重松清のレビュー一覧

  • きみの友だち

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    思春期の子どもの心をこうも爽やかに温度感が伝わる形で描ける重松清さんはほんとうに素晴らしいなと思いました。あとがきまで味わい、恵美ちゃんのほんとうに大事なものが見える目について心に残っています。友だちの概念や生き方はさまざまだけど、恵美ちゃんと由香ちゃんのような絆で結ばれる友だちにとても憧れます。
    最後の結婚式のシーンでは、写真を観てみんなが思い馳せるところも胸がきゅっと引き締まる思いがしました。

    恵美ちゃん-僕はこれから、きみと、きみにかかわりのある何人かの子どもたちの話をしようと思う。

    この台詞が、この作品の良い味を出しているとも感じます。

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    2026年07月30日
  • カカシの夏休み

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    カカシの夏休み、ライオン先生、未来、どれも考えさせられるし好きなお話
    帰りたい場所、戻りたい時、やり直したい出来事、どんな人であれ、生きていく中でたくさん抱えていくもの
    生きるのって大変だよねって寄り添ってくれながらも、目を背けたいけど、ちょっとでいいから踏み出そうよって言ってくれる素敵な小説

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    2026年07月30日
  • きみの友だち

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    父が送ってくれたタイミングで友人が重松清さんを読んでいると聞いて読んでみました。
    通勤の帰りの電車で読んでいましたが面白くてあっという間でした。
    小学生、中学生の人間関係あるあるで共感しました。
    そして、最後の方は感動して読む場所を選びました。
    ミステリーばかりだったのでまた1人、素敵な作家さんに出会うことが出来て良かったです。

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    2026年07月27日
  • とんび

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    全てのお父さんとその子どもに読んでもらいたい。

    年齢のせいもあるかもしれませんが…
    フィクションですよ、フィクションだってわかってはいるけど最近5年間のなかで一番泣きました。

    好き嫌いはもちろんあるでしょうが、創作小説とわかってて読んでるならいいじゃない。と。

    子どもを抱きしめ、親と話したくなる。話そうと思える一冊でした。

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    2026年07月26日
  • 十字架

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    泣きながら一気に読んだ。かけがえのない代わりのない息子であり兄である家族視点でのフジシュンと、僕視点でのフジシュン。フジシュンの死に対する反応の双方の対比がリアルで、いじめによる自殺で息子を失った家族の悲しみの深さに心が締め付けられる。実際にはいじめを傍観していただけなのに遺書に親友と名指しされた”僕”と家族がお互いに十字架を背負いながら、交流を続けてきた約15年のお話。

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    2026年07月25日
  • 流星ワゴン

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    ネタバレ

    本書から受け取ったメッセージは、「やり直せないからこそ、過去の受け取り方とこれからの生き方は変えられる」ということだった。

    「あのとき、こうしておけばよかった」と思う後悔は、時間が経っても簡単には消えない。

    それでも、相手の立場を想像したり、あの頃の自分は精一杯だったと受け止めたりすることで、過去の意味は少しずつ変わっていく。

    後悔を消してくれる物語ではなく、後悔とともに生きる方法を教えてくれる物語だ。

    過去は変えられない。でも、その先の自分は変えられる。

    自分にも、大きく後悔していることはいくつかあるが、自分を許しつつも、これからのことは先を考えて行動していきたい。

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    2026年07月20日
  • たんぽぽ団地のひみつ(新潮文庫)

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    シゲマツワールド。団地、ガリ版、少年ドラマの三題噺。
    住民の高齢化、建替えの決まった団地、スターハウスを舞台とした小説。現代と過去を結びつけた設定がはお見事。

    団地で育った子供は大人となり、子育てと介護に追われる。子供が独立し残った親は高齢化。日本の都市、団地ではどこでも見られる光景。そんな団地の輝いていた時代をノスタルジックに描いた作品。

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    2026年07月18日
  • 疾走(下)

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    私の人生で読んだ本の中で、最高傑作と言わざる得なかった。シュウジもエリもひとりで、私も、ひとりだった

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    2026年07月13日
  • とんび

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    涙腺キラー、重松清の小説はどんなものかな…と

    ヤスさん、美佐子さん、アキラで海にピクニックに行く序盤から涙腺は崩壊してしまった…それからはポイント毎にとめどもなく涙が溢れててくる…
    自分の出身広島弁での会話だけで心和む感じで感動が助長される…ヤスさんの周り方々、照雲、幸子さん、たえ子さんらの優しさやアキラへの愛情に昔を懐かしむと共に昭和の良かった部分が見えてくる…
    美佐子さんが亡くなってヤスさん一人で悩みながら子育てしている姿には親の有り難さを痛感する…
    家族って素晴らしいな、ほんの些細な日常にも幸せを感じながら感謝の気持ち生きていきたいなと思える…出会えて良かった本。
    皮肉な事に伊坂幸太郎

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    2026年07月19日
  • きみの友だち

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    自分も夢中で読んで、中高生の子供らもあっという間に読んで、親子で楽しめる本。仲良しとは。いじめとは。負ける悔しさ。自己嫌悪。憐れみへの怒り〜ブンちゃんがモトくんに思わずなぐりかかった、のくだりは、読ませるなぁと思いました。

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    2026年07月12日
  • とんび

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    号泣した。本を読んでこんなにも感動したのは初めてだ。結婚して子供が欲しいなと強く思えた。家族って良いな。人は一人では生きていけないということがよく分かった。色んな人に支えられて、気付かないうちに色んな人を支えている。そんな本だった。将来結婚して子供ができたらまた再読したいと思う。見える景色が変わってくるんだろうなぁと思った。

