【感想・ネタバレ】流星ワゴンのレビュー

あらすじ

死んじゃってもいいかなあ、もう……。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。そして――自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか――? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

「最近、いつ泣きましたか?」――ジメジメした梅雨も終わり、そろそろ疲れも溜まってきたのでは?そんな時は本を読んで泣いて、心をすっきりリフレッシュするのはいかがでしょうか?そこで、悲しいけれど心が暖まるストーリー、重松清の『流星ワゴン』をご紹介します。
リストラ、妻の浮気、息子の家庭内暴力など、度重なる不幸と家庭崩壊によって、死を考えていた主人公の永田一雄。そんな時、1台のワゴン車(流星ワゴン)に乗って、人生の岐路となる場面を旅するという物語。
タイムマシンで時空を巡るといった、非現実的な物語を想像するかもしれませんが、書かれている内容は実にシビアで現実的。流星ワゴンは決して希望に満ち溢れているわけではなく、非情なくらい現実を突きつけてきます。しかし、それでも主人公は問題解決のために必死に体当たりしていく…。そんな姿に「過去は振り返るためにあるのでは無く、前を向くためにあるのだ」と強く教えられたような気がして、何度も涙を流しました。人間とは何か、過去とは何か。心に残る名作です。

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感情タグBEST3

購入済み

流星ワゴン

一気に読んでしまいました。
ウチもオデッセイ乗ってたのよね。そこは、ちょっと複雑。
頭の中で、映像がしっかりと浮かんでくるあたりは、さすが重松さんです。
間もなくドラマ化、私のイメージどおりか、裏切られるのかが、とても楽しみです。

2
2015年01月14日

購入済み

家族はやりなおせるのか?

いつ自分は間違いを犯したんだろう?あの時こうしていれば、という後悔は誰にでもある。人生の大切な時間に戻ってやり直せたら、本当にすべて上手くいくのだろうか?
ちょっとファンタジーな舞台設定の上に重層的な家族の物語が紡がれる。生と死、父と子、過去と現在をテーマに、壊れかけた3つの家族が再生の希望を取り戻すストーリーだ。
主人公の妻がちょっと共感しづらいのだが(笑)、それ以外の登場人物がとっても良くて、ほっこり気分。

2
2012年07月24日

Posted by ブクログ

過去はやり直せないけど、味方を変えればいい方に傾くことをこの本が教えてくれました。
そして、過去に囚われずに今を懸命に生きてみようと強く思えた1冊となりました。
(この本は、ドラマを見てから感動したので小説も見てみようと思い読み始めたら思っていた以上にいい本と出会うことができました。)

0
2026年09月24日

Posted by ブクログ

自分が父になって、親の気持ちがわかるようになったから、このストーリーは、わかる~わかる~の連続でした!
人生は考えようだ!

0
2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

​あらすじ
リストラによる失業、妻の不可解な家出と浪費、そして中学受験の失敗を機に家庭内暴力を振るうようになった息子――。絵に描いたような幸せから転落し、絶望の中で死を意識する中年男・永島一雄の前に、突如ワインセラー色の不思議なワゴン車が現れる。運転するのは、すでに亡くなっている橋本親子だった。ワゴン車は時間を巻き戻し、一雄の人生における「やり直したい分岐点」へと彼を運ぶ。その旅の道中、一雄は病院で末期癌に冒されて死の淵にいるはずの父親・忠雄と、なぜか自分と同じ歳の青年「チュウさん」として出会う。豪快で横暴、反面教師として嫌悪していた父とともに過去を巡る中で、一雄は家族が壊れていった本当の理由と、不器用な父が胸の奥底に秘めていた切ない真実を知ることになる。

