重松清のレビュー一覧

  • 卒業

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    最初は学校の意味の卒業かと思いましたが本を読むと人生にはいろいろな卒業があることを改めて感じました。

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    2023年10月17日
  • 星のかけら

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    小学生にもわかりやすい易しい内容。大切がが亡くなっても前を向いて生きていくということを伝えているのだと思いました。

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    2023年10月13日
  • エイジ

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    重松作品で一番好き。よくもまぁ、中2の少年の気持ちをここまでリアルに書き上げたものだ。初読みは30歳くらいのときだったけど、いろんな場面で胸がざわついた。

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    2023年10月04日
  • ロング・ロング・アゴー

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    ネタバレ

    重松清氏の本は何冊か読んできたが、割とどれも結論は読者に想像させる作品が多かったように思う。
    だが、今回は結論がある程度書かれて終わることが多かったように思う。
    短編集に共通するテーマは「再会」。
    再会できたかできなかったかだけでも結論がわかることは珍しいのでは?と率直に感じた。

    小学生~大人までがテーマになっているが、最後登場人物の繋がりも見えてきた時に
    最初と最後で本全体を「再会」で包含しているのだと気づく。
    あとがきの中で、重松清氏の言葉で「会えない時の互いの人生がより再会を豊潤にする」「毎日会えてる幸せ、日常の幸せに気づく時が来る」という部分に共感した。
    ここについては、コロナ渦で圧

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    2023年10月01日
  • めだか、太平洋を往け

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    重松清ワールド全開です!
    物語を読み進んでいくと自分が教わった先生に想いを巡らせたりしました。それと、私は40代ですが、若い頃に言っていたことが若かったなぁとか、じゃあ今の自分はどう?とか考えさせられました。世代毎で抱える様々な悩みや葛藤が見事に描き切られていて共感しかない作品でした♪

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    2023年09月30日
  • あの歌がきこえる

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    小学生で彼らが友達になり、高校を卒業するまでの彼らの成長を覗き見してるようで、だんだん親近感が湧いてくる。たくさんの歌が出てくるので、一緒に歌を聴きながら読み進めても、より楽しめそう。昭和の懐かしい雰囲気に切なくなる。

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    2023年09月19日
  • めだか、太平洋を往け

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    小学校の担任の先生を思い出しました。私達のことを、アンミツ先生のように幸せ願って見守って下さってたんだなと、改めてそのことに気付かされました。

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    2023年09月13日
  • ゼツメツ少年

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    タイトルと表紙に惹かれて、買いました。
    最後の方を読みながら、大号泣してました。
    思い出すだけで悲しくなるけれど、とても素晴らしい、良い作品だなと思います。
    泣いちゃうので、外では読めない作品です。


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    2023年09月13日
  • ポニーテール

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    最初に呼んだのは多分小学生の時。今まで色んな本を読んできたけど今でも変わらずに1番好きな本です。
    再婚によって姉妹となった2人。すぐに馴染もうとする妹に対してどこか冷たい態度の姉。2人の関係性が徐々に変わっていく過程がホッコリします。

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    2023年09月10日
  • ナイフ

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    イジメをテーマに子供にも親にも焦点が当てられた短編集。

    本当に読み進めるのが辛いほど、リアルで酷いいじめの内容だった。
    その中でもこの子はどうなっちゃうのか?このまま親はどうしていくのか?を考えながらでどんどん読み進めることができた。

    この本の登場人物たちは自殺はしなかったが、こんな状態だったら自殺したくなるよなと思ってしまった。ニュースでも子供の自殺報道は度々報じられているが、それと重ねるくらいリアルな描写だったと思う。

    虐めている側はどんな気持ちなのだろうと、そちらの気持ちを示した小説もあれば読んでみたい。

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    2023年09月09日
  • 季節風 春

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    ネタバレ

    重松清、四季シリーズの「春」
    出会いだったり別れだったり、季節の中でも切り替わりの季節。人生の節目は春ともいわれている。こういう季節だから色々な出来事があって、重松の筆でその人間模様が描かれるのだから間違いないわけで。

