重松清のレビュー一覧

  • 疾走(上)

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    重松清さん著作で、今まで私が読んだ本はみな、人間の良心が温かく切なく描かれた作品ばかりだった。こんな身も蓋も無い暗い話もあるのだと。。。。
    でも闇の部分も語られるからこそ、温かい小説の方は、説得力のある作品になるのかもしれない。

    文章が特徴的。
    シュウジを「おまえ」と呼ぶ人物は誰だろう。
    生まれた家が違っていたら、子どもらしい子ども時代を経て思い切り青春を味わってたであろうシュウジ。子ども時代の環境って本当に大切。
    田舎の狭い世界での噂話。ウザい。
    シュウジに「走る」というライフワークがあってよかった。走ることで人生好転するわけではないが気晴らしには、なる。
    上巻の最後で、東京行きを決意した

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    2026年06月21日
  • 定年ゴジラ

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    老後の過ごし方関係の本をいくつか読んだが、重松清さんの作品は格段の読み応えであった。サラリーマン心理、家族との関係、地域コミュニティとの関わりなどリアリティ満載。執筆当時は重松さんは30代だったが、何ら違和感はなく、徹底取材したことが感じられた。

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    2026年06月20日
  • 青い鳥

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    ひとりぼっちが二人いれば、それはもう、ひとりぼっちじゃないんじゃないか、って、先生は思うんだよなあ。

    村内先生は国語の非常勤講師で、吃音持ちだ。うまく喋れないのに、公立私立関係なくさまざまな学校で孤独を抱えている子どもたちのそばにいてくれる。

    私は小中高時代ひとりぼっちでいることが多い子どもではなかったけど、周りからの見え方を気にしていた方だ。いつも中心的な女の子の机に休み時間は集まったり、他のクラスの仲良しな子のところに行っていた。一人で行動していると、自他共に「一人でいるな」と認識した・されていた気がしたし、友達がいて当たり前だと思っていた。

    これを読んで思ったのが、学生時代って学校

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    2026年06月15日
  • かあちゃん

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    短編集だけど全ての物語が繋がってて、まだちゃんと自分の中で腑に落ちきれてない部分はあるかもしれないけどそれぞれの人生の真の言葉というか、心がちゃんと動いた言葉や行動を見れてよかった。
    中学生のころ、自分は部活動のこととか恋とかそうゆうことでよく悩んでいたけど、それはまだ幸せな悩みで、家族のことや誰かを傷つけてしまったこと、色んな悩みを抱えてる人も多いと思う。
    悩みの深さが深いほど、考え悩む時間は増えるし一筋縄ではいかないと思うけど、それは向き合った分だけ自分も成長するし、言い方は悪いかもしれないけど人生の糧になると思う。
    それを感じれてよかったなと思う。

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    2026年06月12日
  • 小学五年生

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    小学五年生にしか出せない輝きって、たしかにあるよね

    完全な子供でいられる最後の期間っていう感じがする

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    2026年06月11日
  • せんせい。

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    全部で6章あるそれぞれ別のせんせいのお話です。
    大人になったら学生の頃の先生と会う事は殆どないと思いますがこの本を読んだら学生の頃の記憶が蘇って懐かしい気持ちになりました。
    小学生の時にクラスの担任で優しかった先生、中学生の時に部活の顧問で自分の事を特に気にかけてくれていた先生、高校生の時に授業が面白かった先生を読んでいたら思い出してしまいました。
    6章の話で特に印象に残ったのは「ドロップスは神さまの涙」です。
    虐められている子の気持ちが痛いほど分かりやすく繊細に書かれているので大人よりも今の小学生、中学生に読んでもらいたい内容でした。



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    2026年06月07日
  • ビタミンF

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    自分自身が、年老いていく自分の父との向き合い方や、子育てに携わる身で非常に考えさせられることの多い作品でした。
    やはり、自分の父親も色々感じながらも仕事一筋に生きてきたんだろうな…時代が違うから仕方ないよなと重松さんの作品を読みながら自問自答しています。

    ビタミンFはFamilyやFatherのFなのだろうと思うけど、子育てや家事の負担を一身に背負ってるMotherに対してのビタミンMも、必要だよなと感じる今日この頃です。Fをfemaleと読めばお母さんも含まれるのかもだけど。

    子育てはそれほど負担が大きいし、それを見ぬふりして仕事に全振りする父親にはなりたくないと感じながら読ませていただ

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    2026年06月07日
  • カシオペアの丘で(下)

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    ネタバレ

    許したいのに許せない人 許されたいのに許されない人 死を目の前にした人と残される人 終わりがわかると生き方が見えるのか、人生の濃度はこうも濃くなるのかなぁ 何をしていたいのか どのようにありたいのかを考えさせられる。人を好きになると全てを独占したくなる。でも過去は分からないし、どうしようもない。知ること、知らずにいること、知った上で許すことが物語では描かれるけど正解はそれぞれなんだろうな。