​所感・深掘り
崩壊していく家族の痛みを生々しく抉り出しながらも、親が子を想う不器用で深い情愛に胸を打たれ、涙なしには読み進められない圧巻の人間ドラマだった。
​特に深く胸を抉られたのは、反発し続けてきた父・忠雄の「見えない裏側の姿」だ。家庭内では独善的で威張り散らし、粗暴にしか見えなかった父が、一雄の知らない場所では周囲に深々と頭を下げ、泥水をすする思いで家族の暮らしを守り抜いていた。親の背負ってきた重圧や孤独は、自分が親となり、人生のどん底を味わって初めて痛切に理解できる。ドラマ版では表現が和らげられていた妻の自暴自棄な逸脱も含め、人間誰しも弱さや心の闇を抱えて生きている。表面的な言動だけで人を裁く浅薄さを恥じるとともに、不器用な生き方の中に宿る本物の愛の重みに胸が熱くなった。
​また、「過去をやり直すことはできなくても、現実を受け止めて今を生き直す覚悟は持てる」という結末のメッセージも心に深く染み渡る。過去の分岐点に戻ったところで、一度起きてしまった過ちや家族の亀裂を魔法のように消し去ることはできない。しかし、相手の痛みや背景を正しく知ったいま、逃げ出さずに現実の家族と向き合うことはできる。親から受け取った見えない愛情のバトンを胸に、ボロボロになっても自分の足で立ち上がり、再び前を向いて歩き出す一雄の姿は、責任を背負いながら生きるすべての大人の背中を力強く押してくれる。
​表面的な不満や苛立ちに囚われるのをやめ、人の見えない苦労と愛に感謝し、現実を誠実に引き受けること。
​家族や身近な人間関係の摩擦に悩み、相手の真意を見失いそうになっている人はもちろん、父や先人たちの歩んできた重みを噛み締め、どんな逆境からでも自らの人生を再生させたいすべての大人にとって、魂の深部に温かな灯をともしてくれる不朽の名作だ。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

泣きましたー。親の気持ちも分かるし、子の気持ちも分かる。よかったのは、簡単に現実が変わるわけじゃないこと。バタフライエフェクトだったらまたちょっと感動は違ったかもしれない。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書から受け取ったメッセージは、「やり直せないからこそ、過去の受け取り方とこれからの生き方は変えられる」ということだった。

「あのとき、こうしておけばよかった」と思う後悔は、時間が経っても簡単には消えない。

それでも、相手の立場を想像したり、あの頃の自分は精一杯だったと受け止めたりすることで、過去の意味は少しずつ変わっていく。

後悔を消してくれる物語ではなく、後悔とともに生きる方法を教えてくれる物語だ。

過去は変えられない。でも、その先の自分は変えられる。

自分にも、大きく後悔していることはいくつかあるが、自分を許しつつも、これからのことは先を考えて行動していきたい。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

登場人物と同世代の父親としてグサグサと突き刺さるものがあった。このタイミングで本書に出会えてよかったと感じている。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

主人公の夫は普通なのに家族が壊れていく。読者である私は主人公に自らを重ね合わせ違和感と不安を感じた。もしかして自分の家族も〇〇などと。人生やり直しはできないが、希望はあると教えてくれる良い小説だ。

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2026年04月10日

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ネタバレ

良かったなあ。
過去に戻って自分が見えなかった部分が見える時これからの行動も自然と変わるよね。
今を大切にしたい。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事も家庭も上手く行かず死ぬことまで考えていた主人公が、以前事故で亡くなった橋本親子が運転する不思議な車に乗り込み、過去のターニングポイントに戻りながら後悔していることを晴らしていくという、家族再生の可能性を探るSF物語。

既に3回読んでいるけど3回とも号泣した。家族愛に触れられる大好きな一冊。

橋本親子との旅では、過去に戻り選択を変え、妻の思いや息子の苦しみを分かち合って解決したはずなのに、現実に戻ると仕事も無く家族は崩壊したままだったというオチが、SFなのに現実みがあってとても好きだった。

こういう過去を変える話って、戻った時には現実も変わってて明るい未来!めでたしめでたし
という傾向が多い気がするけれど、この本は現実に反映されないパターン。

主人公の条件は変わっていないのに、ラストシーンはやり直しの旅から得た気付きや学びから家族更生の兆しが垣間見えているように感じられてよかった。

どんな小さな選択でも人生を大きく変えるポイントになるかもしれないから、1日1日を大切に生きていきたい。

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2026年02月28日

QM

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どこにでもいそうな家族の描写が上手すぎると思う。妻の不倫、息子の暴力、リストラ等決して明るい感じでも仲良し家族でもないのに、主人公の死に際になって、不運すぎる事故で亡くなった親子の運転する不思議な車に乗せられ、やり直しはきかないけど自分の人生で分かれ目になったポイントを1つ1つ振り返っていき、最後はまたサイテーな現実に向き変えることができた。生きる希望を与えてくれる。

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2024年09月18日

ネタバレ 購入済み

息子を父親のみなさんにおすすめ

父親と息子の物語。私自身が息子をもつ父親であり、共感を持って拝読しました。
自分と親父の関係、自分と息子の関係、この物語と同じ道を辿ると思うと少し寂しくなります。
父親が息子とどう接するべきか、答えのないこの問いに作者なりの答えがあります。それを読み思うのは、父親と息子は上下関係ではなく、寄り添う関係がいい。友達とも違う、ただ見守るのとも違う。言うは易し、行うは難し。

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2022年01月28日

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旅

私にとってのたいせつな場所ってどこだろう。
人生の分岐点って,どこだったんだろう。
どこで間違ったんだろう。

現実は,甘くないから現実だ。
奇跡なんてそうそう起こらない。
だからこそ,魔法より強力な何かを見つけるために。
旅をし続けるんだ。
ときには流れ星の力を借りて。

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2020年10月20日

購入済み

健太くん可愛い!

