重松清のレビュー一覧

  • ビタミンF

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    自分自身が、年老いていく自分の父との向き合い方や、子育てに携わる身で非常に考えさせられることの多い作品でした。
    やはり、自分の父親も色々感じながらも仕事一筋に生きてきたんだろうな…時代が違うから仕方ないよなと重松さんの作品を読みながら自問自答しています。

    ビタミンFはFamilyやFatherのFなのだろうと思うけど、子育てや家事の負担を一身に背負ってるMotherに対してのビタミンMも、必要だよなと感じる今日この頃です。Fをfemaleと読めばお母さんも含まれるのかもだけど。

    子育てはそれほど負担が大きいし、それを見ぬふりして仕事に全振りする父親にはなりたくないと感じながら読ませていただ

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    2026年06月07日
  • カシオペアの丘で(下)

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    ネタバレ

    許したいのに許せない人 許されたいのに許されない人 死を目の前にした人と残される人 終わりがわかると生き方が見えるのか、人生の濃度はこうも濃くなるのかなぁ 何をしていたいのか どのようにありたいのかを考えさせられる。人を好きになると全てを独占したくなる。でも過去は分からないし、どうしようもない。知ること、知らずにいること、知った上で許すことが物語では描かれるけど正解はそれぞれなんだろうな。

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    2026年06月07日
  • 流星ワゴン

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    ドラマを観て、面白かったので読んでみた。
    本もやはり面白い。
    この本を通して、
    映画を観てから原作を読む。もしくは
    原作を読んでから映画も観よっかなー。
    という人達の気持ちが少し、理解できた気がした。

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    2026年06月06日
  • 定年ゴジラ

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    定年までがむしゃらに働いてきた主人公が定年になり、定年後の生活をテーマにしている作品です。
    自分も将来そうなるのかなと思ってしまうくらい、未来の自分と重ねてしまいました。
    それでも、家庭で居場所をなくしながらも仲間が出来て、楽しみを自ら見つけ出している姿に、こんな定年後の生活もアリだなと思いました。

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    2026年06月04日
  • 定年ゴジラ

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    重松清の作品で最初に読んだのは『トワイライト』という作品で、それと似たような哀愁を感じました。

    『トワイライト』は、30代の人たちの話で、こちらはもっと歳上の60代の人たちの物語です。

    『トワイライト』は読んだときの自分と似たような歳だったのもあって、なんだか暗い気持ちになってしまったのですが、こちらはどこかカラッとした明るさがあって、読んでいて明るい気持ちになれました。

    歳をとるのも悪くないと思えます。

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    2026年06月03日
  • 小学五年生

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    自分の小5の頃を思い出したり、子供の事を考えたりして「あー確かに」ってふむふむと思いながら読むことができました

    1番ケンタのたそがれが印象に残りました

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    2026年06月03日
  • うちのパパが言うことには

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    一番好きな作家 重松清氏。
    40歳を迎えるころの重松氏のエッセイ集。
    少年時代の思い出やその当時の社会問題など。
    少年時代の1970年代から40歳を迎える2000年代までの著者の素直な気持ちが描かれています。
    何より表紙の写真が素晴らしい。
    この本も大切にします。

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    2026年06月03日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    家族の物語。死んでしまいたい、死んでもいいやと思う時、オデッセイが現れる。そこで会った橋本親子との触れ合い、人生の大事な分岐点、自分と同じ年だった頃の父との出会いを通して気持ちに変化が起きる。
    後悔しないことはないが少しでも後悔を少なくしたいと思える一冊。

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    2026年06月02日
  • 流星ワゴン

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     家庭や仕事に行き詰まって死すら考えてしまった主人公の永田和雄。
     そんな和雄の前に、5年前に事故で亡くなった橋本親子(の幽霊?)に出会う。
     親子の乗るオデッセイに同乗した和雄が訪れる過去の世界。

     和雄の父チュウさんとのやりとりや息子広樹とのやりとりが不器用ながらも熱くて、胸がじんわりした。
     「やり直しの現実」のように「実際の現実」はうまくはいかなくても、和雄の家庭がかけがえのないものになっていく様が印象的だった。

     チュウさんと和雄。
    和雄と広樹。
    そして橋本さんと健太くん。
     どの父子も永遠の朋輩でいて欲しい。

     久しぶりに黒ひげ危機一発がやりたくなった。

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    2026年05月31日
  • きみの友だち

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    読み初めの頃は「きみ」が誰なのかモヤモヤしつつ読み進めていたが、気にすることはなかった
    恵美の達見性に気づいてから面白くなってきた

