一人っ子同盟(新潮文庫)

一人っ子同盟(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

ノブとハム子は、同じ団地に住む小学六年生。ともに“一人っ子”だが、実はノブには幼いころ交通事故で亡くなった兄がいて、ハム子にも母の再婚で四歳の弟ができた。困った時は助け合う、と密かな同盟を結んだ二人は、年下の転校生、オサムに出会う。お調子者で嘘つきのオサムにもまた、複雑な事情があって――。いまはもう会えない友だちと過ごしたあの頃と、忘れられない奇跡の一瞬を描く物語。

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一人っ子同盟(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    芦田愛菜さんの推薦本からピックアップ。分かりやすいハッピーエンドではありませんが、どうにもならない事情の中で、葛藤しながらもまっすぐ生きている子供たちの姿、登場する人物の優しさに感動しました。自分も一人っ子を育てている立場なので、大人が思っている以上に子供は子供の立場で色々考えているのかな?と想像が

    0
    2024年10月05日

    Posted by ブクログ

    子どもって、大人が思うよりもずっと色々なことを考えている。子どもの心の動きがリアルに表現されていて、懐かしさと切なさとで胸が苦しくなった。みんな,幸せになって欲しい。

    0
    2024年05月28日

    Posted by ブクログ

    切なくもどこか、心が熱くなる、そんな作品でした。
    重松さん作品は教科書でしか触れたことがなく、このように子どもの等身大の感情表現を書けるのかと驚愕しております。
    あとがきも必読。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    一人っ子は一人っ子で大変だなあと思った。僕は兄弟がいるけど将来 ずっと兄弟で助け合って生きていけたらなと思う。一人っ子っていうのは 事情があって一人っ子っていうのが多いのかな と思うのでなるべく 一人っ子の話題っていうのは避けた方がいいのかな と思った。

    0
    2023年04月18日

    Posted by ブクログ

    ずっと積読状態だった作品。
    少し考えさせられるというか、深く作品に浸りたい?という思いから、久々に重松さんの作品を手に取りました。

    同じ団地に住む小学6年生のノブとハム子、そして、小学4年生のオサムの家族の話。
    子どもの「どうにもならないことって、ある。けっこうたくさんある。」ということが、本当に

    0
    2022年09月26日

    Posted by ブクログ

    なんだってこんなに等身大の子どもを描けるのかと思うくらいだよね。
    児童文学作家さんとかって。
    重松清さんも、すごいよね。

    公子をハム子と読んだ、という出だしから、
    既視感があったんだけれど、
    内容も全然覚えがなかったから、
    やっぱり初めて読んだんだけれど、
    じゃあどこでハム子って見たのかなぁ、

    0
    2022年07月27日

    Posted by ブクログ

    それぞれに複雑な事情を抱える一人っ子達。
    子供は、大人が思っている以上に、色々考えてるし分かっているものだと思う。
    家庭の事情や境遇は子供には変えられなくて、どうしようもできない事もある切なさ。
    その中でも本当の兄弟じゃなくても、小さい頃から知っていて相談できる相手がいて良かった。

    0
    2020年06月14日

    Posted by ブクログ

    昭和の、まだ一人っ子や鍵っ子が、『ふつう』ではなかった時代の少年少女のお話。
    ノブもハム子もオサムも、みんな幸せになってほしいなあと思う。

    0
    2025年01月17日

    Posted by ブクログ

    よくここまで子供目線で描くことができるなぁと。
    かなりリアルに心情描写が続くので、自分の子供時代を思い出し、モヤモヤしたことも。
    子供から見た大人の姿が印象的でした。

    0
    2023年10月02日

    Posted by ブクログ

    初めて重松清さんの作品を読んだが、子どもたちの生きる世界っていうものを大人の重松清さんがリアルな子どもの目線に立って描いているのが素敵だと思った。

    0
    2022年10月19日

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