重松清のレビュー一覧

  • 見張り塔から ずっと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【あらすじ】
    発展の望みを絶たれ、憂鬱なムードの漂うニュータウンに暮らす一家がいる。1歳の息子を突然失い、空虚を抱える夫婦がいる。18歳で結婚したが、夫にも義母にもまともに扱ってもらえない若妻がいる…。3組の家族、ひとりひとりの理想が、現実に浸食される。だが、どんなにそれが重くとも、目をそらさずに生きる、僕たちの物語―。「カラス」「扉を開けて」「陽だまりの猫」。

    【感想】

    0
    2017年08月15日
  • みんなのうた

    Posted by ブクログ

    東大受験三浪し、地元の田舎に帰ってきたレイコさんとを中心に、田舎と家族に起こる出来事が描かれる。
    心の処方箋になるような、温かい話であるが、レイコさんと自分を重ね合わせてチクリチクリと来た場面も。

    どんなエラジンさんになっても…
    親切の基本は…
    ふるさとに帰って…それで頑張れる

    気に入った文章。

    0
    2017年08月12日
  • ゼツメツ少年

    Posted by ブクログ

    心に響いた言葉
    『赤ちゃんは抱っこして落とせば簡単に死ぬ。鼻と口を塞いだら簡単に殺せる。自分より弱いものを抱いて守ってやってる時の感触や気持ち。忘れたくない』


    『大事なのは想像力』


    『誰かのことを変わってるって思う人は自分の世界がまだそれだけ狭いという事。世界が広がればそんなの別に変だとは思わない。』
    その通りだと思う。その人も普通だと思ってやっているのだから、変ではないはず。自分の世界が広がればそれも普通なのだ。

    0
    2017年08月11日
  • みんなのうた

    Posted by ブクログ

    家族のために、地元のために。
    それが回り回って自分のためになるのだろうか。
    ありがちな「地方を盛り上げる活動」ではなく家族が軸になっているからとても身近に感じることができた。

    0
    2017年08月09日
  • ロング・ロング・アゴー

    Posted by ブクログ

    あとがきにある通り、「気をつけ、礼」の姉妹本みたいな内容。単行本では「再会」というタイトルだったそう。私はそっちの方がしっくりくるかなー。
    大人になって、子供の頃の思い出の人との再会。生きて会えるかどうか、は別にしても、思い出すだけで、その人の中では「再会」に等しいんだろうなぁ。

    0
    2017年07月25日
  • なきむし姫

    Posted by ブクログ

    ライトノベル。裏表紙に「ホームコメディ」と書かれていたけど、それには疑問。コメディではないけど、でも同じ家族がテーマではあるけど、「流星ワゴン」ほど重たい話ではなく、本当にライト。電車の中でサクッと読み終える。深みを求める人には物足りないかも。

    0
    2017年07月13日
  • 空より高く

    Posted by ブクログ

    久々の重松さんの本。
    大好きな作家さんのひとり。
    この本が54冊目。
    通称”トンタマ”、東玉川高校。
    廃校が決まっている、最後の3年生。
    何をするにも”終わり”がチラつき、カウントダウンの毎日。
    そこにジン先生が非常勤講師としてやってくる。
    「レッツ ビギン」と叫ぶジン先生。
    最初は暑苦しいと感じていた生徒たちが…

    「レッツ ビギン」って、懐かしの「飛び出せ青春」を思い起こさせるセリフですよね(笑)
    重松さんの青春小説です。

    0
    2017年07月08日
  • ゼツメツ少年

    Posted by ブクログ

    ストレスのはけ口がイジメに繋がっているのか、部活動のような没頭できる事を見つければ、解決するという単純な問題でもないか。経済が豊かさが増えても、こころの豊かさは伴わない。2017.7.6

    0
    2017年07月06日
  • 半パン・デイズ

    Posted by ブクログ

    重松作品らしさがまた存分に出ている内容。自分も小学生時代にこんなことがあったなと懐かしくなるような作品。

    0
    2017年07月02日
  • ブランケット・キャッツ

    Posted by ブクログ

    重松清さんは初めて読んだ。人気があるのがわかるし上手い作家なんだろうと思う。
    けど、かなりリアリティがあって心苦しくなる。頼みもしない置き土産をおいて置かれたよう。悪くはないけど、しばらく敬遠しそう。
    嫌われ者の猫と大家さんの話が一番よかった。

    0
    2017年07月02日
  • 希望ヶ丘の人びと(下)

    Posted by ブクログ

    妻が思いを寄せていたという、希望ヶ丘のえーちゃんが登場。
    様々な事件が起こるが、同年代のオヤジ同士での友情が芽生えたりとホロッとくる場面もあり。
    色々と考えさせられる人間関係とか、重松さんらしい。

    2017.6.11

    0
    2017年06月12日
  • 希望ヶ丘の人びと(上)

    Posted by ブクログ

    亡くなった妻が学生時代を過ごした「希望ヶ丘」に、娘と息子と越してきた田島。
    そこで塾の教室長として働き始めるが、親からのクレームに四苦八苦することに。
    また、妻の同級生たちとの思い出に触れながら、その同級生たちの現状にも行き当たる。
    一方、子供たちの抱える問題も…
    今のところ、妻の帰りたかった「希望ヶ丘」にはいいところがひとつもないのだ…