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    2026年06月07日
  • 流星ワゴン

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    ドラマを観て、面白かったので読んでみた。
    本もやはり面白い。
    この本を通して、
    映画を観てから原作を読む。もしくは
    原作を読んでから映画も観よっかなー。
    という人達の気持ちが少し、理解できた気がした。

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    2026年06月06日
  • 定年ゴジラ

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    定年までがむしゃらに働いてきた主人公が定年になり、定年後の生活をテーマにしている作品です。
    自分も将来そうなるのかなと思ってしまうくらい、未来の自分と重ねてしまいました。
    それでも、家庭で居場所をなくしながらも仲間が出来て、楽しみを自ら見つけ出している姿に、こんな定年後の生活もアリだなと思いました。

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    2026年06月04日
  • 定年ゴジラ

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    重松清の作品で最初に読んだのは『トワイライト』という作品で、それと似たような哀愁を感じました。

    『トワイライト』は、30代の人たちの話で、こちらはもっと歳上の60代の人たちの物語です。

    『トワイライト』は読んだときの自分と似たような歳だったのもあって、なんだか暗い気持ちになってしまったのですが、こちらはどこかカラッとした明るさがあって、読んでいて明るい気持ちになれました。

    歳をとるのも悪くないと思えます。

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    2026年06月03日
  • 小学五年生

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    自分の小5の頃を思い出したり、子供の事を考えたりして「あー確かに」ってふむふむと思いながら読むことができました

    1番ケンタのたそがれが印象に残りました

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    2026年06月03日
  • うちのパパが言うことには

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    一番好きな作家 重松清氏。
    40歳を迎えるころの重松氏のエッセイ集。
    少年時代の思い出やその当時の社会問題など。
    少年時代の1970年代から40歳を迎える2000年代までの著者の素直な気持ちが描かれています。
    何より表紙の写真が素晴らしい。
    この本も大切にします。

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    2026年06月03日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    家族の物語。死んでしまいたい、死んでもいいやと思う時、オデッセイが現れる。そこで会った橋本親子との触れ合い、人生の大事な分岐点、自分と同じ年だった頃の父との出会いを通して気持ちに変化が起きる。
    後悔しないことはないが少しでも後悔を少なくしたいと思える一冊。

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    2026年06月02日
  • 流星ワゴン

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     家庭や仕事に行き詰まって死すら考えてしまった主人公の永田和雄。
     そんな和雄の前に、5年前に事故で亡くなった橋本親子(の幽霊?)に出会う。
     親子の乗るオデッセイに同乗した和雄が訪れる過去の世界。

     和雄の父チュウさんとのやりとりや息子広樹とのやりとりが不器用ながらも熱くて、胸がじんわりした。
     「やり直しの現実」のように「実際の現実」はうまくはいかなくても、和雄の家庭がかけがえのないものになっていく様が印象的だった。

     チュウさんと和雄。
    和雄と広樹。
    そして橋本さんと健太くん。
     どの父子も永遠の朋輩でいて欲しい。

     久しぶりに黒ひげ危機一発がやりたくなった。

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    2026年05月31日
  • きみの友だち

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    読み初めの頃は「きみ」が誰なのかモヤモヤしつつ読み進めていたが、気にすることはなかった
    恵美の達見性に気づいてから面白くなってきた

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    2026年05月30日
  • せんせい。

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    学生時代を思い出させられた。
    教師という立場で読んだけど、学生のときに読んでいたら感じ方がきっと違ったんだろうなと思った。
    特に「ドロップスは神さまの涙」と「泣くな赤鬼」が好き。「にんじん」は、教師として共感する部分があった。
    今回初めて重松清さんの作品を読んだけど、読みやすかったし、教師が出てくるお話をたくさん書いているということを知って、もっと色んな作品を読んでみたいと思った。

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    2026年05月30日
  • 青い鳥

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    この広い世界の中で、取り残されてる、誰もわかってくれない、ひとりぼっちだと感じている子供達に、大切なことだけを伝え、寄り添ってくれる教師や大人がいまの世の中にどれくらいのいるのだろう。
    自分の子供にさえ寄り添えない親もいるのに。
    拝読しながら、眉根を寄せるような場面も沢山あったけれど、最後はじんわりと温かく、希望を持たせてもらえる小説でした。

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    2026年05月29日
  • ファミレス 下

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    東日本の震災1年3ヶ月後くらいの時期を描かれてます。
    仙台市周辺にボランティアしたりするシーンもあります。

    50歳前後が感じること等、描かれてます。

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    2026年05月24日
  • とんび

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    和尚親子が良い味を出していた。親父和尚の海のシーン、手紙、息子和尚の芝居のシーン。ふてくされると酒を煽るやっさんに少し憧れる。

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    2026年05月22日