    「ジーコロ」と「目には青葉」は間違いなく好き。「島小僧」はなんとなく千鳥大吾を思い出す。「せいくらべ」はちょっと卑怯やけど泣ける。

    「ツバメ記念日」は考えさせられたなぁ。子供を可愛く思えない夫婦の問題は、個人の資質もあるけど社会環境にもあるってことか。
    「子育て支援」って言うけど、育児はもっとプライオリティが高いものでどっちかというと「子育て世代の就業支援」という立ち位置で

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    2023年08月28日
  • ファミレス 下

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    美味しいものは、特別なごちそうではなく、大切な人と食べるのが、最高のご馳走になるんだなと思いました。

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    2023年08月24日
  • 小学五年生

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    ネタバレ

    ーー重松清さん作品の「子ども」はタイムマシンだ。

    手を取って教室まで引き込んでくれる。僕も生徒のひとりになった感覚にしてくれる。それはくすぐったかったり、ヒリヒリしたりするが、干上がっていたあの頃の感覚がみずみずしく蘇ってくるのを感じる。

    今、僕にはちょうど小5の娘がいる。去年まで男の子の家にお邪魔させていただくこともあったが今年から行かなくなった。背が急に伸びだす子もいる。

    つまり「小学5年生」は男女それぞれを意識し始める頃。ここからが分かれ道が始まる。逆に言えば、この頃までは「男女が体験や感覚を共有している」とも言える。

    だから重松さんは第二次成長前の子どもたちをよく登場させるので

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    2023年08月22日
  • カカシの夏休み

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    前回、読んだ重松作品が『疾走』で内容が重過ぎて、しばらく読む気になれなかった重松清サン。でも久しぶりに読むとやっぱり、好きだ。特に小学生の男の子が登場すると、私はヤられてしまいます。

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    2023年08月02日
  • ポニーテール

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    小学生の時に初めて読んだが、いつ読んでも面白い。昔読んだ時はわからなかったが、マキはただ不器用なだけなんだなと今読んでみると思う。

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    2023年08月01日
  • 赤ヘル1975

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    1975年。終戦からまだ30年しか経っていない広島へ転校してきた中学生のマナブと広島育ちの同級生ヤス、ユキオ、そしてクラスメートの真理子との交流の話。タイトルからは赤ヘル軍団カープの初優勝への軌跡がメインテーマのような印象を受けるが、実際はそうではない。赤ヘルの快進撃はむしろBGMで、中学生同士のぎこちない友情と、原爆被害の悲惨さあるいは戦争の記憶を継承していくことの難しさとが交互に物語の主旋律をなしており、特に後者は相応に重いテーマとなっている。

    赤ヘル初優勝のストーリーを主に期待して本書を手に取る人は、やや期待を裏切られるかもしれない。ただ、荒くれものが多かった当時の野球界のエピソードは

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    2023年07月30日
  • 希望ヶ丘の人びと(下)

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    家族愛をメインテーマにしながら人情喜劇のテイストもあり。
    荒んだ世相だからこそ、おとぎ話かも知れないが、こんな温かな作品が胸に沁みる。

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    2023年07月29日
  • みぞれ

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    それぞれの物語に登場する人たちの息遣いが聞こえてくるような作品でした。
    短編のお話が11編集録されておりそれぞれ違う立場の人たちのお話ですが、最後は暖かい気持ちになる生きる勇気をもらえる物語でした。
    重松さんにしか書けない作品です☺️

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    2023年07月25日
  • 希望ヶ丘の人びと(上)

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    平凡な市井の人々を書かせたら、やはり重松清さんは上手いねぇ。
    それぞれのキャラがキチンと立っているのも良い。
    家族愛。
    家族の縁が薄い私には特にしみる。
    後半が楽しみ。

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    2023年07月23日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

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    私にドンピシャな一冊。
    1行ごとにふむふむふむふむふむ、首が折れるくらい納得の話ばかり。

    鶴見 哲学の問題というのは、自分で自分に問題を与えて、自分で答えを見つ けなければいけないんです。

    すばらしい言葉の数々、胸に刻みます。

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    2023年07月13日