    2017.6.10

    0
    2017年06月10日
  • リビング

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    共働き夫婦の引越し先のお隣の太田家は、
    理想的なお花畑の庭かえって押し付けがましいと、
    早々に近所づきあいに悩む日々。

    鯉のぼりを見渡せる田舎で、
    それぞれの人たちの抱える事情。

    おばあちゃんの唯一の友達との不思議な関係を疑問に思い
    自分の親友とのケンカと、納得したわけ。
    離婚寸前の夫婦が
    夫の母の墓参りで、かつて母が言っていた言葉の意味。

    仕事で悩む妻に追い打ちをかけるかのような太田家からのバーベキューの誘いと、突然の雨。

    同窓会に出席するつもりで、
    家事と育児から解放されたと思ったけれど
    冷静になって実感したこと。
    本家の一人娘にこき使われて
    革命を起こそうとした分家の嫁たちと

    0
    2017年06月06日
  • ブランケット・キャッツ

    Posted by ブクログ

    重松氏の小説にしては心理描写がイマイチ。
    氏の作品は、基本傑作。時折、ハズレあり。
    今回は疲れている中書いたのかも。

    0
    2017年06月03日
  • ファミレス 下

    Posted by ブクログ

    さくさく読めて面白かったです。ただ、下巻の方は登場人物に良い事を言わせてやろうみたいな押し付けがましさがあって、くどかったです。エリカ先生の小手先クッキングは面白いですが、体に悪そうですね。

    0
    2017年05月28日
  • 希望の地図 3.11から始まる物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    震災ものは、涙なくしては読めないね。
    しかも本書は、小説という形をとってはいるが、中身はというと取材にもとづいた事実の連続。

    (詳しく調べたわけではないが、内容と構成と文庫裏表紙のあらすじ書きからすると、実名かどうかは別としても、きっとみな事実なのだろうと推測)

    作中何度泣かされたことか・・・。しかも、涙が浮かんでくる、とかでなく“こぼれ落ちる”レベルで。

    理不尽な自然の仕打ちに懸命に立ち向かう男たち、リーダーシップをとり虐げられた人々を導く者達の姿の、なんと格好よいことか。

    一読の価値ありと、声を大にして薦めたい一冊。
    いや、日本人はこれを読むべきだろう、とも思える。


    ・・・ただ

    0
    2017年05月23日
  • ロング・ロング・アゴー

    Posted by ブクログ

    大人には必ず子どもの時代がある。
    子どもの時代があったおかけで、
    大人になります。
    純粋でまだ何も知らない子ども時代だからこそ
    大人になってからより、
    傷つきやすいし、逆に楽しいんだろうなぁ。
    大人になっても、自分の核にあるはずの
    子どもの気持ちを忘れずに楽しく前向きに生きたいものです

    0
    2017年05月17日
  • トワイライト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「40歳になったら開けよう」と埋めたタイムカプセルを、学校が閉校になったため1年早く開けることになった。
    ジャイアンと言われていた徹夫と、しずかちゃんのようにしっかり者の真理子夫婦。のび太と言われていた克也、誰とも群れずに孤高を保っていた文学少女ケチャこと淳子、たった数ヶ月だけしかクラスメートではなかった転校生の杉本、そして、ずっと変わらずにのんびりマイペースの浩平。

    夫の暴力により家庭崩壊寸前の徹夫と真理子。かつての天才少年克也はリストラの対象になり、カリスマ予備校講師だった淳子の人気は翳っていた。
    あのころの未来はバラ色ではなかったのか?

    もう、読み進むのが辛くて辛くて。
    ねっとりと絡

    0
    2017年05月14日
  • ロング・ロング・アゴー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「いいものあげる」なぜ美智子ちゃんの寂しい部分が一番伝わる。
    「ホラ吹きおじさん」こんなおじさん、僕の人生にもおるよ。
    「永遠」ユウちゃん。こんな奴もいたわ、今だに再開してないけど。
    「チャーリー」スヌーピーもチャーリーブラウンも僕の人生にないけど、そういう反面教師的なのもあるよ。言いたいことは理解できる。
    「人生はブラの上」こんな奴もおったなぁ〜。僕の人生のムウちゃん。愛してやまない彼だった。
    「再開」最初の美智子ちゃんの連作ですね。僕も美智子ちゃん好きなほうだったので結末はかなしかった。

    0
    2017年05月10日
  • 娘に語るお父さんの歴史

    Posted by ブクログ

    1963年生まれの著者は、本作が刊行された2006年の時点で43歳。自分と同い年の男性を主人公に据えた、フィクションでありながらノンフィクション、自伝エッセイでもある1冊。文庫化されたのがその10年後の2016年で、著者は53歳。それと同年代の人はきっと生まれ育った時代を振り返りながら読めるはず。

    1963(昭和38)年生まれ、43歳のカズアキには同い年の妻、それに中学3年生と小学校3年生の娘がいる。長女が冬休みに「お年寄りから話を聞く」という宿題を受け、じいちゃんばあちゃんに話を聞いたところ、戦時中の悲しくひもじい話が目白押し。長女がカズアキを馬鹿にするように言う、「お父さんてさあ、ほんと

    0
    2017年05月15日