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    2026年07月06日
  • くちぶえ番長

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    ネタバレ

    やっぱり重松さんの代表作と言っても良いでしょう!!
    今まで読んだ本で1番ぐらい良かったです♡
    重松清の本を読む方は、まずこれを読んだほうがいいでしょう…。

    [主な登場人物]
    マコト(くちぶえ番長!!)
    ツヨシ(どんどん強くなっていく!!)
    オツボネさま(ツンツンしている)
    ガムガム団(6年生のいたずらっ子)

    [あらすじ]
    いつもガムガム団にいじめられている4年生。
    そんなツヨシの前に現れたのは頭にチョンマゲを
    しているくちぶえが上手なマコト。
    転校してきた時には「この学校の番長になる!」と宣言した。
    マコトの父はすでに亡くなっている。
    そんな嫌な思い出があるものの、ツヨシと一緒に
    どんどん

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    2026年07月05日
  • みんなのうた

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    ずっと読んでみたかった重松清さん、はじめて読みました。
    それぞれの登場人物の気持ちが、どれも共感できました。
    田舎独特の人間関係って面倒くさいこともあるけれど、やっぱりあったかいなぁと感じるお話でした。
    童謡「ふるさと」を、おばあちゃんのキミさんが歌う場面は、思わずホロリときました。

    また別の作品も読んでみたいです。

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    2026年07月05日
  • とんび

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    【父親になったときに読む本】

    妻を亡くした不器用な父親のヤスさんが、一人きりで一人の息子を育てる物語。親になって初めてわかる感情が、この本には溢れている。

    不器用な愛情表現で、息子を傷つけたことばかりだったが、ヤスさんは男手ひとつで息子と向き合った。月日が流れるにつれて自分の手から息子が離れていく寂しさ、育った息子を誇りに思う気持ち、その息子が結婚し孫を持つという覚悟。親ひとり子ひとり、言葉では表せないかけがえのない親子の絆を感じられた。

    周りで手を差し伸べてくれる人たちに囲まれ、ときに叱られ、ときに共感し、家族のように一緒になって一人息子のアキラを育てる場面も心打たれた。備後という田舎

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    2026年06月28日
  • せんせい。

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    泣ける短編集。
    先生も人間で、年はとるし、経験と共に見える景色も変わってくる。責任感もあれば諦めることもあるだろう。でも教え子を思う気持ちは熱いものがあるのだ。同窓会で久しぶりに会った先生方が言っていた。教え子の成長が何よりもの喜びだ、ずっと応援している。あなたたちはこれからが花盛り。
    「にんじん」が一番印象に残った。

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    2026年06月29日
  • とんび

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    めっちゃ良かった!涙止まらんかった!
    不器用な父の愛情、子の親への愛情、とにかく愛に溢れてて読んだ後、温かい気持ちになる。
    今日のアキラは今日しか見れないみたいなことをヤスが言ってて大切な人との時間をもっと大切にしなきゃなと反省。

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    2026年06月24日
  • 青い鳥

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    あの頃の自分が隣に居たらなんて声をかけてあげるか、この本を読んでちょっぴり分かったような気がした。

    1番最後のお話が好き。大切な人たちのこと、下の名前でたくさん呼びたいなって改めて思った。

    お友達からプレゼントしてもらって大好きな1冊になりました、ありがとう。

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    2026年06月18日
  • 十字架

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    ネタバレ

    この本に出会えた事を感謝したい。私は今まで様々な本を読んできたが1番良かった。この本から学ばされたことを忘れないでいたい。

    私はあと1年程で中学2年生…そうフジジュンが死んだ時と同じ歳になる。テレビでたまに見かけるいじめによる自殺。泣いて気持ちを話す親。なんだか遠く感じていた。でも、この本を読み進めるにつれてなんだか胸がだんだん苦しくなってきた。私も十字架を背負わされるような気がした。辛くて苦しくてどうしようもなくて何度か本を閉じてしまった。

    親はこの苦しみから解放されたくなかったのかもしれない、その言葉を読んだ瞬間、頭に電流が走った。上手くあらわせないがこの言葉が本当に好きだ。また、ナイ

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    2026年06月17日
  • 愛妻日記

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    ネタバレ

    主人公の凌辱に対して恍惚を覚える妻。愛妻家の主人公が妻を辱めたことではなく、妻を愛していて、望むことはなんでも叶えてやりたいと思っていたのにも関わらず今まで「辱めなかった」ことに自罰的感情を抱いている。
    本来非道徳的だと思われる行為も、受け手の感情次第では相互的で強力な道徳に塗り変わることに衝撃を覚えた。
    自らの願望を解放することが真の道徳だとすれば、みんな社会通念に基づいて不道徳をこなしているように思える。
    相互間の真の道徳を目指し、より愛を深めるためには社会通念上の表面的道徳を破壊することも手段なのかもしれない。

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    2026年06月17日
  • せんせい。

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    重松清は、すごい、やっぱり胸をグッと掴んでくる。
    『流星ワゴン』を読んだのは何歳の時だったかな。涙が次から次に溢れてきて、切なくて寂しくて、だけどどこか希望を感じて心が潤うのを感じた。
    あんな気持ちにはもうなれないと諦めていたのに!
    初っ端の話から、泣けた…。

    「ロックは始めることで、ロールは続けることよ。ロックは文句をたれることで、ロールは自分のたれた文句に責任とることよ。ロックは目の前の壁を壊すことで、ロールは向かい風に立ち向かうことなんよ。」

    ー続けること、生き抜くこと。それがロックンロール。なのかな。

    「センセ、ボクはロールしよりますか。キープ•オン•ローリングしよりますか。止ま

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    2026年06月05日