重松清のレビュー一覧

  • その日のまえに

    Posted by ブクログ

    誰にでもいつか訪れる「その日」。旅立つ者と遺される者、それぞれの心情が静かに、しかし確かに胸に突き刺さりました。

    0
    2026年01月24日
  • きみの友だち

    Posted by ブクログ

    友達とおすすめ本を交換して。
    この本を大好きな友達がおすすめしてくれたことも含めて胸が熱い。
    後半はもうずっとぽろぽろぽろぽろ...

    恵美ちゃんを中心とした短編連作。
    あーこんな子いたなとか、この子私かも...なんていうお話が見つかる。
    私が好きだったのは佐藤くんのお話かな。
    恵美ちゃんの言ってることはわかるような、わからないような。でも救われる気がする。
    「頑張れ、雲」うーん、いい。

    この本を読んで考えたのは、
    人間の面白みについて。
    恵美ちゃんの言うとおり、「みんな」の中にいると消えてしまう個性は、一対一で見つめたら皆んなそれぞれ。かなり面白いものだと年々感じる。
    (学生の時はそんなこ

    0
    2026年01月21日
  • 卒業

    Posted by ブクログ

    アパートの窓から見える一家団欒とした家庭を深掘りするみたいなそんな気持ちになった。

    『追伸』と『まゆみのマーチが』特に刺さった気がした。全員不器用すぎるってえ…全員の気持ちをなんとなくわかる読者としてはムズムズしてしまう。
    追伸、めっちゃムズムズした。子供のケンカのように、どっちも頑固でどちらも折れない。
    でも、折れない理由もそれぞれあるんだってこと、めっちゃムズムズする。
    感動作でした。

    0
    2026年01月20日
  • はるか、ブレーメン

    Posted by ブクログ

    タイトルのインパクトとジャケットの綺麗さに惹かれて購入しました!
    ブレーメンツアーズという旅行会社の走馬灯の絵師という奇想天外な職業について読み進めていく内に奥が深いなと感じて徐々に興味をそそられました。
    走馬灯について色々と考えさせられる内容で自分が生まれた時から今までの人生で起きた出来事を走馬灯の絵師に覗いて貰ったら色が付いているのはどんな思い出なのかなぁと想像しました。
    誰でも後悔している事はいくつかあると思いますがそれが人間らしさであり大切な事だなと思い、後悔すらしなかったら自分が間違った事をしてしまったという認識すらないというのは恐ろしい事だなと…
    主人公の遥香は幼い頃に母親に捨てら

    0
    2026年01月20日
  • きよしこ

    Posted by ブクログ

    子に読ませたい一冊です。

    吃音のある「少年」が、さまざまな出会いや経験を重ねながら成長していく姿を、7つの物語で描いた作品。

    「きよしこ」って何だろう?

    そんな小さな疑問から始まり、気づけば物語の世界にぐっと引き込まれていました。

    特に「乗り換え案内」と「北風ぴゅう太」は胸が熱くなり、「ゲルマ」と「交差点」は、いろんなことを考えさせてくれる物語でした。

    そして、この作品は始まり方も終わり方も本当に素敵です。
    読み終えたあと、静かな余韻が長く心に残りました。
    最初から最後まで大好きだと思える作品。

    また、読み返したい一冊です。

    ********************
    重松清作品の

    0
    2026年07月23日
  • とんび

    Posted by ブクログ

    重松清のとんびを読んだ。
    映画やドラマを先に観ているので、内容は大体わかっていたのだが改めて読んでみた。
    やっぱり面白い。
    不器用で純粋な父親と素直に育った息子、あきら
    周りの人々もいい感じだ。
    息子が中学の頃周りの親からどうやったらあんなに素直に育つの?と言われたことがあった。
    私も反抗期らしいものも無かった。

    0
    2026年01月06日
  • くちぶえ番長

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。
    マコトがとても大人。少しずつだけど、ツヨシも変わっていってるのが良かった。
    小学生におすすめしたい。

    0
    2026年01月05日
  • その日のまえに

    Posted by ブクログ

    新年一冊目も大好きな重松清作品から。

    と言うか、気づいたら読み終わってしまって、何て美しく人の心情を表現するのだろうか、、、と思わされる尊くて、愛しくて、切なくて、、、誰もが持ち得るであろう後悔や不安や諦め、人生の尊さと喜びと感謝、本当にこの一冊に様々な感情を抱かせてもらった作品でした。

    私は同年代の人が多く出てくるこの作品に感情移入も止まらず、カフェで読みながら涙が止まらなくなりました。

    こういう優しくて温かい気づきをくれる重松作品に改めて感謝!!そして今年もいっぱい彼の作品を読みたい。

    0
    2026年01月05日
  • ステップ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    始めの方で主人公である「健一」が亡き妻、朋子以外が娘の母になることなどあり得ないくらいのことを思っていたわりに、わりとあっさり何人かの女性に気を持ちかけていて、しかも健一の脳内朋子が「いいんじゃない?」と肯定してる描写で健一に対してなんだかなぁ…と白けてしまった。
    しかし、「我が家とは笑顔をつくるだけの場所ではない。(略)その涙を、ただ見つめてもらうだけでなく、そっとすくい取ってほしいと思うのは____それも生きている者の身勝手さにすぎないのだろうか」
    という文で健一への見方が変わった。
    そりゃあ死別してすぐは自分1人で…!と決意するだろう
    1人で育てる中でたくさんの苦労もあっただろう。
    その

