【感想・ネタバレ】おじいちゃんの大切な一日のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年11月22日

定年をむかえるおじいちゃんの最後の勤務日に一緒に工場にいき、おじいちゃんの仕事ぶりをみます。
おじいちゃんのプロの仕事をみて孫が深く感動する様子に心うたれました。

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Posted by ブクログ 2011年10月20日

機械を作る機械「マザーマシン」の職人のおじいちゃんのお話。

この絵本は、東日本大震災後出版されることになった。

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Posted by ブクログ 2011年07月01日

働く祖父の姿、親父の姿を見るチャンスって少なくなったなぁと感じる。世の中が変わり、機械化、オートメーション化されて、匠の大きな背中に命を感じ,魂を感じ、尊敬を抱く時が…。
 物の大切さ、物作りの大変さとやりがいと誇り、それはまた「明日」に受け継がれるべきものであり、未来への「希望」であるのだと、おじ...続きを読むいちゃんの大切な一日を通して語ってくれる。

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Posted by ブクログ 2011年06月05日

奇跡の重松さんとはまのゆかさんのコラボ作品!

はかのゆかさんの絵によって
いつも文字だけ読んでいる重松さんの文章に
温もりをかんじるような

そんな気がした。

すばらしい!!

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Posted by ブクログ 2023年10月11日

工業、ものづくりの現場がわかる本として秀逸。
重松清の確かな文章に支えられて、ものづくりって良いな!と思わせてくれる。

自分も子供の頃、何でも工場でロボットが簡単に作れると思ってたクチなので、大人になって建設現場や工場で人が行う作業の多さにとても驚いた。
工場作業員、現場作業員、と言うと下に見る人...続きを読むたちがいるが、そんなことないんだぞ。めちゃめちゃすごいんだぞ、誰にでも出来ることじゃないんだぞ、君たちが仕事で使うスマホやパソコンや快適なオフィスだって、全部この人たちがいないとできないんだぞ。
もちろん現場作業に伴う危険や労働人口の減少もあり、自動化や無人化が進むことは必然なのだけど、その前段階として人の手による知識や技術の積み重ねがあってこそなのだと、忘れたくないし伝えていきたいと思う。

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Posted by ブクログ 2013年09月02日

おじいちゃんの大切な一日
新しいゲーム機が欲しくて、「いまのゲーム機が壊れた」と、嘘をついたエリカちゃん。お父さんに叱られたあげく、「明日、おじいちゃんとおばあちゃんのところに泊まりに行ってきなさい」と命じられる。どっちみち、あさってはみんなで泊まりに行くはずだったのに、私だけ先になぜ?・・・。着い...続きを読むた翌日、おじいちゃんの働く工場を見せてもらうことになったエリカちゃん。でも、その日は、「おじいちゃんの大切な一日」でした・・・。モノ作りを通して伝わる思い。親と子、人と人の繋がりを感じさせる優しい物語です。

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Posted by ブクログ 2012年10月23日

もともと出版予定のなかった一冊。東日本大震災のあとに出版されたものです。「物づくり」の未来,希望が見える一冊です。子どもに是非読ませたい。

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Posted by ブクログ 2011年09月30日

選書して「この作品、よかった」って言ってもらえると凄く嬉しい。
今日はこの本で2人、泣かせました(笑)。
うちの機械科全員に読ませたい。
まずは先生からかな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月18日

【おじいちゃんの大切な一日】 重松清さん

新しいゲームが欲しくて、「今もっているゲームが
壊れちゃった」と嘘をついたエリカちゃん。

だけど、そんな嘘お母さんにはすぐにばれる。

こってりと叱られた。

普段は怒るコトのないお父さんにも叱られた。
お父さんは寂しそうに叱った。

お父さんがわたしを...続きを読む叱った理由は嘘をついたこと
だけじゃないんだ。

翌日、お父さんに言われて、わたしはおじいちゃん
の家に泊まりに行った。

おじいちゃんは工場のキサゲ職人だった。

今日で六十歳になるおじいちゃん。
定年を迎えるおじいちゃんの最後の一日、わたしは
おじいちゃんに連れられて一緒に工場に行ったんだ。

「モノ」が造られていく過程を見て、わたしたちが普段
何気なく使っている「モノ」が、職人さんたちがどういう
思いを込めて造っていくかを初めて知った。

おじいちゃんの想い。お父さんの想い。
今まで気づくことも、考えることすらなかった多くの人たち
の「モノ」に対する想いがわたしの心の中にしみ込んできた。



絵本です。元々はある工作機械メーカーの依頼で、
社員とその家族に配られるために作られた物語で、
店頭に並ぶ予定の無い本だったそうです。

「あとがき」にこの本が出版されるコト
になった経緯が書かれてます。

とてもいいお話でした。
重松さんの作られる物語は読みやすくていいです。(^^)/

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Posted by ブクログ 2011年07月11日

元々はマザー・マシンを作る会社(牧野フライス製作所らしい)内で配布するために作られた、物作りの大切さを教えるための絵本だったのですが、この度の震災で被害に遭った子供達の力に少しでもなればと、重松が提案して一般販売される事になった1冊。作者達の印税は全て日本育英会に寄付されるそうです。「コンピュータ万...続きを読む能」と思い込んでいた自分の目の鱗を落としてくれた1冊にもなりました。

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Posted by ブクログ 2020年08月21日

特定企業からのリクエストで作られた家族向けの本だとか。子供向けの絵本のような体裁を取っているが、大人でも心ほっこりだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年03月01日

子どもに物を作るということを考えほしいと思った父親が、小学5年生の娘を祖父の働く工場を見学させるお話です

一般に売り出す予定ではなかったこの作品は、印税が全て足なが育英基金に寄附さているそうです

児童書にしては字が小さいかなぁ…

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Posted by ブクログ 2012年02月12日

ある企業の社内向けに描かれたという本。見かけは絵本ですが、そのわりには読み応えもあり、定年を迎えるおじいちゃんの最後の工場で働くところを孫が見学に行くという設定で、心にじんわりと響くいいお話でした。内容は高学年向きなのに、絵本の形なので、紹介しづらい。ただ、塾に行っている子は、問題として良く取り上げ...続きを読むられる重松清を読みたがるので、読むかもしれません。

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Posted by ブクログ 2011年07月31日

小学生向けの児童書だが、この3月の東日本大震災がなければ世に出なかったものと聞く。(詳細はあとがきに詳しい、、、)

お話は、小学5年生の女の子・エリカが、父親に言われておじいいちゃんのお家を一人で訪問するところから始まる。父親・母親より一日早く送り出された訳は、翌日早くにおじいちゃんと一緒に会社へ...続きを読む出かけるためだった、、、

その日、定年を迎える工場労働者のおじいちゃんの職場訪問で、エリカが発見するさまざまな気付きがお話のポイント。ロボットやどんな精密機械でも、仕上げの最後の最後の部分では、五感を駆使した人間の研ぎ澄まされた勘に頼らざるを得ないことを知って、エリカは驚く。

そして、その工場の技術者の頂点を極めたおじいちゃんの働く姿、そして尊敬される姿に感動するのだ。
重松さんらしい、盛り上げ方で心憎い演出が涙を誘う。

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