重松清のレビュー一覧

  • ニワトリは一度だけ飛べる

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    最初の数ページを読んで、“これは…!”と思って買った本。どうなることかとハラハラしたり、時には泣きそうになったり。久しぶりに重松清さんの本を読んだけれど、やっぱり面白いなぁ。

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    2025年03月14日
  • せんせい。

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    知人に勧められて手に取った1冊。

    著者の作品を初めて読みましたがとても読みやすかったです。
    個人的には『泣くな赤鬼』が1番好きなお話しでした。
    他の作品も読んでみたいと思います。

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    2025年03月12日
  • みんなのうた

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    家族や周りからの期待を背負って田舎から東京へ上京、東大受験を目指すも3浪してしまい、傷心して田舎に舞い戻ってきたレイコ。
    しかし田舎のこの集落では、頭のいい子は都会に出て『偉人(えらじん)』になり、戻ってくると言われており、いたたまれない…。

    現役で大学に受かろうが、浪人しようが、結局大学進学はやめようが、もう僕くらいの年齢になればそれはあまり関係無いことだが、若い頃はそんなわけにはいかない。3浪したコンプレックスに負けそうになる。だが消えてしまいたいのに、田舎の人たちはそれを許してはくれない。

    他人のプライベートには立ち入らないのが都会の人の主義。しかしそれは他人に興味をなくしだんだん人間関係が希薄になる寂しさもある。
    だが、故郷の人たちはその逆だ…どうした?何があった?と悪気なく心の領域に入ってくる…感情のコントロールが難しい

    過疎化した田舎に住む家族や周りの人たちと触れ合ううちに、これからの自分を見つめ直すレイコ…。

    レイコのこれからがどうなるかまでは書かれていないが、ふるさとで家族や仲間に囲まれて『心の洗濯』をし、これからまた歩みを始めていく…そんな前向きな終わり方でよかった。

    『ふるさと』の存在。それを改めて問いかけるような小説でした。
    僕は今住んでいる場所がふるさとであり、帰省する場所も無いので少し羨ましくもあるなあ…。

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    2025年03月07日
  • せんせい。

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    泣ける。
    先生の人間くさい感情が、大人になった今読むと、あー、先生も完璧じゃないんだなと安心できる。
    学生が読むと、また別の感情になると思う。

    学生時代、もっと先生に心を開いて話をすれば良かったなとも思うし、それはあの頃には無理な事だとも思う。
    短編集なのだが、3回は泣いた。それも、結構な流涙。先生の後悔に、自分の後悔を重ねて泣けたのかはわからないけど、泣いて、スッキリする。

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    2025年03月05日
  • かあちゃん

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    後悔している人や悩んでいる人が一歩前へ踏み出す勇気につながる物語だと感じた。誰か支えてくる人味方になってくれる人が一人でもいたならば違う結果になっていたのかもしれない。だから、味方になる支えになる大切さを学べた感動的な物語。

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    2025年02月27日
  • 十字架

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    3回は読んだ

    中学生の時に読んで感動した。十字架を背負う人たちの物語。いじめを受けた側、傍観した側、いじめをした側、自殺した生徒の親。全ての人たちが背負う重たいものがとても心に刺さった。

    重松清は描写がじんと心に残るものが多い。

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    2025年02月24日
  • かあちゃん

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    いじめの加害者被害者、傍観者、先生、彼らは母と、どう関わり、どのように償うのか。
    お母さん思い出した。こんな素敵な作品があるのか

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    2025年02月15日
  • かあちゃん

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    ドラマを見てるみたいな小説だった。それぞれに言い分があってそれぞれにお母さんがいる。※いじめっ子のお母さんだけはあんまり頼れない感じ。

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    2025年02月13日
  • めだか、太平洋を往け

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    最後の章はずっと涙を流していました。
    いろんな尺度があるけれど、みんな精一杯に過ごしていて
    願わくばみんなが幸せでありますようにという
    先生の思いがありありと最後まで伝わってきました。
    その幸せもいろんな在り方があるからこそ
    こんなにも最後に刺激されるのだと思います。

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    2025年02月11日
  • めだか、太平洋を往け

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    特に教育関係を仕事にしてる人は読んで欲しいなと思うものだった。個と集団、人生における幸せ、不条理、それぞれの正義や正しさ、難しいけど、その場面ごとに問いかけてくれるような本だった。

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    2025年02月08日
  • ひこばえ(下)

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    過去は変えられないし、また出会える奇跡もない。父、子、孫、へと人の歴史は続いていく。読み終わった時涙がこぼれた

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    2025年01月16日
  • ブランケット・キャッツ

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    最近猫を飼いだしたので、猫の話に目がない笑

    短編が7つ。重ための話も多いけど、猫がうまく軽くしてくれてる感じで読みやすかった。
    個人的にはどれもとても好きだった。

    旅に出たブランケットキャット の話が個人的には1番好きで、また忘れた頃に読み返したいなーと思った。

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    2025年01月16日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    児童文学で二編に分かれていて大変読みやすい。主人公は小学生と猫だが、大人が読んでもほろっとくるような内容。特に2つ目のストーリーが、一人っ子である私には、主人公の細かい心情などに少し共感でき、何箇所か泣ける場面があった。大切なことを思い出させてくれる本です!

