重松清のレビュー一覧

  • みぞれ

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    ひたむきな人生
    死ぬ理由がなければ、生きる理由があるわけでもない。
    人生という物語に大きなことは起きないかもしれないけれど、そこには人それぞれ様々な生き様、人生があると思わせる小説

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    2025年11月06日
  • 半パン・デイズ

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    主人公は十ほど年代が上でエピソードは少し違えど同じような心の揺れみたいな淡い記憶が呼び起こされて読み終えて少しぼーっとしてしまったなんていうかめちゃくちゃエモい

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    2025年11月03日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    小学生向け「働く」本を探して。これは良書!
    絵本サイズですが、内容は普通の小説短編くらいの字のサイズと分量です。小学校の中・高学年から読めるかな。
    挿絵も大きくて工場の機械類に温かみを感じる優しさがあります。

    新しいゲーム機を買ってもらうために「ゲーム機が壊れた」と嘘をついたエリカは、両親に言われておじいちゃんが働く工場に行くことになった。
    おじいちゃんの働いている工場では機械を作るための機械の「工作機械」を作っているんだって。
    エリカは「工場」といったら煙がもくもく…のようなものだと思っていた。でも工場長さんに案内された工場は思っていたものとは違っていた。周囲の環境や、働く人たちの快適を考

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    2025年10月26日
  • とんび

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    古き良き時代の、父と子の不器用で妙にリアルな親子物語。
    行きつけの居酒屋、顔馴染みの女将、世代を超えた地元の友人たちに見守られながら、親子共々成長していく姿に、自分の父親像を照らし合わせながら読み進めました。
    ブレながらも、漢としての芯はしっかりとあるヤスさんと、そんな父の不器用ながらも息子思いな心を、子どもながらに理解しながら優しく育つアキラの姿はしばしば目頭が熱くなりました。

    自分の子育ての軸として、この作品は大変重く鋭く心に刺さりました

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    2025年10月25日
  • めだか、太平洋を往け

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    心が温まるいい話だった。
    教育って、学校って、家族って、そして幸せってなんだろうと考えさせられました。

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    2025年10月19日
  • とんび

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    広島県備後の話しだったので、方言が読みやすかった。自分の父親と似ているヤスさん…父親のことを思い出しながら物語の中に没入した。
    涙が溢れて読む手が止まらないくらい…この家族の人生に寄り添った感覚になってしまった。

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    2025年10月09日
  • 卒業

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    『追伸』で涙が出た。
    読んで良かった。
    この本のタイトルの『卒業』ってそういう意味なんだって一冊読み終えてわかった気がした。

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    2025年10月04日
  • とんび

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    昭和の男の生き様・父親や職業人としての矜持を感じ、心打たれた。時代や舞台となる地域が、自分の両親と重なる部分が多く感情移入してしまう。
    会話は方言が中心で注釈はないので、西の言葉に馴染みのない人はニュアンスを汲み取るのが難しいかも?

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    2025年10月01日
  • ビタミンF

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    好きな作家は?と聞かれて、必ず答えていたのが重松清。ビタミンFに収録されている短編は、すべて”ある家庭の30代後半から40代のお父さん”の視点の物語である。中学生の頃は、お父さんの生態を解き明かす解剖書のように読んでいただろうか。31歳、妻歴4年目、社会人歴11年目の今、再読すると、30代になった変化、夫婦としての日常、会社の先輩後輩とのやり取りが、あと何年後かの自分の予言書のように思えた。
    こんな大人になりたくないになってしまった私達に、そんなもんだよ、だけどちょっぴりでも変えることはできると希望感を残してくれる。人生に希望はあるなんて大仰に説得してこようとする話なんてない。一つ一つのお話が

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    2025年09月28日
  • とんび

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    ネタバレ

    やっさんへの愛おしい気持ちが止まらなくなる。
    旭じゃなくてやっさんが兎に角愛おしい。
    自分、不器用ですから、を自で行く男。
    和尚さんの厳格だけど懐の広さというか、包み込む優しさというか文章から手に取るように伝わってきます。
    旭が結婚決めた時も本当にカッコよかった。
    すごく大好きな本です。

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    2025年09月17日
  • 青い鳥

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    苦しくなって、嬉しくなって、何度も泣いた。
    吃音でうまく話せない村内先生は、たいせつなことしか言わない。
    生きづらさを抱える中学生たちの心の奥に寄り添っていくお話。

