重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだ本だけど、再読。こんなに面白かったのか…とあらためて思った。
地方の男の子3人の中一から高校卒業までの日常を描いた小説。しかしそこにはミソがある。それぞれの短編に当時流行していた音楽の題名が…サザン、RC、かぐや姫、浜田省吾、ジョン・レノン……それぞれのヒット曲のタイトル、そしてそれぞれにちなんだエピソードがある。
家族のこと、好きな女の子のこと、怖い先輩のこと、どんくさい同級生のこと…文化祭、自動車教習所、山口百恵とキャンディーズ引退、ウォークマン、中古のシルビア、教育実習の先生、大学の赤本、共通一次試験…僕の記憶にも懐かしいものばかり。重松清は僕と同年代だから、めちゃく -
Posted by ブクログ
・全部の人間に読んでほしい。
・評価4以下の人とは仲良くなれる気がしない(本当にこの作品を読んだ者の感想かと思われるかもしれないが)
・どんな繊細な心を持っていればこの小説が書けるのだろう。あるいは心の中を直接覗いてるとしか思えない。
・最初に読んだのは小学生のとき、当時はなんでこんなに子供の気持ちがわかるのかと驚いたのを覚えてる。久しぶりに読んだら当時の驚きは感じられなくなっていた。過大評価だったのか?いや違う。自分から子供の感性がなくなっていたということだ。却って重松清の才能に平伏すことになってしまった。
・自分には語彙力がない。一定以上のことは「すごい」「やばい」、どちらでもないことは「
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