たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

781円 (税込)

3pt

取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれて――。大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。『たんぽぽ団地』改題。

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たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    高度経済成長期以降、日本全国に建設された鉄筋コンクリートの集合住宅=団地。建物も住人も古くなり、解体そして再開発に。1970年代にこうした団地に住んだ多くの世帯。夫婦と成長し巣立っていった子ども世代。そして、その孫世代の思いとは。

    0
    2019年01月07日

    Posted by ブクログ

    取り壊しが決まった築50年の団地。
    一昔前に団地で行われた映画の撮影があった。
    取り壊しされる前に団地からでた人々が集まり また撮影が???
    当時子供だった人々は大人になり、自分たちの子供が……。

    ネタバレしそうだから続きは読書ノートに書き綴りたいと思います。

    0
    2018年09月25日

    Posted by ブクログ

    一戸建てが夢のような時代。文化的な暮らしのために?長屋から団地へ、我も我もと住み替えていった時代があったね。日本中に"ニュータウン" が一体幾つできたんだろう。

    とある団地に住んだ人たちの、昔の出来事と今の出来事。どの時にも色々なことがあって、嬉しかったり悲しかったりしていたんだ。みんながね。

    0
    2018年08月08日

    Posted by ブクログ

    取り壊しが決まった3丁目団地。
    そこは、かつてあるドラマが撮影されたロケ地だった。
    そのドラマの名前は「たんぽぽ団地のひみつ」。
    主演を演じたワタルくんはもう52歳。今は売れない映画監督。
    ワタルくん、かつてロケに携わった団地の人々、今も団地に暮らす徹夫さん、その孫の小学生の杏奈。徹夫さんの奥さんで

    0
    2021年10月23日

    Posted by ブクログ

    人との別れと出会いの切なさ、儚さ、大切さを感じる作品だった。時系列が色々で、ちょっとわかりにくい部分もあるが、何よりハッピーエンドでよい。

    0
    2021年02月18日

    Posted by ブクログ

    取り壊しの決まったたんぽぽ団地での「過去」と「現在」を「時空たつまき」という不思議な現象によって行き来して、「お話の世界」と「現実」を行き交うお話でした。

    読み終わった頃にはとても温かい気持ちになって、少し懐かしいような、泣けてくるような気持ちになりました。

    0
    2020年12月30日

    Posted by ブクログ

    出来はさほど良いとは思わないのですが。。。
    一徹な老人、真っ直ぐで賢くて活発な少女、いじめられる少年、いじめる少年、高慢ちきだがどこか寂しげな少女、ちょっと頼りないお父さん、明るくパワフルなおばさん。老朽化が進み、高度成長期に溢れてた明るい未来など影もなくなったノスタルジックな団地。重松さんがお得意

    0
    2019年05月20日

    Posted by ブクログ

    重松清さんらしいストーリー展開。登場人物のキャラも安定感があって,すんなりと読めた。どこか懐かしい物語。

    0
    2018年08月29日

    Posted by ブクログ

    重松清の長篇作品『たんぽぽ団地のひみつ』を読みました。
    『赤ヘル1975』、『流星ワゴン』に続き、重松清の作品です。

    -----story-------------
    団地をめぐる冒険が始まった! 
    幸せすぎる結末が待つ、家族と友情のミラクルストーリー。

    取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    小学校高学年のことを思い出すと、悪いことしたなと反省もするが、総じて考えることなく思い切り走ったり笑ったちしたものだ。大人になっていろんなことがあるけれど、子どもたちには一所懸命過ごしてくれるようエールを贈りたい。2023.9.7

    0
    2023年09月07日

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