    理性が出来上がっていく途中である中学生という中途半端な年頃、学校という狭いコミュニティの中では大人の世界よりも過酷な子供の残酷さがあり、例えば無意識に自分より下の存在を作っていくカースト上位群、相手の状況や気持ちに考えが及ばないことからの未熟な発言、簡単に受け流せない側の未熟さ、、
    そういった全てのものから関わりを断とうにもにも断てない’狭さ’が、さらに強い苦しみの原因となる。

    まさに本にあったとある女子の周りに全員が集まるよ

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    2025年09月13日
  • とんび

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    ずっと読みたかった本で、読むのを楽しみにしていました。通勤時間に読もうと手に取りましたが、序盤から涙を堪えるのに必死で、とても集中して読める状態ではなく、休日に心置きなく号泣しながら読みました。ヤスさんの不器用な愛情や優しさに、もどかしくも心温かくなりました。こんなに本で泣いたのは初めてかもしれない。

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    2025年09月13日
  • きよしこ

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    十数年前に初めて読み、読書が苦手だった私を本好きにしてくれた本です。
    心の機微をこんなにも言葉で表現できるものかと感動したのを覚えています。

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    2025年09月10日
  • みんなのうた

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    田舎から都会に行った者が田舎に戻った時の様子が表現されている。田舎特有の人間関係は鬱陶しさもあるが優しく。家族、特に祖父母の優しさやそれを感じ取るレイコさんの優しさ。とても心が温かくなる本でした。

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    2025年09月10日
  • くちぶえ番長

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    あったかい、ほんとうに重松の書く話はあったかい。
    マコトはきっと辛いこともたくさん経験してるからこそ、誰かに優しくできる。後悔したくないから。

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    2025年09月09日
  • カシオペアの丘で(下)

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     上巻では謎に包まれていた様々な事情が、下巻で明らかになっていきました。
     小学5年生のトシが大怪我をした日のこと、大学時代のシュンとミッチョの過ごした日々、ユウちゃんの秘めていた思い、シュンが故郷に背を向けていた訳、、、色々なことが、繋がっていく感覚で、時には涙しながら読みました。
     幼なじみ四人に加えて、ミウさん、川原さん、シュンの妻子・恵美さんと哲夫くん、シュンの兄・ケンさん、そしてシュンの祖父・倉田千太郎さん、、、みんな心に重いものを抱えながらも、相手を思いやり、時には許し許され人生を生きていく、この小説の中に流れていく情景や交わされる言葉が心に沁みて、重松さんの優しさを改めて深く感じ

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    2025年09月08日
  • 定年ゴジラ

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    元々涙腺緩いけど、途中で涙が溢れた。

    『定年ゴジラ』は、定年という人生の節目を、単なる終わりではなく「もう一つの始まり」として描いた作品です。家族や自分自身との関係を見つめ直すきっかけとなる、優しくも鋭い物語でした。現代の日本社会において、多くの人が直面する「定年後の人生」というテーマに対し、重松清は真摯かつユーモラスに向き合っています

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    2025年09月07日
  • カシオペアの丘で(上)

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    シュン、ミッチョ、トシ、ユウ
    カシオペアの丘で、同じ夢に心踊らせた幼なじみの四人は、それぞれの哀しみ・後悔・思い出を背負いながら人生を歩んで、大人になりました。
    四人の心に寄り添いながら涙腺が緩んだままに読み進めていきました。
    上巻の最後は、思い出の場所での再会の場面でした。このあと、どんな展開になるか、、、下巻に続きます。



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    2025年09月06日
  • とんび

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    ネタバレ

    不器用な父親ヤスさんと息子のアキラの物語。今まで読んだ重松さんの作品が好きで選んだが、今回もとても良かった。妻の美佐子さんを失い、男手一つで悩みながらも息子の反抗期、受験、就職、結婚などの困難に向き合っていく。ヤスさんとアキラには多くの人が関わっていて、ヤスさんに人望があるのがよくわかる。だからこそアキラはまっすぐで優しい子に育ったのだと思う。

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    2025年09月05日
  • 青い鳥

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    ネタバレ

    吃音の非常勤講師である村内先生が、たくさんの中学生に出会っていく話。吃音って言葉を初めて知った。中学生の打ち明けられない思いに対して、ムラウチ先生は寄り添ってくれる。そばにいてくれることの安心感は絶対に力になってくれる。きっと中学生たちはムラウチ先生を忘れないし、周りに優しくなれると思う。どんな時もムラウチ先生は大切なことしか言わない。だからこそ、その言葉には嘘がない。勝手に判断しないで、真実を見極めてくれる、そんな先生だから安心出来る。先生みたいな大人になりたい。

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    2025年09月08日