重松清のレビュー一覧

  • きみの友だち

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    教室の隅っこにいつもいるような、あまり目立たない2人組を中心にした物語、友情の形はいろいろあるし、友だちは多いほどいいわけでも無い。共有する時間が長いほどいいわけでも無い。友情って、人に評価されるものではなくて、当人同士がどう付き合って、大切にするかを感じられる一冊だった。

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    2026年09月20日
  • その日のまえに

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    時間軸が同じ様々な家庭でそれぞれ「その日」に向き合う短編集。
    1つ1つ考えさせられるお話だったけれど、特に「ヒア・カムズ・ザ・サン」にとても感情移入してしまい、最初の数ページは電車で読んでいたけど泣きそうになってしまって結局閉じることに…

    今過ごしている日常や元気で身近に居てくれる周りの人たち。全部当たり前じゃないんだなと改めて考えさせられました。
    この本を勧めてくれた人が居るのですが、その人は若くして大切な家族を亡くしていて……当時はどんな気持ちで、そしてどんな気持ちでこの本を読んだのかなと考えると更に胸がぎゅっとなりました。

    家族、友達、自分、環境をもっともっと大切にして、後悔を全く残

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    2026年09月16日
  • 流星ワゴン

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    自分が父になって、親の気持ちがわかるようになったから、このストーリーは、わかる~わかる~の連続でした!
    人生は考えようだ!

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    2026年09月13日
  • きよしこ

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    本当に伝えたいことだったら伝わるよ

    転校の多いきよしは人よりも別れを多く経験するが、最後の言葉を交わした別れは殆どない。もし、ごめんねやありがとうがスラスラと言えたなら、言葉にできていればもっとスッキリとした別れになってたのだろうか?

    言葉にしなくても伝わる事もあるし、ヘタクソでぎこちなくても言葉にしなくちゃならない事もある。
    自分は伝えたいことを、別にいいやと自分の中にしまい込んだり、隠してしまうことが増えてしまったなあとも思った

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    2026年09月12日
  • とんび

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    ネタバレ

    初めて読んだのにどこか懐かしく、再読のような気にさせられた。
    とにかくいい本。

    美佐子さんは少ししか出てこないのに最後までヤスさんを見守っているんだろうなと想像できるほど序盤ですごくステキな描かれかたをしてたので、美佐子さん亡き後のヤスさんとアキラの2人家族に不安しか抱けなかった。

    ヤスさんは私にはない感覚すぎるほど照れ屋で熱くて焦ったくなることも多くて、もっと素直になったらいいのになんて思いながらも、それこそがヤスさんの良さなんだと、ヤスさんなりの愛情なんだと思えた。

    世の中にはたくさんの家族模様があるとは思う。
    そしてこの家族の真っ直ぐすぎる愛情は読んでて心が温かく、いつの時代に読ん

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    2026年09月08日
  • ステップ

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    父と娘の物語、記憶に残らないくらい幼い頃に母親を亡くした娘と父親の成長物語。主人公の親子もだけど、関わる人達が良い人ばかりで、それぞれがいろんな葛藤を持ちながらも不幸にならない、悲しみと共に生きていく話に心打たれました。

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    2026年09月06日
  • きみの友だち

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    恵美ちゃんとゆかちゃんの描写では、2人の様子がただただ描写さらているだけなのが良かった。一緒にいてもいなくても、趣味が違くても、友だちは友だちで、親友は親友。由香ちゃんがお空に行ったあとも、恵美ちゃんには友だちができたんだ。旦那さんとも出会って、結婚も。恵美ちゃんみたいな子、いたなぁ、と思い出した。最近結婚してたなぁ。印象的なフレーズが散らばっているというより、物語全体を通して考えさせることがある、余韻が長くて考えさせられる。

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    2026年09月06日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    ​あらすじ
    リストラによる失業、妻の不可解な家出と浪費、そして中学受験の失敗を機に家庭内暴力を振るうようになった息子――。絵に描いたような幸せから転落し、絶望の中で死を意識する中年男・永島一雄の前に、突如ワインセラー色の不思議なワゴン車が現れる。運転するのは、すでに亡くなっている橋本親子だった。ワゴン車は時間を巻き戻し、一雄の人生における「やり直したい分岐点」へと彼を運ぶ。その旅の道中、一雄は病院で末期癌に冒されて死の淵にいるはずの父親・忠雄と、なぜか自分と同じ歳の青年「チュウさん」として出会う。豪快で横暴、反面教師として嫌悪していた父とともに過去を巡る中で、一雄は家族が壊れていった本当の理由

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    2026年09月03日
  • その日のまえに

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    ゆっくり積み重ねられていることに気づかないような書き方で、気づいたときには当事者くらい共感してしまった。

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    2026年09月02日
  • 青い鳥

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    村内先生は大切なことしかしゃべらない。いろんな事情がありますよね。困っている子供の心にあるわだかまりを瞬時に見抜いて、優しく『大切なこと』を教えてくれる物語です。
    この本に出会ったのは10年ほど前ですが、読み返すたびに以前とは違う視点で考えられるので自分の成長を感じることもできます。
    現実には存在しない村内先生ですが、この本を通じて村内先生に会うことはできます。私にとってお守りのような本です。

