重松清のレビュー一覧

  • ひこばえ(下)

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    全体的にそれぞれのキャラが分かりやすくなっているなという感じ。
    ドラマにしたら神田さんとかや真知子は必要不可欠な存在なんだろう。私は真知子の言動がいまひとつ好感持てなかったんだけどね
    読みやすかったけどその分斬新さはない、ありきたりといえばありきたりの人情物語かもしれない。

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    2023年03月08日
  • 疾走(下)

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    15歳の少年が背負った過酷な運命。
    物語の行く先に一筋の光も見えないなんて絶望感しかない。
    『誰かと繋がりたい』と一心に願う彼を救ってくれと思いながら読み続けた。
    繋がることでかえって苦しくなったとしても、誰とも繋がらないよりはマシなのだろうか。
    何かしらの傷を負った人が現れては物語から消えていく。
    彼らにとっての救いとは何だったのか。
    シュウジにとっての救いとは何だったのか。
    彼を大切に思う人間がこの世に存在していること。
    そのことにもっと早く気づいていれば、何か違っていたんじゃないだろうかと考えてしまう。

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    2023年03月05日
  • 疾走(上)

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    幼少期から15歳までのシュウジの人生は暗澹としている。
    将来への希望は萎み、少しずついろんなものを諦めていく。
    彼が「ひとり」になっていく過程を残酷なまでに描いた作品。
    どんな結末を迎えるのか分からない。
    ただ、アカネやエリや神父さんの存在が彼にとっての救いになれば良いのにとは思う。

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    2023年03月05日
  • みんなのうた

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    夢破れ 田舎に帰って来た主人公の話

    何となく東大受験に何度も挑み
    何度も落ち
    何で大学に行きたいかも分からない
    田舎に戻り でも勉強し
    無難な大学にするか…東大また挑むか…

    自分の場合は、ずっと何となく生きてしまい
    小さい頃からの夢もなく
    カレーを食べればラモスになれると思っていた(Jリーグカレーじゃん!!)
    でも、この主人公のように がむしゃらに挑むとか 自分には無かったかなぁ

    人は選ぶ道が間違ってても、それを正解として進んでかなきゃイケないし

    自分はどちらかと言えば、主人公の弟さんっぽい性格かなぁ…2話のコイノボリの話はグッと来たなぁ

    とにかく元気で居ればいいし
    目標があれば挑めば良いし
    無理だったり、状況的に無理ならその環境内で1番いい選択して誰のせいにもしない。
    ってのが1番だと思う

    自分のいる場所が
    良いと思えば【城】になるし
    悪いと思えば【牢】となる

    でも田舎の過疎化は嫌ですよね
    どっちかって言うと田舎の方が好きですし…

    ※結局 話は変わるけど何が言いたいかって言うと
    【野球バンで「消える魔球は3回まで!」と決めてるのに4回目使うと 友達は暫く話してくれないよね?】って事!!

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    2023年03月04日
  • ファミレス 下

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    50代〜大人の後半戦、これからの生き方、夫婦や家族のあり方など色々考えさせられた。
    子どもが小さかった頃が我が家の幸せのピークだったなぁ〜なんて私も思うこともあるけど過去の思い出があって今の幸せがある。これからは"半身浴"で家族から体の半分をだして自分の生き方を考えよう。

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    2023年02月18日
  • 一人っ子同盟(新潮文庫)

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    消化しきれない事を受け止め乗り越えようとする子供が過ごした世界は、思春期を過ごした10代の頃の息苦しさを思い出す一方、瑞々しさもある作品。

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    2023年02月15日
  • ひこばえ(上)

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    ずっと昔に別れた父親が亡くなりその
    痕跡を辿っていく話。主人公の姉や娘
    友人などの色々な家族の形を描いている

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    2023年02月10日
  • ファミレス 上

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    自分と同世代の同じような環境の夫婦のストーリー。
    子育てが終わって「おひとりさま」行動をとりたがる美代子さんの気持ちに共感できる。 
    作ってみたくなる簡単で美味しそうな料理も沢山あってメモに残した。
    結末はどうなるのか、下巻が楽しみ。

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    2023年02月08日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    あまり好みではなかった。
    全体的に良い話にまとまり過ぎているし、終わり方や書き手の視点も切り替わりがよくわからなかった。

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    2023年01月31日
  • 空より高く

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    自分達の代を最後に閉校する高校。閉塞感を打ち破ったのは一人の先生。
    終わりから始まりへ。何かを始めるときは躊躇して足踏みするけど、始めなきゃ変わらない。始めた先の喜びは足を踏み出し進んだ人にしかわからない。
    青くて拙い主人公達から一歩踏み出す勇気を貰える。

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    2023年01月28日
  • 季節風 春

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    ツバメ記念日
    そんなにいい話かな。
    パパの行動にイライラした。
    ママが働きやすいように、ママの職場近くに引っ越すことはできなかったのかな?
    夜にパパが帰ってきてから仕事にでることをなぜ止められなきゃいけないの?無理かどうかはママが判断すればいいんじゃないの?体調を心配するならパパの仕事をセーブして、ママが働きやすくすればいいんじゃない? 
    娘に熱が出た時も、羽田についたら娘のところに直行しないの?なんでパパだけちゃっかり仕事片付けてるの?それでママの仕事の邪魔する。

    離婚してパパ1人に娘を育てさせたらよかったんじゃない?

