重松清のレビュー一覧

  • 星のかけら

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    あらすじを全ぜん読まずにこの本を読んで、星のかけらかー、欲しいなあ面白そうだなー、というような気持ちであらすじに書いてある、不思議な女の子、フミちゃんのこととか全然読まないで、知らないままで読んだけどそれでも良かったかもしれないと、思った。生きているとはなんなのか、死ぬというのはどういうことなのか、それを僕に教えてくれた一冊になりました。何回も読み返したくなる面白さだった。

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    2025年05月01日
  • 星のかけら

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    少し不器用な小学校高学年のあの時の自分を少し思い出した。最後の描写があまり細かく書かれていなかったのも想像力が掻き立てられていい。
    生きるって解釈は人それぞれ。。
    娘が小六になったらこの本をプレゼントしよう。(あと9年)

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    2025年04月22日
  • きみの友だち

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    学生の時に読んで、学生独特の友達との距離感とか共感しました。大人になってから読み返したら、学生の時ほど響かなくなってたけど、エンディングが良いなぁとしみじみしました

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    2025年04月22日
  • 青い鳥

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    ネタバレ

    読んでよかったなと思う本。
    村内先生が教えてくれる「たいせつなこと」
    それはとても大事なことだと思いました。
    社会人になった中で自分の在り方や社会に疑問を持ってた自分も自分らしく生きることが大事ということが自分らしくある中で当たり前ながらに大事なんだなあと感じました。

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    2025年04月21日
  • 疾走(下)

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    ネタバレ

    評価が星6つあったら6つけてた
    こんなに揺さぶられる物語はないと思う

    人は強そうに見えて、実は弱い
    弱いからつながろうとするし、
    つながるから傷つくこともある
    絶望に飲まれても前に進めば
    必ずどこかに希望があるのが生きるということではなかろうか

    なんて思いながら読んでいたら、
    救いのない物語と言われていると知り驚いたけど
    そんなことはないと思うし少なくとも自分は救われた

    絶対にまた読む

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    2025年04月15日
  • 流星ワゴン

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    オデッセイの、ロングドライブ。

    ーなにも知らない僕は、すべてを知ってしまった
    僕よりも、ずっと幸せだった。

    抗えない現実と、未来を知ってしまった過去に、
    『何もできない』のに向き合わなきゃならない。

    幸/不幸は、物事の定義じゃなくって、
    その人がどう受け止めるか。
    そんなこと、わかってるつもりではいたけど。

    読み終わった後には、ちょっとしゃんとして、
    現実と向かい合おう、って前向きになれる、
    寂しくて泣けるのに、ポジティブなお話。

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    2025年04月13日
  • きみの友だち

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    2025/4/12
    胸が苦しくなる。
    事故で足が不自由になった恵美ちゃん、病気がちでいつもぐずぐずしている由香ちゃん。
    周りのいろんな人が主人公になって、中学生の頃の息苦しさを思い起こさせる。
    いろんな登場人物のなかに、わたしがいるし、あの子がいる。

    友達関係で悩みがちな、ママ友の子どもへ中学入学祝いに贈ったけれど、性的表現のところだけ余計だったかな。

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    2025年04月12日
  • 疾走(上)

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    小学生の頃、本屋で見かけて表紙に惹かれ、ずっと気になってた作品。子どもの頃はなんだかまだ読んではいけないような気がして避けていたけれど、大人になり読んでみることに。もうすでに何回か読み直したし、映画も見た。表紙と同じように、なぜか惹かれるものがあって、時々読み返したくなる。(少し気分が落ち込むことは覚悟の上で…)

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    2025年04月11日
  • あの歌がきこえる

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    だいぶ前に読んだ本だけど、再読。こんなに面白かったのか…とあらためて思った。

    地方の男の子3人の中一から高校卒業までの日常を描いた小説。しかしそこにはミソがある。それぞれの短編に当時流行していた音楽の題名が…サザン、RC、かぐや姫、浜田省吾、ジョン・レノン……それぞれのヒット曲のタイトル、そしてそれぞれにちなんだエピソードがある。

    家族のこと、好きな女の子のこと、怖い先輩のこと、どんくさい同級生のこと…文化祭、自動車教習所、山口百恵とキャンディーズ引退、ウォークマン、中古のシルビア、教育実習の先生、大学の赤本、共通一次試験…僕の記憶にも懐かしいものばかり。重松清は僕と同年代だから、めちゃく