重松さんの小説に出てくる、子ども達は本当に可愛い。可愛くて、いとおしい。健太くんも、ヒロくんも。その子ども達を見つめているから、大人たちも素敵。

愛があるなぁと思います。

ラストが「しんどいのは変わらないけど、これから」な感じなのも、好きです。

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2020年07月07日

購入済み

自分自身を見つめ直しました。

家族や自分の父親に対して描かれている作品です。
あまり書くとネタバレになるので書きませんが、読んでいて自分と重ね合わせていました。
自分もよく考えると勝手に色々決め込んで、押しつけたり、または家族に対して配慮がなかったりしたなと色々考えて改めたりしました(笑)
年頃の子は細かい言い方に傷ついたり、愛って何なんだろうなぁと考えたり…すぐ身近にいる大切な人に対して、優しくなれる事を考えさせられる作品だなぁと思いました。
面白かったです。

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2019年11月26日

購入済み

大人のSF

親子関係を主軸にした、不思議な旅の物語です。
ハートウォーミングで、読後にちょっと勇気をもらえる作品です。

人生に失敗した主人公が不思議なワゴンに乗って過去を見直す旅に出る。その中で自分に関わった家族とのすれ違いやぶつかり合いを経て、もう一度自分を見つめ直す。
自分もそんな経験出来れば良いんですけどね。
現実は小説じゃないから出来ないけど、でも読んでる内に自分の人生も見つめ直させられます。

そんな感じの、人生の岐路っぽい所に立ってる、若くもなく、年寄りでもない、まだまだ先は長いんだけどいつの間にか折り返し地点に来ちゃってる中途半端なポジションにいるおじさん向けのSF小説です。

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2016年02月21日

購入済み

よかったです

テレビを見て読みたくなって、読みました。
よかったです

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2015年02月09日

ネタバレ 購入済み

ドラマをみて読んだのですが、

本作も凄く素敵でした。
ドラマの配役のイメージが、先についていたので、
ドラマを基軸に読みきった形になりますが、
違和感なく読みきれました。
あぁーこう終わるのかと切ない気持ちで終わりましたが、これも1つかと。
ドラマはどうなるのか!?楽しみてす。

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2015年01月19日

歩

購入済み

父と息子


一気に4時間くらいで読みました。
置かれてる状況とか年齢が近いこともあり何度も泣かされた。

親子ってすごく身近だからこそ素直になれなくて…
父と息子だと余計にそうなんだろうな。
この本を読んですっごく両親に会いたくなったし、息子たちとの関係もすごく参考になった。

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2015年01月08日

匿名

購入済み

この本に出会えて良かった。
例えば、ワゴンに乗る事は出来ない本当の日々の中で、今は、様々なあの日を思い起こす事ができる。後悔ばかりではないと笑える。失敗も愛せる。何より、一瞬先の未来のために、何を選択すべきかを(例え後悔しても)考える事が出来る。だからこの本は未来へ進む本なのだと思う。

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2014年12月10日

購入済み

すっきり読める!

ファンタジーぽいんだけどそんな子供のような話ではない。設定だけ聞いたらはいはいって感じだけど読むとハマる。日常生活のふとした瞬間に思い出す。重すぎず軽すぎずほっこりした作品でした。

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2013年08月14日

購入済み

泣ける。。。

ファンタジーなんだけととてもリアル。
人生のターニングポイントに戻って
そこで出会った人々、出来事をいろいろ思い出して
しまった。。。
久しぶりに帰省しよう。そうしよう。

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2012年08月17日

Posted by ブクログ

過去に戻れても、現実は変えられない。
『流星ワゴン』を読み終えて、胸が締めつけられた。
「あの時ああしていれば」という後悔は無数にある。けれど、やり直せないと知った上で、どう生きるか。
グサグサ刺さる言葉に、それでも「前に進もう」と背中を押される1冊だった。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

感動しました。ぐすん。

過去を変えることはできなくても、過去の見方を変えることはできる。そして、過去を振り返ることで、これからの生き方を少しだけ変えることはできるのだと思う。現実世界、過去はどう頑張っても変えれない。考え方一つで前向きに生きていける。頑張れ俺。

もし本当に流星ワゴンが迎えに来たら……たぶん乗る。ただし、過去をやり直す前に、今の自分が何をやらかしているのかを確認してから乗りたい。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