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    2023年01月25日
  • みんなのうた

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    家族のせい?家族のため?
    めんどくさい繋がりの一番近い存在。甘えがあるため言いたいことも言い過ぎてしまいがちで、反面、言い難いことも沢山。
    レイコさんの葛藤、家族、田舎のしがらみもよく分かる。でも結論は出せないけど、大事にしたいものが、よく伝わってきました。
    重松さんの作品は、なんともならないことになんとか着地点を見つけようとする、やるせなさを自身に重ねて考えさせられます。

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    2023年01月11日
  • 見張り塔から ずっと

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    3編の話のどれも、息苦しく胸が締め付けられる話でした。

    重松さんには珍しく、一切の救いがない話(元々完璧なハッピーエンドの物語は少ない印象ですが)
    どうにもならない現実と向き合っている人間たちの姿を、観劇ではなく『目撃』させられている感覚のお話でした。

    あとがきを読んでなるほどなぁあって感動した作品

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    2023年01月09日
  • ファミレス 上

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    子どもたちが家を出て二人暮らしになった夫婦の話。
    ファミレスがファミリーレスかもって言う言葉が印象的。

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    2023年01月05日
  • トワイライト

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    小学校のタイムカプセルを掘り出した日から、始まる物語。読みながら、小学校の友達って私立に行くとご縁が無くなるな〜って思った。

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    2023年01月04日
  • みぞれ

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    定期的に読みたくなりますよね。
    重松清さんの作品って…
    個人的に重松さんの大人(ミドル世代)を描く短編集って大好きです。
    子供を描かせてもピカイチですが。
    今回も胸に来る話が色々あり、好きなのは
    砲丸ママ、遅霜おりた朝、石の女、ひとしずくなど。
    やっぱり良いですね。ただ本作に収録されているものは温かい感動よりも寂しくて胸が痛む作品が多かったような気がします。

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    2022年12月17日
  • 疾走(上)

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    「流星ワゴン」「ビタミンF」を読んだ後だからか作者に対するイメージががらりと変わる作品。

    田舎に住む主人公の少年が家庭の崩壊や街の開発などのしがらみによって“ひとり”になってゆく上巻。

    彼の置かれた“ひとり”という状況は孤独なのか、孤立なのか、孤高なのか-

    暗く、重く、生々しい表現が多いのでずしりと響くものがあるけれど何故か一気に読めてしまいます。

    オススメできるかどうかは、微妙。
    好きな作品と言えるかどうかも下巻を読んでからでないと決められません。

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    2022年11月03日
  • みんなのうた

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    都会か田舎かどちらを選ぶかは別にして、田舎と家族のあたたかさが、じーんと沁みるお話でした。

    特に第5話の「エラジンさん」は、本物のエラジンさん(=偉い人)が田舎だからこそ共に生きていけるお話で、いい話だけど切ない。

    東大受験に3度失敗した末に、将来に行き詰まり実家の田舎に戻ったレイコさん。
    今まで嫌で仕方なかった梅郷の暮らしだったけど、3年ぶりに帰ってみると、家族や友人の温かさに気づき、このまま田舎もいいかもと気持ちが揺らぎ始める。家族のためにも地元の大学へ進学しようと思うと話すレイコさんは、「家族のせいにするんだね」と言われてしまう。
    レイコさんは思う。
    「家族のためと、家族のせいの違いを教えてよ」

    大事に違いないけど、時に重い家族。
    重松清さんは、いつも問いかけてくるね。

    ただ、今の時代はまた少し違うかな?
    田舎とはいえ、少し古くさく感じたな。

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    2022年10月28日
  • ハレルヤ!(新潮文庫)

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    2009年、40代後半に差し掛かった男女5人。かつて学生時代に素人バンドを組んでいた。
    忌野清志郎の死をきっかけにメンバーの1人が再度バンドメンバーに会いに行くツアーに出掛け、それぞれの人生の後半戦が始まっていく。
    生きていれば苦悩や葛藤はいくらでもある。
    30代後半の自分でも勇気がもらえて明日から頑張ってみようと思わせてくれる作品。
    そして10年後も読んでみようと思った作成。面白かった。

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    2022年10月24日
  • あの歌がきこえる

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    重松清。ちょっとませた、小中学生の感情を思い出す。
    作品登場曲が良かった。その音楽を聞きながら本を読むって素晴らしい。この世代に生まれたかったなって思う。今も悪くないけど。

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    2022年10月13日