重松清のレビュー一覧

  • きみの友だち

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    10年以上前に読んだ本ですが、いつか再読したいと思い、手元に残していた1冊です。
    久しぶりに読み返してみたら、すっかり惹き込まれました。
    学生時代の友人関係における微妙な心の機微が丁寧に描かれていて、共感するところがたくさんありました。

    読む年代によって、登場人物への思いや物語の捉え方も変わるのかもしれません。
    ラストも泣けました。思春期真っ只中の子どもにもぜひ読んでもらいたい1冊です。

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    2026年10月10日
  • かあちゃん

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    許す/許される、許さない/許されないと言うテーマで、みな何かしら抱えている親子たちの物語。
    読みながら泣けるところが何個もあった。
    幼い頃の記憶なんてほぼ無いが自分にも当てはまっていたなというシチュエーションも多々あり、子供ならではの弱さや葛藤、その裏にある母親の覚悟や苦悩の表現がずぶずぶ刺さってきた。重松清ワールド全開。

    「ほんとうにたいせつなことって、たいせつすぎて、理屈ではわからなくなっちゃうんじゃないかな、って思うんです」

    おかん元気に長生きしてほしいな

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    2026年10月07日
  • 流星ワゴン

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    家庭崩壊寸前で自殺を考えてる中年男が不思議なワゴンに乗って過去にタイムトリップし、妻や子の本当の気持ちを知って。。。
    というバックトゥーザフューチャー的なSF家族小説。デロリアンじゃなくオデッセイだけど。

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    2026年10月05日
  • とんび

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    映画を観て感動したので、本を手に取りました。
    映画と同様に感動しました。
    グッと来るシーンがたくさんあって良かったです。
    ドラマバージョンもあるみたいなので、そちらも拝見したいです

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    2026年09月24日
  • 青い鳥

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    吃音の国語の先生と、中学生の交流を描く連作短編小説。

    重松さん、思春期の子の気持ちを本当によく分かってるなあ。1つ1つの話が心に残った。感動!

    (2019.9.1 読書ノートより)

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    2026年09月24日
  • 流星ワゴン

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    過去はやり直せないけど、味方を変えればいい方に傾くことをこの本が教えてくれました。
    そして、過去に囚われずに今を懸命に生きてみようと強く思えた1冊となりました。
    (この本は、ドラマを見てから感動したので小説も見てみようと思い読み始めたら思っていた以上にいい本と出会うことができました。)

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    2026年09月24日
  • 青い鳥

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    重松清さんの紡ぐ物語はいつも温かいぬくもりを感じます。重松清さん自身も吃音があり、それで大変な思いをされたからこそ、生まれた素敵な村内先生。ひとりぼっちの生徒に寄り添い、心を解きほぐして行く素敵な先生。こういう先生が「恩師」なんだろうなと思います。

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    2026年09月24日
  • その日のまえに

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    ネタバレ

    ボロ泣きの一言
    おすすめされて手に取りましたが読んでよかったです
    1話だけどこで回収されたのか分からない話がありましたがそれ以外はすべて最後に回収されて、はあーーーーーー!!!そうかー!!!!となりました
    最後らへんの夫婦のお話は本当に泣きました
    母を思いながら、だったり自分と恋人や、自分に将来子供ができたら、など想像しながら読みすぎて泣きながら読みましたオススメです

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    2026年09月23日
  • カモナマイハウス