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    2026年05月30日
  • せんせい。

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    学生時代を思い出させられた。
    教師という立場で読んだけど、学生のときに読んでいたら感じ方がきっと違ったんだろうなと思った。
    特に「ドロップスは神さまの涙」と「泣くな赤鬼」が好き。「にんじん」は、教師として共感する部分があった。
    今回初めて重松清さんの作品を読んだけど、読みやすかったし、教師が出てくるお話をたくさん書いているということを知って、もっと色んな作品を読んでみたいと思った。

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    2026年05月30日
  • 青い鳥

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    この広い世界の中で、取り残されてる、誰もわかってくれない、ひとりぼっちだと感じている子供達に、大切なことだけを伝え、寄り添ってくれる教師や大人がいまの世の中にどれくらいのいるのだろう。
    自分の子供にさえ寄り添えない親もいるのに。
    拝読しながら、眉根を寄せるような場面も沢山あったけれど、最後はじんわりと温かく、希望を持たせてもらえる小説でした。

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    2026年05月29日
  • ファミレス 下

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    東日本の震災1年3ヶ月後くらいの時期を描かれてます。
    仙台市周辺にボランティアしたりするシーンもあります。

    50歳前後が感じること等、描かれてます。

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    2026年05月24日
  • とんび

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    和尚親子が良い味を出していた。親父和尚の海のシーン、手紙、息子和尚の芝居のシーン。ふてくされると酒を煽るやっさんに少し憧れる。

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    2026年05月22日
  • とんび

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    不器用な父親、やっさんを描いた物語。
    途中、やっさんに対してもっと正直になれとイライラハラハラするも、成長したアキラに引っ張られるようにやっさんも成長できた。
    登場人物が暖かく、昭和中期〜後期はこんな感じの情景だったのかなと思いながら読むことができた。

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    2026年05月19日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    ガリ版……懐かしい。
    無くなるものを惜しみ、懐かしむのは良いが、それは未来に引き継がれていく。そこに光をみつけ希望を見出す。
    そんな、未来へのエールを込めた「たんぽぽ団地のひみつ」。筆者のすべての小説の骨子にある苦しむ人を助けるウルトラCを使うことなく、見守り自力で前を向く姿を描く形は保たれていたが、今回はSF的な時空パトロール隊という道具を使って、登場人物たちを励ましてくれる。
    メランコリーとノスタルジックが混ざり合って、明るい希望をエンディングで用意してくれた傑作。

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    2026年05月19日
  • きみの友だち

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    ともだちを巡る短編集。
    舞台は小学校~中学校。ある姉弟を中心にその周囲にいた人々の学校生活を描きながら、ともだちとはを問うていく。
    社会人になると一人一人は基本的に独立し、家族でもない限り深く立ち入ることもほとんどなくなる。
    そうなると学生時代に人生の最重要とも思われていた、ともだちに関することも考えることも少なくなる。

    そんな社会人になってから随分と時間が経ってから読んだので、懐かしい気持ちがありながら、自分とは関係のない世界として読んだ。
    が、これが学生時代や新社会人くらいの時に読んだのであれば深く考えさせてくれる良書であったことであろう。
    思春期に悩む若人にオススメ。

    皮肉のように聞

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    2026年05月18日
  • 木曜日の子ども

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    ネタバレ

    具体的な展開は書かずに心理的にゾワゾワさせるお話かと思ってたら、しっかりウエダサマ登場してきて意外であった
    犯罪者たちのキャラクターがかなり腹たったけど匂わせだけでぼんやり進めるよりもまあ潔くて良かったのかも
    主人公の心境に読み手がのめり込めるような重松さんの文章は読みやすくて好き

    「小説でも映画でも、結局のところ、僕たちは不安な状態を楽しんでるんじゃないんですか?現実の不安には耐えきれないから、代わりにつくりごとの世界で、つくりごとの不安を味わってるんじやないんですか?」
    悲劇的な小説や映画を観たがる心理を解説された気がする

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    2026年05月17日
  • ステップ

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    子供の成長、親の感情が丁寧に描かれていて、共感できる物語でした。特に「ケロ先生」と「バトン」の話が良かったです。贅沢を言えば、誕生日や命日など特別な一日を過ごす父娘の話も読みたかったです。

    読後、山田孝之さん主演で映画化されていることを知りました。私の中では松下洸平さんをイメージしながら読んでいました。

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    2026年05月16日
  • ステップ

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    妻に先立たれたら生きていけないだろう。何なら後追いしちゃうかもと考えていた。子どもたちだけ残すわけにもいかないから一緒に。
    もちろんそんな想像をしたあとに、そんな考えを打ち消すけど、もし本当にそうなったら強く生きていく自信がなかった。
    残された家族の10年を読んで、仕事と育児の両立の大変さや、周りでサポートしてくれる人の大切さ、娘の父の関係性の変化など、ぐっとくる場面がいくつもあった。義父とのやりとりや娘の成長には涙腺が崩壊した。
    美紀は、優しい子に育ってくれたよ。

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    2026年05月15日