あらすじ
中学校教師の宮本陽平は、子どもたちが家を出て、妻・美代子との初めての二人暮らしに困惑中。
ある日陽平は、美代子の署名入りの離婚届を見つけてしまう。彼女は離婚を考えているのか?
唯一の趣味である料理を通じた友人の一博と康文は、様子のおかしい陽平を心配するが、彼らの家庭も順風満帆ではなく……。
「人生とは、腹が減ることと、メシを食うことの繰り返し」。50歳前後の料理好きオヤジ3人を待っていた運命とは?
●2017年1月公開映画「恋妻家宮本」原作
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メシを作るのは時間がかかるんだ。時間がかかるだてことは、それだけ相手を思いやる時間が増えるってことでもあるだろう。優しさがコトコト煮込まれるわけだ。
という言葉ぎ響いた。毎日ご飯作るのめんどくさいと思う時もあるが、この言葉で頑張れそうな気がした。
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再読。宮本先生が(全校生徒の前だけど)ドンに、食事を作って食べることを訴えるシーンは心にささった。子供は平等に栄養をとって欲しい、こんな世の中だけど。
タケと北白川親子のやりとりはあまり響かずさらっと読んでしまう。
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映画も見たけど原作の方がきちんと書き込まれていてだいぶいいです。
少し未来の自分の置かれている状況を想像しながら考えさせられながら読みました。
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この本の内容の世代と同じなので、すごーく、考えさせられました。今、ちょうど、子育てが終わって、2人で生活するようになりました。嫁の話や、食べたいものとか、したい事を聞いて、介護や老後の生活に備えて行きます!
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重松清さんの作品が大好きで色々読み進めている中でこの本とも出会いました。大人の男性の友情と家族についてのお話でした。年齢的にも重なるので読んでいて苦しくなる場面もあったり、苦手な人も出てきたりする作品でした。
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家族でバラバラのものが食べれるファミレス。
家族とは一緒のものを食べると考える主人公と、別々のものを頼んでわけあえると考えるその妻。
これから、どう話がすすむのか、楽しみです
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素晴らしい。
今の歳が主人公達と一致していて、共感する。
夫婦も永久ではなく、卒業しても良い。もっと自由に生きていい。
食事の大切さ。誰かと食べる。手間暇をかけなくても良い。
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どうなってしまうのだろう。上巻を読んだだけだと、女の人達は元気で1人でも大丈夫な感じ。男の人達は一生懸命なのに空回りしている感じ。主人公の息子、大学生なのに父親に対する言葉が冷たくてちょっと解せない。下巻が全く予想出来ない。
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著者の作品は、結構読んでいるような気がします。どうしてなのか。一つには目線が優しいこと、文章が読みやすい、感情移入をさせてくれることなどなのでしょうか。この作品も読みやすい。主な登場人物は50歳前後の男たち3人。三人三様の悩みを持っています。私は登場人物たちより一回り年上、さらに未婚。理解できる部分や共有できる部分はないと言っても良いのですが。なんだか自分のことのように思わせます。著者の筆の力でしょうか。下巻でどのような展開になるのか楽しみです。
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50絡みのオトコ3人のそれぞれが抱える物語。こ3人の共通項としての男の料理(お手軽料理)のレシピが多数紹介される。その料理とは柔軟かつ斬新な発想かつシンプルであり試してみたくなる。
中学教師の陽平に関して言えば嫁の態度が腹立たしさを覚えるが本人は不安のみでなんだか情けないし息子は心配しているらしいが別れたら母につくと言い放つ始末であまりにかわいそう。
一博の、嫁を想いながらも同居人を世話を焼く心理は理解不能。
ファミレスという場所をもっと掘り下げる展開を大いに期待していたが、“ファミリーレス”と掛け合わせてるのかー…と少し残念。
後半ももちろん読みますけど。
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映画「恋妻家宮本」の原作。
でも、途中まで気づかなかった!
映画は宮本が中心だけど、原作はあと2人の男性がいる。
熟年離婚!?下巻が気になる。
重松清は正統派、真面目なイメージだったけど、これは結構砕けてる感じ。国語教師の宮本が出てくることもあって、言葉遊びが多くて面白い。
重松清のイメージが変わった。
出てくる料理の美味しそうなこと!
