重松清のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
時間軸が同じ様々な家庭でそれぞれ「その日」に向き合う短編集。
1つ1つ考えさせられるお話だったけれど、特に「ヒア・カムズ・ザ・サン」にとても感情移入してしまい、最初の数ページは電車で読んでいたけど泣きそうになってしまって結局閉じることに…
今過ごしている日常や元気で身近に居てくれる周りの人たち。全部当たり前じゃないんだなと改めて考えさせられました。
この本を勧めてくれた人が居るのですが、その人は若くして大切な家族を亡くしていて……当時はどんな気持ちで、そしてどんな気持ちでこの本を読んだのかなと考えると更に胸がぎゅっとなりました。
家族、友達、自分、環境をもっともっと大切にして、後悔を全く残 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて読んだのにどこか懐かしく、再読のような気にさせられた。
とにかくいい本。
美佐子さんは少ししか出てこないのに最後までヤスさんを見守っているんだろうなと想像できるほど序盤ですごくステキな描かれかたをしてたので、美佐子さん亡き後のヤスさんとアキラの2人家族に不安しか抱けなかった。
ヤスさんは私にはない感覚すぎるほど照れ屋で熱くて焦ったくなることも多くて、もっと素直になったらいいのになんて思いながらも、それこそがヤスさんの良さなんだと、ヤスさんなりの愛情なんだと思えた。
世の中にはたくさんの家族模様があるとは思う。
そしてこの家族の真っ直ぐすぎる愛情は読んでて心が温かく、いつの時代に読ん -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
リストラによる失業、妻の不可解な家出と浪費、そして中学受験の失敗を機に家庭内暴力を振るうようになった息子――。絵に描いたような幸せから転落し、絶望の中で死を意識する中年男・永島一雄の前に、突如ワインセラー色の不思議なワゴン車が現れる。運転するのは、すでに亡くなっている橋本親子だった。ワゴン車は時間を巻き戻し、一雄の人生における「やり直したい分岐点」へと彼を運ぶ。その旅の道中、一雄は病院で末期癌に冒されて死の淵にいるはずの父親・忠雄と、なぜか自分と同じ歳の青年「チュウさん」として出会う。豪快で横暴、反面教師として嫌悪していた父とともに過去を巡る中で、一雄は家族が壊れていった本当の理由 -
Posted by ブクログ
ネタバレ吃音の少年の成長をたどりながら、少年を取り巻く環境、心のあり方、心の居場所、正しさ…いろんなことを考えた。
押し付けられる正しさに、うまく言葉にできない、言葉が浮かんでも発語できない苦しさ。態度に出すしかない悔しさ。伝わっても伝わらなくても悲しい。それでも行動する姿には芯がある。周りが何を言っても、自分はどうかと考える姿勢。常に自分自身と対話を重ねているからこそ、自分というものが確立していくのだろうか。
読み始めの少年は弱い印象だったが、だんだんと強さを秘めた印象へ変化する。
誰に何を言われても、誰かが何かを噂しても、自分が対峙して何を感じるか。それが全て。 -
Posted by ブクログ
「きみの話をしよう。」とか言って第3者目線で思春期の子達の話をショート形式で描かれていく。
きみっていうお前誰なん。伏線回収やばいんじゃね?って思っていたんだけど、そういう小説ではなかった笑
宿直の時読んでたんだけど会社の枕鼻水で濡らしちゃった…!
主人公の女の子は、事故に遭い歩けなくなるんだけど、そうならないと最後のハッピーエンドを迎えることができなかった。
人生の良し悪しは起こったことに対しての「意味づけ」次第と思っている。今描ける「星座」のような縁に対して、後悔しないように、いっぱい写真撮ったり、愛を伝えていかなきゃと思った。
実際に友達に大好きって言ったらおっさんがなに言ってんねん。
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