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ラストシーンは、もう始まっているのかもしれない。人は、誰でも、気づかないうちに人生のラストシーンを始めている。17歳で死んだ〈自殺 志願〉のタレント城真吾にとっては、16歳は晩年だった。城真吾は教えてくれた。人は死ねる。いつ。いつか。いつでも――。でも、僕は思う。僕の教え子の君たちの「いつか」が、ずっとずっと、遠い日でありますように。教師と、生徒と、生と死の物語。
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Posted by ブクログ
人は死ねる。 『いま』『どこでも』、そして『いつか』。 《自殺志願》の城真吾が教えてくれたこと。 双子の兄、そして婚約者を失った主人公達はそれを受けて何を感じるか。 人は死ねる。 ただ目の前にいる人の、その『いま』が、遠い先の『いつか』であることを願う教師の物語。 現代社会をテーマに作品を書...続きを読むく作者らしい物語。 人は生まれる権利はなく、生まれる。だが、生まれたその瞬間から死ぬ権利は持っている。 『自殺の何が悪い?死ぬことを目的として生きる―そんな生き方もあるんじゃないか』という城真吾の叫びに考えさせられる。 物語の大筋は自殺について悩まされる人々が描かれているが、最後には“生まれること”の素晴らしさがしっかりと描かれている。 死を通して生きることを感じられる作品。
そう、なんだよね。 だけど やっぱりわたしは 城くんは好きになれない。 でも 人はいつでも 死ねる。 じゃあさ どうして自殺がダメなんだって 尋ねても 誰も答えられないんだよね。だけど ダメって言うのは 結局「自分」が嫌だからなんだ 周りで自殺されると迷惑だし 悲しいってのもあるし なんか 報われ...続きを読むないから、だから 「ダメ」なんだろうね 迷惑なんだよね、自殺って。いいんじゃないの そういう利己的な理由で留めて何がいけないの それが 人間じゃないのかね でも どうしても死にたいって思って死んでいく人がいてもいいと思う 「生きたくても生きれない人がいる」って言うけど きっと自殺していく人らも 形は違っても「生きたくても生きれんかった」人たちだろうし。
テーマは自殺。なかなかないテーマの小説でもあったので興味深く非常に考えさせられる作品だった。 17歳で亡くなったタレント城真吾の呆気ない死に方は、自分の裏をつかれたような感じでまた面白かった。
面白いし、引き込まれてしまうのですが、いざ感想を書こうとすると困ってしまいます。 結局著者は何を言いたかったんだろう。素材だけが投げ出されて、結末が無いような。まあ、いつものことなのですが。 生きることの大切さを言っている様な、でも「いつでも死ねる」も否定してないような。まあ、それで良いのでしょ...続きを読むう。こんな話題に結論を出してしまったら陳腐に成るだけなのかもしれません。
舞姫(10年前に飛降自殺した少女)に関する伝説の残る高校に赴任してきたのは、理由不明で自殺した兄を持つ主人公岸田。 兄の恋人は大手タレント事務所の一人娘で、自殺志願のタレント“城真吾”を売り出そうとする。 自殺するのに理由は必要なのか? 自殺は悪なのか? 自殺は許されるのか? 城真吾...続きを読むの問いかけに戸惑う大人と共感する若者達。 僕らが遺伝子に支配されているのならば、 自殺は異常値となるはずだが・・・。 生きる意味を考えさせられる一冊。
重松清さん好きとしては結構楽しめた内容でした。 特に最後の坂本と主人公のシーンでは感動。 ただ佐智子に関してはなあ……。 伊坂さんの某王子以上に好きになれないキャラかもしれません。 個人的には長谷部さんのキャラが凄い好きでした。
いつか死ぬ いつでも死ねる 死、なんてしらないみたいな振りして生きるのはやめてほしい わかるけど、わからない。 あたしは身近に死を感じられない。 五井ちゃんがいなくなった理由 あったんかな? あたしだって、いなくなることが出来ればと思う これがいやだからとかじゃない。 人生が終わってしまえば楽...続きを読むなのにと思う。 でもあたしはいなくなることを選ばない。 いつか、選ぶのか? たぶん選ばない。 五井ちゃんも、理由もなくいなくなっちゃったの? いなくなることを選んだの? なんで?ってやっぱり思ってしまう。 理由なんてなかったとしても、なんで? 人間には死ぬ権利がある そうなんかな? あたしは、そんなことない、っていう原島先生と同じかも。
「泣ける本」特集…のようなイベントで特集されていたので、涙を流してすっきりしようと思って購入。しかし、テーマは自殺。正確に言うと「自殺志願者」というテーマで、なかなか重たいテーマであった。読みましたが泣けませんでした。 いじめや経済苦で自殺をするという話ではなく、「自殺する権利は与えられても良い...続きを読むのではないか」、「理由が無ければ死んではいけないのか」など、やや哲学的に自殺を扱っている点が印象的であった。 重いテーマではあるが、物語の中にテーマを詰め込んでいる作品なので、読んでいて疲れることはない。「死」を考えることと「生」を考えることは同義であるという、自殺関連小説の定番は含まれてはいるが、ありきたり過ぎて楽しくないということはない。 理由なく死を選ぶというテーマに興味がある人は是非、ご一読を!
「人は誰でも気づかないうちに自分の人生のラストシーンを始めている。それがいつからなのか、いつまでなのか、分からない。二十歳で死んだ人にとっては十七歳はすでに晩年だったのだと。ラストシーンの始まりも終わりも全てが終わったときでないと決められない。でも、ラストシーンが始まっているのかもしれないとはいつも...続きを読む思っていてくれ」
重松清作品の中では、イマイチかもしれない。 題材として、生と死、というのはいいと思う。 舞姫は、まだいいと思う。 だが、城真吾のようなキャラクターをカリスマに仕立て上げるのは、どうなのかと思う。 個人的に、重松清のイメージと違っていたという部分もあるのだろうが。
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