重松清のレビュー一覧

  • 季節風 夏

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    終わりの後の始まりの前が、たっぷり詰まった短編12編

    最後のあとがきで、夏という季節がいかに終わりというフレーズに相応しいかが書かられていて、少し納得。

    終わり=人が乗り越えていくもの。人の死も然り、卒業も然り。本作で印象的だった終わりは、死んだ兄の奥さんが再婚することによる、家族との別れ。一回家族になり、孫も出来ても、再婚することで赤の他人になる。嬉しいような、悲しいような。。。
    人はそれらを受け入れて、少しずつ変わっていく。変わっていくから人であり、人はみな変わっていく。

    死に関わるテーマが多いけど、なぜか身近に感じられるエピソードが多い。ストーリーに入りやすくて、読みやすく面白いで

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    2012年07月06日
  • かっぽん屋

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    重松先生の短編小説集。A面B面に分かれていて,B面には田村章名義で発表された作品もある。個人的にはB面のほうが面白かったかな。
    他の重松先生の作品があまりに感動的だからなのか,SEXの描写を見ると,嫌な気分になるんだよな~。

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    2012年06月14日
  • 明日があるさ

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    少年犯罪や家族、教育や少年時代の思い出などをテーマに描かれたエッセイ集。
    割とライトで楽しい文章で読みやすい。

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    2012年05月29日
  • 口笛吹いて

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    過去の英雄、過去の栄光。変哲もない今を生きる上で、それらのものがどう影響するのか・・・同じような年代を生きている自分と重ね合わせてしまう。結論をつけるのを急ぐのはよくないことと分かってはいるものの、どうやって生きていけばいいのか、よくは見えないのかも。

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    2012年05月01日
  • 季節風 秋

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    意図して、そのようにしているのだと思うが、この小説の作品はどれも歯切れが悪い終わり方のものが多かった。

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    2012年04月02日
  • 口笛吹いて

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    何か大事なものを喪失した時、人は動揺し不器用にごまかしながらも歩んでいく。切ないねぇ。
    「春になれば」に涙。

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    2012年03月07日
  • あの歌がきこえる

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    重松さんの作品は好きでよく読んでいたが、ちょっとした退屈感を覚え、読むのを休止していた。そしてこの本で復帰。
    久々に読む重松作品、やっぱりいいね!
    どことなく哀しみを含んだ物語、それが重松作品の特徴の一つだと思う。でもそれがラストには必ず心温まるお話に変わってしまうから不思議。
    そして今回の作品は、時代ごとにヒットした歌謡曲を混ぜ合わせてそれを物語にうまくリンクさせているのが面白い。吉田拓郎、さだまさし、南こうせつ・・・などなど。
    個人的には結構世代はズレるが、丁度親父たちが青春を過ごしたであろう時代の歌が、なぜかぼんやり、薄っすらと世代が違う俺にも共感と懐かしさと感動の響きで伝わってくる。

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    2012年12月07日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    ある企業の社内向けに描かれたという本。見かけは絵本ですが、そのわりには読み応えもあり、定年を迎えるおじいちゃんの最後の工場で働くところを孫が見学に行くという設定で、心にじんわりと響くいいお話でした。内容は高学年向きなのに、絵本の形なので、紹介しづらい。ただ、塾に行っている子は、問題として良く取り上げられる重松清を読みたがるので、読むかもしれません。

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    2012年02月12日
  • 季節風 冬

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    重松さん大好き。

    重松さんらしい短編集。
    どれも良かったけど、じゅんちゃんの北斗七星が良かったかな。
    バレンタインデビューはほのぼのと笑えてしまった。

    春と夏も楽しみです

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    2012年02月04日
  • 見張り塔から ずっと

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     3編のいずれも近い世代のテーマであり、身近にありながら重苦しいものにふれた気がしました。重松さんの少し長いあとがきまでを含めて世の課題となる作品だと思います。

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    2012年02月03日
  • 小学五年生

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    17の短編、すべての主人公が小学五年生です。
    ませている子もいれば、生意気な子もいるし、
    おとなしめの子もいれば、影の薄そうな子もいる。

    そういういくらかはっきりとしたキャラ立てをされて、
    出てくる少年たちではありますが、
    17人の少年、すべての要素が、きっと、重松清という作者の中にあるのかもしれないし、
    読んでいる人の中にも、17人の中の多くと符合する性質を備えていることでしょう。

