世紀末の隣人

世紀末の隣人

607円 (税込)

3pt

池袋の通り魔、音羽の幼女殺人、少女監禁、カレー事件、リストラ、田舎移住、ニュータウンの30年……。世紀末の1年の事件は、21世紀のいまも「現役」。遠くて近い隣人たちのドラマに寄り道しつつ迫ってみると、そこにはあなたとよく似た顔が――。直木賞作家による異色ルポルタージュ。(『隣人』改題)

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世紀末の隣人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    重松清による、20世紀末に起きた事件等々のルポルタージュ。新鮮でした。
    「世紀末」の、独特の世間の空気を感じられた気がしました。もう少しひとつひとつの事件について掘り下げて欲しかったような気も。

    0
    2012年08月20日

    Posted by ブクログ

    タイトル通り世紀末に起きた事件や問題について書かれたルポルタージュ作品。
    風化し、忘れ去られたような、今となってはもう過去でしかない話。 だけど、その原点への寄り道、無駄足あるいは蛇足こそが隣人達を再び今に蘇らせている。
    「夜明け前、孤独な犬が街を駆ける」
    「支配されない場所へ」
    「寂しか

    0
    2013年02月06日

    Posted by ブクログ

    読み物作家の重松清による、国内ルポルタージュ。
    とても謙遜した書き出しで始まるこの作品は、雑誌に寄稿されたもので、当時ワイドショーなどで話題になった事件や、過去に話題になった事件などの現地(現場)を「寄り道」、「無駄足」と称した彼なりの(実際の移動、思考の中での)歩き方で事件についての外延を描き出し

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    20世紀末、実際に起こった事件などの、ルポルタージュ。たまに「ん?」と思うときもありますが、切り口が面白いです。人によっては、今までとはちょっと違った「事件」との関わり方が見つかるかもしれませんね。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ルポルタージュ。重松清がどんな人なのか知りたい人には良いのかも。
    事件が起きた現場に行き自身の感想を述べていて、そういえばそんな事件があったなと思い出す。
    帯に寄り道、無駄足のノンフィクションと書かれている。
    目新しい事は無いのだけれど、重松清はこの事件に関してこんな風に考えていたのだなという作品。

    0
    2022年03月15日

    Posted by ブクログ

    期待してなかった分面白く読めた。
    事件が起こるとそれに少しでも関係した人の数だけ色々なドラマが続くが、部外者はその状況をすぐに消費し、歪な印象のみを残す。

    0
    2016年03月07日

    Posted by ブクログ

    尊敬する作家の一人、重松清さんが初めて臨んだルポルタージュ。
    ご本人いわく、寄り道、無駄足、蛇足だらけの一冊で
    世紀末に起きた犯罪や出来事に縁のある土地を訪ねて書かれたものです。

    西暦2000年はあたしがハタチになった年で
    当時の出来事で鮮明な記憶に残っているのは
    和歌山で起きたカレー砒素混入事件

    0
    2014年02月14日

    Posted by ブクログ

     作家、重松清が事件現場を訪ね自分の目と周辺の取材を駆使し、事件のなぜに迫る。事件が起こる要因がどこにでも潜んでいるのならば、わたしたちは安心して暮らすことはできない。全ての事件に共通しているのは、どこでも起こりうることなのだといことなのだ。本の題名がそれを語る。

    0
    2012年10月17日

    Posted by ブクログ

    こればっかりは賛否両論仕方ない。
    中途半端な私は星三つという軟弱者。
    でもどっちかっていうと反対意見。
    しかし、読み物としてはとても興味深い。

    足し算の原理はあたしもそうかもしれないなあ。
    そうだよね、単純に「増える」とかそういうことじゃないよね。

    でもなあ、これ「重松清」っていう優しいルポライ

    0
    2011年01月31日

    Posted by ブクログ

    家族や教育などを中心に執筆している著者が、社会問題、とりわけ家族が絡む問題、にスポットを当て、ルポを書いている。
    新聞やニュースでの取り上げられかた、とは異なっているのは間違いない。異なっている、といいうよりは一歩踏み込んでいる、といったほうがいいかもしれない。
    一つの事件に対する視点が変わります。

    0
    2010年08月27日

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