    0
    2026年01月04日
  • はるか、ブレーメン

    Posted by ブクログ

    昔ブレーメンに住んでいたためか、本屋でふと目にした重松清x本書タイトルで、思わず手に取ってしまった一冊。
    人に触れることで、その人の過去を見ることができるという特殊能力により、人間の内面、それを通じた家族愛、葛藤を丁寧に描写している。
    ストーリー全体として急転直下な動きは無いものの、この後どうなってしまうんだろうか、とページを捲る手が止まらなくなるほど入り込める作品。
    電車内などの公共の場で本書を読むことは推奨しない。涙が溢れるのを堪える必要がある。
    最近の動画ストリーミングサービスは、地上波でないことを良いことに、過激な表現、ともするとどれもが同じように見える作品が多い印象。そんな現状に辟易

    0
    2026年01月03日
  • その日のまえに

    Posted by ブクログ

    少しずつ読み進めたいから、短編で独立しているようで繋がっている形式がとても読みやすかった。
    いつか来る「その日」
    昨日まで続いていた日、明日まで続くはずだった毎日を断ち切る死。
    死を迎える側や見送る側の立場で描写されるその日を読んで死について改めて考えさせられる。
    ありきたりな感想になってしまうけれど、読んだあとは日々を大切に生きようと素直に思えた。

    重い題材だけど、決して悲しいだけではなく、読んだ後に暖かさを感じられる素敵な作品。読んでよかった。

    0
    2026年01月02日
  • とんび

    Posted by ブクログ

    重松清さん著「とんび」
    おそらく著者の作品の中で一番有名な作品だと思う。NHK、TBSでもドラマ化、映画化もされており国民的人気小説の一つなのだろう。

    今回初めて触れたこの「とんび」。
    一人息子アキラの出生からの成長を軸に描かれていく人情物語。本当に良い作品だった。
    父親ヤスの不器用で照れ屋で繊細での感じがとても人間っぽくっていろんなエピソードが凄く胸に響く。

    ヤス… 父親として男としてとても格好よかった。
    不器用さが格好よい
    照れ具合が格好よい
    繊細さが格好よい

    中盤、アキラの就職先でヤスが内緒で読ませてもらったアキラの就活中に会社に提出した作文。「嘘と真実」
    この件は作中で想像できる

    0
    2025年12月24日
  • 青い鳥

    Posted by ブクログ

    私も村内先生に会いたかった。虐待を受けてるって認めたら子供がひとりぼっちになっちゃうから虐待されていないと嘘をつく。うわー、まさにその通り。寂しい子のそばに寄り添ってくれる先生。吃音がある先生が話すからこそ大事なことが生徒に入っていく。私本当に村内先生に会っていたらもっと生きやすかったかもしれない。

    0
    2025年12月21日
  • また次の春へ

    Posted by ブクログ

    東日本大震災に関わる人々に
    焦点を当てた七つの短編集。

    悲しみとの向き合い方は人それぞれ。
    その悲しみを
    表現すること・伝えることの難しさ。
    複雑な心情と向き合う登場人物達の
    息遣いを感じながら読み進めました。

    重松清さんの著書は、導入から
    登場人物に心が移るのが良きかな。

    0
    2025年12月19日
  • 卒業

    Posted by ブクログ

    死と向き合った、親と子の物語。
    それぞれの気持ちに寄り添う、とても良い物語でした。
    「まゆみのマーチ」「追伸」が印象深かったな。

    0
    2025年12月18日
  • みんなのうた

    Posted by ブクログ

    私も故郷から離れ、夢を諦めきれずにいる。
    それが正しいかどうか分からないが、後悔しない選択をしたい
    わすれがたきふるさと

    0
    2025年12月14日
  • 青い鳥

    Posted by ブクログ

    重松清にはずれなし!やっぱりおもしろい。
    最初の話と最後の話は涙がでた。
    村内先生は、大切なことしかしゃべらない。自分の娘も無口な方なので、よく考えると大切なことしかしゃべらないかも。耳をしっかり傾けようと思った。

    0
    2025年12月19日
  • はるか、ブレーメン

    Posted by ブクログ

    久々の重松清さんの作品
    走馬灯の絵師たち?のお話。走馬灯とは死の直前に見るという自身の記憶。そもそも走馬灯とは影絵の細工が施された筒状の紙灯籠のこと。
    それを生前に内容を確認して作り直す事ができる人を走馬灯の絵師という、というのが本作品ての設定になっている。
    主人公のはるちゃん、その母親のふうちゃん 本当に親子かと思うくらい性格が違っているように感じた。はるちゃんもナンユウくんも優しくて良いなあと思った。
    同じ時間をともに過ごした家族でも、各個人によって思い出、なつかしく思うもの、そして記憶に残っているものは違う、確かにそう思う。でも、それはそれでイイ。個人の価値観なので。
    さて、自分の走馬灯

    0
    2025年12月02日
  • ステップ

    Posted by ブクログ

    重松清の『ステップ』を読み、前に進み続けることの大切さを改めて感じた。主人公の健一は、突然妻を失い、幼い娘のみきを抱えてシングルファザーとして生きていく。彼が娘を抱っこしながらも、どうしても「仕事の延長」のように業務的になってしまう姿は、とてもリアルだった。生活のために働き続けなければならない一方で、みきが求めているのは、抱っこのぬくもりや、母親のような柔らかさだ。そのギャップを埋められないと理解しつつ、それでも必死に寄り添おうとする健一の姿には胸を打たれた。

     物語の中で、義理の父が健一に説教をする場面がある。「自分の娘が悲しんだことを他人事だと思うな。自分のことだと思え」という言葉は、読

    0
    2025年11月28日
  • めだか、太平洋を往け

    Posted by ブクログ

    自分の考える「正しい」ことが、他の人の「正しい」とは限らないということを感じた。
    他人に言われることを全部正解だと思わずに、自分の道を進んでいきたいと思えた。

    0
    2025年11月28日