重松清のレビュー一覧
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購入済み
すっきり読める!
ファンタジーぽいんだけどそんな子供のような話ではない。設定だけ聞いたらはいはいって感じだけど読むとハマる。日常生活のふとした瞬間に思い出す。重すぎず軽すぎずほっこりした作品でした。
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Posted by ブクログ
生活のにおいがする、というか生活そのものを切り取った短編集である。ハレかケか、過去か現在か、諧謔かシリアスかの違いはあれど、そのすべてが生活そのものなのだ。
どれも良質な短編であり、あえて言えば「冬の散歩道」がややくどいだろうか。どの作品が好みかは人それぞれだろうが、個人的には毛色の違う「バレンタイン・デビュー」を推したいところ。
にしてもこれだけ幅広く老若男女を描けるのだから、作家というのはすさまじいものである。
一つ、あえて述べるなら、これは連載で読みたい内容だったかな。濃厚な世界を一つ一つ楽しみたい。これを毎週読めただなんて……産経夕刊か、当時の自分に教えてやりたいところだ。 -
Posted by ブクログ
震災後の世界を舞台にした、心を打つ短編集。
母との別れを記した「トン汁」、カレンダーを巡る話しの「記念日」では、不覚にも目頭が熱くなった。
他の作品も、今を精一杯生きている人たちの想いが伝わり、胸が熱くなる作品たちばかりだった。
大枠のストーリーとしてはありきたりかもしれないが、「おまじない」「夏祭り」「五百羅漢」などのアイテムにより、物語にリアリティ、重みが出ている。
あの時、私は被災地の端っこの方に住んでいて、自身も被災したが、幸いにして身の回りに犠牲者はいなかった。
だから、被災者の方の気持ちも、被災地でない場所から被災地を見つめていた方たちの気持ちも、全部では -
Posted by ブクログ
ネタバレとても寒い4月に読みました。
通勤中に半分は涙をこらえ半分は涙を流しながら読みました。
涙のあとは人にやさしくしたくなる気持になる心地よい短編集でした。
最新式の橋により廃止されるフェリー「しまっこ丸」、時代とともに移り変わる島の姿に出てゆくものと去るもの、現実に向き合う中で改めて島の素晴らしさに気づいてゆく『島小僧』
土いじりの懐かしい土の匂いで女手一人で土木作業をしながら子供を育てた母を思い出す主人公。大好きな母なのに、母を恥じ、おにぎりを土くさいと言ってしまった幼いころの悲しい思い出。よもぎだんごの味は思い出せなくても大人になるにつれ母の気持ちが痛いほどわかるようになりせつない話『
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