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    ネタバレ

    両親がなくなって使われなくなった空き家、離婚して使われなくなった空き家。いろんな空き家が出てきます。

    サロンとしてお茶会をひらくマダム、火葬待ちの安置所としてのビシネスを立ち上げるビジネスマン、空き家を傷まないよう管理する不動産会社。

    重松作品なので、空き家にまつわる家族の物語になります。親の介護が終わり親の家を相続することになった人、相続しなかった人にささる作品です。

    両親が長年住んだ家、子供である自分が一時期住んでいた家、その家が空き家になったとき、人によって思い入れが違います。

    親を看取った様に、空き家も看取ってほしいという著者の願いが込められているように感じました。

    先月母を看取り、相続を考えないといけない自分自身にとってはとても現実的なテーマでした。

    追っかけセブンの皆さんがすごすぎます。つらい時期があればこそかもしれませんが、このような70代がある意味理想です。うらやましい。






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    2026年09月22日
  • ポニーテール

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    お母さんは二人もいない、今の母親をお母さんと呼ぶなら産んでくれた人は?難しすぎる。血的には産んでくれた人、現在の関係性で行くと今の母親だよね?うーん、、。
    こんな辛い思いをさせて酷い!と親を攻めたいとこだけど、親も親で自由だから…。

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    2026年09月22日
  • めだか、太平洋を往け

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     教師を引退したアンミツ先生と、かつての教え子たちの温かくも切ない物語。

     東日本大震災も交えた情景描写は、人の儚さや弱さと同時に強さや逞しさも感じることができた。
     「正しい」ことは決して「正解」とは限らない。

     アンミツ先生がテンコさんに伝えた「優秀な教師や、正しい教師、強い教師じゃなくて、いろんな子どもたちを包み込める大きな教師になりなさい」の言葉が心に刺さった。

     アンミツ先生が主人公ではあるが、「私」と表現せず、「アンミツ先生は...」「先生は...」と表現することで、感情移入し過ぎずに客観的に読むことができた。
     これも重松さんの策略なのだろう。

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    2026年09月21日
  • きみの友だち

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    教室の隅っこにいつもいるような、あまり目立たない2人組を中心にした物語、友情の形はいろいろあるし、友だちは多いほどいいわけでも無い。共有する時間が長いほどいいわけでも無い。友情って、人に評価されるものではなくて、当人同士がどう付き合って、大切にするかを感じられる一冊だった。

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    2026年09月20日
  • 流星ワゴン

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    自分が父になって、親の気持ちがわかるようになったから、このストーリーは、わかる~わかる~の連続でした!
    人生は考えようだ!

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    2026年09月13日
  • きよしこ

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    本当に伝えたいことだったら伝わるよ

    転校の多いきよしは人よりも別れを多く経験するが、最後の言葉を交わした別れは殆どない。もし、ごめんねやありがとうがスラスラと言えたなら、言葉にできていればもっとスッキリとした別れになってたのだろうか?

    言葉にしなくても伝わる事もあるし、ヘタクソでぎこちなくても言葉にしなくちゃならない事もある。
    自分は伝えたいことを、別にいいやと自分の中にしまい込んだり、隠してしまうことが増えてしまったなあとも思った

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    2026年09月12日
  • とんび

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    ネタバレ

    初めて読んだのにどこか懐かしく、再読のような気にさせられた。
    とにかくいい本。

    美佐子さんは少ししか出てこないのに最後までヤスさんを見守っているんだろうなと想像できるほど序盤ですごくステキな描かれかたをしてたので、美佐子さん亡き後のヤスさんとアキラの2人家族に不安しか抱けなかった。

    ヤスさんは私にはない感覚すぎるほど照れ屋で熱くて焦ったくなることも多くて、もっと素直になったらいいのになんて思いながらも、それこそがヤスさんの良さなんだと、ヤスさんなりの愛情なんだと思えた。

    世の中にはたくさんの家族模様があるとは思う。
    そしてこの家族の真っ直ぐすぎる愛情は読んでて心が温かく、いつの時代に読んでも、それは変わらないのだろうなと思えた。

    読んでよかった。

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    2026年09月08日
  • ステップ

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    父と娘の物語、記憶に残らないくらい幼い頃に母親を亡くした娘と父親の成長物語。主人公の親子もだけど、関わる人達が良い人ばかりで、それぞれがいろんな葛藤を持ちながらも不幸にならない、悲しみと共に生きていく話に心打たれました。

