重松清のレビュー一覧

  • ポニーテール

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    小さい時にお母さんを病気で亡くしたフミとお父さん、両親の離婚で父のいないマキとお母さんの4人が家族になっていく物語です。
    4人を見守る元捨て猫ごえもん2世。
    すれ違って泣いたり笑ったりしながら家族になっていって何回もウルウルしました。

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    2022年08月18日
  • めだか、太平洋を往け

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    ここに登場する教師は正しさを示し導く教師ではなく、失敗し、惑い、自信もなく、清くもなく、それでも人としてしっかり悩む人々だし、それを慕う教え子もそうだ。震災の爪痕に向き合う中で、それぞれが大切なことを大切にしようと再び歩み出す素敵なお話でした。

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    2022年08月11日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    登場人物たちより年齢は大きくなってしまったけど、今まさに同じような心境かも。私自身はアカネと似た状況。子育て一段落。さて、私の人生の第3章が始まるけれども、どうするかと。ここまで『今』が一番幸せだなと思いながら過ごしてきたけど、なんだろ…。なんだかモヤモヤした気分と物足りなさを感じるのは。ちょっと私もアカネのように旅に出てみようか。
    課せられてきた課題が終わりつつあるロス感なのかな…。

    この本は同じ世代にならないと登場人物が感じてること、言ってることの意味が分からないかも。青春時代のモヤモヤの第2弾なんだけどなぁ。

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    2022年07月30日
  • 季節風 夏

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     あとがきにあった、夏は四季の中で最も「終わり」を意識する季節という記述に納得する、どこか切なくほろ苦い夏の短編集。『僕たちのミシシッピ・リバー』『あじさい、揺れて』『その次の雨の日のために』『ささのは さらさら』『タカシ丸』が良かった。私の父は余命宣告を受けた2日後に亡くなったため、最期に思い出作りができた雅也が少し羨ましい。『虹色メガネ』は可愛らしくて好き。夏休み最終日のあの空気感が見事に再現されている。
     季節や心情の切り取り方が本当に上手く、まだ秋・冬の2作品楽しめるのが嬉しい。

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    2022年07月27日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    なんだってこんなに等身大の子どもを描けるのかと思うくらいだよね。
    児童文学作家さんとかって。
    重松清さんも、すごいよね。

    公子をハム子と読んだ、という出だしから、
    既視感があったんだけれど、
    内容も全然覚えがなかったから、
    やっぱり初めて読んだんだけれど、
    じゃあどこでハム子って見たのかなぁ、
    思い出せない。

    オサム、好きだなぁ。
    必死な痛々しい感じが可哀想だけれど、
    寄り添ってあげたくなるよね。
    ハム子のとげとげしさにはあんまり共感できんかったけれど、なんでこんな状態で再婚できるのか、とも思うし、まさか離婚するとも思わんかったけど。

    好きなシーンは
    「わが家でいちばん早く季節が移り変わ

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    2022年07月27日
  • 峠うどん物語 上

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    1話1話、感涙とまではいかなくても、じんわり目頭が熱くなる、そんな作品です。そして、これは別にそれほどでも、というような回もない。登場人物、みんな、愛すべき人物像で描かれています。中学生の主人公の発展途上の未熟さも、それを上回る魅力にあふれています。今、下巻をもうすぐ読み終わります。至福のひと時です。

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    2022年07月23日
  • 小学五年生

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    いろんな5年生が登場する、短編集。
    当然ながらその数だけ、いろんな境遇や性格もある。大人への階段を登りつつある年頃ならではの悩み、楽しさ。いろんな角度から楽しめました!

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    2022年06月16日
  • みぞれ

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    短編集。それぞれの物語に共感でき、切なさが残る様なホッコリできる様な話ばかり。
    また、時間を置いて読み返したいと思う一冊になった。

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    2022年06月11日
  • 季節風 春

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    桜前線を追いかける旅に出ると会社の先輩に話したらおすすめされ旅行前に購入し読みました。

    どの話もとても良かった。3月から梅雨のはじまりまでの春のお話。人によって好きなお話は変わると思います。短篇集のためとても読みやすくいので本が苦手な人におすすめ、自分にとっての春のかたちを探すきっかけに読んでみてはいかがでしょうか?

