重松清のレビュー一覧

  • ポニーテール

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    最初に呼んだのは多分小学生の時。今まで色んな本を読んできたけど今でも変わらずに1番好きな本です。
    再婚によって姉妹となった2人。すぐに馴染もうとする妹に対してどこか冷たい態度の姉。2人の関係性が徐々に変わっていく過程がホッコリします。

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    2023年09月10日
  • ナイフ

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    イジメをテーマに子供にも親にも焦点が当てられた短編集。

    本当に読み進めるのが辛いほど、リアルで酷いいじめの内容だった。
    その中でもこの子はどうなっちゃうのか?このまま親はどうしていくのか?を考えながらでどんどん読み進めることができた。

    この本の登場人物たちは自殺はしなかったが、こんな状態だったら自殺したくなるよなと思ってしまった。ニュースでも子供の自殺報道は度々報じられているが、それと重ねるくらいリアルな描写だったと思う。

    虐めている側はどんな気持ちなのだろうと、そちらの気持ちを示した小説もあれば読んでみたい。

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    2023年09月09日
  • 季節風 春

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    ネタバレ

    重松清、四季シリーズの「春」
    出会いだったり別れだったり、季節の中でも切り替わりの季節。人生の節目は春ともいわれている。こういう季節だから色々な出来事があって、重松の筆でその人間模様が描かれるのだから間違いないわけで。

    「ジーコロ」と「目には青葉」は間違いなく好き。「島小僧」はなんとなく千鳥大吾を思い出す。「せいくらべ」はちょっと卑怯やけど泣ける。

    「ツバメ記念日」は考えさせられたなぁ。子供を可愛く思えない夫婦の問題は、個人の資質もあるけど社会環境にもあるってことか。
    「子育て支援」って言うけど、育児はもっとプライオリティが高いものでどっちかというと「子育て世代の就業支援」という立ち位置で

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    2023年08月28日
  • ファミレス 下

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    美味しいものは、特別なごちそうではなく、大切な人と食べるのが、最高のご馳走になるんだなと思いました。

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    2023年08月24日
  • 小学五年生

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    ネタバレ

    ーー重松清さん作品の「子ども」はタイムマシンだ。

    手を取って教室まで引き込んでくれる。僕も生徒のひとりになった感覚にしてくれる。それはくすぐったかったり、ヒリヒリしたりするが、干上がっていたあの頃の感覚がみずみずしく蘇ってくるのを感じる。

    今、僕にはちょうど小5の娘がいる。去年まで男の子の家にお邪魔させていただくこともあったが今年から行かなくなった。背が急に伸びだす子もいる。

    つまり「小学5年生」は男女それぞれを意識し始める頃。ここからが分かれ道が始まる。逆に言えば、この頃までは「男女が体験や感覚を共有している」とも言える。

    だから重松さんは第二次成長前の子どもたちをよく登場させるので

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    2023年08月22日
  • カカシの夏休み

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    前回、読んだ重松作品が『疾走』で内容が重過ぎて、しばらく読む気になれなかった重松清サン。でも久しぶりに読むとやっぱり、好きだ。特に小学生の男の子が登場すると、私はヤられてしまいます。

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    2023年08月02日
  • ポニーテール

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    小学生の時に初めて読んだが、いつ読んでも面白い。昔読んだ時はわからなかったが、マキはただ不器用なだけなんだなと今読んでみると思う。

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    2023年08月01日
  • 赤ヘル1975

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    1975年。終戦からまだ30年しか経っていない広島へ転校してきた中学生のマナブと広島育ちの同級生ヤス、ユキオ、そしてクラスメートの真理子との交流の話。タイトルからは赤ヘル軍団カープの初優勝への軌跡がメインテーマのような印象を受けるが、実際はそうではない。赤ヘルの快進撃はむしろBGMで、中学生同士のぎこちない友情と、原爆被害の悲惨さあるいは戦争の記憶を継承していくことの難しさとが交互に物語の主旋律をなしており、特に後者は相応に重いテーマとなっている。

    赤ヘル初優勝のストーリーを主に期待して本書を手に取る人は、やや期待を裏切られるかもしれない。ただ、荒くれものが多かった当時の野球界のエピソードは

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    2023年07月30日
  • 希望ヶ丘の人びと(下)

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    家族愛をメインテーマにしながら人情喜劇のテイストもあり。
    荒んだ世相だからこそ、おとぎ話かも知れないが、こんな温かな作品が胸に沁みる。

