重松清のレビュー一覧

  • あの歌がきこえる

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    これぞ重松清!!!!
    おもしろいし温かくなれるし最高!これこれぇ!
    3人のキャラがどれも個性的で本当におもしろかった!
    YOUTUBEで、作中に出てた歌を流しながら読んだり、読み終わったあと振り返るように曲を聞いたりしたよ。
    色んな楽しみ方が出来て嬉しい。楽しくて、前を向ける本だった。

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    2013年10月19日
  • その日のまえに

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    購入済み

    危険な一冊w。途中から通勤電車での読書を諦めました。新幹線で読了グチョグチョです。

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    2013年10月15日
  • 流星ワゴン

    購入済み

    すっきり読める!

    ファンタジーぽいんだけどそんな子供のような話ではない。設定だけ聞いたらはいはいって感じだけど読むとハマる。日常生活のふとした瞬間に思い出す。重すぎず軽すぎずほっこりした作品でした。

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    2013年08月14日
  • 季節風 夏

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    季節風シリーズを読み終わりましたが、これも電車では読んではいけない本。涙、涙で困ります。

    特に重松さんのこの手の話は広島弁じゃけえ、よけいに心に来るんよね。別にワシ自身で同じようなことがあった訳じゃないんじゃけどねえ・・・

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    2013年08月04日
  • 季節風 冬

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     生活のにおいがする、というか生活そのものを切り取った短編集である。ハレかケか、過去か現在か、諧謔かシリアスかの違いはあれど、そのすべてが生活そのものなのだ。
     どれも良質な短編であり、あえて言えば「冬の散歩道」がややくどいだろうか。どの作品が好みかは人それぞれだろうが、個人的には毛色の違う「バレンタイン・デビュー」を推したいところ。
     にしてもこれだけ幅広く老若男女を描けるのだから、作家というのはすさまじいものである。

     一つ、あえて述べるなら、これは連載で読みたい内容だったかな。濃厚な世界を一つ一つ楽しみたい。これを毎週読めただなんて……産経夕刊か、当時の自分に教えてやりたいところだ。

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    2013年07月12日
  • また次の春へ

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    震災後の世界を舞台にした、心を打つ短編集。

    母との別れを記した「トン汁」、カレンダーを巡る話しの「記念日」では、不覚にも目頭が熱くなった。

    他の作品も、今を精一杯生きている人たちの想いが伝わり、胸が熱くなる作品たちばかりだった。

    大枠のストーリーとしてはありきたりかもしれないが、「おまじない」「夏祭り」「五百羅漢」などのアイテムにより、物語にリアリティ、重みが出ている。


    あの時、私は被災地の端っこの方に住んでいて、自身も被災したが、幸いにして身の回りに犠牲者はいなかった。
    だから、被災者の方の気持ちも、被災地でない場所から被災地を見つめていた方たちの気持ちも、全部では

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    2014年05月26日
  • 季節風 夏

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    重松さんらしいお話が満載でした。悲しくなったり、ぽかぽか温かい気持ちになれたり様々ですが、一つ一つのお話を読み終える度に気持ちが綺麗になっていくような気がしました。

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    2013年05月21日
  • 季節風 春

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    ネタバレ

    とても寒い4月に読みました。

    通勤中に半分は涙をこらえ半分は涙を流しながら読みました。
    涙のあとは人にやさしくしたくなる気持になる心地よい短編集でした。

    最新式の橋により廃止されるフェリー「しまっこ丸」、時代とともに移り変わる島の姿に出てゆくものと去るもの、現実に向き合う中で改めて島の素晴らしさに気づいてゆく『島小僧』

    土いじりの懐かしい土の匂いで女手一人で土木作業をしながら子供を育てた母を思い出す主人公。大好きな母なのに、母を恥じ、おにぎりを土くさいと言ってしまった幼いころの悲しい思い出。よもぎだんごの味は思い出せなくても大人になるにつれ母の気持ちが痛いほどわかるようになりせつない話『

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    2013年04月25日
  • 送り火

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    タイトルの話を含む9個の短編集。

    何れも仮想の私鉄である富士宮線の周辺で起こる
    家族や夫婦の生活を描いた作品。

    相変わらず凄い登場人物の感情や背景が
    イメージしやすい話ばかりでした。

    でも何れもの話も現実的、都会的であり
    ハッピーエンドではないんですが、
    なんか読み終わると、
    色々あるけど頑張るか~としみじみ思わせてくれる作品です。

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    2013年02月02日
  • 季節風 夏

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    電車の中で読んではいけない重松作品。我慢に我慢を重ねたが、「タカシ丸」であえなく撃沈。涙がこぼれ落ちた。
    作者のあとがきのとおり、四季の中で夏ほど「終わり」が似合う季節はない。
    「終わりの後の始まりの前」って言葉好きだなあ。今この時この瞬間を大切に生きていこう。

