重松清のレビュー一覧

  • エイジ

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    ネタバレ

    ストーリーはね、なんだか『4TEEN』に似てる。
    どっちも中学2年生という微妙な時期を描いた作品です。
    あっちは長閑な幸せな感じがただよってたし、子供たちがもっと幼く感じたんだけど、
    こっちは本当の中学2年生を等身大にして、彼らの目線で書いたちょっとダークな感じのお話。

    地元で連続通り魔事件が発生して、捕まった犯人はなんとクラスメートだった。
    その事件をきっかけに、エイジを中心としたクラスの子供たちが自分なりにいろいろ考えていくお話。

    まさに、子供と大人の狭間にいる中学2年生の心を書いた良い作品でした。
    『4TEEN』はね、なんだか平和すぎちゃって「こんな中学生だったらいいよな~」って感じ

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    2015年02月06日
  • 哀愁的東京

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    東京に引っ越してきてから読んだ本。東京、哀愁。どこか寂しく、切なくなる本なのだけど、読み終わったあとにはそのどちらとも違う感情がぽっと沸きあがってくる本。

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    2012年11月09日
  • 季節風 夏

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    ネタバレ

    電車の中では読めない本。

    『小学五年生』を描くことの得意な作者が、元気でキラキラして、そしてちょっぴり切ないお話をいくつも載せているのが、この“夏”だと思って読み始めた。
    もちろん、『僕らのミシシッピ・リバー』は、その筆頭だと思うし、『終わりのあとの始まりの前に』も、少し年上の高校生の話ではあるけれど、そういうイメージで読めた。

    別れのお話が多い。
    夏って、そんな感じだったっけ?
    気温もテンションも楽しさもピークなのが夏・・・と思っていたが、考えてみると、ピークということは、あとは下るしかないということなのだろうか。

    そういえば、お盆も終戦記念日も夏だ。
    蛍も一週間の輝き、蝉も二週間くら

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    2012年10月18日
  • 季節風 秋

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    秋なので、読んでみました。
    個人的には、「田中さんの休日」が好き。
    田中さんの休日に出てくる朋子さんみたいな周りをちゃんとみつつお茶目な奥さんになりたい☆

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    2012年10月11日
  • 流星ワゴン

    購入済み

    泣ける。。。

    ファンタジーなんだけととてもリアル。
    人生のターニングポイントに戻って
    そこで出会った人々、出来事をいろいろ思い出して
    しまった。。。
    久しぶりに帰省しよう。そうしよう。

    0
    2012年08月17日
  • 流星ワゴン

    購入済み

    家族はやりなおせるのか?

    いつ自分は間違いを犯したんだろう?あの時こうしていれば、という後悔は誰にでもある。人生の大切な時間に戻ってやり直せたら、本当にすべて上手くいくのだろうか?
    ちょっとファンタジーな舞台設定の上に重層的な家族の物語が紡がれる。生と死、父と子、過去と現在をテーマに、壊れかけた3つの家族が再生の希望を取り戻すストーリーだ。
    主人公の妻がちょっと共感しづらいのだが(笑)、それ以外の登場人物がとっても良くて、ほっこり気分。

    2
    2012年07月24日
  • 青春夜明け前

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    この作品は中高生のやんちゃな男子の様々な生活の局面を
    描いた作品が集まった短編集です。

    正直女性には読みづらい本ですが、
    重松清さんらしい、リアルな描写がたくさん出てきます。
    具体例は書けないものばかりですが。。。

    自分の中高生の学校生活でもこんな雰囲気のグループいたよな~とか、読みながら中高生時代のことを思い出してました。

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    2012年06月09日
  • かっぽん屋

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    かっぽんとはそういう意味のことを言うのか。個人的には傘の話が好きだなー!ひとつのものでも大切な人からもらったものは大切にしたい。よりよいものを探すんじゃなくて自分にかけがえのないものを集めよう。

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    2012年05月17日
  • 季節風 夏

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    重松清さんの作品は なんとなく
    自分の境遇に似ているところがあり、
    ひとつひとつが 似ているということはないんだけど
    ところどころで グッときてしまう表現に
    触れるたび、涙がジュワ~ッとあふれてきます。
    短編集ですが、どの話も そんな場面があって
    会社の昼休みに読むには 人目をはばかりました。。。w

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    2012年05月04日
  • カカシの夏休み

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    「カカシの夏休み」は過去に帰りたい気持ちと今を生きる気持ちを描いている。主人公の37歳という年齢は、ある程度場数を踏んできて、なお色んなことがありすぎる今を生きて葛藤している時だ。でも未来に予想はつかない。だから過去を、ずっとずっと遠い過去に思いを馳せる。終盤の「幸せってなんですか?」という問いの答えが、余韻を伴って、少しだけ分かる小説です。

    0
    2012年03月09日
  • 季節風 夏

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     1つの教訓として・・・今は役に立たなくてもいつかだれかの必要になる傘に私もなれたらいいな、と思います。どれも爽やかに涙することができる作品でした。★をここで1つたして 6 にしたいと思います。