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    2023年07月29日
  • みぞれ

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    それぞれの物語に登場する人たちの息遣いが聞こえてくるような作品でした。
    短編のお話が11編集録されておりそれぞれ違う立場の人たちのお話ですが、最後は暖かい気持ちになる生きる勇気をもらえる物語でした。
    重松さんにしか書けない作品です☺️

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    2023年07月25日
  • 希望ヶ丘の人びと(上)

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    平凡な市井の人々を書かせたら、やはり重松清さんは上手いねぇ。
    それぞれのキャラがキチンと立っているのも良い。
    家族愛。
    家族の縁が薄い私には特にしみる。
    後半が楽しみ。

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    2023年07月23日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

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    私にドンピシャな一冊。
    1行ごとにふむふむふむふむふむ、首が折れるくらい納得の話ばかり。

    鶴見 哲学の問題というのは、自分で自分に問題を与えて、自分で答えを見つ けなければいけないんです。

    すばらしい言葉の数々、胸に刻みます。

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    2023年07月13日
  • あの歌がきこえる

    Mam

    購入済み

    気持ちが穏やかに過ごせます

    懐かしい単語がたくさん出てきて、あの時の自分の気持ちと、登場人物達の気持ちを重ねながら読みました。
    どのお話も、最後にじーんとさせます。

    #泣ける #癒やされる #エモい

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    2023年06月23日
  • ナイフ

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    すごい。
    小学生の子を持つ親として、とても苦しく辛い内容ばかりでしたが、しっかり読ませていただきました。

    小中学生のいじめの短編集。
    無視の標的にされる女の子や、ひどいいじめをされるが父親に負けるなと無理矢理登校させられる男の子など。
    いじめに関わる子供達、親達の心の弱さや葛藤、闘った末の自分の在り方など、涙なしには読めません。
    最後だけ母親達VS若い女教師の話だけど、こちらもなかなか感慨深い。

    特に【キャッチボール日和】【エビスくん】
    いじめの描写も特に激しい。
    変にぼかしたりせず生々しいが、決して美化などされるべきではない事実がしっかりと書かれている。
    本気で心が沈むので、影響されやす

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    2023年06月21日
  • かあちゃん

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    かあちゃんを軸にした、赦すこと/赦されることの短編8作。そしてイジメをテーマにした作品でもある。説教臭くもなくご都合主義でもない、まっすぐ心に届く。こういう作品を教科書に載せてほしい。

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    2023年06月19日
  • ひこばえ(下)

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    父親としての自分、夫としての自分、息子としての自分、家族の中での自分だけでも、たくさんの自分がいる。
    意識して使い分けているわけではなくても、たしかにある。
    やっぱり重松さんの作品は、ジーンとしたり、思い巡られせたり、はっとさせられたり、心が動きます。

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    2023年06月17日
  • 疾走(下)

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    ネタバレ

    シュウジの運命が悲しい結末で泣けた。途中で気づいたこの本の話し手の神父さんの言葉と手紙が、残酷なストーリーと対照的に温かかった。

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    2023年06月17日
  • かあちゃん

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    最近重松清さんの本にハマっているのですが、この本にはいじめられている方も、いじめている方も最終的には苦しくなってしまうのだな、と思いました。親が失望してしまうのも、わかる気がします。でも、それでも優しくしてあげる事が大切なのではないかと思います。
    私が親になったら、子供に優しくしようと感じさせました。
    重松清さんの本はいろいろな大切なことを教えてくれました。

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    2023年06月10日
  • かあちゃん

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    『精いっぱい「母ちゃん」を生きる女性と、言葉にできない母への思いを抱える子どもたち。』(紹介文より)
    母親の立場で読んでいたり、子供の立場で読んでいたりしていた。
    自分自身の母親と重なってしまう部分もあって、泣かされました…。
    子どもたちの心理描写はさすがです。

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    2023年06月06日
  • かあちゃん

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    作者の重松清さんのあとがき曰く「ゆるす/ゆるされる」という人間関係を描いた3部作の1つだそうです。

    全8章で様々な母子関係が登場します。
    全編でメインとなる「かあちゃん」が瀬戸内方面の方言だった為、どことなく懐かしく感情移入してしまいました。

    「産まれてきた瞬間に一番そばにいてくれる人は、どんな人間の場合も母親なのだ…
    その深い記憶を忘れずにいるかぎり、ひとは、どんなに寂しい毎日を送っていてもひとりぼっちではないのかもしれない。」

    長編小説ですが、人生の大半を償いに欠けた「かあちゃん」と、その生き方に影響を受けた人々の、時に逞しく、時に切なく、そして温かい人間模様が心に響きました。

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    2023年06月06日