    昔はよく思ったんですよ。
    伝記とか人物特集とかを読むと、
    「あぁ、彼と彼を合わせた性格がこの偉人だな」だとかって。
    同じように、漫画とかドラマとかのキャラの誰と誰をプラスすると、
    友達のA君になるなぁだとかも

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    2025年06月18日
  • エイジ

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    昔世間で話題になった犯罪をおこす「14歳」の周辺の「14歳たち」を描いたお話。
    当時の私も年齢が近かったので、リアルに描かれた日常風景は思い描きやすかったけど、だからなんなんだ、という感想に留まってしまった。センセーショナルな話題なのに、普通に徹底しすぎてて小説としてどうなんだろう。
    スラスラ読めたけど、重松清作品がとても好きなので期待しすぎてたせいかも。

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    2012年01月24日
  • 青春夜明け前

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    田舎の小学生・中学生・高校生がそれぞれ主人公になった短編集。
    いつもの重松清の舞台設定に登場人物。
    題材は主に男子の馬鹿馬鹿しい下ネタで、私もそこはさすがに思い出に浸れなかったけど、「元」男子の人ならグッときたんじゃないだろうか。
    それでも最後の「春じゃったか?」は、高校卒業前の揺れる気持ちを丁寧に描いていてとても良かった。

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    2012年01月24日
  • 哀愁的東京

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    一度挫折し、今に没頭し奔走するけれど、
    人と向き合っていくことで、
    和解できたり、支えてもらえたり。
    そして徐々に自分と向き合う準備ができていく。

    静かにいろんな人の人生がつむがれつつ、
    1人の絵本作家を動かしていく素敵なお話。

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    2011年12月24日
  • 見張り塔から ずっと

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    ネタバレ

    おもしろさ☆☆☆☆
    読後感  ☆☆☆

    ということで☆3つにしました。
    3編とも、人物描写がリアリティにあふれていて
    リアルなのに、意外性があって(つまり小説にはあまりない感じ)
    それがとてもおもしろく読めました。
    でも、作者のあとがきを読むと納得するけれど、
    全部「結末を決めていない」のが好みではないです。

    でも、重松さんの作品はまた読みたい!

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    2011年12月19日
  • 愛妻日記

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     真面目な作家が書いた官能短編集である。著者の他の作品は、ブランケット・キャッツと、あとはyomyomに掲載されていたもの等しか読んだことはなかった。ハートウォーミング系ではない作品はどうなのだろうかと思い、書店で手にとって読んでみようと思い、購入した。
     官能小説を、自腹で買って読むことはまずないのだが、なぜか家にはフランス文庫やそういう雑誌の古いのやらがあって、読んだことはある。そういう、官能小説というより、エロ小説とはちょっと趣が違うと感じた。著者は自分の小説のファンの層を意識せざるをえないだろうし、一流のエンターテインメント作家なのだから、自分の妄想と嗜好で突っ走るような作品は書かない

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    2011年12月17日
  • リビング

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    ひとつの家庭を軸に展開される色んな家庭の日常を紡いだ短編集です。

    おじさんとこどもの描写のリアルさはこの作者の右に出る人はいないのではないか?と毎回思わされます。
    丁寧にリアルにそして優しい視点で描かれています。
    重松ファンならさらりと読めて軽い読書に丁度いい感じでお薦めです。

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    2011年12月14日
  • 愛妻日記

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    重松清初のエロ小説
    エロ小説なので、男性側の視点ばかりなのが不満ですが、まあまあいいできだと思う。

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    2011年12月02日
  • 見張り塔から ずっと

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    いつ頃読んだんだかも忘れてしまった本。
    あぁ、夫婦のお話が3つ。あまり僕とは被さらない内容のためピントは来なかったが覗き見る他の家庭事情はこんなものなのか?なるほど。

    見張り塔からずっと、見てるのはカラスだね。きっと。

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    2011年11月30日
  • 愛妻日記

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    愛妻家の僕にはピッタリかと思って・・・これは短編でサクサクと読めそうなので買った。

    これも面白い、官能小説。
    もうちょっと、どろどろとした描写でセックスを書いてくれたら面白いと思ったが、妄想壁のある僕の想像を掻き立てるには、この辺りでいい事に気付いた。
    よくある事だが、活字で想像する描写を映画やDVDなんかで表現されることがあまり好きではない僕ですが、このDVDが出されてることを知った。

    是非、拝見したい。

    やっぱり、アダルトコーナーにあるのかなぁ~


    で、2冊読んでわかったことは重松清は無類のガードル好きで僕以上の変態であること。

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    2011年11月29日