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    2025年04月09日
  • 青い鳥

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    大好きな本。
    こんな大人に出会いたかったなって思うし、なりたいなとも思う。
    出会えなかった分、私が周りや子どもにとっても村内先生になれたらいいんだけど。難しい。
    私自身もまだ嘘をついてしまう。

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    2025年04月05日
  • 十字架

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    ・テーマ/世界観 ★★★★★
    ・背景描写    ★★★★★
    ・キャラクター  ★★★★★
    ・インパクト   ★★★★★
    ・オリジナリティ ★★★★★
    ・テンポ/構成  ★★★★★
    ・文章/語彙   ★★★★★
    ・芸術性     ★★★★
    ・感動/共感   ★★★★★
    ・余韻      ★★★★★

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    2025年04月03日
  • 木曜日の子ども

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    重松清さんといえば家族小説。物語の根幹となる部分はすごく暗い事件だけど、最後の一言で家族の物語に変わっていく。素晴らしい。

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    2025年04月02日
  • きみの友だち

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    ・全部の人間に読んでほしい。
    ・評価4以下の人とは仲良くなれる気がしない(本当にこの作品を読んだ者の感想かと思われるかもしれないが)
    ・どんな繊細な心を持っていればこの小説が書けるのだろう。あるいは心の中を直接覗いてるとしか思えない。
    ・最初に読んだのは小学生のとき、当時はなんでこんなに子供の気持ちがわかるのかと驚いたのを覚えてる。久しぶりに読んだら当時の驚きは感じられなくなっていた。過大評価だったのか?いや違う。自分から子供の感性がなくなっていたということだ。却って重松清の才能に平伏すことになってしまった。
    ・自分には語彙力がない。一定以上のことは「すごい」「やばい」、どちらでもないことは「

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    2025年03月23日
  • 定年ゴジラ

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    定年後を描いた小説。
    読んだ時にはまだ先の話かと思ったが、その年代になってしまった。
    ドラマ化され、主人公は長塚京三が演じている。

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    2025年03月21日
  • とんび

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    不器用で捻くれてすぐにヘソを曲げて素直になれないやすさん。自分の家族や親に素直になれない気持ち、照れ臭さ、いろんなことでうまくできなかった自分を思い出して、そうだよねって胸がぎゅっとなった。
    いつか私が親になったとしても、きっと全然うまくできないだろうけど、この物語をもう一回読んで精一杯幸せを願って、寂しい思いをさせないようにしたいな。
    子供が大人になって家を出る、当たり前のことって思ってたし、自分も目の前のことが大切でついつい親との時間を後回しにしてしまうけど、親への感謝を絶対に忘れたらいけないし、言葉にしたいと思った。

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    2025年03月18日
  • 青い鳥

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    ネタバレ

    吃音で最低限の大切なことしか話さない、だからこそ話す言葉は全て大切なことである村内先生の言葉が好きです。
    個人的には最後の短編である「カッコウの卵」の「人はひとりぼっちになりなくないから嘘をつく、嘘をつかなければひとりぼっちになってしまう人が嘘をつく」というセリフが心に沁みました。
    もし自分が村内先生と出会っていたら…という想像が広がる心温まるいい作品でした。

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    2025年03月16日
  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    最初の数ページを読んで、“これは…!”と思って買った本。どうなることかとハラハラしたり、時には泣きそうになったり。久しぶりに重松清さんの本を読んだけれど、やっぱり面白いなぁ。

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    2025年03月14日
  • せんせい。

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    知人に勧められて手に取った1冊。

    著者の作品を初めて読みましたがとても読みやすかったです。
    個人的には『泣くな赤鬼』が1番好きなお話しでした。
    他の作品も読んでみたいと思います。

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    2025年03月12日
  • 青い鳥

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    ネタバレ

    ひとりぼっちの中学生のそばにいてくれる非常勤教師のお話。 ほっこりする。
    子供が多感な時期になったらオススメしたい本。

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    2025年03月07日
  • とんび

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    読破。舞台は昭和37年。
    不器用な父親:ヤスと息子:アキラの物語。
    3回は泣けます。息子がいる人には絶対読ませたい小説でした。

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    2025年03月07日