重松清のレビュー一覧

  • 口笛吹いて

    Posted by ブクログ

    負けた人の小説。重松清は負けた人を描くのが上手い。

    「口笛吹いて」と「春になれば」がよかった。

    0
    2025年07月23日
  • ファミレス 上

    Posted by ブクログ

    この本の内容の世代と同じなので、すごーく、考えさせられました。今、ちょうど、子育てが終わって、2人で生活するようになりました。嫁の話や、食べたいものとか、したい事を聞いて、介護や老後の生活に備えて行きます!

    0
    2025年07月23日
  • 流星ワゴン

    Posted by ブクログ

    父子の物語。様々な親子のコミュニケーションの難しさが描かれている。

    一瞬一瞬を大切に、今思うことをしっかり伝えて行こうと思った。

    0
    2025年07月21日
  • 小学五年生

    Posted by ブクログ

     小学五年生の『少年』の視点で見た様々な出来事を追体験できる短編集です。

     主人公は小学五年生の『少年』。途中で名前が判明することもあれば、記載がないこともあるけれど、『少年』たちは彼らなりのルールと感性と感情と行動をもって、その一瞬一瞬を生きている。全十七編の短編は、一作一作は短いものの、どれも濃厚に『少年』の姿を描き出す。時に驚くほど鋭く世界を捉えたかと思えば、くだらないことに悩み、自分ではどうしようもない大人の事情で振り回され、自分の気持ちを持て余す――小学四年生までのような子どもではなく、中学生や高校生やそのもっと先のような大人でもない、等身大の『小学五年生』の彼らが見る世界を、垣間

    0
    2025年07月20日
  • ブランケット・キャッツ

    Posted by ブクログ

    少し時代が違うかなあと感じるところもあるが、どの話も楽しく読めた。その後が気になる終わり方もあるが作者がいうように、希望を見出だせる作品でした。

    0
    2025年07月20日
  • ビタミンF

    Posted by ブクログ

    なんかしみじみしてよかった。特に母帰ると、かさぶたまぶた
    30代の働き盛りの男性の家族の短編集。様々な年代の人が読んでそれぞれの心模様にあるあると思っただろう。

    0
    2025年07月19日
  • ナイフ

    Posted by ブクログ

    いじめをテーマにした5編からなる短編集。
    いじめの描写があまりにリアルで過酷なため、何度も読むのをやめそうになったが、それでも最後まで目を背けずに読み切るべきだと感じた。
    いじめという重く深刻なテーマを扱うにあたっては、安易にぼかすのではなく、このくらいの重さがむしろ適切なのかもしれない。

    各短編ごとに視点が変わり、いじめを受ける本人だけでなく、苦しむ父親や見守る幼馴染など、立場の異なる人物たちの目を通してその実態が描かれる。それぞれの視点にリアリティがあり、多面的な痛みと向き合う構成になっている。

    すべての物語がスッキリと終わるわけではなく、かすかな希望が見えつつも、根本的な解決には至ら

    0
    2025年07月18日
  • 星のかけら

    Posted by ブクログ

    重松清ってほんとに複雑な年頃に差し掛かる子供の心情を描くのが上手すぎる、、
    生きること死ぬことを深く考えさせられた。私や家族、愛する人達が今を生きていることって確かに奇跡だし、生きているからこそ未来があるということや死んでしまったらなにもかも終わっちゃうこととか、主人公達と一緒に実感していくことが出来る本だった。今を一生懸命生きたい。毎日が愛おしいなと感じた。

    「毎日毎日、昨日とは違う一日が待っているなんて、ほんとにすごい。
    心の中でつぶやいて、ああそうか、とうなずいた。生きてるって、なんか、すごい。」

    0
    2025年07月17日
  • 峠うどん物語 下

    Posted by ブクログ

    主人公の淑子も高校受験を控える中学3年生になった。
    勉強の合間を縫って祖父母のうどん屋を手伝っている。
    市営斎場の真ん前にある店は、常連客が来るのではなくて、通夜や葬儀が終わった人が訪れる。
    そういう人たちを相手に接客している淑子は、人の死というものを自然と考えるようになっていったようだ。

