん思い出したし、自分の持っていた「その気」をリアルに彷彿させた。

    この時に読んでいたらどう思ってたかはもうわからないけど、小学生の息子を育ててる身からすると十分、ザワザワゾワゾワする感じ。これから息子に起こる思春期、青春期はどんな感じ?

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    2026年02月13日
  • 定年ゴジラ

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    ネタバレ

    自分にもいつか来るであろう定年後の生活。
    山崎さんたちのような環境ではなく、また少し前の(昭和的な)お父さん世代の話だけど、共感することが数多くあった。
    特に山崎さんの家族を思う優しさに心が温まる。
    第一章、「幸せとは胸を張って語るのではなく苦笑いとともに唇からこぼれ落ちるものなのだ」となぜか今知った。
    第二章、転びかけた奥さんの手を握り、歩き出してからも手を離さなかった優しさ。
    第七章、「本当に大切な、かけがえのないものは、フィルムのコマとコマの間に息をひそめている。それがわかっているから、笑みは少しずつ深くなる。」
    最終章、万里が「おじゃましまーす」と家に来たとき、「ただいま」と言えと…実家に帰ってきたんだからねw優しさに満ちた小説でした。

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    2026年01月28日
  • その日のまえに

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    久しぶりに読む重松清作品。といってもこの小説が書かれたのは20年以上前。文庫本のあとがきとして、この話を書くきっかけとなった恩師が亡くなった話があるが、今は本人も少しずつその日に近づいているはず。作者と同世代の自分にとってその日はそんなに遠い話じゃない。そんなことを読み終えてつらつらと考えたりした。
    重いテーマになりそうな死、その日を迎えるまでのことを、連作短編で綴っていく本だが、さらりとすんなりと、でもそれぞれの人の心に少しずつ残るような思い出だったり、懐かしさだったり。読む人にとっていろいろな思いも巡らせてくれる本だなぁと思う。
    重松清作品はいろいろ読んできた。涙が止まらないような話も他にあったし、先を読み急ぎたくなる展開もあった。これはゆっくりの噛み締めるような話かな。子供を残して逝ってしまう母親の気持ちなど本当は分かりたくない。

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    2026年01月21日
  • その日のまえに

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    それぞれの病との闘い方や、残された人たちの生き方、奇跡が起こることはなかなか難しいことが、とてもリアルで切なかった。

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    2026年01月19日
  • ビタミンF

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    短編集はあんまり好きではないんですが、ところどころ心が締め付けられるようで、考えさせられる話でした。後書きでビタミンFのFの意味が、わかって納得。
    みんなちょっとづつ辛いこと乗り越えて生きてるよねって共感できるような、元気づけられるようなお話でした。

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    2026年01月12日
  • 木曜日の子ども

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    序盤から中盤までの怒涛の展開に、寝食忘れて没頭してしまった。
    後半の失速感は否めないけど、それまでに何度驚かされたか…

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    2026年01月10日
  • 希望ヶ丘の人びと(下)

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    希望というワードがテーマ
    妻を亡くした田島が自身や子どもの成長と向き合う話
    同世代だから通じ合う価値観があるな、と思う

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    2026年01月09日
  • はるか、ブレーメン

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    序盤は、この本おもしろいのかなー?と感じながら読んでいました。中盤あたりで話が進み一気に引き込まれ、そこから最後まではあっという間に感じるほどでした。良い作品でした!
    人生とは?後悔とは?幸せとは?作中で登場人物が語り合う人生論が、ホントにそうだよなぁと共感する言葉ばかりでした。それなりにページ数があるので読み始めるには覚悟が必要ですが、またあとで読み返す作品になりそうです。

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    2026年01月07日
  • その日のまえに

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    一歳の娘を育てる私には、怖ささえ感じる話だった。
    登場人物それぞれの死との、向き合い方。逃げられない、確かに近寄る死。今の自分に当てはめようとした時、想像するだけで辛く目を背けたくなる。やわらかい文体から、寂しさ、悲しさが伝わって身にしみる。ちゃんと健康診断を受けようと思った。

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    2026年01月06日
  • その日のまえに

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    だいぶ長いこと積んでたけど エイトさんのレビューを見てやっと!
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    重松さんの作品、「トンビ」や「ステップ」は 映画やドラマでは見たことがあって、しかもめっちゃ好きだったのですが 読むのは初めて!
    てっきり長編だと思ってたら、連作短編でちょっと拍子抜けしちゃいましたが、とても良かった!
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    誰にでも人生最後の「その日」は訪れる。
    それは急に訪れる場合もあれば、余命宣告をうけて訪れる場合もある。
    残りの命を生きる側、残される側、それぞれが「その日」と向き合わなければならない。
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    私ならどういう死に方したいかな〜って考えた。
    前はピンピンコロリがいいと思ってたけど、だいぶ高齢ならそれがいいけど、そうでなければ私も余命宣告されて ある程度死ぬ準備が出来る死に方が幸せかもな~と思う様になった。
    死ぬほうも辛いけど、残されるほうもそれ以上に辛い。
    でも必ずその日はやってくる。
    もっと大切な人たちとの時間を大事にしなきゃな~。
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    家族ものに弱いのでうるうるでしたが、読後はとてもあたたかな気持ちになれました
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    2026年01月06日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    大切なことを教えてくれるさすらい猫、ノア。
    学校は、たくさんの友達がいて、たくさんの出会いと別れがあって、たくさんの忘れ物がある。忘れたものを、たくさんの友達と共に思い出させてくれるノアがとても素敵だった。

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    2026年01月04日
  • 木曜日の子ども

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    前半はミステリー要素満載で引き込まれる展開でした。
    後半からの展開はややドキドキ感が薄れました。
    まったく共感できない少年の主張ではありましたが、一部は納得できる論理もあり、考えさせる内容でした。
    大人が理解できない思春期の子供の考えをうまく表現できていると思いました。

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    2026年01月02日