重松清のレビュー一覧

  • かあちゃん

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    母と子を描いた物語。
    夫の起こした事故の罪を背負い続ける母、虐められ自殺を図った子の母と虐めた子の母。
    母にも色々あり、母と子の関係もそれぞれだ。
    私にも私の母との関係がある。
    そんな関係を見直す、見つめ直すことのできる優しくなれる一冊。

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    2021年05月13日
  • 卒業

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    なにか自分がとらわれているものから抜け出して一歩まえに進む時、人は「卒業」するのかなと思いめちゃめちゃ泣きました

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    2021年05月10日
  • カシオペアの丘で(下)

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    彼氏からこの本を貸してもらった。
    上下に分かれてる上に1冊が分厚くて読む気持ちにならず、ずっとしまっておいた本。
    読もうかな、と彼氏に話をした時、けどこれ癌の話なんだよね、と彼氏が戸惑った理由はちょうど私の母が癌の診断を受けた時だったから。
    それからまた読まずにしまっておいた本を、読み始めたのは母が死んで半年くらい経ってからでした。
    そうだ、喉に痰が絡んで苦しそうだったな、話す時も疲れていたよな。母も、自分の死が近づいてる事を気づいて最後に私たちに何を伝えようかたくさん考えていたのかな。
    シュンの様子と母の様子が重なって本当に苦しくて悲しい気持ちになった。けど、大きな声で泣くのもあの時ああすれ

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    2021年05月09日
  • みんなのうた

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    ネタバレ

    レイコ 東大3浪 故郷に帰還 今後の進路に悩む
    タカツグ 弟 カラオケ 店長
    イネちゃん 高校のとき家出
    旦那の元を離れレオと帰郷
    達爺 無口
    キミ婆 レイコの母が倒れたとき頑張ろうとして転倒
    医者のいうことを聞かず歩行練習始める
    余計に悪化
    しかしやめない
    レイコやめてよという
    平手打ち
    「あんたが東京行くときに駅まで見送りに行きたい.練習せな間に合わん」

    マスオさん イネちゃん旦那
    仕事長続きしない
    寝言でお母さんと言っていたのを聞き,故郷に帰らせてあげようときめる

    レオ 田舎に友達がいないので歌うことしかしない
    イネちゃんまた都会へ

    サブちゃん 60過ぎ一人暮らし
    みんなの田んぼを

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    2021年04月29日
  • 定年ゴジラ

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    今年から年金をもらう。この時に偶然読んだ定年ゴジラ。途中まで、ダラダラと、あとは一気に。この時期に読む最高の本

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    2021年04月28日
  • ロング・ロング・アゴー

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    ここ最近で一番感動した。夜寝ながら読んでいると泣けてくる。良い本との出会いでした。
    大人社会、大人の都合で子供の心がかき乱されたり、友達関係にまで影響を及ぼすこともある。大人が思うより子供は世間を見ている、というお話。どの話も「こんなはずじゃなかった人生」という短編。
    なかでも「チャーリー」は圧巻だった。大人になった僕は、小4の息子がチャーリーを読むのを見、自分が好きだったキャラクターチャーリーブラウンに重ね思い出す。生き辛かった小5の頃、担任教師との気持ちのズレ、人の気持ちを察しすぎていた自分。
    <チャーリーあの時の僕の気持ちがわかるかい?>
    イタかった思い出。だけどそこには必死にもがいて頑

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    2021年04月27日
  • とんび

    購入済み

    よかった

    作者がいうように全くほど遠い関係ない自分でさえも
    重なるものがある事が、、
    人とはと一生とはと考えさせてもらえるきっかけをもらえた気がします。

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    2021年04月26日
  • かあちゃん

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    久しぶりに読んだ重松清さんの作品。短編だけど全話が繋がっていて面白く読み進められた。いじめ、親の介護、共働き家庭等色々と考えさせられるテーマでした。

    子供が中学生になったら読ませたい本今のところ第一位。いじめをした側もする側も心に傷が残るということが子供にも伝わると思う本。

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    2021年04月11日
  • カシオペアの丘で(下)

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    星の綺麗なカシオペアの丘

    その綺麗な星と命は、一緒。
    星も命も様々なものがあり、どれも輝いている。

    そして、死んだ星や命もその後も輝き続けている。
    生きることの希望を感じれた。。

    昔からの、自分の内に秘めていたことも
    更らに、輝ける未来の為に乗り越え解消していく
    そんな姿に生きる力強さ、本気でぶつかる良さも
    感じれた。
    変えようのない過去、消したい過去も
    未来のいつかの自分なら乗り越えてくれるはず。

