重松清のレビュー一覧
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購入済み
大人のSF
親子関係を主軸にした、不思議な旅の物語です。
ハートウォーミングで、読後にちょっと勇気をもらえる作品です。
人生に失敗した主人公が不思議なワゴンに乗って過去を見直す旅に出る。その中で自分に関わった家族とのすれ違いやぶつかり合いを経て、もう一度自分を見つめ直す。
自分もそんな経験出来れば良いんですけどね。
現実は小説じゃないから出来ないけど、でも読んでる内に自分の人生も見つめ直させられます。
そんな感じの、人生の岐路っぽい所に立ってる、若くもなく、年寄りでもない、まだまだ先は長いんだけどいつの間にか折り返し地点に来ちゃってる中途半端なポジションにいるおじさん向けのSF小説です。 -
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矢沢ヒロシ少年記(小1-小6)
父親の体調不良によって、父方の瀬戸内地方に、東京から引っ越してきた。
○⑧アマリリス
少年の不文律。破らない・破れない決め事。
他人から決められたものではなく、
自分のために、自分が守り続ける、決め事。
これが、やさしさ・他への思いやり・自身への強さ
これを自分で見つけ、大切にして欲しい。
悩みながら、これを守り。
自分・みんなを守るため、必要な時に思いを爆発させ、伝える。
ヒロシは、紛れもなく、つよく・やさしい男です。
○⑨みどりの日々
恋愛・理想・友情。が、懐かしく、うらやましい
吉野とヒロシは「青春:青の前のみどり」と言うけれど
私は、これぞ「青春」 -
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妻の初恋の相手のえいちゃんが登場。
えいちゃんが格好いい。40を越えたおじさんだから、すだれ頭なのは仕方がないけど、娘のマリアだけでなく、田島(私)のために奮闘する姿が、こう言う友達がいたらなと思えてしまう。
喧嘩って言うのは、殴られる覚悟がなければ、喧嘩って言わない。一方的にやられるのはリンチだと。えいちゃんは言う。
教室や職場のいじめって、お互いの腹の底が見えないで互い疑心暗鬼になるから、怖くて自己防衛として起きる部分があるのかなと思う。ネットがある前は電話や直接会わないとその人と話せなかったけど、ネットによる間接的なコミュニケーションの手段が増えて、そのひとのことを深く知る機会がな -
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季節風の最後のこの一冊は購入してから長い事積んでしまった。
十二の短編で描かれる重松清ワールドの秋は、少し切なくなるお話しばかり。
その中でも、ウイニングボールは身につまされる思いだった。
真面目に仕事をするのと、必死に仕事をするのでは全く違う。
前は必死にやっていた事が、どんどん必死とは遠くなり、真面目であれば良いやと、必死になるタネを見つける事も諦めて「ふらふら」としているなぁと気付かされた。
ウイニングボールも他のお話も、もっと言えば季節風の全四十八話は最後の最後が描かれていないのがとても良い。
読者の想像で「きっとこの先はこうなっただろう」と思わせる余地がある。
あとがきに
「あ -
購入済み
いじめ
負けるな。いじめに。
2時間で読めます。
ただこの深みに気づくには2回は読み直さなければとおもいます。
今、いじめにあって死のうと考えてるあなた?
学校なんか行かなくていい
転校していい
逃げてもいい
逃げた人はまた戦える。
生きてたら笑えるし、気持ちはいいことも覚えれる。
だから死ぬな。おじいちゃん、おばあちゃん思い出せ
公務員してる28才より -
Posted by ブクログ
震災後、半年が経過した時が始まり。
中学受験に失敗し、公立中学に通っていじめに遭い不登校となった男の子と、震災後を取材する男との物語。
事実に沿って書かれているのだと思うが、やはり自分の目で見ていない以上、ああだこうだと言えない。
同じく中学生の息子がいるのだが、躾と称して厳しく小言を言ってしまう自分に思いっきり反省した。
期待をするのは親の勝手。息子に希望を持たなきゃ。
希望であれば裏切られることも、裏切ることもない。
夢を持ったまま死んでゆくのが、自分の夢という言葉に物凄く心を揺さぶられた。
まだまだ時間はある。出来ることを諦めずにやっていこう。
この本は息子にも読ませてあげたいです。 -
Posted by ブクログ
母を病気で亡くし、父親1人のフミと、父と母が離婚し、母親1人のマキ。
フミの父とマキの母が再婚し、フミとマキは、姉妹になった。
そんな四人家族の新しい生活を描いている物語。
フミは、病気で亡くなった母を忘れることができず、また「前の」「今の」と2人の母の呼び方にも困っていた。そして、性格がきついマキとの仲にも戸惑っていた。
また、マキはマキで、フミとの接し方、新しくできた父との接し方に困っており、両親もそれぞれ不安を抱えていた。
一つ一つの章で、だんだんと新しい家族の距離が近くなっていくのがわかる。
最初読み始めから、
「あぁ、重松さんらしいなぁ」
と思いました。すごく温かい物語でした。
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