    第十章 アメイジング・グレイス

    この章では、淑子の高校受験当日に、同じ学校の同級生が投身自殺をする。

    初めて人の死を弔う事に参列する淑子の心情が、とても良く描かれていて、私もちょっぴり辛くなったとともに、下巻では淑子の成長が感じ取れました。

    0
    2025年07月16日
  • ステップ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    寂しさや悲しさに目を背けないで向き合うからこそ優しく強くなれる。
    みきちゃんが素敵な子に育っていく過程にほっこりした。
    義父の懐の深さが心地いい。家族っていいなあと思えた一冊。

    0
    2025年07月09日
  • はるか、ブレーメン

    Posted by ブクログ

    走馬灯の絵師がいたらいいなーと思えた。
    人の記憶に残れるって嬉しいことだし、近くの人の記憶を見るのは怖いかも。
    大切な記憶がいい記憶とは限らないってことが1番印象的だった。苦い思い出、後悔のある思い出があるからこそ、真っ当に生きることができる、と言うのも印象的。

    0
    2025年07月09日
  • くちぶえ番長

    Posted by ブクログ

    2025年20冊目「くちぶえ番長」

    弱いものいじめが大嫌いで、ぶっきらぼうだけど優しい――そんなマコトのような子がクラスにいたら、きっとこの本のように教室の空気は変わるんだなと思いながら読みました。
    高学年を担任するときに、学級文庫に置きたい一冊です。1時間ほどでサクッと読める本です。

    0
    2025年06月30日
  • きみの友だち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     交通事故で足が不自由な恵美とその友だちの生まれつき身体の弱い由香、恵美の弟のブンを中心に、それぞれの周りの「友だち」で悩む人たちに焦点を当てたそれぞれの物語の連作短編集。
     最初は小学生から始まり、中学生、大人へと時間が進んでいく形になっており、年齢が進むにつれ、児童小説からティーン小説に変わっていくのが読んでいて面白かった。
     視点が恵美の結婚相手となるルポライターとなっているため、子育て日記を読んでいるような少し俯瞰気味な視点となっていた。そのため、感情移入はするものの、どこか昔の遠い話のような雰囲気が常に漂っており、歴史の教科書を読んでいるように感じた。また、恵美のやや冷たいともとれる

    0
    2025年06月30日
  • 峠うどん物語 上

    Posted by ブクログ

    主人公は中2の女の子。
    祖父母が営む峠にあるうどん屋の手伝いのなかで、人間の絆や死について学ぶ。
    お通夜の帰りに寄る人が多く、葬式をビジネスと考えてる人もおり、複雑な気持ちになる。
    上下で10話のはなしが展開するが、ほとんどで泣けるて

    0
    2025年06月24日
  • くちぶえ番長

    Posted by ブクログ

    一つ一つのエピソードが微笑ましい。上の学年の意地悪っこに雑巾投げて戦っ他時が一番よかった。お坪根さんもその頃から心緩し一致団結していく。
    甘くて切ない思い出話。

    0
    2025年06月22日
  • はるか、ブレーメン

    Posted by ブクログ

    はるか ??
    ブレーメン って あの音楽隊のこと?
    走馬灯をつくる??

    とにかく不思議で
    心がぽかぽかして
    辛い経験をした16歳の二人を応援してた
    二人ともホントに真摯で
    他人の心を思いやれる子なんだよ
    辛い場面では彼らの代わりに泣いていた
    ホント
    君たちの心が
    懐かしい想い出でいっぱいになりますように

    0
    2025年06月22日
  • ビタミンF

    Posted by ブクログ

    あたたかいおはなしです。せっちゃん、やばいよな。救われてるのか救われてないのかわからないけど、心理描写が的確すぎてすごい。情景描写と心理が結びついてるのが重松清の強み。

    0
    2025年06月19日
  • カモナマイハウス

    Posted by ブクログ

    空家のメンテナンスの仕事に携わっている主人公の妻の実家が空家再生プロジェクトの標的となった。近年あった実際の問題も取り上げられていて面白かった。

    0
    2025年06月16日
  • とんび

    Posted by ブクログ

    初志貫徹
    不器用なお父さんの愛。
    お父さん不器用すぎる笑
    いつか自分にもこんなに大切な存在ができるのか不思議に思う。
    大人になってからまた読みたい。

    0
    2025年06月18日
  • 木曜日の子ども

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    重松清さんといえば家族物が多い。
    今回はちょっと違ったミステリーっぽい感じだった。
    引き込まれてすぐに読み終わった。
    最後は悲しいけど温かな感じでうるっと来る。

    0
    2025年06月11日