ロング・ロング・アゴー

ロング・ロング・アゴー

693円 (税込)

3pt

最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね──。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。『再会』改題。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ロング・ロング・アゴー のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    社会(学校)とうまく折り合えない人の話を読むとき、多分に自分と重ねてしまうので、救われてほしい、ハッピーエンドで終わってほしい、と願いながら読みます。

    でも、安易な救いや、表面的な幸せでオチをつけないところが、やっぱり重松清の意地悪で、何より素敵なところだなあって思いました。

    それこそ「life

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    いろんな人の人生に想いを馳せる短編集。
    読みやすくてあたたかい。

    いいものあげる:語り手の女の子がはじめはあまり好きになれなかったが,気がついたら感情移入しながら読んでいた。大人の事情によって左右される子どもの世界が切なくて苦しい。

    ホラ吹きおじさん:主人公と同じように,私もこのおじさんが好きか

    0
    2022年01月19日

    Posted by ブクログ

    大人になった自分が子供の頃を振り返る、再会をテーマにした全7編。

    「きよしこ」を小学生の時に読んで大号泣したとき、重松さんってどうしてこんなに私の気持ちわかるの!?って思ってた。
    友達はいるんだけど、どこか孤独を感じていたり。何が出来ないってわけじゃないけど、子供の自分の力だけじゃどうしても思い通

    0
    2021年05月22日

    Posted by ブクログ

    ここ最近で一番感動した。夜寝ながら読んでいると泣けてくる。良い本との出会いでした。
    大人社会、大人の都合で子供の心がかき乱されたり、友達関係にまで影響を及ぼすこともある。大人が思うより子供は世間を見ている、というお話。どの話も「こんなはずじゃなかった人生」という短編。
    なかでも「チャーリー」は圧巻だ

    0
    2021年04月27日

    Posted by ブクログ

    短編だが、一つ一つのストーリーは長め。
    再会をテーマにしていて、ただただ泣けるし心が温まるストーリーが多かった。

    0
    2021年01月17日

    Posted by ブクログ

    重松清さんの小説は初読みでしたがとても良かったです。主人公が子供の頃を振り返る6つの短編。切なさと懐かしさとが混ざり、しんみりと、じんわりと心があたたまりました。うまくいかないことばかりだとしても間違ってなんかいない。どんな人生も意味も価値もあるものなのだろう。うまくいかない人達、生きるのが上手くな

    0
    2019年06月27日

    Posted by ブクログ

    どこにでもいそうな誰かが語る、遠い遠い昔の思い出話が6本。「あの時こうしていれば……」「あの子にもっとしてあげられることが……」という過去の悔いをすくい上げるような読み味で、なんとも言えず切ない気分になった。

    0
    2018年01月08日

    Posted by ブクログ

    重松作品に、いつも、あたたかさをもらいます。
    ・「いいものあげる」「再会」は、懐かしさ+現在のしんどさ。を
    ・「チャーリー」は、3人の息子の父として、何度も読み返したい。

    とにかく、元気もらった。
    明日もサラリーマン、がんばろ。
      42才・3人息子の親父。

    0
    2015年06月24日

    Posted by ブクログ

    ■サマリー
    ・心の中で考えていることが文字になっている。
    ・短編8つで構成される人のつながりを示す小説。
    ・おもしろいのは最初と最後のお話が関連を持つ
     こと。

    ■感想
    こういうこと、心の中で考えることがあるなぁということが文字として
    表現されている。これには重松さんの小説を読んだ人にしか分からな

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    最後の話が良かった。
    特別な秀でた才能や能力を持ってない、普通の人の日常を描くのが上手だなぁと感じた。

    0
    2023年12月26日

ロング・ロング・アゴー の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

重松清 のこれもおすすめ

ロング・ロング・アゴー に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す