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    2012年12月11日
  • 季節風 秋

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    重松清さんとほぼ同じ歳のせいか、すべての作品がとても身近で懐かしく、もの悲しく、身につまされるました。
    ぴ〜んとこない皆さんには、最低45才を過ぎて読んで頂きたい。
    この震える感動を作者に伝えたい

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    2012年12月02日
  • エイジ

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    ネタバレ

    ストーリーはね、なんだか『4TEEN』に似てる。
    どっちも中学2年生という微妙な時期を描いた作品です。
    あっちは長閑な幸せな感じがただよってたし、子供たちがもっと幼く感じたんだけど、
    こっちは本当の中学2年生を等身大にして、彼らの目線で書いたちょっとダークな感じのお話。

    地元で連続通り魔事件が発生して、捕まった犯人はなんとクラスメートだった。
    その事件をきっかけに、エイジを中心としたクラスの子供たちが自分なりにいろいろ考えていくお話。

    まさに、子供と大人の狭間にいる中学2年生の心を書いた良い作品でした。
    『4TEEN』はね、なんだか平和すぎちゃって「こんな中学生だったらいいよな~」って感じ

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    2015年02月06日
  • 哀愁的東京

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    東京に引っ越してきてから読んだ本。東京、哀愁。どこか寂しく、切なくなる本なのだけど、読み終わったあとにはそのどちらとも違う感情がぽっと沸きあがってくる本。

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    2012年11月09日
  • 季節風 夏

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    ネタバレ

    電車の中では読めない本。

    『小学五年生』を描くことの得意な作者が、元気でキラキラして、そしてちょっぴり切ないお話をいくつも載せているのが、この“夏”だと思って読み始めた。
    もちろん、『僕らのミシシッピ・リバー』は、その筆頭だと思うし、『終わりのあとの始まりの前に』も、少し年上の高校生の話ではあるけれど、そういうイメージで読めた。

    別れのお話が多い。
    夏って、そんな感じだったっけ?
    気温もテンションも楽しさもピークなのが夏・・・と思っていたが、考えてみると、ピークということは、あとは下るしかないということなのだろうか。

    そういえば、お盆も終戦記念日も夏だ。
    蛍も一週間の輝き、蝉も二週間くら

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    2012年10月18日
  • 季節風 秋

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    秋なので、読んでみました。
    個人的には、「田中さんの休日」が好き。
    田中さんの休日に出てくる朋子さんみたいな周りをちゃんとみつつお茶目な奥さんになりたい☆

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    2012年10月11日
  • 流星ワゴン

    購入済み

    泣ける。。。

    ファンタジーなんだけととてもリアル。
    人生のターニングポイントに戻って
    そこで出会った人々、出来事をいろいろ思い出して
    しまった。。。
    久しぶりに帰省しよう。そうしよう。

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    2012年08月17日
  • 流星ワゴン

    購入済み

    家族はやりなおせるのか?

    いつ自分は間違いを犯したんだろう?あの時こうしていれば、という後悔は誰にでもある。人生の大切な時間に戻ってやり直せたら、本当にすべて上手くいくのだろうか?
    ちょっとファンタジーな舞台設定の上に重層的な家族の物語が紡がれる。生と死、父と子、過去と現在をテーマに、壊れかけた3つの家族が再生の希望を取り戻すストーリーだ。
    主人公の妻がちょっと共感しづらいのだが(笑)、それ以外の登場人物がとっても良くて、ほっこり気分。

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    2012年07月24日
  • 青春夜明け前

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    この作品は中高生のやんちゃな男子の様々な生活の局面を
    描いた作品が集まった短編集です。

    正直女性には読みづらい本ですが、
    重松清さんらしい、リアルな描写がたくさん出てきます。
    具体例は書けないものばかりですが。。。

    自分の中高生の学校生活でもこんな雰囲気のグループいたよな~とか、読みながら中高生時代のことを思い出してました。

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    2012年06月09日
  • かっぽん屋

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    かっぽんとはそういう意味のことを言うのか。個人的には傘の話が好きだなー!ひとつのものでも大切な人からもらったものは大切にしたい。よりよいものを探すんじゃなくて自分にかけがえのないものを集めよう。

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    2012年05月17日
  • 季節風 夏

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    重松清さんの作品は なんとなく
    自分の境遇に似ているところがあり、
    ひとつひとつが 似ているということはないんだけど
    ところどころで グッときてしまう表現に
    触れるたび、涙がジュワ~ッとあふれてきます。
    短編集ですが、どの話も そんな場面があって
    会社の昼休みに読むには 人目をはばかりました。。。w

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    2012年05月04日