過去は結局やり直せない。
だけど、何が自分にとって大切かを見つめ直すことで見方が変わる。
今目の前の人たちとの関わりにおいても、出来うる限り本音で話していきたい。思っていたのに、、という後悔は避けたい。

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2026年09月04日

Posted by ブクログ

久しぶりの長編読書に不安があったが、一気読みした。
子供の頃は見えなかった、親の気持ちや風体が、自分も大人になって理解できるって誰でも経験あるはず。
とんでもタイムスリップのお話なんだから、なんならハッピーエンドで丸く収めてくれてもいいのに、そうでないのがファンタジーなはずなのにもしかしたら、私にもおこるかもなんて実話のようにも感じる良さがある。めちゃくちゃサイテーの今でも心次第で未来は変えられるかもしれない事を教えてもらえた。
登場人物を身近に感じ、チュウさんやカズ、橋本親子と共に笑ったり泣いたりとてと引き込まれる作品だった。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

共に過ごす家族の気持ちを、本当に理解できているだろうか。自分の気持ちすら分からないのに。
そんな風に、思い返すようになりました。

本に限らず、人が亡くなっているエピソードは避けるようにしていました。嫌いとかではなく、気持ちが引っ張られる事が多いからです。

しかしこちらの物語は、その描写が冒頭にあるからこそ、急激にその世界観に飛び込む事が出来たと感じます。
今自分にある時間を。共に過ごす家族を。より大切にしたいと思わせてくれる作品でした。

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2026年07月28日

Posted by ブクログ

いい話かもしれないけど、設定的に腹落ちしないところが多くありあまりのめり込めなかった。オチももう一つのような。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

自分がまだ20代前半だからこそ、将来父親になった時に改めて読み直したい一冊だった。その時、きっと今とは全く違う景色が見えるのではないかと思う。

人は亡くなると星になると言われるが、流れ星が願いを叶えてくれるように、橋本親子もまた、死の淵にある人々の想いや後悔に寄り添い、過去へ戻る手助けをしてくれていたのではないか。その奇跡のような道のりを「流星ワゴン」と表現したタイトルの秀逸さに、深く感銘を受けた(主人公が過去を旅している間、現実の時間はほとんど進んでいなかった点も、一瞬の輝きを放つ流星のようだった)。
読み進める中、「過去をやり直せば、現実の家族関係も好転するのではないか」という安直な期待を抱いていた。しかし、現実はそう甘くなく、最悪な状況のまま物語は終盤を迎える。それでも、過去の旅を経て主人公の心が変わり、その変化が実際の行動へと結びつくことで、家族の未来が少しずつ希望ある方向へ向かいそうなラストシーンに、強く胸を打たれた。

この物語を通して、自分が将来父親になった時、子供が苦しみを一人で抱え込まずに済むような温かい環境を作りたいと心から願うようになった。

人生において大切な場所や時間は数多くあるが、その価値には後になってから気づくことが多い。だからこそ、少しでも後悔を減らせるよう、何気ない毎日をしっかりと噛み締めて生きていきたい。

追伸:
今日から友達や親のことを「朋輩」と呼んでみようかな!

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

ドラマを観て、面白かったので読んでみた。
本もやはり面白い。
この本を通して、
映画を観てから原作を読む。もしくは
原作を読んでから映画も観よっかなー。
という人達の気持ちが少し、理解できた気がした。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

家族の物語。死んでしまいたい、死んでもいいやと思う時、オデッセイが現れる。そこで会った橋本親子との触れ合い、人生の大事な分岐点、自分と同じ年だった頃の父との出会いを通して気持ちに変化が起きる。
後悔しないことはないが少しでも後悔を少なくしたいと思える一冊。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

 家庭や仕事に行き詰まって死すら考えてしまった主人公の永田和雄。
 そんな和雄の前に、5年前に事故で亡くなった橋本親子(の幽霊?)に出会う。
 親子の乗るオデッセイに同乗した和雄が訪れる過去の世界。

 和雄の父チュウさんとのやりとりや息子広樹とのやりとりが不器用ながらも熱くて、胸がじんわりした。
 「やり直しの現実」のように「実際の現実」はうまくはいかなくても、和雄の家庭がかけがえのないものになっていく様が印象的だった。

