希望ヶ丘の人びと(下)
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希望ヶ丘の人びと(下)

814円 (税込)

4pt

妻の中学時代の同級生――親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?

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希望ヶ丘の人びと のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 希望ヶ丘の人びと(上)
    814円 (税込)
    私は中学生の娘・美嘉と小学生の息子・亮太とともに、二年前に亡くなった妻のふるさと「希望ヶ丘」に戻ってきた。ここから再出発だ――そう思って開いた塾には生徒が集まらず、亮太は亡き母の思い出を探し続け、美嘉は学校になじめない。昔の妻を知る人びとが住むこのニュータウンに、希望はあるのだろうか?
  • 希望ヶ丘の人びと(下)
    814円 (税込)
    妻の中学時代の同級生――親友のフーセン、すぐ教師にチクる宮嶋、初恋の人エーちゃん。それぞれが大人になり、家族を持ち、亡き妻のことを私に語る。娘の美嘉の授業参観に出席し、息子の亮太が通う書道教室の危機に慌てる私の塾には、この街の『ふつう』からはずれた生徒が集う。希望とはなんなのだろうか?

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希望ヶ丘の人びと(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家族愛をメインテーマにしながら人情喜劇のテイストもあり。
    荒んだ世相だからこそ、おとぎ話かも知れないが、こんな温かな作品が胸に沁みる。

    0
    2023年07月29日

    Posted by ブクログ

    爽快。現実はこんな上手くは行かないだろうけど、こうあって欲しい展開を見事に描いてくれる。小説が映画やドラマの何倍も心に刺さる。そういうお話。重松清さんは凄いなあ。長めの長編の中では一番良かった。大好き度❤️❤️❤️❤️

    0
    2021年11月26日

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまった下巻。
    中学生、しかも思春期の女の子という難しい年頃を見事に描いているなと感心する。

    下巻は、希望ヶ丘に住むということ、そして妻を思う気持ち、
    そこへの闘争であり、決着の話である。
    人間という生き物の卑しさ、尊さ、儚さ、その全てがこの街には描かれていた。
    希望ヶ丘という街の、希

    0
    2017年12月26日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの長編!
    いいね。やっぱり重松清氏は!!
    テーマは、「家族」「青春」と同じなのだが、
    読み応えのある一冊(上下巻)だった。
    特に、下巻は一気に読んでしまった。
    近くに、中学の同窓会があるのだが、話中の同級生の話を読むと、これは行かなくちゃと思えてします。(笑)

    美嘉ちゃんも優しい、強くて優

    0
    2017年11月24日

    Posted by ブクログ

    妻の初恋の相手のえいちゃんが登場。

    えいちゃんが格好いい。40を越えたおじさんだから、すだれ頭なのは仕方がないけど、娘のマリアだけでなく、田島(私)のために奮闘する姿が、こう言う友達がいたらなと思えてしまう。

    喧嘩って言うのは、殴られる覚悟がなければ、喧嘩って言わない。一方的にやられるのはリンチ

    0
    2015年11月27日

    Posted by ブクログ

    ・テーマ/世界観 ★★★★
    ・背景描写    ★★★★
    ・キャラクター  ★★★★★
    ・インパクト   ★★★★
    ・オリジナリティ ★★★★★
    ・テンポ/構成  ★★★
    ・文章/語彙   ★★★★
    ・芸術性     ★★★
    ・感動/共感   ★★★★
    ・余韻      ★★★

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    上巻を読んでからしばらく間が空いてからの下巻。
    色々と問題を抱えたままだった上巻からどうなっていくのだろうかと思いながら読み進めた。
    この作者の本が好きでいくつか読んでいるけれど、登場人物がどんな人でも良い所を見つけられる話になっている。
    そして、子供の視点と大人の視点からも書かれていて読み終えると

    0
    2022年02月28日

    Posted by ブクログ

    500ページ越えのストーリー。「希望は世界のどこかに転がってるぜ」得意な事も苦手な事も勝ち組も負け組も価値観は一つじゃない、道は必ずあるからと思わせてくれる物語でした。この作者はどの話しも人間描写が上手いなあ。納得して考えさせられて、気づかされて、読み進めるうちにのめり込んでました。ラストは希望のt

    0
    2021年03月25日

    Posted by ブクログ

    ラストで圭子が自分の妻であることをエーチャンや宮嶋に伝えるところ…
    認める、受け入れる、受け止めることが現実に希望を与えるのかもしれないと思えた一冊。

    0
    2018年05月06日

    Posted by ブクログ

    塾の経営と昔のセンチメンタル
    熱い思い出と今
    イジメと。
    なかなか熱くなるですね!!o(^-^o)(o^-^)o

    0
    2017年04月09日

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