    許す、許されるそんな想いを解消できた時
    人は心から笑えるんだと。
    苦しみながらも、幸せと思える人生を送りたい

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    2021年03月12日
  • ルビィ

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    『生きる』って大変な事だと思う
    良い事・悪い事 嬉しい事・悲しい事
    そんな繰り返しの中で
    ちょっと上手く行かないと
    自分は価値のない孤独だなどと
    思ってしまう
    人は愛されたり 必要とされたりする事を
    望んでしまうが
    愛してあげる 必要としてあげる事
    忘れがちなものだと思う

    『生きる事は愛する事』
    生きて愛する人がいる事
    それは人にとっての何よりの
    生き甲斐なのだと
    そして愛する人がいれば
    自分の命は粗末に出来ない
    また重松ワールド感じた一冊でした

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    2021年02月28日
  • 卒業

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    明日が卒業式というとで手に取りました。
    表題の「卒業」よりも、「追伸」で涙しました。
    教師であり父でもある自分と、登場人物が重なりすぎてしまいました。

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    2021年02月28日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

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    東日本大震災は発生後10年目を迎えるこの時期に、また一冊震災に関連する本を読むことができた。不登校の少年・光司が、父の知人でルポライターの田村と被災地である東北の市町を巡るなかで、とまどいながらも変わっていく。その変化は、被災地の復旧・復興と同じようにゆっくりと、しかし着実に進んでいく。本書の中の取材先は実在する。職場の休憩中に読もうとしたが、ところどころ涙があふれそうになって断念。小説仕立てだが、渾身のルポルタージュでもあった。

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    2021年02月27日
  • カシオペアの丘で(下)

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    上巻同様、何度も読み返して毎回同じところで号泣してます。シュンがどんどん弱っていく様子は読み進めるのが辛くなります。
    辛くはありますが、心にそっと寄り添ってくれる温かさも感じる、今後も読み返したい名作です。

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    2021年02月23日
  • カシオペアの丘で(上)

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    私にとって大事な一冊。何度も読み返して毎回同じところで号泣。切ないな〜。でも温かさもあって、登場人物それぞれの幸せを願わずにはいられません。

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    2021年02月23日
  • ルビィ

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    生きることの素晴らしさ、人の心の中には様々なものがあって、その心の中のものはとても大切で、忘れてはいけない、心のどこかにしまっておく。
    生きることはすごいことなんだと強く感じました。

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    2021年02月23日
  • ナイフ

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    本当にリアルだなあ
    けど、今とは少し違うところがあるんではないかな?とまずは言っておきますね。

    しかし、本当に道徳とは。哲学とは。と考えさせられる本でした。27歳になった今でさえ本の内容の答えは何が正解かはでません。
    おそらく正解はないのではないでしょうか。

    親も、子供も友達も、先生もみんな人間で、完成された人はおらず自分自身の正解は、己の経験が信じられるものとなる。
    特に大人は多いのではないでしょうか。
    自分が親になった時。先生になった時。自分の子供時代の子供目線になれるのかなと不安になったり、強い力をもつ子供を育ててみたいと思える作品だったと、私個人は思いました

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    2021年02月21日
  • カシオペアの丘で(上)

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    主人公のシュンが今まで、辛い過去、罪滅ぼしから断ち切ってきた糸を残り少ない人生と知り、カシオペアの丘で繋がった様々な人達によって、繋がりを持つことの大切さを教えてもらい絶った繋がりをつむぎ直していく。

    そして、少年時代の楽しかった思い出の地
    糸を断ち切った原因となった地
    「カシオペアの丘」へ向かう。

    残された人の為に生きていくと心を決めてからは
    心奮うものを感じた。

    皆んなが救われるそんな終わり方になって欲しい。

    下巻が楽しみ。

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    2021年02月18日
  • ゼツメツ少年

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    3人それぞれの今までの生き方、のちに出会う人の思いなどをうけて一冊の中色々な気持ちになった。
    一人一人が自分の意思を最後はしっかり持ててよかったし、とても感動した。

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    2021年02月17日
  • ルビィ

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    各エピソードでそれぞれの人生に出会い、それぞれの「死」と出会い、私自身が「生きる」とは何かを考えさせられた。
    生きることの重さ、死ぬことの重さ、どちらも簡単に言葉では言い表すことはできないが、「ルビィ」を通じて、「重さ」を感じることができた気がする。
    物語の展開は、ある程度予想がついていたが、それにしても最後の展開、そして最後の1ページに感動した。

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    2021年01月31日
  • きみ去りしのち

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    愛する人を亡くした時、その喪失感とどう向き合うのかどう鎮魂するのか。後悔ばかりしてしまうけれどどうすれば良いのか。答えはやっぱりない。

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    2021年01月28日