 チュウさんと和雄。
和雄と広樹。
そして橋本さんと健太くん。
 どの父子も永遠の朋輩でいて欲しい。

 久しぶりに黒ひげ危機一発がやりたくなった。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

主人公よりだいぶ年上だけど子供の中学受験にも併走してやっと終わりこの本に出会えた。

自分も父親とは顔を合わせるたびに言い合いになる事が多く、素直になれない状況なのでチュウさんとの対話がかなり身に染みる。
父親の時代と息子の時代の世の中の価値観は違うし、何を大事にすべきかの考え方も違う事が多い。ぶつかるのはその時代の違いもあるのだろうなとも感じている。

ただ、もし自分と同じ年齢の自分の父親と話せたら何か通いあうものはあるのかもしれない。

たぶゆそのうちまた再読したくなる本だと思っている。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

再読
家庭も仕事も親との関係もうまく行かなくて
もう死んでもいいかなと思ったときに突然、男の子とお父さん(実はこの親子はもうすでに亡くなっている)が乗っているワインレッドのオデッセイがあらわれ、誘われ乗り込むと、人生の岐路になる場所へ連れてってくれる。途中自分と同い年になっている父親も乗り込んで一緒に旅をする不思議なお話
なんかいろいろ泣ける。
とてもすてきな話しだった。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

嫌いな父親を持つ全息子に送る一冊、って感じ。

父親だって生身の人間。

愛がある故に、父親は結果的に心ないことをしてしまう不器用な存在なんだ。

ということに思いを馳せました。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

苦しくてしんどくて涙が出ることもあったのに、終わりはなんだかスッキリした気持ちになれた。私もカズみたいに人生ドン底っていうのをいつか味わうのかもしれない。簡単には変えられない苦しすぎる現実が来た時にこの本を思い出したいなと思った。

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2026年03月17日

購入済み

流星ワゴン

主人公の『死にたいまではなくても、泡のように消えてしまいたい』気分、メチャクチャ分かる。
でも子供を置いてはいけない。
ま、子供を道連れってのももっと無いけど。
交通事故の加害者には絶対なりたく無いよな

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2015年08月18日

購入済み

泣けます

貴方が父親であれば泣けると思います。
おすすめです。

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2015年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いくつかの父親と息子の関係が、時空を超えた旅によって、少しづつ再生に向かう。そこは良かった。でも主人公の妻の行動は、背景の説明が何もなく、モヤモヤ感あり。女性の性的な指向も人それぞれだろうとは思うけど、これは自傷行為に近いのではないかと感じました。最後に主人公が選んだ妻との向き合い方も、これで良かったのかどうか。うーん、よく分からないです。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

ファンタジー要素ありの、父と子の物語。同い年の父親が現れて接することで、子としての自分、親としての自分を見つめ直す。全般的におもしろいし、良かったけど、主人公の妻がクソ過ぎて、その点では救いが無くて辛い。
親の心子知らず、子の心親知らず 立場が変わらなければ分からないこともある。伝えようという気持ちが大切なのかなと。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

かずはきっとごく普通の良い人なんだとおもう、少し怠惰でそれが悪い方向に積み上がるとどうしようもなくなる。
やり直せばしっかりやる,なら最初からしっかりやればいいのに,なかなか難しいんだろうけど。もう一度やり直す一歩を踏み出す手段、といったところ。ワゴンに乗りたいと言う人はどれほどいるのだろうか
父と子の話だから正直そんなには話に入っていけなかった

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

主人公の境遇が今の自分と重なる部分が多く、終始自分に置き換えながら読んだ。

・未来や結果を変えられなかったとしても、「やれるだけのことはやった」と思える生き方をしたい。結果は同じでも、その後悔や心のモヤモヤはきっと違うはず。

・仕事や忙しさを理由に家族のことを後回しにしていると、取り返しのつかない後悔につながることがある。たとえぶつかっても、逃げずに向き合いたい。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後で気付いたけど昔ドラマ見てた。
健太くんのことを覚えておけるのは自分だけだからって橋本さんが別れを選んだ理由に泣けた。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

読み始めてあっという間によんでしまった。
男女の差はあるのに所々とても身に染みた。親子の確執があるわけではない。でも年代なのか、置かれた状況なのか自分とカズを重ねてしまう。
きちんと家族をみてなくてはいけない。何が自分にとって1番大切なのかをよく見ていなくてはいけない。
仕事の変わりは結局いるが子の、親の代わりはいない。
ただ妻の下りは意味不明だった。受験サポートのストレスがそうさせた?単なる色狂い?旦那が自分をみてくれなくなったから?
走った理由も不明なら、それをしなくなる理由も不明。人間そんな単純に何かを思ったりしなかったりする訳ではないでしょうが。

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

重松清読みやすい!!
威厳あって近寄りがたいか、ママ任せ放任頼りなくなるか、父親むずいな
勝ち負けは自分で決める!!

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2026年03月16日

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