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    2025年01月15日
  • さすらい猫ノアの伝説

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    何かを忘れているクラスに現れる黒猫、さすらい猫ノア。
    なんて賢くてお利口なんだろう。
    神出鬼没に子供たちの前に現れて「忘れもの」についてのヒントをくれる。子供たちが自主的に気付くことができるように。
    風呂敷をしょった黒猫さんなんて、想像しただけで、会いたくてたまらなくなる。
    2編収録なんだけど、もともと2冊の児童書だったとのこと。どうりで、どちらも小学生が主人公。そして、さくさく読み進められた。
    みんなが忘れものに気付いたら、すっといなくなってしまうノア。その潔さもかっこいい。大好き。
    人間は、ちょいちょい泣きそうになるんだけどさw

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    2025年01月13日
  • ひこばえ(下)

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    やっぱりすごい人やできる人はいても完璧ではない。ずるい面や弱い面も当然ある。
    そんなとこも引き継がれるのが喜ばしくもあるし、許せないのかもしれない。
    でもひこばえがあるのは羨ましく思える。血筋だけが全てではないが、長年培った大事なものが未来へつながるのは、老い先の短い者の僅かな楽しみであり希望なんだろう。
    失い空洞となった穴を埋めるものは自分にとってなんだろうかと考える。

    きらきら星
    こんな癖で記憶が蘇るのがすごく現実的に感じ納得できた。
    こんなひこばえ、いいなあ。

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    2025年01月09日
  • ゼツメツ少年

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    ネタバレ

    みんなは、いま、それぞれいろんな壁にぶつかってると思う。その壁は、ほんとうに分厚くて高くて、目の前いっぱいに広がってるんだと思う。でも、ちょっとだけ時間のスケールを大きくしてみたら、いまの壁も、いつかは越えられるかもしれない。

    親の大事な数字4桁は、お兄ちゃんの誕生日。

    嫌いな子、たくさんいるんだ、リュウって
    じゃあ、リュウのことを嫌いな子もたくさんいるんだ。

    5日かけて毎日じっくり読んだ。バイト中も読みたくてうずうずした。地下鉄を待っている間にも読んだ。

    本当に、生きていてくれるだけで良いんだけど、当人は、苦しくて苦しくて仕方ないんだなあ。

    登場人物の心理描写が本当に丁寧で、終盤はつい泣いてしまうところもあった。

    信じられるものがないと、生きることが辛くなるよなあ。

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    2025年01月07日
  • 半パン・デイズ

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    面白かった。すごく良かった。前半は未就学もしくは小学校低学年の割にはマセすぎたガキで現実味ねえなと思って読んでたけどどんどん引き込まれた。もちろん自分が半ズボンで小学生だった頃を投影しながら読んでたけど、自分にも起きたこと起きなかったこと全てが渾然一体となって素晴らしかった尊かった。俺もこんなふうに大人と話したかったって思ったりもしたし、俺はもっとこうしたとも思ったし、完全に感情掴まれた。刺激されて小学校の頃好きだった女の子の事を思い出した。お父さんの転勤でドイツに行っちゃってしばらく文通してたんだけど思春期の俺はそれがカッコ悪いと思って途中で返事書かなくなっちゃったんだよな。マジでわかってねえけど、オトコらしくないと俺も精一杯思ってたんだよなあと。

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    2024年12月25日
  • ぼくはこう生きている君はどうか

    QM

    購入済み

    何を書いても薄っぺらい感想になってしまうのが申し訳ない。だけど、この薄さにしてはすごく内容が濃かった。昔の時代を生きた人たちが培ってきた知恵など、現代を生きる自分たちにとってもすごく勉強になるところが多い。今の箱詰め式の教育じゃなくて、テストの点数よりももっと大事なところを伸ばしていけるような教育環境になっていったらいいなぁと思う。

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    2024年12月15日
  • 口笛吹いて

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     なんだかうまくいかない人たちを描いた5話。
     5話ともしっかり完結していると言うより、「つづく」と言った感じ。
     それぞれの人生の一部分を覗き見た印象でした。
     でもいいんだよなぁ、重松さんの文章は。
     みんな人間臭くて泥臭くて、人生って面白いなぁと感じさせてくれる作品でした。

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    2024年12月11日
  • めだか、太平洋を往け

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    重松清は、忘れそうになった頃に読みたくなる。そしていつも裏切られない。なにか大切なことを思い出させてくれて、許されて楽になって、そして何かを始めたい気持ちにさせてくれる。

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    2024年11月30日