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    2012年03月03日
  • カカシの夏休み

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    何と言えばいいのだろう。
    私の大好きな重松作品ナンバー2か3に入るかな。
    月並みですが良かった。考えさせられた。
    長めの短編が3作品。短編と思わずに読み始めたのでびっくりした。

    カカシとライオンでは生徒から見ても先生ってそう思うんだろうな…って。
    生徒だったのはかなり昔ですが。
    カカシはカシオペアの丘と設定が若干似ていたかな。カカシの方が好き。
    ライオン先生は「カツラーの秘密」をちょっと思い出してしまった。
    「先生」って大変だよね。でも「先生」が「好き」な人に先生になってほしいな。「仕事」としてではなく。

    衝撃は最後の「未来」

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    2012年02月04日
  • 季節風 夏

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    仕事柄、重松清氏の作品はよく読むのですが
    これは、とても心に染み入りましたね。。。
    インフルエンザで寝込んでいる最中に読んでいた
    こともあり、涙が止まらない・・・
    受験にはでないかなぁ・・・
    (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

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    2012年01月01日
  • 舞姫通信

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    ネタバレ

    「自殺」をテーマに扱った教師視点で描かれた学園もの。

    過去に、学校で自殺をした「舞姫」がいた。彼女はいわば神格化されて、学校において語り継がれているが、その実体はなかった。

    また、一方で、一人の恋人と心中し損ねた男の子が自分の信条をメディア等で述べるようになり、「舞姫」に実体が宿ったようなせっとっくりょくが出てきた。


    読んだ後に、「死ぬ」という目的のために、いつ訪れるかわからない「死ぬ」という時のために、今・この瞬間を歩み続けているのかな。と自分なりの解釈をだしてみた。

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    2011年11月30日
  • カカシの夏休み

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    表題作『カカシの夏休み』、『ライオン先生』、『未来』の中篇3作。前の2作の主人公は、私とほぼ同世代の中年の教師。過去から引き摺ってきた心の棘と現実に直面している活路の見出せない現在~未来が交錯する世界をどの作品も描いています。そして、最後はいつもの重松作品の通りに希望に満ち溢れたエンディング。正しい答えを出すことに行き詰ったお父さん世代に読んで欲しいですね。

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    2011年11月17日
  • 哀愁的東京

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    ひとりの人間が様々な人と接している。
    ページをめくるように、時間は過ぎゆく。

    亡くしたものは、もう戻らない。
    亡くしたもので、見つけたものがある。
    見つけたことで、いつかは亡くしてしまう。

    したいけど出来ないもの。
    やりたくなくても出来るもの。
    人よりは自分はきっと幸せなのだ。
    幸せだからこそ、
    切なくてしょうがないのかも知れない。

    仕事が遅くなったけど、家に帰るわけでもない。
    ほんの少しだけにぎやかなバーで読むのにいかが。

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    2011年10月24日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    機械を作る機械「マザーマシン」の職人のおじいちゃんのお話。

    この絵本は、東日本大震災後出版されることになった。

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    2011年10月20日
  • うちのパパが言うことには

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    重松清さんのものの捉え方・考え方、やっぱり好きです。張りつめたかんじではなく、張りつめていたいけどゆるんでしまい、もう一度張りつめようとするけど、うまくいかないかんじ。だけど、張りつめることを諦めたり、やめてしまったりすることはしない。その理由は、「それは悔しいし、さびしい」から。
    そして、「今は最高じゃなくても、それほどわるくない」ことに気付いているから。
    自分と自分の周りを眺める目が、何を見ているのかがよく伝わります。
    なんとなく「頑張ろう」と確かに思える一冊でした。

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    2011年09月28日
  • 季節風 秋

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    季節風シリーズ最終巻です。
    実は前巻「夏」は少し期待外れだったのですが、これは良かったです。
    重松さんにとっても思いの深いシリーズの様で、後書きに「おまえはどんなものを書いているんだ?」と聞かれたら「これを読んでくれればわかります」とこのシリーズを差し出すだろうと書いています。
    確かに、いかにも重松さんらしい作品です。
    しかし、どこからこれだけの数のストーリーを思い付くのでしょう。文学性の評価はともかく、これほどの多作でありながら、エンターテインメントの視点で、ほとんど常に高品質の作品を出しつづける重松さんは凄いと思います。

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    2016年07月30日
  • 疾走(下)

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    この巻でシュウジのものがたりは『完結』するんですけれど、これを読んで僕はもう6年近くが経つわけですが、いまだに彼のたどった『生』を強く考えている自分がいて、少なからず驚きを感じております。





    この本の最初で、アカネによって女を知ったシュウジは自分が生まれ育った街を出て、大阪でアカネの夫であるヤクザの新田に陵辱を受け、アカネが新田を殺して、シュウジは東京に出ます。

    そして彼がもぐりこんだのが、(具体的な地名は書いていないがおそらく多摩ニュータウン)の新聞販売店でした。

    僕はかつて、新聞の世界、及びあの界隈で仕事をしていたことがあるだけに、所長の人物像や同居人の「トクさん」のことや、シ

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    2024年12月07日