重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ作家さんのお名前は以前からお勧めサイトなどでちらちら見ていた。
「泣けるお話」探しをしてて、同僚にお勧めされて本書を手にとりました。
今まで「泣けるお話」を探していて、あまりピンとこなかったのですが、本書は…泣けました!!!
一番泣けるシーン(由香ちゃんがなくなったと恵美ちゃんが感じるところ)を電車の中で読んでしまったせいで、理性が働いてしまい、こらえてしまったのですが…。
お勧めしてくれた方は「娘に読ませたくて買った本なんだよね」とおっしゃっていたんですが、(気持ちはめちゃくちゃわかる。思春期の学校という狭い場所でなんとか生きなくちゃならないときの辛さを和らげる手助けになればと思う)やっ -
Posted by ブクログ
走馬灯 に焦点を置いてある本。
重松清さんの作品は、ファンタジー要素もありつつ、しっかり現実と向き合わせられるような作品が多いが、これもその一つだと感じる。
悔いがあってもいい
悔いがあるからこそ人生
楽しいだけが人生じゃない
辛いことがあっても、決してそれだけではないよなあと深々と考えさせられた。
楽しいことのが多いはずなのに、辛いことや悲しいことのせいで人間はあっという間にどん底にいる気持ちになるけど、いつかそれも含めて懐かしいと思うことができるからこそ人生なんだなあと思った。
はるちゃんがお母さんと呼んだ場面はグッとくるものがあり、涙がでそうになった。
また読みたい。 -
Posted by ブクログ
学校という場でイメージする先生とは少し違う、そんな先生たちが主人公です。普通イメージする先生は「頼りになる」「いろいろ教えてくれる」「こわい」「うるさい」という所でしょうか。人によって思い出があると思います。
しかし、この物語に出てくる先生はみんな普通とはいえません。人間らしさがよくみえます。
理由なく人を嫌うとか、夢を追いかけ続けるとか、もっともっと、先生という存在ではなく人間として先生を見たいと思える作品です。
特にこの作品の中でも「にんじん」は人間らしさと先生らしさの真ん中で苦しみ続ける姿がとてもつらく、やり場のない苦しみってどうすればいいのか、考えさせられました。 -
Posted by ブクログ
いい話だった。
本当にいい話でした。
下巻では、北都を訪れたシュンの病状が一気に悪化する。
クラセンとの再会、カシオペアの丘の今後など物語のテンポが上がっていく。
同時にトシとシュンの思い、クラセンの苦しみ、川原さんの迷いなど絡まった糸が少しずつほどけていく。
いつもひょうきんで場を和ませ、とっておきの言葉を残して、さっと身を引き仕事へ戻るユウちゃんに惚れてしまった。
夜空に輝く無限の命の星たち。
どの命も傷つき、削られて、それでも夜空に星は光りつづける。
誰にも傷つけられず、誰も傷つけずに終わる人生は良い人生かもしれないけど、それは幸せだったといえるのだろうか。
温か -
Posted by ブクログ
ゆるし、ゆるされ、そして生と死の物語
以下、公式のあらすじ
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苦しみ、傷つき、やがて輝く星になる。壮大な命の物語
ぼくはゆるしてもらえるんでしょうか。
ゆるされて、しぬことができるんでしょうか。
29年ぶりに帰ったふるさとで、病魔は突然暴れ始めた。幼なじみたち、妻と息子、そして新たに出会った人々に支えられて、俊介は封印していた過去の痛みと少しずつ向きあい始める。消えてゆく命、断ち切られた命、生まれなかった命、さらにこれからも生きてゆく命が織りなす、あたたかい涙があふれる交響楽。
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炭鉱の町として栄えていた北海