重松清のレビュー一覧

  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    切なくもどこか、心が熱くなる、そんな作品でした。
    重松さん作品は教科書でしか触れたことがなく、このように子どもの等身大の感情表現を書けるのかと驚愕しております。
    あとがきも必読。

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    2024年02月29日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    この本を読んで私は、大切なことってたくさんあるけど忘れていたり、気づいていなかったりするのだなと思いました。
    第九章の、ノアと別れるところを読んでいると、自分も寂しくなって、泣けてきました。

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    2024年02月23日
  • 木曜日の子ども

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    少年による無差別毒殺事件『木曜日の子ども』事件を中心に、翻弄される家族の話。
    人間は弱いから、不完全なものに惹かれるのかなぁと考えたりした。
    1日を無事に終えた兵士は逆に安心して眠ることができない。静かで、清潔で、絵に描いたように幸せな街に暮らしても、どこか不気味さを感じる。
    私たちは完全なものを手にしても、それが失われる恐怖に常に迫られる。
    だからこそ私たちは、その恐怖が現実になる確率を下げて、不完全なものにすがって、「自分は大丈夫」と思いたいのかもしれない。

    重松清さんの作品はもともと大好きで読んでいたけど、この作品はいつものような、リアルでどこか温かい親子の物語にとどまらない。ミステリ

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    2024年02月15日
  • せんせい。

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    同業だからこそ共感できることも腹立たしいこともたくさんあった。しっかり向き合えた時も逃げてしまった時もあった教員生活。「こんな先生でありたい」にたくさん気付かせてくれる一冊でした。

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    2024年02月08日
  • くちぶえ番長

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    マコトと、僕の仲良しさていうかもう全てにおいて感動しました。重松清さんの本は、もう全部涙が止まりませんでした。

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    2024年02月02日
  • ポニーテール

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    ふみとまきが、少しずつ仲良くなっていくところがこの本の見どころです。ふみの少し辛い過去があり、まきにも辛い過去がある事があり頑張って新しい家族と過ごし、馴染んでいくわけあり家族のお話です。

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    2024年01月29日
  • 半パン・デイズ

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    小学生の青春成長物語。
    重松さんと同年代なので、とても懐かしく思いました。
    テレビが白黒からカラーに代わったな。お菓子は食べずにライダーズカード集めてたな。等々
    ヒロシとヨッさん、優子ちゃんとの別れの場面は良かったな。
    チンコばあちゃんは泣けました。

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    2024年01月29日
  • ロング・ロング・アゴー

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    社会(学校)とうまく折り合えない人の話を読むとき、多分に自分と重ねてしまうので、救われてほしい、ハッピーエンドで終わってほしい、と願いながら読みます。

    でも、安易な救いや、表面的な幸せでオチをつけないところが、やっぱり重松清の意地悪で、何より素敵なところだなあって思いました。

    それこそ「life goes on」という作中出てくるあの歌詞のように、この人たちの人生はこれからも続くということ、そして、続いた先ではまた別の「再会」が待っているかもしれないということに思いを馳せずにはいられませんでした。

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    2024年01月25日
  • みんなのうた

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    家族や地域、それぞれの関係性が希薄な時代だからこそ、深く考えるきっかけになり強く心に響いた。なんのために進学するのか、どう生きていくのか、家族や周りの人だけでなく自分自身に誠実に向き合うことの大切さを感じた。どんな選択をしても正解かどうかは何年も先に振り返って分かることで、自分自身で正解にしていくんだろうと思った。

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    2024年01月22日
  • 季節風 夏

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    「夏は思い出も、失敗も、そして終わりも作り出す。」
    今までの「冬」「春」とは少しテイストの違う「夏」。
    過去の思い出、失敗に今の自分がどう向き合うかという話が多かった。やはり、そこに答えは無く、でも周りの世界は優しい。相変わらず暖かい小説たち。
    「べっぴんさん」「タカシ丸」には号泣。最近の若い作家では到底及ばない、人死をこんな暖かい話しにしてくれる手腕に感謝。その2作の後の「虹色メガネ」で、ほっこり笑顔に。さすがの重松清様でした。

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    2024年01月20日
  • くちぶえ番長

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    もう最高です。重松清さんの作品の中でも上位ですね。電車の中ですが涙しています。
    これは子供から大人までどの世代ご読んでも感動ものです。友情あり親子愛あり。
    この余韻は何だろう。

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    2024年01月13日
  • 星のかけら

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    「生きる」、「死ぬ」の意味をだんだん分かっていくユウキ達を見て自分自身も大人になれていけてる気がした。
    重松清の本は好きだからこれからも読んでいきたい。
    とても良い作品だった。

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    2024年01月07日
  • くちぶえ番長

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    転校してきてマコトが、「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトは、素晴らしいなと思いました。マコトとツヨシが駆け抜けた1年間の、決して忘れられない最高の友情物語だと思います。マコトは、だれよりも強く、友達思いで、頼りになる優しい子だと思います。

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    2024年01月04日
  • せんせい。

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    わたしは先生が好きです。
    号泣ものでした。
    素晴らしいです。
    先生という存在が、いかに大切かわかりました。

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    2023年12月14日
  • せんせい。

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    重松清さんの作品は本当に心暖まります。今回も大満足。後味も最高です。
    特に「泣くな赤鬼」は涙が止まりませんでした。
    通勤電車だったのですが電車で読んではいけませんね。
    「白髪のニール」はロールすることの素晴らしさと凄さを感じました。

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    2023年12月09日
  • 卒業

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    高校時代の読書感想文で選んだ本です
    「卒業」かー、学生の話なのかなーとか思いながら読み始めたのを覚えています
    それもあってか、読み終わった時には放心状態で余韻に浸りまくりました
    人生における色々な「卒業」が語られていて考えさせられる本でした
    社会人となった今読むと感じることもまた違うんだろうなと思ってまた読みたいと思ってます
    この本がきっかけで本っておもしろいなと感じ始めました

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    2023年12月08日
  • 星のかけら

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    雑誌「小学六年生」に連載された作品です。小学校高学年、中学生にぜひ読んでもらいたい。
    生きるってすごい!と思わせてくれる心温まるお話でした。

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    2023年11月27日
  • せんせい。

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    先生を目指している人はぜひ読んでください

    6つの短編が収録されています。
    泣くな赤鬼は号泣でした。
    主に先生と生徒の関係が終わったそのあとの話が書かれています。
    先生にとって、あのころの生徒とは。生徒にとって、あのころの先生とは。時が経ったいまだからこそ言えるお互いの本音が書かれています。

    私も学校の先生を目指しています。私的2023年ベスト本になりました。

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    2024年07月26日
  • くちぶえ番長

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    子供向けの本なのかと思うぐらい、子供が読みやすいと思われる文章。あとで見たら子供が読む雑誌に連載されてたとのこと。
    大人が読んでここまで気持ちが入るものかと、驚きの名作かと思ってしまった。
    さすが重松先生、大ファンです。

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    2023年11月10日
  • また次の春へ

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    東日本大震災をテーマにした7つの物語でした!現地でどんな悲惨なことがあったのかが物語を通してわかりました

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    2023年10月20日