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    2026年09月06日
  • きみの友だち

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    恵美ちゃんとゆかちゃんの描写では、2人の様子がただただ描写さらているだけなのが良かった。一緒にいてもいなくても、趣味が違くても、友だちは友だちで、親友は親友。由香ちゃんがお空に行ったあとも、恵美ちゃんには友だちができたんだ。旦那さんとも出会って、結婚も。恵美ちゃんみたいな子、いたなぁ、と思い出した。最近結婚してたなぁ。印象的なフレーズが散らばっているというより、物語全体を通して考えさせることがある、余韻が長くて考えさせられる。

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    2026年09月06日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    ​あらすじ
    リストラによる失業、妻の不可解な家出と浪費、そして中学受験の失敗を機に家庭内暴力を振るうようになった息子――。絵に描いたような幸せから転落し、絶望の中で死を意識する中年男・永島一雄の前に、突如ワインセラー色の不思議なワゴン車が現れる。運転するのは、すでに亡くなっている橋本親子だった。ワゴン車は時間を巻き戻し、一雄の人生における「やり直したい分岐点」へと彼を運ぶ。その旅の道中、一雄は病院で末期癌に冒されて死の淵にいるはずの父親・忠雄と、なぜか自分と同じ歳の青年「チュウさん」として出会う。豪快で横暴、反面教師として嫌悪していた父とともに過去を巡る中で、一雄は家族が壊れていった本当の理由と、不器用な父が胸の奥底に秘めていた切ない真実を知ることになる。

    ​所感・深掘り
    崩壊していく家族の痛みを生々しく抉り出しながらも、親が子を想う不器用で深い情愛に胸を打たれ、涙なしには読み進められない圧巻の人間ドラマだった。
    ​特に深く胸を抉られたのは、反発し続けてきた父・忠雄の「見えない裏側の姿」だ。家庭内では独善的で威張り散らし、粗暴にしか見えなかった父が、一雄の知らない場所では周囲に深々と頭を下げ、泥水をすする思いで家族の暮らしを守り抜いていた。親の背負ってきた重圧や孤独は、自分が親となり、人生のどん底を味わって初めて痛切に理解できる。ドラマ版では表現が和らげられていた妻の自暴自棄な逸脱も含め、人間誰しも弱さや心の闇を抱えて生きている。表面的な言動だけで人を裁く浅薄さを恥じるとともに、不器用な生き方の中に宿る本物の愛の重みに胸が熱くなった。
    ​また、「過去をやり直すことはできなくても、現実を受け止めて今を生き直す覚悟は持てる」という結末のメッセージも心に深く染み渡る。過去の分岐点に戻ったところで、一度起きてしまった過ちや家族の亀裂を魔法のように消し去ることはできない。しかし、相手の痛みや背景を正しく知ったいま、逃げ出さずに現実の家族と向き合うことはできる。親から受け取った見えない愛情のバトンを胸に、ボロボロになっても自分の足で立ち上がり、再び前を向いて歩き出す一雄の姿は、責任を背負いながら生きるすべての大人の背中を力強く押してくれる。
    ​表面的な不満や苛立ちに囚われるのをやめ、人の見えない苦労と愛に感謝し、現実を誠実に引き受けること。
    ​家族や身近な人間関係の摩擦に悩み、相手の真意を見失いそうになっている人はもちろん、父や先人たちの歩んできた重みを噛み締め、どんな逆境からでも自らの人生を再生させたいすべての大人にとって、魂の深部に温かな灯をともしてくれる不朽の名作だ。

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    2026年09月03日
  • その日のまえに

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    ゆっくり積み重ねられていることに気づかないような書き方で、気づいたときには当事者くらい共感してしまった。

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    2026年09月02日
  • 青い鳥

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    村内先生は大切なことしかしゃべらない。いろんな事情がありますよね。困っている子供の心にあるわだかまりを瞬時に見抜いて、優しく『大切なこと』を教えてくれる物語です。
    この本に出会ったのは10年ほど前ですが、読み返すたびに以前とは違う視点で考えられるので自分の成長を感じることもできます。
    現実には存在しない村内先生ですが、この本を通じて村内先生に会うことはできます。私にとってお守りのような本です。

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    2026年09月01日