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    2022年06月08日
  • ルビィ

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    重松さんらしいお話だなぁ。妊婦の先生と卓也との話は読みながら涙が出ていた。人の辛い気持ち、寂しい気持ち、やるせない気持ち、どうしようもない気持ちを重松さんの作品ではいつも慰めてくれるような、受け止めてくれるようなお話になっている。人の心にそっと寄り添ってくれているので、いつも読み終わった後はほっと温かい気持ちになる。大丈夫だよと自分を励まし、大丈夫だからねと周りの人たちに声をかけたくなる、そんな作品でした。

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    2022年04月23日
  • みぞれ

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    石の女で大号泣。全ての話が面白かったですし、寝に染みたり、ほっこり笑えたり。本当に良い読書時間でした。人に薦めたい本、ナンバーワンかもしれません。皆さん、読んでもらいたいです。

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    2022年04月17日
  • アゲイン 28年目の甲子園

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    数年前に映画を観て泣いたことを思い出して読みました。重松清さんの原作とタッグを組み脚色して作り上げた大森寿美男さんの素晴らしい作品です。28年前県大会決勝のグラウンドに立つことができなかった野球部員の思いと周りの人々、そして別れてしまった家族…言葉足らずで不器用だけどあたたかい優しさに心をうたれます。原作も映画もおすすめします。

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    2022年04月02日
  • めだか、太平洋を往け

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    [正しさ]は最適解ではないし、正しさを振りかざすことは、正義ではない。むしろ、時には残酷な結果となる。
    [みんな]ってなんだろう。みんなから外れてしまう子たちの居場所は?
    人にはいろいろな種類の優しさがある。
    色々考えさせられる。

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    2022年03月12日
  • かあちゃん

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    母親にかさねてしまった。
    強烈なインパクトのあ一冊。
    1人目の、旦那の起こした事故の償いのため
    楽しむことを一切やめていきた母親。
    それは母子家庭で貧しいが故に、
    節約生活をしながら育ててくれたうちの母に重なり涙が溢れた。
    おかあさん、ありがとう。日常で忘れかけている感謝の気持ちを思い出させてくれる。

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    2022年03月09日
  • 空より高く

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    ネタバレ

    そのままですが、何かを始めたくなるような本です。
    特に私はまだ学生で、大人に対して色々な感情を持つことが多いのですが、ジン先生の言葉でハッとしました。
    青春なんてクソ喰らえと思ってる人にも是非、読んで欲しい本です。

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    2022年03月02日
  • 送り火

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    重松清さんの本はこの本に限らずですが、使っている言葉はおしゃれなものでも凝った言い回しでもないのに手のひらがムズムズして心をギュッと締め付けられるような気持ちがします。
    ほんの短い台詞で涙が出たりします。
    元気でこれからもいっぱい書いて欲しいです。

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    2023年02月26日
  • かあちゃん

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    重松は心の葛藤を描く天才。
    いじめ、お母さんとの関わり、人がつながっていくって物語が自分とシンクロして、入り込めた。
    こんな綺麗な小説どうしたら作れるんだろうか。
    すごすぎる。

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    2022年02月24日
  • 季節風 夏

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    今は冬だけど、だいぶ前に母親に買ってもらったなあと思って読んだ。毎日1話ずつ、日々の癒しでした。重松清さんの本は中学受験でお世話になったけど、成人したあと読んでも、好きだなあて思います。
    感想は、
    主に終わりにまつわるお話が多いけど、最後だけ始まりの前の話を持ってくるのは上手いなと思った。どの話も心が暖かくなる。すごく泣きながら読んだ回もあった。
    この世のもの全てに、終わりはいつかくるけど、それがどんな終わり方を迎えるのかは分からないけど、どんな終わりでも受け入れるようになりたい。
    きっと最後に後悔しないように過ごすのは難しい。
    終わることに対して、誰だって戸惑うし、不安になるし、悲しい、寂し

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    2022年02月19日
  • ナイフ

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    いじめを題材としているが読み易い。

    中高生はもちろん、小学生でも読めると思う。すぐには消化しきれないかもしれないけれど、感じるものはあるんじゃないかな。

    私は『ナイフ』を中学生の時に読んでいたかった。もっと早くに出会いたかった。

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    2022年02月16日
  • 流星ワゴン

    ネタバレ 購入済み

    息子を父親のみなさんにおすすめ

    父親と息子の物語。私自身が息子をもつ父親であり、共感を持って拝読しました。
    自分と親父の関係、自分と息子の関係、この物語と同じ道を辿ると思うと少し寂しくなります。
    父親が息子とどう接するべきか、答えのないこの問いに作者なりの答えがあります。それを読み思うのは、父親と息子は上下関係ではなく、寄り添う関係がいい。友達とも違う、ただ見守るのとも違う。言うは易し、行うは難し。

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    2022年01月28日