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大人が料理を介して人と関わっていく。
離婚の危機かもしれない展開、押しかけてきた妊婦とその母、母親が不倫で事故に遭い残された生徒。
彼らが料理を通じてどうなっていくのか。
下巻の展開に期待。
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平成30年12月
重松さんが好きで、映画も見て、泣いた。
さーて、原作はどんな本なのかな。
中年の夫婦が3組。
結婚後、子供がいたから成り立っていた家族。その子供が巣立って一人暮らしを始め、残ったのは、夫婦のみ。どんな会話をすればいいのか。。。そんななか妻の本に離婚届が…。
スマートなおじさん。妻と別居して5年経過。別れるつもりもないし、それはそれでありかなと思いつつ。。。
離婚後、年下の子と結婚し、連れ子とともにすっごく幸せに過ごしている。
そんな3組の夫婦があれやこれや。
夫婦とは、そして、料理とは。を教えてもらえる。
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料理好きオヤジ三人が各々に家庭に不安を抱えながらも、ある時は人生を料理に例えて勇気を貰い、ある時は孤独感を料理で補充して奮闘する異色の家族小説。
登場人物のオヤジたちは私と同年代。子どもたちは何を考えているのか理解できず、理解者であってほしい妻との会話も決して弾むことはない。三人のオヤジたちの心境が痛いほど伝わってくる。美味しそうな料理がいっぱい出てくるが、何となくほろ苦い展開で下巻に続く。
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アラフィフのおぢさん三人。友人とは上手く行っても妻とは?? 三者三様の妻との距離と付き合い方に少しの理解と少しの不寛容と多くのあるあるを捧げる。
何でファミレス??
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ファミレスはファミリーレストランではなくファミリーレスなのではないかと言う言葉が印象的。
私はまだ大学生で、美代子がおひとりさまを望む理由の理解が難しい。シンプルにお腹が空いた。美味しそうすぎる。ドンという少年の強がるところが印象的。エリカ先生親子ずうずうしい
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自分と同世代の同じような環境の夫婦のストーリー。
子育てが終わって「おひとりさま」行動をとりたがる美代子さんの気持ちに共感できる。
作ってみたくなる簡単で美味しそうな料理も沢山あってメモに残した。
結末はどうなるのか、下巻が楽しみ。
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傍若無人な振る舞いの非常識なエリカ先生とその娘ひなたちゃんの振る舞いには驚かされた。
一博は家を二人に乗っ取られたが、大の大人がこんな弱腰でいいのだろうか?
嫁が逃げた気持ちもわからないでもない。
ファミリーレストランを略してファミレスだが、ファミリーレスとも取れるという内容。
家庭の冷めきった様子は見ていて心が痛くなってくる。そんなに父親を邪険に扱わなくても…と同情すら沸く。
それでも中学生の絶妙な精神年齢とその行動の中に、重松さんらしい着眼点があって流石だなと思った。
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エミリ先生やその娘が非常識すぎて不愉快にしか思えない。その非常識な母子を住まわせていることを妻にひとことも言っていない(言い出しづらいとかいう問題ではない)一博も同じくらい非常識でびっくりする。
陽平の妻も流石に子供すぎて笑ってしまう(なにも告げずに息子の所へ行きメモだけ残す予定だった、など常識的に有り得ない)。下巻では何かが変わることを期待。
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夫婦と一言でいっめもいろんな形がある
自分の固定観念にとらわれず、改めて『夫婦』とはどういうものなのか、どうあるべきというものはなく、お互いがどういう価値観があるのかが大事なんだと気づく。
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途中、あまりの図々しい親子の居候にはイライラしたけど本来の本題の子育てを終えた夫婦のあり方、問題、などはまさに自分がもうすぐむかえる課題なので興味深くどうなるのか先が気になって読みすすめた。四字熟語やことわざ、言いまわしに勉強になることも多い。料理の描写も細かく再現してみたくなった。旦那の趣味が料理、っていうのも羨ましい。実際そうだと面倒なこともあるかもしれないけど特に夫婦2人となると旦那が料理できるかどうかは日常の中で大きな違いだ。結末に期待して下巻へ。
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オヤジのためのオヤジの物語。 ここに描かれていること全てが自分の将来に繋がっていると思えてしまう程、リアルに描かれている。 ファミレスというタイトルも思わず唸ってしまった。 ただ、重松清の小説にしては、淡々と起伏に乏しいかなと思う。
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お料理の好きなオヤジ?!世代3人を通した様々な人間関係がのぞけます。読んでると、お料理の力は確かに大きいかも、と思い始めます。
体をつくるものだから食事は大切だね
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ほのぼのとした内容で読みやすいです。人物もたくさん出てきますが、どの主人公にも感情移入しやすいのはとてもすばらしいですね。
個人的には、料理のことには「うーん、こういうことはしたくないなぁ・・」という思いを抱きながら読んでいる部分もあるのですが(笑)これも「食」を描く小説なのでそういうこともあるでしょう!
Posted by ブクログ
上巻では陽平の妻の考えている事が分からず、ただのワガママにしか見えない。詳しくは下巻で明かされるのか、もしくは本当にすれ違いの積み重ねなのか…
ドンには料理を覚えて、たくましく生きて行って欲しい。コージーも頼りないけど、ちょっと憎めない奴。頑張れ、若者!
2016.8.30