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    2026年09月01日
  • 流星ワゴン

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    泣きましたー。親の気持ちも分かるし、子の気持ちも分かる。よかったのは、簡単に現実が変わるわけじゃないこと。バタフライエフェクトだったらまたちょっと感動は違ったかもしれない。

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    2026年08月26日
  • きみの友だち

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    泣けた。いい話を読めた。地震後に片付けをしていて本棚で見つけた。私が買ったか記憶がない。娘のかな? この本。小学5年生の姪っ子に教えてあげたいけど、余計な事かなとも思った。

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    2026年08月23日
  • 青い鳥

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    何かのおすすめで出てきてずっと気になってて、やっと読むことができた。特に「カッコウの卵」は目が腫れるくらい泣きながら読みました。とても素敵な作品に巡りあえたなあ‥と思う。
    重松さん自身が吃音に悩まされていたそうで、先生になる夢を諦めたんだとか。喋るのが苦手だからこそ、大事なことしか話さない村内先生。そんな彼の言葉が心に染み入り、あたたかい気持ちになれた。「文庫版のためのあとがき」もよかった。
    個人的には今年出会った本の中で1番だと思った。
    重松さんの他の作品も読んでみたい!

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    2026年08月22日
  • ステップ

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    娘がまだ幼いときに妻を亡くした夫と娘を中心とした物語。亡くなった妻の両親や親族、娘の幼稚園の先生、会社の上司、行きつけのカフェ店員、…など周りの方々との関係性から生まれる物語が穏やかに、亡くした妻の悲しみとの付き合う親子が描かれている。自分も小学生の娘がいるので、少し感情移入できるところもあり節々でじんわり涙が溢れてきてしまった。たくさんの優しさに溢れた作品だと思う。

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    2026年08月22日
  • きみの友だち

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    ネタバレ

    小学生の頃に読んだ本。初めて泣いた本かもしれない。
    久々に読もうと思ったら姉が持って行ってしまってずっと探してた。

    いなくなっても一生忘れない友達が1人いればいい。
    この文章をずっと覚えていて、そうだったこの本だったと思い出した。

    この本は手元に置いておきたい。時々読んで、思い出したい。

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    2026年08月19日
  • 木曜日の子ども

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    7年前、旭ヶ丘中学校2年1組で起きた無差別毒殺事件。犯人の上田が少年院を出たという噂が流れ、地域は俄にざわめき出す。
    同じ頃、結婚によって14歳の晴彦の父親になった主人公清水は、晴彦の完璧すぎる笑顔や態度に馴染めずにいた。
    晴彦は上田に似ている...清水がそんな噂を調べているうちに、旭ヶ丘をまた事件が襲う。

    世の中に絶望し、世界を終わらせたいと願う子どもたちの危うさに、背筋が冷えるほどの不気味さを感じた。
    ラストが気になって一気読み。途中でやめられないおもしろい物語でした。

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    2026年08月17日
  • きみの友だち

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    小学生の時に先生に勧められた本を再読。本の語り口が優しくて、結末を知っているのも相まってか、読んでいて1ページ目から泣きそうになってしまった。
    「きみ」を中心に語られる物語は、ちょっと不器用で弱い、人間関係を優しく描いていて、あっという間に読み終わった。

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    2026年08月16日
  • とんび

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    自分の語彙力じゃ薄っぺらくて、もはや感想を書きたくない、、本当に良かった、こういう名作に出会うために本読んでる。

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    2026年08月16日
  • きよしこ

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    ネタバレ

    吃音の少年の成長をたどりながら、少年を取り巻く環境、心のあり方、心の居場所、正しさ…いろんなことを考えた。
    押し付けられる正しさに、うまく言葉にできない、言葉が浮かんでも発語できない苦しさ。態度に出すしかない悔しさ。伝わっても伝わらなくても悲しい。それでも行動する姿には芯がある。周りが何を言っても、自分はどうかと考える姿勢。常に自分自身と対話を重ねているからこそ、自分というものが確立していくのだろうか。
    読み始めの少年は弱い印象だったが、だんだんと強さを秘めた印象へ変化する。
    誰に何を言われても、誰かが何かを噂しても、自分が対峙して何を感じるか。それが全て。

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    2026年08月15日
  • きみの友だち

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    「きみの話をしよう。」とか言って第3者目線で思春期の子達の話をショート形式で描かれていく。
    きみっていうお前誰なん。伏線回収やばいんじゃね?って思っていたんだけど、そういう小説ではなかった笑
    宿直の時読んでたんだけど会社の枕鼻水で濡らしちゃった…!

    主人公の女の子は、事故に遭い歩けなくなるんだけど、そうならないと最後のハッピーエンドを迎えることができなかった。
    人生の良し悪しは起こったことに対しての「意味づけ」次第と思っている。今描ける「星座」のような縁に対して、後悔しないように、いっぱい写真撮ったり、愛を伝えていかなきゃと思った。
    実際に友達に大好きって言ったらおっさんがなに言ってんねん。

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    2026年08月15日